
JREカードとビューカードの違いは5つ!お得に使えるおすすめを解説
ポイントの貯まり方や特典がよく似ている、JREカードとビューカードスタンダード。モバイルSuicaやオートチャージで便利に使いたいけれど、2枚の違いがよく分からない人も多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、JREカードとビューカードスタンダードの5つの違いを解説します。駅ビルやエキナカをよく利用する人、メインカードとして使いたい人、定期券を一体化したい人や家族カードを発行したい人など、どんな人にどっちがおすすめかを要チェック。お得なカードを上手に活用しましょう。
目次
1JREカードとビューカードスタンダードはどんな人におすすめ?
結論として、JREカードとビューカードスタンダードはそれぞれ以下の人におすすめです。
JREカードがおすすめな人
駅ビルやエキナカでよく買い物をする人
カードタイプの定期券を使いたい人
スポーツ施設ジェクサーを利用する人
ビューカードスタンダードがおすすめな人
ビューカードをメインカードとして使っていきたい人
家族カードを発行して支払いをまとめたい人
JREカードは駅ビルやエキナカで最大3.5%の還元が受けられ、VisaブランドならSuica定期券がつけられます。ビューカードスタンダードには年間の利用額に応じたボーナスポイント制度があり、家族カードの発行も可能です。それぞれの違いをふまえて解説していくので、自分の使い方に合う1枚を選んでくださいね。
ビューカード スタンダード

鉄道・駅ビルの利用でおトク
公式サイトで申し込む PR- Suicaのオートチャージを設定可能・1.5%還元
- ボーナスポイン:年間の利用金額に応じて最大5,250ポイント
- モバイルSuica定期券5%還元
- モバイルSuicaグリーン券5%還元(※モバイルSuicaグリーン券の購入で付与される2%と、その際にゴールド以外のビューカードで決済いただいたときに付与される3%の合計)
- オートチャージを使えばカードタイプでも、モバイルSuicaでも、クレジットカード付帯のSuicaでも1.5%還元
- 国内・海外旅行傷害保険付帯(※利用付帯)
2JREカードとビューカードスタンダードの基本スペック
JREカード | ビューカードスタンダード | |
年会費 | 税込524円 | 税込524円 |
国際ブランド | JCB・Visa・Mastercard | JCB・Visa・Mastercard |
JRE POINT | 基本還元率0.5%:1000円(税込)につき5ポイント | 基本還元率0.5%:1000円(税込)につき5ポイント |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険:最高500万円 | 海外旅行傷害保険:最高500万円 |
追加カード | ETCカード | 家族カード・ETCカード |
ビューカード スタンダード

