
「GMO外貨」と「GMOクリック証券」の違いは?どちらを選ぶべきか徹底解説!
「GMO外貨」と「GMOクリック証券」は同じGMOグループですが、別会社のため、そのサービス内容にも違いがあります。
そもそもGMO外貨の前身は、2021年9月にヤフー傘下のFX会社だった「ワイジェイFX(YJFX!)」がGMOグループの完全子会社となり誕生した「外貨ex byGMO」であり、その後、2023年7月より「GMO外貨」に社名変更が行われ、今のサービスが確立されました。
そのため、GMO外貨には、GMOグループに加入する以前のサービスやルールが数多く残っており、これが両者の違いを生み出していると考えられます。
そこで本記事では、「GMO外貨」と「GMOクリック証券」の違いを比較し、どちらを使うべきかを徹底解説していきます。
目次

中島 翔CMA
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1「GMO外貨」と「GMOクリック証券」のスペックの違い
まず始めに、「GMO外貨」と「GMOクリック証券」それぞれで提供されているFXサービス「外貨ex」および「FXネオ」について、基本的なスペックの違いを確認しましょう。
1-1取り扱い通貨ペア数の違い
種類 | GMO外貨 | GMOクリック証券 |
---|---|---|
通常通貨ペア | 24通貨ペア | 20通貨ペア |
ラージ通貨ペア | - | 6通貨ペア |
GMO外貨では24通貨ペアを取り扱っており、一方、GMOクリック証券では通常通貨ペアが20、ラージ通貨ペアが6となっています。
通貨ペアの種類から見ると、GMO外貨の方がより多彩ですが、GMOクリック証券にはラージ銘柄があることが大きな違いと言えます。
ちなみに、GMOクリック証券のラージ銘柄とは、通常銘柄よりも最大発注数量が大きい通貨ペアのことを指します。
GMOクリック証券では、通常銘柄の最大発注数量は新規・決済ともに1回あたり100万通貨と定められていますが、ラージ銘柄の場合、1回で最大200万通貨の発注が可能なため、よりまとまった資金で取引することが可能です。
1-2最低取引単位の違い
GMO外貨 | GMOクリック証券 |
---|---|
1,000 or 10,000通貨単位 | 1,000通貨単位 ※一部のみ10,000通貨単位 |
GMO外貨では、通貨によって最低取引単位が定められており、1,000もしくは10,000通貨単位からの取引が可能です。
それぞれの通貨における最低取引単位は下記の通りです。
通貨 | 最低取引単位 |
---|---|
USD | 1,000 米ドル |
EUR | 1,000 ユーロ |
AUD | 1,000 豪ドル |
NZD | 1,000 ニュージーランドドル |
GBP | 1,000 英ポンド |
CHF | 1,000 スイスフラン |
CAD | 1,000 カナダドル |
ZAR | 10,000 南アフリカランド |
TRY | 10,000トルコリラ |
MXN | 10,000メキシコペソ |
CNH | 10,000人民元 |
HKD | 10,000香港ドル |
一方、GMOクリック証券では、ほとんどの通貨が1,000通貨単位から取引可能ですが、ZAR/JPYとMXN/JPYのみ最低取引単位が10,000通貨単位と定められています。
項目 | GMO外貨 | GMOクリック証券 |
---|---|---|
取引手数料 | 無料 | 無料 |
クイック入金 | 無料 | GMOクリック証券と提携した 金融機関から即時入金サービスを 利用する場合は無料 |
銀行振込 | ATM、インターネットバンキング からの振込等は各銀行により 手数料が異なる | ユーザーごとに用意する 振込専用の口座へ 銀行窓口・ATM等から 振込した場合はユーザー負担 |
出金 | 円貨の場合、無料 外貨の場合、依頼1回につき1,500円 | 外貨出金も含め無料 |
口座開設手数料 | 無料 | 無料 |
口座維持手数料 | 無料 | 無料 |
各種手数料については、取引手数料や口座開設・維持手数料、クイック入金などは基本的にGMO外貨およびGMOクリック証券ともに無料となっていますが、出金については、GMO外貨では外貨出金の場合、依頼1回につき1,500円の負担がある一方で、GMOクリック証券では、外貨出金も含め無料となっている点が大きな違いと言えます。
1-3スワップポイントの違い
スワップポイントは日々変動しているため、ここでは2025年2月24日のGMO外貨とGMOクリック証券における主要・注目通貨ペアの数値の違いを見ていきましょう。
通貨ペア | GMO外貨 | GMOクリック証券 |
---|---|---|
USD/JPY | 166円 | 166円 |
EUR/JPY | 130円 | 100円 |
GBP/JPY | 211円 | 212円 |
AUD/JPY | 96円 | 94円 |
ZAR/JPY | 16円 | 17円 |
MXN/JPY | 23円 | 20円 |
表で比較してみると、通貨ごとに違いはあるものの、GMO外貨の方がGMOクリック証券よりも全体的にスワップポイントが高く、その中でもGMO外貨におけるEUR/JPYのスワップが特に高くなっていることが分かります。
なお、両者ともに、USD/JPYをはじめとするメジャーな通貨ペアは業界トップ水準のスワップポイントを誇っているほか、高金利通貨ペアとして人気のZAR/JPYやMXN/JPYのスワップポイントも業界最高水準で提供されています。
1-4スプレッドの違い
ここでは、GMO外貨とGMOクリック証券のスプレッドの違いを見てみましょう。
GMO外貨では、午前8時~翌午前3時とそれ以外の時間帯(メンテナンス時間を除く)、GMOクリック証券では、午前9時~翌午前3:00とそれ以外の時間帯で異なるスプレッドを提供しています。
下記は、それぞれ午前8時~翌午前3時、午前9時~翌午前3:00におけるスプレッドの違いです。
通貨ペア | GMO外貨 | GMOクリック証券 |
---|---|---|
USD/JPY | 0.2銭 | 0.2銭 |
