まつげを濃く長く見せたり、カールキープをサポートしたりするマスカラ。ドラッグストアといった身近な店舗で販売されているプチプラ品も多く、気軽に使用できます。
しかし、マスカラによって仕上がりのボリューム感や使用感が異なり、プチプラといっても価格帯は幅広いもの。「できるだけ安いものがよい」「お湯落ちするものがほしい」などと考えている人もいるでしょう。
本記事では、プチプラのマスカラを厳選してご紹介。選び方や塗り方のコツもご紹介します。
束感がしっかり出るものや、マスカラ下地の役割を持つものもピックアップ。ぜひ参考にして、いつものメイクに気軽に取り入れやすい1本を探してみてください。
1プチプラのマスカラでも束感やカールキープは期待できる?
近年では100円均一ショップなどでも販売されているマスカラ。ワンコインほどの安いマスカラだと、きれいに仕上がるのか心配に思う人もいるでしょう。
結論、カールキープやボリュームといったキーワードをもとに探すことで、十分にきれいな仕上がりが目指せます。
そもそもプチプラのコスメは、原材料の費用や量を抑えることでコストカットを図っています。もちろんドラッグストアや100円均一ショップなどで販売されている商品は、安全性の基準をクリアしたものです。
アレルギーがある場合や敏感肌の人は慎重に選ぶ必要がありますが、まつげのボリュームアップやカールキープといったほかのマスカラと同じ目的でつくられており、きれいなぱっちりまつげが期待できます。
2目安はいくら?プチプラマスカラの価格帯をチェック
プチプラマスカラの価格の目安は、500~1,500円ほど。なかには500円以下の商品もありますが、ECサイトでは500円ほどが目安といえます。
プチプラならメイク初心者も買いやすく、さまざまなタイプを試せます。予算を抑えつつぱっちりした目元を目指したい人はぜひ検討してみてください。
3目指す仕上がりに合わせてマスカラのタイプを選ぼう
マスカラにはいくつかタイプがあり、仕上がりが異なります。目指したい印象をイメージして、ぴったり合うものを選んでみましょう。
ロングタイプ:ナチュラルできれいめな印象に仕上げたい人に
自然できれいめな雰囲気が好みなら、ロングタイプを選びましょう。細い繊維がまつげ1本1本に絡んで長さを出すタイプです。
太さや濃さより長さに重きを置いており、重たい印象に見えにくいのがポイント。ふんわりしつつほどよい存在感もあり、トレンドメイクがしたい人におすすめです。大人っぽく見せたい人にもよいでしょう。
ボリュームタイプ:目力アップを目指す人におすすめ
とにかく目元を印象づけたいという人には、ボリュームタイプがおすすめ。重めのある液や繊維を用いており、1本1本に太さを出して濃く見せられるのが特徴です。
目元に力強さがほしい人はもちろん、まつげのスカスカ感に悩んでいる人にもおすすめ。年齢やマツエクによってまつげが少なくなったと感じる人も検討してみてください。
カールキープタイプ:ぱっちり存在感のあるまつ毛に見せたい人向き
濃さを抑えつつぱっちり上がったまつげを保ちたいなら、カールキープタイプを選びましょう。油性成分を多く含む傾向があり、ビューラーで上げたカールを保ちます。
ぱっちりした印象が続くため、まつげが下がりやすい人やメイク直しができない人におすすめ。太さ・濃さよりカールで存在感を出すタイプなので、重すぎない華やかな印象が目指せるでしょう。
4ブラシの形状もチェック
使い勝手のよいマスカラを選ぶには、ブラシにこだわることも大切。塗りやすさが異なるので、それぞれの特徴をチェックしてみましょう。
一般的なタイプがよいならストレート型
一般的で使いやすいものを求めているなら、ストレート型を選びましょう。その名のとおり真っすぐなブラシで、一度にたっぷり液を含むのが特徴です。
ただし、その分たっぷりまつげについて仕上がりが濃くなることも。心配なら適量を塗りやすい細めのブラシを選ぶとよいでしょう。
短時間で仕上げたい人にはアーチ型
メイクをサッと仕上げたい人は、アーチ型のマスカラを選びましょう。目元のカーブに沿いやすく、角度を変えずにサッと塗れるのが特徴です。
一度で広範囲に塗れるので、均一な仕上がりにこだわる人にもおすすめ。液量によっては濃くなってしまうので、フチで調整してから使用してくださいね。
細部まで丁寧に塗りたいならロケット型
細部まで丁寧に整えたいなら、ロケット型のブラシがおすすめ。先端に向かって細くなっているタイプで、目の際などの細かい部分にも使用できます。
小回りが効きやすいので、まつ毛が短い人も使いやすいでしょう。大きめのブラシでは拾い切れないまつげにまでしっかり塗布できます。
5プチプラのマスカラおすすめ5選
セザンヌ 耐久カールマスカラ ¥638(税込)
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セザンヌの「 耐久カールマスカラ」は、1本で3役を果たすコスパ最強のマスカラ。600円台と安価ながら、マスカラ下地・マスカラ・トップコートの3つの役割を持っており、1本できれいなまつげが仕上がります。
