
マツダ(7261)の株価は3%安。 業績軟調で "底値買い" も躊躇か
2025年4月9日、日経平均株価が▲3.93%の下落、TOPIXは▲3.40%の下落となりました。
今回は輸送用機器業種に属するマツダ(7261)の株価や時価総額といった市況を振り返っていきます。
1マツダの株式取引概況(株価・時価総額など)
それではまず、マツダの株式取引概況を見ていきましょう。株価や時価総額はどうなり、どのくらいの売買が行われたのでしょうか。
株価(終値):807円
前日比:▲3.2%
始値:809円
高値:824円
安値:795円
マツダは2025年4月9日、809円で取引をスタートし、824円の高値、795円の安値を付け、結局807円で取引を終了しました。
出来高:12,837,400株
時価総額:510,119百万円
売買代金:10,390百万円
PER(会社予想):3.6倍
PBR(実績ベース):0.28倍
配当利回り:6.81%
その結果、マツダの株価は2025年4月9日、前日比▲3.2%の下落となりました。
なお、日経平均株価は▲3.93%の下落、TOPIXは▲3.40%の下落でした。
出来高は12,837,400株で、発行済株式における割合は2.03%となりました。
2025年4月9日終値時点での配当利回りは、6.81%となりました。
それでは次に、今回ご紹介した企業の基礎的な会社概要を振り返っていきます。
2マツダの企業概要のおさらい
次に、マツダの企業概要をおさらいします。
業種:輸送用機器
設立年月日:1920年1月30日
発行済株式数:631,803,979株
上場市場:東証プライム
上場年月日:1949年5月
決算時期:3月
EPS(会社予想):222.1円
3マツダの株価
株価は2024年2月以降軟調な推移を続けており、同時期と比較して6割近く値下がりした状況です。
2025年3月期Q3の決算では営業利益1482億円(前年同期比▲25.9%)と軟調な結果となり、「底値を拾う」にしても心理的には積極買いは難しそうです。
トランプ関税関連の先行き不透明感もある中、様子見するのが重要かもしれません。
執筆者について

石津 大希
2022年に株式会社モニクル傘下の株式会社ナビゲータープラットフォーム(現:株式会社モニクルリサーチ)に入社し、現在はコンテンツ編成本部マネージャー。入社以前は株式会社フィスコにて客員アナリストとして約20社を担当し、アナリストレポートを多数執筆。また、財務アドバイザーとしてM&Aや資金調達を提案したほか、上場企業向けにIR全般にわたるコンサルティングも提供していた。