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三菱商事(8058)の株価は前日比+3%高。「長期反発トレンド入りできるか」が目先の注目点(2025年3月19日・株式取引概況)PR

三菱商事(8058)の株価は前日比+3%高。「長期反発トレンド入りできるか」が目先の注目点(2025年3月19日・株式取引概況)

株価
執筆者:
石津 大希

2025年3月19日、日経平均株価が▲0.25%の下落、TOPIXは0.45 %の上昇となりました。

今回は、卸売業業種に属する三菱商事(8058)の株価や時価総額といった市況を振り返ります。

それでは、見ていきましょう。

1三菱商事の株式取引概況(株価・時価総額など)

それではまず、三菱商事の株式取引概況を見ていきましょう。株価や時価総額はどうなり、どのくらいの売買が行われたのでしょうか。

  • 株価(終値):2,825円

  • 前日比:+3.03%

  • 始値:2,770円

  • 高値:2,842円

  • 安値:2,768円

三菱商事は2025年3月19日、2,770円で取引をスタートし、2,842円の高値、2,768円の安値を付け、結局2,825円で取引を終了しました。

  • 出来高:25,361,200株

  • 時価総額:11,361,244百万円

  • 売買代金:71,389百万円

  • PER(会社予想):12.0倍

  • PBR(実績ベース):1.21倍

  • 配当利回り:3.54%

その結果、三菱商事の株価は2025年3月19日、前日比+3.03%の上昇となりました。

なお、日経平均株価は▲0.25%の下落、TOPIXは0.45 %の上昇でした。

出来高は25,361,200株で、発行済株式における割合は0.63%となりました。

2025年3月19日終値時点での配当利回りは、3.54%となりました。

2三菱商事の企業概要のおさらい

三菱商事の企業概要をおさらいします。

  • 業種:卸売業

  • 設立年月日:1950年4月1日

  • 発行済株式数:4,022,391,153株

  • 上場市場:東証プライム

  • 上場年月日:1954年6月

  • 決算時期:3月

  • EPS(会社予想):236.1円

石津 大希
石津 大希

TOPIXがここ1年レンジ内での横ばい推移を続ける中で三菱商事の株価は右肩下がりの推移が長期的に続いており、2024年4月辺りの株価ピークで株式を買った投資家はモヤモヤしていることだろう。

ここ1年、何度か反発を臭わせる動きは見られたもののいずれも長くは続かった。そして今また反発の兆しを見せており、「今度こそ長期右肩上がりのトレンド入りか?」と注目している投資家は少なくなさそう。

足元の上昇のきっかけとなったのは2025年3月期Q3の決算で、連結純利益の前年同期比成長率はQ2決算と比べて10%pt以上低下したものの、国内洋上風力発電事業の減損で具体的な金額が開示されたうえで通期見通しの9500億円が据え置きとなったことで、悪材料出尽くしから安心感につながっている状況か。

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執筆者について

石津 大希執筆者

石津 大希

2022年に株式会社モニクル傘下の株式会社ナビゲータープラットフォーム(現:株式会社モニクルリサーチ)に入社し、現在はコンテンツ編成本部マネージャー。入社以前は株式会社フィスコにて客員アナリストとして約20社を担当し、アナリストレポートを多数執筆。また、財務アドバイザーとしてM&Aや資金調達を提案したほか、上場企業向けにIR全般にわたるコンサルティングも提供していた。

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