アドバンテスト（6857）の株価は11%安。トランプ関税に対して中国が "報復" 発表。強まる貿易摩擦懸念

2025年4月7日、日経平均株価が▲7.83％の下落、TOPIXは▲7.79％の下落となりました。

今回は電気機器業種に属するアドバンテスト（6857）の株価や時価総額といった市況を振り返っていきます。

1アドバンテストの株式取引概況（株価・時価総額など）

それではまず、アドバンテストの株式取引概況を見ていきましょう。株価や時価総額はどうなり、どのくらいの売買が行われたのでしょうか。

• 株価（終値）：5,034円

• 前日比：▲11.0％

• 始値：4,744円

• 高値：5,241円

• 安値：4,703円

アドバンテストは2025年4月7日、4,744円で取引をスタートし、5,241円の高値、4,703円の安値を付け、結局5,034円で取引を終了しました。

• 出来高：27,712,500株

• 時価総額：3,856,755百万円

• 売買代金：140,765百万円

• PER（会社予想）：22.2倍

• PBR（実績ベース）：7.45倍

• 配当利回り：0.77％

その結果、アドバンテストの株価は2025年4月7日、前日比▲11.0％の下落となりました。

なお、日経平均株価は▲7.83％の下落、TOPIXは▲7.79％の下落でした。

出来高は27,712,500株で、発行済株式における割合は3.62%となりました。

2025年4月7日終値時点での配当利回りは、0.77％となりました。

それでは次に、今回ご紹介した企業の基礎的な会社概要を振り返っていきます。

2アドバンテストの企業概要のおさらい

次に、アドバンテストの企業概要をおさらいします。

• 業種：電気機器

• 設立年月日：1954年12月16日

• 発行済株式数：766,141,256株

• 上場市場：東証プライム

• 上場年月日：1983年2月9日

• 決算時期：3月

• EPS（会社予想）：226.9円

石津 大希

日経平均株価が前日比▲2644円（▲7.8%）と大きく下落する中、景気敏感セクターに属する同社も大きく値下がり。2024年5月頃からの大きな上昇幅をほとんど吐き出した状況だ。

トランプ関税に対して中国が追加関税の報復を発表するなど、貿易摩擦の激化に向けた懸念が高まっており、目先はリスク回避の動きが継続しそうだ。