クレジットカードを1枚に絞る際には、4つの基準を踏まえることがコツとなります。
その4つの基準とは年会費とポイント還元率、国際ブランドと付帯サービスです。
いずれもカードの使い勝手に大きく影響します。
可能であれば、すべての基準をクリアしたクレジットカードを選びたいところです。
当コンテンツは、世界が認めるプロフェッショナルFPであるCFPの監修を受けた記事となります。
- クレジットカードを1枚に絞るための基準
- クレジットカードを1枚に絞るメリット
- クレジットカードを1枚に絞るデメリット
- 1枚に絞る際の厳選クレジットカード(ゴールドカード&一般カード)
- クレジットカードを1枚に絞る口コミと評判
- 監修者のコメント
- 1-1.
- 1. ポイント還元率
- 1-2.
- 2. 年会費
- 1-3.
- 3. 国際ブランド
- 1-4.
- 4. 付帯サービス
- 2-1.
- 1. 管理や利用状況の把握が簡単
- 2-2.
- 2. ポイントが貯めやすい
- 2-3.
- 3. 年会費を抑えやすい
- 2-4.
- 4. インビテーションが届きやすくなる
- 2-5.
- 5. 盗難・紛失のリスクが低い
- 3-1.
- 1. 利用できる店舗が限られてくる
- 3-2.
- 2. 紛失や盗難の際に困る可能性が高い
- 3-3.
- 3. 付帯サービスや特典が限られる
- 4-1.
- 1. はじめてクレジットカードを持つ人
- 4-2.
- 2. 使いすぎに注意したい人
- 4-3.
- 3. 管理を楽にしたい人
- 4-4.
- 4. 付帯サービスや特典などが多くなくてもよい人
- 4-5.
- 5. 充分な付帯サービスや特典を絞ったカードに集約する人
- 5-1.
- 1. 三井住友カード ゴールド(NL)
- 5-2.
- 2. dカード GOLD
- 5-3.
- 3. 楽天プレミアムカード
- 6-1.
- 1. 三井住友カード(NL)
- 6-2.
- 2. PayPayカード
- 6-3.
- 3. エポスカード
- 6-4.
- 4. 楽天カード
- 6-5.
- 5. dカード
1クレジットカードを1枚に絞る際の4つの判断基準
クレジットカードを1枚に絞るときの選び方の基準として、次の4つの項目があげられます。
- ポイント還元率
- 年会費
- 国際ブランド
- 付帯サービス
1. ポイント還元率
クレジットカードはカード会社やカードの種類ごとに、異なるポイント還元率が採用されています。
0.5%から1.0%が一般的なポイント還元率です。
1.0%を超えるようなクレジットカードは、高還元率の部類に含まれます。
基本のポイント還元率はもちろんのこと、よく利用するショップやサービスにてポイント優待が受けられることが重要です。
2. 年会費
クレジットカードは、年会費無料のカードと年会費有料のカードに分かれます。
- 年会費無料:一般カード
- 年会費有料:ゴールドカード、プラチナカードなど
中には条件付きで、翌年度以降の年会費が無料となるクレジットカードも存在します。
「年間のショッピング利用○○万円以上」が条件とされているものが多いようです。
カード1枚にて多種多様な特典を利用したい、手厚い補償を受けたいという方はゴールドカードやプラチナカードなどの高ランクカードをおすすめします。
ただし年齢や年収、職業や利用履歴(クレジットヒストリー)によっては、高ランクカードの審査通過が難しいケースも。
年会費無料の一般カードから利用履歴を積み重ねて、ゴールドカードなどにランクアップする形のほうが確実性が高まるでしょう。
3. 国際ブランド
クレジットカードは自社の国内ブランドのほか、国際ブランドとの提携が一般的です。
国際ブランドとの提携があるからこそ、海外やネットショッピングでの利用が可能となります。
日本で発行されているクレジットカードと提携しているのは、次の国際ブランドです。
- Visa
- MasterCard
- JCB
- アメリカン・エキスプレス
- ダイナースクラブ
- 中国銀聯(ちゅうごくぎんれん/Union Pay)
上記のブランドにディスカバー(DISCOVER)を加えたものが、7大国際ブランドと呼ばれています。
