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ホンダ(7267)が3日続伸、前日比+2.0%高・予想配当利回りは4.8%に!「今日の終値」もチェック

ホンダ(7267)が3日続伸、前日比+2.0%高・予想配当利回りは4.8%に!「今日の終値」もチェック

1はじめに

ホンダの株価は現在、対前営業日比で上昇しましたが、その背後にある経営状態や将来の見通しについて深く掘り下げてみましょう。最新の決算短信から読み取れる数字は、今後の事業展開にどのような影響を与えるのでしょうか。

2ホンダの最新の株価動向と1年前の比較

ホンダ(7267)は輸送用機器に分類される銘柄です。最新の株価は2025年7月3日時点で1449.5円となり、対前日営業日比では+2.0%の上昇となりました。

一方で、1年前の2024年7月3日の株価1738.5円と比較すると、▲16.6%の下落となっており、短期的な上昇とは対照的に中長期的な視点では株価が下落傾向にあることがうかがえます。

3ホンダの最新決算の内容からみる予想PERと予想配当利回り

ホンダ(7267)が2025年5月13日に発表した決算短信によると、2025年3月期の実績で売上高21兆6887億円、営業利益1兆2134億円、親会社の所有者に帰属する当期利益8358億円を計上しました。

一方で、2026年3月期の業績予想では、売上高は▲6.4%減、営業利益は▲58.8%減、純利益は▲70.1%減と大幅な減益を見込んでいます。最新の株価に基づく予想PERは23.1倍、予想配当利回りは4.8%となります。年間配当金は2025年3月期実績の68円から2026年3月期予想では70円への増配が計画されています。

4ホンダの今後の注目点

2025年3月期は、売上収益が二輪事業の好調や為替影響で増加したものの、営業利益は四輪製品保証見積変更影響や研究開発費増加により大幅に減少しました。特に最終利益が前年度比24.5%減となった点は注目されます。

財務面では、自己株式の取得や配当金支払いで資本合計が減少。キャッシュ・フローも営業活動で減少しており、今後の資金繰りや収益改善策が重要となります。

5監修者コメント

今日の日経平均株価が前日比+0.06%と小反発にとどまったなかで、ホンダは3日続伸と力強さをみせました。1400円を挟んだ小幅のレンジ内での動きが続いています。

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MeChoice編集部執筆者

MeChoice編集部

MeChoice編集部は、くらしとお金に関するコンテンツ制作を各ジャンルの専門家とともに行い、情報発信を行っています。MeChoiceは株式会社モニクルリサーチが運営しています。
高原祥子監修者

高原祥子記者

立教大学卒業後、海外専門の旅行会社に就職し、その後旅行業界専門誌の記者に転身。
企業決算の記事などを手掛けるうちに金融マーケットに興味を持つようになり、株式や債券の発行市場をカバーする金融専門誌の記者に転職。債券市場の動向や市況について、10年以上にわたって数多くの記事を機関投資家に向けて日経QUICKやブルームバーグ等へ執筆した。その後、株式会社フィスコでアナリストが執筆する企業調査レポートの編集を手掛けるとともに、決算などIR情報の発信業務に携わる。

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