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グーグル親会社のアルファベット2025年第1四半期決算説明会の詳細、売上高は対前年同期比+12%増…AIとクラウドが収益を牽引、将来の展望を強調PR

グーグル親会社のアルファベット2025年第1四半期決算説明会の詳細、売上高は対前年同期比+12%増…AIとクラウドが収益を牽引、将来の展望を強調

企業決算
執筆者:
泉田 良輔

2024年4月24日に、アルファベットの2025年第一四半期の決算発表が行われ、売上高は902億ドルで前年比12%増加しました。この成長はAIとクラウド分野が大きな牽引力となっています。アルファベットの25日の株価は+1.5%上昇し、市場でも評価されています

今回は、アルファベットのAI関連技術の進化とクラウドサービスの成長戦略に注目し、今後の展望について詳しく解説します。

1注目すべきポイント

  • 第1四半期の収益は902億ドル、前年比12%増

  • AIとクラウドが成長をリード、新製品の発表も続々

  • YouTubeの月間アクティブユーザーが指数的に増加

2業績と収益

アルファベットの2025年第一四半期の売上は902億ドルで、前年同期比で12%の増加を示しました。

グーグルのサービス事業内容ごとに見て行くと、検索その他は対前年比+10%増、YouTube広告は同+10%増、ネットワークは▲2%減、サブスクリプション、プラットフォームとデバイスは同+19%増と、検索、YouTube広告、サブスクリプション等が伸びた一方で、ネットワーク出の収入は減少しました。

3AIとクラウドの進化

AI技術において、アルファベットはGemini 2.5という高度なモデルを展開し、業界トップの性能を誇ります。この技術はGoogleの検索やサブスクリプションサービスなど多岐にわたり応用されています。

また、クラウドサービスでは、Google Cloudの売上が122億ドルと対前年同期比で+28%増加。営業利益も21億ドルに達し、同2倍以上tなっています。世界中の企業がそのインフラとAI能力を活用し、業務効率の向上を図っています。

4YouTubeとデジタル広告の成長

YouTubeは設立20周年を迎え、月間アクティブユーザーが増加しています。特にショート動画の活用が進み、この成長を背景に広告収入も拡大しています。広告主にとっても魅力あるプラットフォームとなり、広告効果の高いキャンペーンが展開されています。

5執筆者のコメント

泉田 良輔
泉田 良輔

アルファベットの成長はAIとクラウドの進化に強く支えられており、特にAI技術の革新は他社との差別化に繋がっています。

しかし、マイクロソフトをはじめとして競争が激化する中、持続的な技術革新と市場適応力が今後の成長の鍵となります。アルファベットは上場企業として、投資収益率を高め、市場でのリーダーシップを維持する必要があります。

ちなみに、アルファベットの設備投資額は、同四半期で見ると、172億ドルにも達し、前年同期の120億ドルから大きく拡大しています。今後もAIとクラウドインフラへの投資は続くでしょう。

6まとめ

アルファベットはAIとクラウド技術を駆使して収益と競争力を大幅に向上させています。特に、AI技術の進化はユーザー体験を革新し、新しい市場機会を創出しています。この先、継続的な技術革新と市場変化への適応が、アルファベットのさらなる成長を後押しすると見られます。

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執筆者について

泉田 良輔執筆者

泉田 良輔

慶應義塾大学卒業後、日本生命やフィデリティ投信にて証券アナリストやポートフォリオマネージャーとして従事。現在は株式会社モニクルリサーチ代表取締役。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)

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