クレジットカードを1枚に絞ることを踏まえた場合、加盟店数の豊富なVisaもしくはMasterCardがおすすめです。
クレジットカードが使える=Visa、MasterCardが使えるという見方もできます。
4. 付帯サービス
クレジットカードには、旅行保険(海外、国内)やショッピング保険などのサービスが付帯されています。
一般⇒ゴールド⇒プラチナとカードのランクが上がるごとに、補償や特典が充実する傾向があるのは確かです。
それに伴い、年会費も高額化します。
中には10万円を超える年会費のクレジットカードも存在するほどです。
付帯サービスについては、各々が利用する機会の多いものが含まれていることをチェックするといいかもしれません。
2クレジットカードを1枚に絞る5つのメリット
クレジットカードを1枚に絞ることで、以下の5つのメリットが得られます。
- 管理や利用状況の把握が簡単
- ポイントが貯めやすい
- 年会費を抑えやすい
- インビテーションが届きやすくなる
- 盗難・紛失のリスクが低い
1. 管理や利用状況の把握が簡単
クレジットカードを1枚に絞るメリットのひとつに、管理や利用状況の把握が簡単である点があげられます。
カード1枚だけなので利用明細の確認も、1ヶ所の会員専用ページの閲覧で完了です。
複数枚のクレジットカードを所持している場合、それぞれのカードの支払日ごとに利用料金を用意する必要があります。
収入とのバランスを見誤った際には、家計管理が難しくなるかもしれません。
その点、1枚のカードであれば1日のみの支払日に合わせればいいため、管理が楽になります。
2. ポイントが貯めやすい
ポイントが貯めやすいことも、クレジットカードを1枚に絞るメリットに含まれます。
ポイントの種類はクレジットカードごとに異なるため、複数枚のクレジットカードを持つと、複数のポイントの同時管理が必須です。
ポイント移行でひとまとめにできれば良いのですが、交換レートの問題も浮上してくるため、せっかく集めたポイントが目減りすることもあるかもしれません。
クレジットカードを1枚に絞る行為は、1種類のポイントを集中して貯めることと同じ意味を持ちます。
結果的に、より多くのポイントを集めることにつながるでしょう。
3. 年会費を抑えやすい
所持しているクレジットカードが年会費無料であれば、カードの利用状況や所有枚数に関わらず、維持費は一律の「0円」です。
ところがゴールドカードなどの年会費有料のクレジットカードの場合には、持っている枚数分の年会費が発生します。
あえてゴールドやプラチナの1枚に絞ることで、年会費が抑えられる点をメリットとして捉えることも可能です。
4. インビテーションが届きやすくなる
クレジットカードの発行会社や種類によっては、高ランクカードへのインビテーション制度が設けられています。
インビテーションの条件はカード会社ごとに異なりますが、利用状況が大きく関係しているのは共通項です。
インビテーションに向けた利用実績を積み重ねるためには、1枚のクレジットカードに絞ることが近道となり得ます。
「急がば回れ」のごとく、一般カードからゴールドカードなどへのランクアップを目指すのがおすすめです。
5. 盗難・紛失のリスクが低い
クレジットカードを1枚に絞るメリットには、カードの盗難や紛失リスクを最小限に抑えられる点も含まれます。
複数枚のカードを所有している場合、利用頻度の高いものと低いものに分かれるのは必然です。
特に利用頻度の低いカードは、紛失や盗難に遭ったとしても気づきにくいかもしれません。
カードの不正利用の発覚後に、カードの紛失や盗難の現実を突きつけられることも。
一方、持っているカードが1枚だけであれば、すぐに盗難や紛失に気づくことが可能です。
カードの利用停止や再発行手続きを、速やかに行うことにつながります。
3クレジットカードを1枚に絞る3つのデメリット
管理の容易さやポイントの貯まりやすさなどがクレジットカードを1枚に絞るメリットですが、同時に以下の3つのデメリットが生じることも考えられます。
- 利用できる店舗が限られてくる
- 紛失や盗難の際に困る可能性が高い
- 付帯サービスや特典が限られる
1. 利用できる店舗が限られてくる
基本的にクレジットカードは、国際ブランドの加盟店にて使用できます。
お手持ちのカードの国際ブランドがVisaであればVisaの加盟店。
