
SBI FXトレードとSBI証券の違いは?どっちがどんな人におすすめか解説
同じSBIグループに属する、SBI FXトレードとSBI証券。SBIでFXを始めようと思っているけれど、2社の違いがよく分からず、どっちを選べばいいのか迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、SBI FXトレードとSBI証券のFX口座の違いを分かりやすくご紹介します。そもそも別の口座なのか、連携はできるのかも解説。それぞれどんな人におすすめかをチェックして、自分の使い方に合うFX口座を作ってくださいね。
1SBI FXトレードとSBI証券のFX口座は別?振替や連携はできる?
SBI FXトレードとSBI証券のFX口座は、全く別の口座です。それぞれの口座間で振替をしたり、連携したりはできないので注意しましょう。SBI FXトレードとSBI証券は異なる会社です。両方でFX口座を作ることは可能ですが、SBI FXトレードでSBI証券のFX口座にアクセスしたり、SBI証券からSBI FXトレードを介してFXの取引をしたりはできません。
SBI FXトレードもSBI証券のFXも扱う通貨ペアの種類が同じで、34通貨ペアと豊富な点がメリット。どちらも通常のFXだけでなく、積立FXでの運用も可能です。一方で、最小取引数量や最大取引数量、取引ツールの種類などが異なります。それでは、SBI FXトレードとSBI証券のFX口座の違いをチェックしていきましょう。
2SBI FXトレードとSBI証券の基本スペックを比較
SBI FXトレード | SBI証券 | |
種類 | ネット専業FX | ネット証券 |
提供サービス | FX、積立FX、CFD、SBI FXトレードNEOBANK | NISA、iDeCo、投資信託、国内株式、外国株式・海外ETF、債権、FX、積立FX、先物・オプション、CFD、金・銀・プラチナ |
FX最低取引単位 | 1通貨 | 1000通貨 |
FX取引手数料 | 無料 | 無料 |
FX取引通貨ペア数 | 34通貨ペア | 34通貨ペア |
FX取引ツール | リッチクライアント版取引ソフト(Windowsインストール型)、Web版取引サイト(ブラウザ)、スマホアプリ | FX総合分析チャート(ブラウザ)、スマホアプリ |
※2025年5月時点の情報です。詳細は公式サイトをご確認ください。
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3FX取引に注力したいならSBI FXトレードがおすすめ
FXの取引に注力したい人には、SBI FXトレードがおすすめです。総合証券であるSBI証券とは異なり、SBI FXトレードは専業なのが特徴。初めてFXをスタートする初心者も、本格的にトレードしたい中・上級者も満足できるでしょう。
3-1FX取引に注力したいならSBI FXトレードがおすすめな理由
SBI FXトレードは1通貨単位から取引できる
SBI FXトレードはスプレッドが狭め
SBI FXトレードはPC版もスマホ版もツールが充実
SBI FXトレードは1000万通貨まで注文できる
SBI FXトレードNEOBANKで即時入出金が可能
3-2SBI FXトレードは1通貨単位から取引できる
SBI FXトレードなら、1通貨単位から取引できるのが大きなメリットです。例えば米ドルが1ドル150円の時に25倍のレバレッジで考えると、米ドル/円1通貨の取引における必要証拠金は約6円。少額の資金からFXを始められるので、学びながら実践していきたい初心者にもぴったりといえます。
一方のSBI証券の最小取引単位は1000通貨です。例えば、同じく1ドル150円の時の米ドル/円1000通貨の取引では、必要証拠金は約6000円になります。1000通貨でも10000通貨と比べると少額の必要証拠金で取引できますが、より少ない金額でFXを始めたい人はSBI FXトレードを選ぶといいでしょう。
3-3SBI FXトレードはスプレッドが狭め
SBI FXトレードとSBI証券のFXのスプレッドを比較すると、SBI FXトレードの方がやや狭めです。取引の度に発生するコストのため、少しでも抑えたい人はSBI FXトレードを選ぶといいでしょう。
スプレッド(基準値)の例 | ||
---|---|---|
通貨ペア | SBI FXトレード | SBI証券 |
USD/JPY | 0.18 | 0.2 |
EUR/JPY | 0.38 | 0.5 |
GBP/JPY | 0.88 | 0.9 |
AUD/JPY | 0.48 | 0.6 |
ただし、スプレッドは常に固定されているわけではなく、タイミングによって異なることがあります。最新の情報は公式サイトで確認してください。
3-4SBI FXトレードはPC版もスマホ版もツールが充実
SBI FXトレードには、Windowsパソコン向けのダウンロード型取引ツールがあります。スマホだけでなく、Windowsパソコンでもツールを駆使してトレードがしたい人は、SBI FXトレードを選びましょう。もちろん、スマホアプリでの取引も可能です。