EUR/JPY | 0.4銭 | 0.4銭 |
GBP/JPY | 0.9銭 | 0.9銭 |
AUD/JPY | 0.5銭 | 0.5銭 |
ZAR/JPY | 1.3銭 | 0.9銭 |
MXN/JPY | 0.2銭 | 0.2銭 |
FXにおけるスプレッドとは、「買値(Ask)」と「売値(Bid)」の差額のことを指し、実質的な取引コストとなるため、スプレッドが狭ければ狭いほどコストを低く抑えられるということになります。
表を見ると、GMO外貨とGMOクリック証券はどちらもほぼ同等のスプレッドを提供していますが、ZAR/JPYのみ、GMOクリック証券の方がスプレッドが狭くなっています。
そのため、どちらの口座を選ぼうか迷っている場合は、自身が取引したい通貨ペアのスプレッドの狭さも、確認すべき重要なポイントの一つと言えるでしょう。
2「GMO外貨」のメリット
ここまで、GMO外貨とGMOクリック証券の基本的なスペックの違いを見てきましたが、ここからは、それらを踏まえたGMO外貨のメリットを紹介します。
2-1「GMO外貨」は通貨ペアが豊富
まず始めに、GMO外貨は通貨ペアが豊富であるという点が挙げられます。
実際、GMO外貨では、GMOクリック証券が取り扱っている通貨ペアの組み合わせを全て網羅しているほか、GMOクリック証券では取引できない下記の通貨ペアについても取引が可能なため、より多彩な通貨ペアを取引したいという方には、GMO外貨がおすすめです。
CNH/JPY
HKD/JPY
AUD/CHF
CAD/CHF
2-2「GMO外貨」はスワップポイントが高水準
前述した通り、GMO外貨はGMOクリック証券よりも全体的にスワップポイントが高く設定されています。
スワップポイントのメリットは、決済を行ってそのポジションを解消しない限り、利益を毎日獲得できるという点にあります。
そのため、長い時間軸での取引を考えている方には、より高いスワップポイントを誇るGMO外貨がおすすめです。
2-3「GMO外貨」は取引オプションが充実している
GMO外貨では、多種多様な取引オプションが提供されているため、トレーダーは自身のニーズにマッチした柔軟な取引を行うことが可能です。
具体的には、FXのほかにCFDやバイナリーオプションなども取り扱っており、「外貨ex CFD」と呼ばれるCFD取引のための口座や「オプトレ!」と呼ばれる店頭バイナリーオプションサービスが提供されています。
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3「GMOクリック証券」のメリット
次に、GMOクリック証券のメリットについて紹介します。
3-1「GMOクリック証券」はスプレッドが業界最小水準
前述した通り、GMOクリック証券は業界最小水準のスプレッドを提供しているため、取引コストを抑えやすいというメリットがあります。
また、短期取引でも利益を最大化しやすいため、スキャルピングやデイトレードを中心に行いたいという方にもおすすめです。
3-2「GMOクリック証券」は初心者にも優しいツールが充実している
GMOクリック証券では、「GMOクリック FX(スマホ、アップルウォッチ)」、「PCはっちゅう君FXプラス(PC)」、「プラチナチャート(PC)」、「FXWatch!(Wear OS対応スマートウォッチ)」といった取引ツールが提供されていますが、特に、スマホやアップルウォッチで手軽に利用することのできる「GMOクリック FX」は、下記のような点で高い人気を誇っています。
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アップルウォッチでも、時間を確認するように、レートやチャート、経済カレンダーを確認できる
ウィジェットやFXトレード日記など、トレード情報が充実している
チャート上の各種ラインから注文が簡単に行える
中でも、無料のデモ取引サービスについては、アプリをインストールするだけですぐにFXデモ取引を開始できるほか、レートも本番同様なため、はじめてのFX取引の練習としてもぴったりの仕様となっています。
3-3「GMOクリック証券」はサポート体制が徹底している
GMOクリック証券のサポート体制は、その幅広さが特徴です。
商品に関する些細な疑問から、各種手続きやツールのインストール方法など、自社のサービスやツールに関するあらゆる質問に対応しているほか、フリーダイヤルやフォームでの問い合わせが可能なため、初心者でも安心して利用できる環境が整っています。
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4まとめ
GMO外貨とGMOクリック証券はどちらもGMOグループのFXサービスですが、それぞれに違いがあることが分かりました。
GMO外貨は通貨ペアがより豊富なほか、スワップポイントも高水準のため、多彩な通貨ペアをより長い時間軸で取引したい方におすすめです。
一方、GMOクリック証券は、業界最小水準のスプレッドを提供しているほか、ほとんどの通貨ペアが1,000通貨単位で取引できること、取引ツールが充実しており、手軽に取引できることから、スキャルピングやデイトレード向きと言えるでしょう。
FX取引の口座選びに失敗したくないという方は、ぜひこの記事を参考に、自身に合った口座を吟味してみてください。
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執筆者について

中島 翔
FXトレーダー兼起業家。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で日本証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。その後coincheckで仮想通貨取引所のトレーダーを経験し、NYのブロックチェーン関連のVCを経て、金融コンサルティングを中心としたCWC株式会社を設立。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。一般社団法人日本カーボンニュートラル機構理事。日本証券アナリスト(CMA)保有。