国際ブランドJCBの場合には、日本国内および海外のJCB加盟店が対象店舗です。
そのためショップやサービスによっては、利用できないクレジットカードがあるかもしれません。
仮に1枚めのクレジットカードがVisa、2枚めがアメリカン・エキスプレスの場合、どちらかが使えなくても、もう一方のカードが使用できるケースも考えられます。
2. 紛失や盗難の際に困る可能性が高い
クレジットカードが1枚のみの場合、紛失や盗難の際に困る可能性が高いです。
クレジットカード会社では、カードの紛失や盗難時の再発行サービスを設けています。
カード会社への連絡後、速やかにカードの利用停止と再発行に向けた手続きがスタート。
手続きの完了から数日後に再発行カードが郵送されるのが一般的です。
持っているクレジットカードが1枚だけの場合、再発行カードを受け取るまでの間はクレジットカードが利用できません。
2枚め以降のクレジットカードを持っていれば、そのような不測の事態にも対処することが可能です。
3. 付帯サービスや特典が限られる
所持しているクレジットカードが1枚のみであれば、付帯サービスや優待特典が限定されるのは必然です。
年会費無料のクレジットカードの中には、旅行保険やショッピング保険などが付帯していないものも見受けられます。
クレジットカードを1枚に絞る際には、特典が充実した高ランクカード(ゴールド、プラチナなど)を選ぶことを視野に入れるのがおすすめです。
4クレジットカードを1枚に絞るべきはどのような人か
ここからは、クレジットカードを1枚に絞るべき人のタイプについて解説します。
ご自身がどのタイプに当てはまるか参考になれば幸いです。
- はじめてクレジットカードを持つ人
- 使いすぎに注意したい人
- 管理を楽にしたい人
- 付帯サービスや特典などが多くなくてもよい人
- 絞ったカードに充分な付帯サービスや特典のあるカードを発行する人
1. はじめてクレジットカードを持つ人
はじめてクレジットカードを持つ人は、年会費無料の「一般カード」1枚に絞るのがおすすめです。
年会費を納める必要がないため、維持費のことを気にすることなくカードを所有することができます。
「一般カード」を推奨する理由には、クレジットヒストリーが乏しいのではないか?との懸念があるためです。
ゴールドカードやプラチナカードの審査時には年齢や収入や職業のほか、クレジットヒストリーが少なからず影響します。
できれば一般カードにて利用履歴を積み重ねた後、カード会社からのインビテーションにてゴールドやプラチナに臨むほうが発行のハードルが下がるのも確かです。
国際ブランドは加盟店数の豊富なVisa、またはMasterCardを選ぶと良いでしょう。
ポイント還元率も大切ですが、付帯サービスや保険もチェックしておきたいところです。
2. 使いすぎに注意したい人
クレジットカードは作りたいけど使いすぎに注意したい人も、カードは1枚に絞るべきでしょう。
使いすぎを防ぐためには、カードの利用限度額を1回払いで確実に収められる金額に設定するやり方もあります。
ほかにも分割払いやリボ払い、ボーナス一括払いを利用しないのも使いすぎの防止策です。
また、利用明細はこまめにチェックしましょう。
カード会社が提供する会員専用アプリを、お手持ちのスマホにインストールすることを推奨します。
アプリから利用明細が確認できることがその理由です。
3. 管理を楽にしたい人
管理を楽にしたい人も、クレジットカードを1枚に絞る価値があります。
クレジットカードの管理に求められることは次のとおりです。
- 月々の利用明細の確認
- 貯まったポイントの確認と交換
- カード利用料金の支払日(引き落とし日)
- カード利用料金の締め日
- クレジットカードの保管場所
保有しているカードが1枚であれば、上記の手間も1枚分で済ませられます。
4. 付帯サービスや特典などが多くなくてもよい人
クレジットカードを1枚に絞るべきタイプには、付帯サービスや特典などが多くなくてもよい人も該当します。
たとえば近所の特定の店舗の利用を目的としてカードを作成した人にとっては、海外や国内の旅行保険は不要かもしれません。
空港ラウンジサービスやコンシェルジュサービスなども同様です。