カールキープ力も売り。軽いベースに強力な形状キープ成分を配合しており、くるんと上がったまつ毛をサポートします。
さらに水分に強い設計で、崩れにくいものがほしい人にもぴったり。水・汗・涙・皮脂・湿気に強いと謳っており、運動するときや雨の日も使いやすいでしょう。
カラーが全5色と豊富なのも魅力です。ブラックやブラウンといった定番はもちろん、クリアやモーヴ、グレージュといった変わり種もあり、複数カラー試すのもよいでしょう。
キャンメイク ゴクブトマスカラ ¥660(税込)
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キャンメイクの「ゴクブトマスカラ」は、ボリューム感が売りのマスカラ。ボリュームアップが目指せる仕様ですが、繊維は使用しておらず、繊細な印象も残せます。
こってりと重めな液が特徴で、まつげ1本1本にしっかり絡むような設計です。ダマになりにくく、きれいなセパレートまつげが仕上がりますよ。
ウォータープルーフタイプなので、涙や汗、皮脂によるメイク崩れも防止。さらに、お湯で落とせるので、メイクオフを短時間で行いたい人にもぴったりです。
カラーは目元にインパクトをプラスできる[01]スーパーブラックと、ほどよく引き締めた印象に見せる[06]ビターブラウンの2色。どちらもベーシックなカラーで取り入れやすいでしょう。
ミシャ4Dマスカラ(R)¥750(税込)
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ミシャの「ミシャ4Dマスカラ(R)」は、ボリュームアップを狙う人におすすめ。四角形のストレート型のブラシが特徴で、まつげ1本1本にダマのないボリュームを与えます。
植物性ワックスを配合した軽やかなテクスチャもポイントです。伸びがよくしなやかに塗布できるので、ムラやダマのない仕上がりが目指せますよ。
保護膜が1本1本にしっかり密着する設計で、崩れにくいものがほしい人にもおすすめです。落ちたり滲んだりしにくく、目の周りが黒くなるのを防止できます。
カラーはブラックのみ。自まつげに馴染みやすいカラーなので取り入れやすく、多くの人におすすめできます。
ヒロインメイク ロング&カールマスカラ アドバンストフィルム ¥1,320(税込)
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ヒロインメイクの「ロング&カールマスカラ アドバンストフィルム」は、滲みにくいのにお湯と洗顔料だけでオフできる優れもの。パンダ目ガードという独自処方で、水・皮脂に強い仕様に仕上げています。その一方で、ぬるま湯と洗顔料でするっと落とせるので、日常に取り入れやすいでしょう。
カールロック成分と形状持続ポリマーを配合しており、上がったまつげをキープしやすいのも魅力です。さらに5mmのロングファイバーが配合されているので、長さもしっかり出せますよ。
ツバキオイル・ローヤルゼリーエキスをはじめ、4種類の美容液成分が配合されているのも特徴です。塗るたびに自まつげにアプローチでき、メイクとケアが同時にできます。
カラーは、定番の01 漆黒ブラック・02 ブラウンのほか、限定の59 ナイトスケープを展開中。ナイトスケープはメタリックネイビーで、いつもとは少し違った大人の雰囲気を演出できます。
メイベリン ニューヨーク ハイパーカール ウォータープルーフ R ¥1,199(税込)
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メイベリンの「ニューヨーク ハイパーカール ウォータープルーフ R」は、ナチュラルなぱっちり目を目指す人におすすめ。適度にカーブしたアーチ型のブラシで、まつげ1本1本に自然なボリュームを与えます。
カールロックワックスを配合しており、ぱっちりカールが長持ちするのも魅力です。ビューラーを使ったメイク直しが24時間いらないと謳っており、まつげが下がりやすい人にもおすすめ。
ウォータープルーフタイプで、水・汗・涙にも強い設計です。アクティブに活動するときも雨の日も目元が黒くなるのを防ぎ、きれいな印象をキープします。
カラーはブラック・ブラウンの2色。ぱっちりと力強い印象に見せるならブラック、やわらかい雰囲気もほしいならブラウンがおすすめですよ。
6マスカラをきれいに塗るコツは?
マスカラをきれいに塗るコツは、使用前にしっかり液量を調整すること。フチでしごいて適量含んでいることを確認してからまつげに塗っていきましょう。
塗る際は根元からしっかりブラシを当てることが大切です。上まつげの根元に押し当て、ブラシを細かく左右に振りながら毛先に向かって滑らせるように動かします。毛先付近では小刻みに動かさずスッと滑らせると、ダマのないきれいなセパレートまつげに仕上がります。
下まつげを仕上げるときは、上まつげに使用して残った液で十分。下まつげはそれほどボリュームがないので、たっぷりつけ直してしまうと重たい印象に見えてしまいます。ブラシを縦向きに当てて1本1本をなぞるように塗りましょう。
MeChoice編集部