一方のSBI証券にはパソコン版のインストールツールがなく、WebブラウザからFX総合分析チャートを利用できます。スマホアプリはSBI証券にもあるため、パソコンからの取引はブラウザからで十分な人は、SBI FXトレードとSBI証券のどちらを選んでも問題ないでしょう。
3-5SBI FXトレードは1000万通貨まで注文できる
最小で1通貨単位から取引できるSBI FXトレードは、最大取引数量が1注文あたり1000万通貨までと大きい点も特徴です。大口取引を行いたい上級者も、SBI FXトレードを選んでください。ただし、100万通貨を超える注文ではスプレッドが大きくなります。
一方のSBI証券は、1注文における最大取引数量が米ドル/円は300万通貨、その他の通貨ペアは500万通貨までです。特に大口の取引を行うつもりがないなら、SBI証券の上限でも十分といえます。取引可能な数量が自分のトレードスタイルに合うかをチェックしておきましょう。
3-6SBI FXトレードNEOBANKで即時入出金が可能
SBI FXトレードには住信SBIネット銀行が提供する銀行サービス、SBI FXトレードNEOBANKがあります。SBI FXトレードに口座があれば申し込め、利用すればSBI FXトレードとの即時入出金が可能です。休日や夜間でもすぐに入出金を行えるので、FXの取引がスムーズに進むでしょう。SBI FXトレードで取引を行うなら、あわせて申し込みを検討してください。
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4株式投資も!総合証券のメリットを活かすならSBI証券のFX
FXに特化していきたいならSBI FXトレードがおすすめですが、SBI証券には総合証券ならではのメリットがあります。株式投資など他の資産運用も同時に行いたい人は、SBI証券をチェックするといいでしょう。
4-1総合証券のメリットを活かすならSBI証券のFXに注目
SBI証券で眠っている株券を担保にFX取引ができる
SBI証券のFX現引なら米国株式をお得に買える
SBI証券のFXは取引実績に応じたポイントが貯まる
4-2SBI証券で眠っている株券を担保にFX取引ができる
SBI証券で国内株式を保有している人なら、評価額の70%を担保にSBI証券のFX取引を始められます。レバレッジは1〜25倍で設定が可能。株券を担保にしていても、株主優待や配当金を受け取れるのがメリットです。FXのために新たに資金を準備する必要がなく、優待や配当目的で長期保有している株券を有効活用できますよ。
担保にした株券は、売却のタイミングに制限がないのも嬉しいポイントです。売却した場合は、代用評価額分の現金がFX口座に自動振替されます。
4-3SBI証券のFX現引なら米国株式をお得に買える
SBI証券のFXは、米ドルの現引注文が可能な点が特徴です。現引注文で外貨として米ドルを受け取ったら、そのまま米国株式の購入にあてられます。取引コストは片道のスプレッドだけなので、コストを抑えてお得に購入できるのがメリットです。
SBI証券のFX現引では、米国株式の他に、外貨建債券・外貨建MMFも購入できます。現引注文を行いたいなら、外国株式取引口座や、外貨建債券・外貨建MMF口座をあらかじめ開設しておきましょう。
4-4SBI証券のFXは取引実績に応じたポイントが貯まる
SBI証券にはFXポイントプログラムがあり、FXの新規取引実績に応じたポイントがもらえます。対象は33通貨ペアで、10万通貨の取引につき最大4円相当のポイントを付与。JALマイルの場合は、10万通貨の取引につき最大2マイルが貯まります。
対象ポイントは、Vポイント、Pontaポイント、dポイント、PayPayポイント、JALのマイルです。毎月エントリーが必要なので、忘れずに行いましょう。
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5SBI FXトレードとSBI証券のFXは違いを押さえて選ぼう
同じSBIグループに属する、SBI FXトレードとSBI証券。どちらでもFXの取引が可能ですが、それぞれの特徴には違いがあります。とにかくFXに注力したい人には、スプレッドが狭めで1通貨単位から取引できるSBI FXトレードがおすすめです。スマホだけでなくパソコンでもインストールアプリを利用できるので、ツールを駆使してトレードしたい中・上級者も注目しましょう。
一方、総合証券としての総合力に魅力を感じるなら、SBI証券のFX口座がぴったりといえます。眠っている株券を担保に新規資金なしでFX取引をスタートできたり、米ドルの現引注文で米国株式をお得に購入できたりするのがメリットです。求める投資スタイルに合うFXサービスを選び、資産運用に役立ててください。
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