「ポイ活」のようにポイントを貯めることを優先している方には、優待ポイントを含むポイント還元率がカードを選ぶ決め手となります。
5. 充分な付帯サービスや特典を絞ったカードに集約する人
絞ったカードに充分な付帯サービスや特典のあるカードを集める方も、クレジットカードを1枚に絞るべきタイプに当てはまります。
この場合には、年会費有料のゴールドカード以上の高ランクカードがおすすめです。
年会費を無理なく支払えることと、貯まったポイントで年会費を賄えるかをチェックしておきましょう。
カードの種類によっては通常の優待特典以外にも、年間利用特典が設けられています。
5【ゴールドカード編】クレジットカードを1枚に絞る人におすすめのカード厳選3選
それでは、クレジットカードを1枚に絞る人におすすめのカードを紹介していきます。
おすすめのカードは以下の3枚です。
- 三井住友カード ゴールド(NL)
- dカード GOLD
- 楽天プレミアムカード
1. 三井住友カード ゴールド(NL)
三井住友カード ゴールド(NL)は、カード券面にカード情報が記載されていないナンバーレスタイプのクレジットカードです。
カード情報(カード番号、有効期限、セキュリティコード)は、専用のVpassアプリのインストール後のスマートフォンにて確認できます。
VpassアプリはiOS12以降のiPhone、Android6.0以上のスマホに対応中です。
年会費は5500円(税込)ですが、年間のショッピング利用金額100万円(税込)以上の会員に限り翌年度の年会費が無料となります。
国際ブランドはVisaもしくはMasterCardより選択可能です。
セブンイレブンやローソン、マクドナルドやドトールコーヒーショップなどで最大5.0%のポイントが貯まります。
最大5.0%のポイントを受け取るためには、Visaのタッチ決済やMasterCardコンタクトレスの利用が必須です。
最大2000万円補償の海外旅行傷害保険と、同じく最大2000万円の補償が受けられる国内旅行傷害保険が付帯されています。
いずれも利用付帯のため、三井住友カード ゴールド(NL)にて交通費や宿泊費などを支払うことが適用の条件です。
年間で300万円までが補償される「お買物安心保険(動産総合保険)」も、海外および国内のショッピングが対象となります。
2. dカード GOLD
dカード GOLD
- 毎月のドコモのケータイ、ドコモ光の利用料金の10%還元
- 対象のケータイ料金プラン契約で、ドコモでんき Greenの電気料金の10%還元
- ケータイ補償が3年間で最大10万円
- 空港ラウンジが無料で利用可能
- 付帯保険が充実している
内容 | |
---|---|
年会費 | 1万1000円(税込) |
国際ブランド | Visa・MasterCard |
追加カード | ETCカード・家族カード |
dポイント | ・基本の還元率:1% ・ドコモケータイ、ドコモ光、ドコモでんき Greenの電気料金で10%還元 ・dカード特約店、dポイント加盟店、dカードポイントモールで還元率アップ |
付帯保険 | ・dカードケータイ補償 最大10万円(購入後3年間) ・お買い物あんしん保険 年間最大300万円(自己負担額3000円/1事故) ・旅行傷害保険 国内最大5000万円・海外最大1億円" |
モバイル決済 | Apple Pay・おサイフケータイ |
dカード GOLDは20歳以上の社会人が対象となるクレジットカードです。
年会費は1万1000円(税込)、提携国際ブランドはVisaまたはMasterCardより選べます。
dカード GOLDの基本のポイント還元率は1.0%です。
NTTドコモやドコモ光の月額料金の支払いにて、1000円(税抜)ごとに100ポイントが付与されます。
※ポイント還元率10.0%
毎月1万円のドコモ携帯電話料金の場合、1万円×10.0%×12(ヶ月)=1万2000円相当のポイントが貯まる計算です。
年間で100万円(税込)以上のショッピング利用を果たした方には、「dカード GOLD年間ご利用額特典」として最大2万2000円相当のクーポンがプレゼントされます。
ドコモの携帯電話料金の支払いと年間ご利用特典で、年会費の1万1000円分を賄うことが充分に可能です。
