
ホンダ(7267)の株価は5%下落。 外部環境の材料でボラティリティ高まる
2025年3月28日、日経平均株価が▲1.80%の下落、TOPIXは▲2.07%の下落となりました。
今回は輸送用機器業種に属するホンダ(7267)の株価や時価総額といった市況を振り返っていきます。
1ホンダの株式取引概況(株価・時価総額など)
それではまず、ホンダの株式取引概況を見ていきましょう。株価や時価総額はどうなり、どのくらいの売買が行われたのでしょうか。
株価(終値):1,385円
前日比:▲4.9%
始値:1,393円
高値:1,405円
安値:1,381円
ホンダは2025年3月28日、1,393円で取引をスタートし、1,405円の高値、1,381円の安値を付け、結局1,385円で取引を終了しました。
出来高:23,546,600株
時価総額:7,312,800百万円
売買代金:32,686百万円
PER(会社予想):6.9倍
PBR(実績ベース):0.49倍
配当利回り:4.91%
その結果、ホンダの株価は2025年3月28日、前日比▲4.9%の下落となりました。
なお、日経平均株価は▲1.80%の下落、TOPIXは▲2.07%の下落でした。
出来高は23,546,600株で、発行済株式における割合は0.45%となりました。
2025年3月28日終値時点での配当利回りは、4.91%となりました。
それでは次に、今回ご紹介した企業の基礎的な会社概要を振り返っていきます。
2ホンダの企業概要のおさらい
次に、ホンダの企業概要をおさらいします。
業種:輸送用機器
設立年月日:1948年9月24日
発行済株式数:5,280,000,000株
上場市場:東証プライム
上場年月日:1957年12月
決算時期:3月
EPS(会社予想):200.2円
株主優待:イベント、見学会、クーポン
3ホンダの株価動向
株価は直近で大きく値下がりした状況です。
「トランプ関税」など外部環境に関するリスク要因が大きく、新たな材料が出るたびに売り買いが交錯する状況が続いており、年始辺りなどの高値圏で株を買った投資家はもどかしいところでしょう。
長期投資志向であれば目先の材料に右往左往せず状況を静観し、外部環境が落ち着くのを待つことも大事と考えます。
執筆者について

石津 大希
2022年に株式会社モニクル傘下の株式会社ナビゲータープラットフォーム(現:株式会社モニクルリサーチ)に入社し、現在はコンテンツ編成本部マネージャー。入社以前は株式会社フィスコにて客員アナリストとして約20社を担当し、アナリストレポートを多数執筆。また、財務アドバイザーとしてM&Aや資金調達を提案したほか、上場企業向けにIR全般にわたるコンサルティングも提供していた。