
ソフトバンクグループの株価は4%安。 米ハイテク株中心に事業環境はどうなのか?
- 執筆者:
- MeChoice編集部
- 監修者:
- 石津 大希
2025年3月27日、日経平均株価が▲0.60%の下落、TOPIXは0.09 %の上昇となりました。
今回は情報・通信業種に属するソフトバンクグループ(9984)の株価や時価総額といった市況を振り返っていきます。
1ソフトバンクグループの株式取引概況(株価・時価総額など)
それではまず、ソフトバンクグループの株式取引概況を見ていきましょう。株価や時価総額はどうなり、どのくらいの売買が行われたのでしょうか。
株価(終値):8,022円
前日比:▲3.9%
始値:8,045円
高値:8,093円
安値:7,960円
ソフトバンクグループは2025年3月27日、8,045円で取引をスタートし、8,093円の高値、7,960円の安値を付け、結局8,022円で取引を終了しました。
出来高:8,483,000株
時価総額:11,792,302百万円
売買代金:68,038百万円
PBR(実績ベース):0.95倍
配当利回り:0.55%
その結果、ソフトバンクグループの株価は2025年3月27日、前日比▲3.9%の下落となりました。
なお、日経平均株価は▲0.60%の下落、TOPIXは0.09 %の上昇でした。
出来高は8,483,000株で、発行済株式における割合は0.58%となりました。
2025年3月27日終値時点での配当利回りは、0.55%となりました。
それでは次に、今回ご紹介した企業の基礎的な会社概要を振り返っていきます。
2ソフトバンクグループの企業概要のおさらい
次に、ソフトバンクグループの企業概要をおさらいします。
業種:情報・通信
設立年月日:1981年9月3日
発行済株式数:1,469,995,230株
上場市場:東証プライム
上場年月日:1994年7月22日
決算時期:3月
3ソフトバンクグループの株価動向
株価は2024年8月から長期的に緩やかに右肩上がりで推移してきたものの、今年に入って2月下旬に大きく値下がりしました。
トランプ米大統領による関税政策の先行き不透明感から米IT・ハイテク株が軟調となり、それらに多く投資している同社にとっては逆風となっています。
直近の日米金融会合では政策金利の据え置きが決定されたものの、金利動向も要人発言などが伝わるたびに見通しが定まりづらい状況であり、同社を取り巻く環境は不確実性が高いと言えます。
目先は、ひとつひとつの材料を丁寧に追いながら株価を観察することが重要でしょう。
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