旅行や出張などの機会の多い方向けに最大1億円補償の海外旅行保険(自動付帯、一部利用付帯)と、最大5000万円補償の国内旅行保険(利用付帯)が用意されています。
ほかにも最大で年間300万円補償の「お買い物あんしん保険」や、購入後3年以内のスマホが対象となる「dカードケータイ補償」(最大10万円)も魅力的な特典です。
3. 楽天プレミアムカード
楽天プレミアムカードは楽天市場にて、常に5倍のポイント(還元率5.0%)が適用されるクレジットカードです。
年会費は1万1000円(税込)、国際ブランドはVisaやMasterCard、JCBやアメリカン・エキスプレスと提携しています。
VisaとMasterCardブランドのみ、タッチ決済(Visaのタッチ決済、MasterCardコンタクトレス)に対応中です。
羽田空港や関西国際空港などの日本の空港ラウンジサービスが無料にて利用可能。
世界1300ヶ所の空港ラウンジが対象となる「プライオリティ・パス」への無料申し込みと、無料でのラウンジ利用が可能です。
最大5000万円補償の海外旅行傷害保険と国内旅行傷害保険や、年間最大300万円の商品の購入分が補償される、動産総合保険が付帯されてるのも嬉しいところです。
それから楽天市場での優待特典には、ポイントが6倍となる「毎週火曜日・木曜日のプレミアムカードデー」と「お誕生月サービス」が用意されています。
6【一般カード編】クレジットカードを1枚に絞る人におすすめのカード厳選5選
ここからは、クレジットカードを1枚に絞る人におすすめの「一般カード」を5枚選んで紹介します。
- 三井住友カード(NL)
- PayPayカード
- エポスカード
- 楽天カード
- dカード
1. 三井住友カード(NL)
三井住友カード(NL)は、18歳以上の学生(大学生、専門学校生など)や社会人が申し込むことができる年会費永年無料のクレジットカードです。
同じく年会費永年無料にて、家族カードを追加することもできます。
200円(税込)のショッピングにつき1ポイントを付与。
基本のポイント還元率は0.5%です。
セブンイレブンやローソン、サイゼリヤやドトールコーヒーショップ、すき家やはま寿司、エクセルシオールカフェやココスにて最大5.0%のポイントが貯まります。
国際ブランドがVisaの場合にはVisaのタッチ決済、MasterCardであればMasterCardコンタクトレスが、最大5.0%のポイント還元を受ける条件です。
Visaブランドに限りApple PayやGoogle Payでのタッチ決済も、5.0%のポイント付与条件に含まれます。
※MasterCardブランドはApple Payのみが対象です
三井住友カード(NL)にて渡航費や宿泊費、ツアーパッケージ費用などを支払うことで適用される、最大2000万円補償の海外旅行傷害保険も付帯されています。
2. PayPayカード
内容 | |
---|---|
年会費 | 無料 |
国際ブランド | Visa・MasterCard・JCB |
PayPayポイント | 1.0%※利用金額200円(税込)ごとに1.0%のPayPayポイント |
追加カード | 家族カード・ETCカード |
付帯保険 | なし |
モバイル決済 | Apple Pay、楽天ペイ |
PayPayカードは、年会費永年無料にて発行できるクレジットカードです。
国際ブランドはVisaとMasterCardとJCBのいずれかより選択できます。
PayPayカードの基本のポイント還元率は1.0%です。※利用金額200円(税込)ごとに1.0%のPayPayポイント
ソフトバンクのサービス利用料金の支払いにて、次のポイント還元率が適用されます。
特典の種類 | ソフトバンク | Y!mobile |
---|---|---|
携帯電話料金 | 最大1.5%のポイント還元 | 最大1.0%のポイント還元 |
Softbank光/Air | 最大1.0%のポイント還元 | 最大1.0%のポイント還元 |
おうちでんき/自然でんき | 最大1.0%のポイント還元 | 最大1.0%のポイント還元 |
ほかにもYahoo!ショッピングやLOHACOでは、以下のポイント優待を受けることが可能です。
ポイント還元率 | |
---|---|