鉄道・駅ビルの利用でおトク
公式サイトで申し込む PR- Suicaのオートチャージを設定可能・1.5%還元
- ボーナスポイン:年間の利用金額に応じて最大5,250ポイント
- モバイルSuica定期券5%還元
- モバイルSuicaグリーン券5%還元(※モバイルSuicaグリーン券の購入で付与される2%と、その際にゴールド以外のビューカードで決済いただいたときに付与される3%の合計)
- オートチャージを使えばカードタイプでも、モバイルSuicaでも、クレジットカード付帯のSuicaでも1.5%還元
- 国内・海外旅行傷害保険付帯(※利用付帯)
3JREカードとビューカードスタンダードの5つの違い
同じJR東日本グループが発行するJREカードとビューカードスタンダードは、どちらもビューカードの一種です。最もベーシックなビューカードスタンダードと、提携店(駅ビル)独自のメリットがついたJREカードの違いを解説します。
JREカードとビューカードスタンダードの6つの違い
JREカードは駅ビルやエキナカで最大3.5%還元
ビューカードは利用額でボーナスポイント付与
JREカードは年会費無料で持つ方法がある
JREカードのVisaにはSuica定期券をつけられる
ビューカードは家族カードの発行が可能
3-1JREカードは駅ビルやエキナカで最大3.5%還元
還元率 | JREカード | ビューカードスタンダード |
普段の買い物 | 0.50% | 0.50% |
JRE POINT加盟店 | 1.5% | 1.5% |
JREカード優待店 | 3.50% | 1.5% |
ルミネ・ニュウマン | 3.50% | 1.5% |
JRE MALL | 3.50% | 3.50% |
JREカードは、駅ビルやエキナカの買い物で最大3.5%のポイントがもらえる点が大きなメリット。例えば東京駅ならエキュート東京・グランスタ各店・グランアージュ、品川駅ならアトレ品川・エキュート品川、大宮駅ならエキュート大宮・エキュート大宮ノース・信濃の風・ルミネ大宮が3.5%になる優待店です。加えて、ルミネとニュウマンでも最大3.5%の還元が受けられます。
一方のビューカードスタンダードを同じ店舗で利用すると還元率は1.5%なので、JREカード優待店・ルミネ・ニュウマンをよく使う人にはJREカードがお得でしょう。ただし、JREカード優待店以外のJRE POINT加盟店では、どちらのカードを使っても還元率は1.5%となります。
3-2ビューカードは利用額でボーナスポイント付与
年間利用額 | JREカード | ビューカードスタンダード |
30万円 | - | 250ポイント |
70万円 | - | 250+1000=1250ポイント |
100万円 | - | 250+1000+1500=2750ポイント |
150万円 | - | 250+1000+1500+2500=5250ポイント |
ビューカードスタンダードは、年間利用累計額に応じたボーナスポイントがもらえます。年30万円利用すると250ポイント、70万円で計1250ポイント、100万円なら計2750ポイント。年150万円以上利用すれば計5250ポイントも付与されます。メインのクレジットカードとして様々な支払いに利用したい人にぴったりです。
ただし、年間利用額にSuicaへのチャージ、定期券・きっぷの購入分などは含まれません。ボーナスポイントを狙うなら、鉄道利用だけでなく、普段の買い物やネットショッピング、公共料金や携帯電話料金といった支払いを行いましょう。
3-3JREカードは年会費無料で持つ方法がある
年会費 | JREカード | ビューカードスタンダード |
初年度 | 無料 | 税込524円 |
2年目以降 | 税込524円 | 税込524円 |
JREカードは初年度の年会費が無料です。2年目以降は税込524円ですが、まずは手軽に申し込みたいという理由でJREカードを選ぶのもありでしょう。一方のビューカードスタンダードは1年目から税込524円の年会費が必要です。
また、JREカードでJR東日本スポーツが運営する「ジェクサー・フィットネスクラブ」などの月会費を1回でも支払うと、翌年の年会費が無料になります。ジェクサーを利用する人はJREカードがお得でしょう。なお、一部の施設は対象外のため、年会費無料の対象かどうかは直接施設に問い合わせてください。
3-4JREカードのVisaにはSuica定期券をつけられる
種類 | JREカード | ビューカードスタンダード |
Suica付き | JCB・Visa・Mastercard | JCB・Visa・Mastercard |
Suica定期券付き | Visa | - |
タッチ決済付き | Visa | JCB・Visa・Mastercard |
JREカードにはSuica定期券機能付きがありますが、ビューカードスタンダードではSuica定期券付きを選べません。モバイルSuica定期券ではなく、カードタイプのSuica定期券を持ちたい人はJREカードに入会しましょう。
タッチ決済機能付きのカードがほしい人のうち、JCBかMastercardを発行したい人はビューカードスタンダードを選ぶ必要があります。なお、Suica機能付きの場合はどちらを選んでも国際ブランドはJCB・Visa・Mastercardの3種類から選択可能です。
3-5ビューカードは家族カードの発行が可能
JREカード | ビューカードスタンダード | |
家族カード | - | 発行できる |
JREカードは家族カードを作れないのに対し、ビューカードスタンダードなら年会費税込524円で発行が可能です。引き落としが本会員とまとまるので、家族の家計管理をスムーズに行いたい人にはビューカードスタンダードが向いています。
利用累計額によるボーナスポイントも、本会員・家族会員の利用金額を合計して計算されるのがメリットです。貯まったポイントも合算となるため、ショッピング利用や商品交換に賢く活用できるでしょう。
4オートチャージやモバイルSuicaの還元率は2枚とも同じ
還元率 | JREカード | ビューカードスタンダード |
オートチャージ・モバイルSuicaへのチャージ | 1.50% | 1.50% |
モバイルSuica定期券・モバイルSuicaグリーン券購入 | 5.00% | 5.00% |
えきねっと新幹線eチケット | 5.00% | 5.00% |
JREカードとビューカードスタンダードのどちらを選んでも、オートチャージ機能や基本的な還元率は同等です。どちらも便利なオートチャージが使え、1.5%のポイント還元が受けられます。
カードのSuicaではなくモバイルSuicaを活用したい人も、どちらを選んでも問題ありません。Suica機能を持たないタッチ決済機能付きのカードはJREカードでもビューカードスタンダードでも発行できます。モバイルSuicaへのチャージも1.5%還元なので、2枚ともSuica・モバイルSuicaを利用する人にぴったりのカードです。
モバイルSuica定期券やモバイルSuicaグリーン券では5.0%の還元が受けられる点も同じ。もちろん、えきねっとの新幹線eチケットでも5.0%還元となります。鉄道の利用が目的なら、2枚のカードに大きな差はありません。
ビューカード スタンダード

鉄道・駅ビルの利用でおトク
公式サイトで申し込む PR- Suicaのオートチャージを設定可能・1.5%還元
- ボーナスポイン:年間の利用金額に応じて最大5,250ポイント
- モバイルSuica定期券5%還元
- モバイルSuicaグリーン券5%還元(※モバイルSuicaグリーン券の購入で付与される2%と、その際にゴールド以外のビューカードで決済いただいたときに付与される3%の合計)
- オートチャージを使えばカードタイプでも、モバイルSuicaでも、クレジットカード付帯のSuicaでも1.5%還元
- 国内・海外旅行傷害保険付帯(※利用付帯)
5JREカードやビューカードでポイントをお得に貯めよう
SuicaやモバイルSuicaの利用でポイントがお得に貯まる、JREカードとビューカードスタンダード。5つの違いから、自分に向いている方を選びましょう。対象の駅ビルやエキナカの利用が多い人には、買い物で最大3.5%のポイント還元が受けられるJREカードがおすすめです。
一方、鉄道以外の様々な支払いに利用して、メインカードとして使っていきたい人にはボーナスポイントがあるビューカードスタンダードがぴったり。家族カードも発行できるので、まとめてお得にポイントをもらいましょう。
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MeChoice編集部
MeChoice編集部は、くらしとお金に関するコンテンツ制作を各ジャンルの専門家とともに行い、情報発信を行っています。MeChoiceは株式会社モニクルリサーチが運営しています。