Yahoo!ショッピング(毎日) | ・通常ポイント:1.0% ・PayPayカードでの支払い:3.0% ※Yahoo!ショッピングまたはLOHACO ・ストアポイント:1.0% -----合計:5.0%(最大)----- |
Yahoo!ショッピング(5のつく日) ※要事前エントリー |
・通常ポイント:1.0% ・PayPayカードでの支払い:3.0% ※Yahoo!ショッピングまたはLOHACO ・ストアポイント:1.0% ・5のつく日:4.0% ※ PayPayカードでの支払い -----合計:9.0%(最大)----- |
また、PayPayカードは、スマホ決済アプリPayPay(残高)チャージが認められています。
3. エポスカード
エポスカード
- 表面ナンバーレスでセキュリティ面で安心
- 全国1万店舗以上で優待を受けられる
- ポイントUPサイト経由でポイントが2〜30倍にアップ
- 海外旅行傷害保険が付帯
内容 | |
---|---|
年会費 | 永年無料 |
追加カード | なし |
国際ブランド | Visa |
エポスポイント | 基本:カード利用代金200円(税込)につき1ポイント 提携店舗・サービス利用:2倍以上 ネットショッピング:エポスポイントUPサイト経由:2倍~30倍 |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険 ・傷害死亡・後遺障害:最高500万円、賠償責任:最高2000万円 |
モバイル決済 | Apple Pay・Google Pay・EPOS PAYなど |
エポスカードは、丸井グループの企業「株式会社エポスカード」が提供するクレジットカードの総称です。
年会費は永年無料、200円(税込)のショッピングごとに1ポイントが貯まります。
自動車税や所得税などの各種税金や、電気代やガス代などの公共料金の納付に対しても同様のポイント還元率0.5%が適用されるのも特徴です。
エポスポイントUPサイトの経由にて、ふるさと納税でも2倍以上のポイントが貯まります。
ふるさと納税は所得控除の対象となる寄付金制度です。
各地の特産物などの返礼品が贈られるほか、所得税や住民税の還付金を受け取れる可能性があります。
提携国際ブランドはタッチ決済が使える、加盟店数の豊富なVisaです。
利用状況が良好なエポスカードVisa会員には、エポスゴールドカードへのインビテーションをプレゼント。
インビテーション後は、年会費永年無料でゴールドカード(年会費5000円/税込)を所持することが可能です。
4. 楽天カード
楽天カード
- 基本のポイント還元率1.0%
- 楽天市場では3.0%のポイント還元率
- 提携店が多くポイントが貯めやすい
- 通常ポイントは有効期限が更新される
- 2枚目のカード発行可能
年会費 | 永年無料 |
---|---|
国際ブランド | Visa・MasterCard・JCB・American Express |
追加カード | 家族カード・ETCカード |
楽天ポイント | 基本:カード利用代金100円につき1ポイント 楽天市場:3倍 |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険:最高2000万円 カード盗難保険 |
モバイル決済 | Google Pay・Apple Pay・楽天ペイ・その他クレジットカードとして「楽天カード」の登録が可能な決済ツール |
楽天カードは、楽天経済圏の利用頻度の高い方におすすめのクレジットカードです。
年会費は永年無料、VisaとMasterCard、JCBとアメリカン・エキスプレスの国際ブランドと提携しています。
基本のポイント還元率は1.0%です。
楽天市場のショッピング利用にて、通常の3倍(3.0%)のポイントを付与。
スーパーポイントアッププログラム(SPU)の条件を満たした際には、楽天市場で最大16倍(16.0%)のポイントが貯まる可能性があります。
楽天カードの海外旅行傷害保険は利用付帯です。
楽天カードにて、宿泊費や公共交通機関の費用などを支払った際に適用されます。
海外旅行傷害保険(利用付帯) | 最大補償金額 |
---|---|
傷害死亡、後遺障害 | 2000万円 |
傷害治療費用 | 200万円 ※1事故につき |
疾病治療費用 | 200万円 ※1疾病につき |
賠償責任(自己負担なし) | 3000万円 ※1事故につき |
救援者費用 | 200万円(年間) |
5. dカード
dカード
- 基本のポイント還元率が1.0%
- d払いとの相性抜群
- 購入後1年間最大1万円のケータイ補償
- 電子マネーiDに対応
内容 | |
---|---|
年会費 | 永年無料 ※入会対象:18歳以上 |
追加カード | ETCカード・家族カード |
国際ブランド | Visa・MasterCard |
dポイント | ・基本の還元率:1% ・dカード特約店、dポイント加盟店、dカードポイントモール利用 還元率1.5倍~最大7.0% |
付帯保険 | ・dカードケータイ補償 最大1万円(購入後1年間) ・お買い物あんしん保険 年間最大100万円(自己負担額3000円/1事故) ・旅行保険(29歳以下) 国内最大1000万円・海外最大2000万円 |
モバイル決済 | Apple Pay |
dカードは年会費永年無料で持つことができる、NTTドコモ発行のクレジットカードです。
18歳以上の学生(大学生や大学院生など)や社会人が対象となります。
国際ブランドは、いずれも世界中に多くの加盟店を持つVisaとMasterCardです。
dカードの基本のポイント還元率は1.0%。
公共料金や税金の支払いに対しても、1.0%のポイントが貯まります。
dカード特約店(スタバ、ノジマ、マツキヨ、ビッグエコーなど)では、通常の1.5倍から7倍のポイントを付与。
ネットショッピングの際にはdカード ポイントモールの経由にて、最大10.0%以上のポイントが貯まるチャンスが設けられています。
29歳以下の方限定ではありますが、最大2000万円補償の海外旅行保険と、最大1000万円補償の国内旅行保険が付帯されているのも特徴のひとつです。
7まとめ
ここまで、クレジットカードを1枚に絞るための4つの基準と、クレジットカードを1枚に絞る5つのメリットと3つのデメリットについて紹介してきました。
クレジットカードを1枚に絞ることで管理が簡単になるのと同時に、カードのポイントが貯めやすくなります。
良好な利用状況の継続にて、カードの種類によっては上位カード(ゴールド、プラチナなど)へのインビテーションを受け取ることも可能です。
当記事がこれからはじめてクレジットカードを作る方や、複数枚のカードを整理したい方の参考になることを切に願います。
8参考資料
- 三井住友カード株式会社「三井住友カード ゴールド(NL)」
- 楽天カード株式会社「楽天プレミアムカード」
- PayPayカード株式会社「PayPayカード」
- 株式会社エポスカード「エポスカード」
- 株式会社NTTドコモ「dカード」
- 株式会社NTTドコモ「dカード GOLD」
- 楽天カード株式会社「楽天カード」
- 三井住友カード株式会社「三井住友カード(NL)」
監修者:飯田道子
数多くあるクレジットカードから、1枚を選びだすのは至難の業です。カード会社のブランドから選ぶのもアリなのですが、どこでカードを利用することが多いのかを考えて、選ぶことが大切です。
その他にも年会費はいくらかも大切なポイントです。特に一般カードではなくゴールドカードやプラチナカードが欲しい場合には、インビテーションを待ってからカードを切り替えた方が年会費は安くなります。あわてずにインビテーションが来るのを待つ方が得策と言えるでしょう。
また、クレジットカードのメリットとしてあげられるのは、海外旅行保険が付帯しているということです。カードによってはカードで旅行代金を支払ったとき、ゴールドカードやプラチナカードの場合は、旅行代金をカードで支払わなくても旅行保険が付帯されるため便利です。
ただし、コロナによる治療が含まれていないカードがほとんどです。クレジットカードの保険はオマケと捉えて、保有することが大切です。
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クレカを1枚に絞れていない派①一度絞ろうと思ったんだけど、アップルペイに対応していくて頓挫。
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