
トラストクラブとダイナースクラブの違いを徹底解説!グルメ特典や空港ラウンジなど
豊富な特典が魅力の、トラストクラブカードとダイナースクラブカード。どちらも三井住友トラストクラブが発行するクレジットカードですが、特徴に違いがあります。
1名分のコース料理が無料になるグルメ優待や、空港ラウンジサービスの利用には、どのカードを選べばいいのか迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、トラストクラブカードとダイナースクラブカードの違いを徹底解説します。付帯保険やポイント制度、コンシェルジュサービスや家族会員の年会費も要チェックです。
複数あるトラストクラブカードとダイナースクラブカードのなかから、自分にぴったり合うものを見つけてくださいね。
TRUST CLUB ワールドカード

プラチナを超える極上の体験を。
詳細をみる- ショッピング利用100円=3ポイント
- Mastercard®提供の「Taste of Premium®」も利用できる
- Mastercard® Taste of Premium®:高級旅館、国内レストラン、海外・国内ホテルでのご優待等、充実したサービスをご提供
- 国際線手荷物無料宅配(2個まで):ご出発・ご帰国時のお荷物をご自宅と空港間で往路・復路各2個まで無料で宅配します。
- ダイニング by 招待日和:全国約250店の有名レストランで2名様以上のご利用で1名様が無料になります。
ダイナースクラブカード

商材の説明文をここに入力してください。
詳細を見る- ご利用可能枠一律の制限なし:ご利用可能枠は、会員お一人様ごとのご利用状況やお支払い実績などによって個別に設定しています。
- 多彩な優待サービス:グルメ、トラベル、エンタテイメント、ゴルフなど多彩なシーンで活用いただける優待サービスをご用意
- 会員限定イベントへのご招待:ダイナースクラブでは、会員様限定のイベントを多数開催
1トラストクラブとダイナースクラブは別のもの?
トラストクラブとダイナースクラブには似たような特徴もありますが、それぞれ別のサービスです。どちらかに入っていればもう一方の優待も受けられるなどの仕組みはなく、違うものだと認識しましょう。
1-1トラストもダイナースも三井住友トラストクラブが発行
トラストクラブカードもダイナースクラブカードも、三井住友トラストクラブ株式会社が発行しています。
2015年、ダイナースクラブカードを日本で唯一発行していたシティカードジャパンを三井住友信託銀行株式会社が子会社化し、三井住友トラストクラブが発足。
翌2016年には、TRUST CLUBカード(トラストクラブカード)の前身であるSuMi TRUST CLUBカードの発行が開始されました。
1-2どちらも豊富な特典や有効期限のないポイントに注目
トラストクラブカードとダイナースクラブカードは、どちらも充実した特典やサービスが人気を集めています。
例えばグルメなら、トラストクラブではカードによってダイニングセレクションか招待日和、ダイナースクラブではエグゼクティブダイニングの特典付きです。2名以上で所定のコース料理を利用すると1名分が無料になるなど、お得に堪能できます。
また、トラストクラブカードとダイナースクラブカードで貯まるそれぞれのポイントには、有効期限がないのも嬉しいメリットです。
欲しい商品に必要なポイント数まで貯めておくことが可能で、好きなタイミングで交換できます。似ている点もあるトラストクラブとダイナースクラブの違いを把握して、賢く活用しましょう。
2トラストクラブとダイナースクラブの国際ブランドの違い
トラストクラブとダイナースクラブの大きな違いとして、まずは国際ブランドが挙げられます。
2-1トラストクラブカードはMastercardとVisa
トラストクラブカードの国際ブランドは、MastercardとVisaの2つ。
Mastercardは「TRUST CLUBワールドエリートカード」、「TRUST CLUBワールドカード」、「TRUST CLUBプラチナマスターカード」の3種類、Visaは「TRUST CLUBプラチナVisaカード」、「TRUST CLUBゴールドカード」、「TRUST CLUBエリートカード」の3種類です。
他に、デルタ航空のマイルが貯まる「デルタ スカイマイルTRUST CLUBプラチナVISAカード」と「デルタ スカイマイルTRUST CLUBゴールドVISAカード」もありますが、本記事では通常タイプのMastercard3種類・Visa3種類をチェックしていきます。
TRUST CLUB ワールドカード

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- 国際線手荷物無料宅配(2個まで):ご出発・ご帰国時のお荷物をご自宅と空港間で往路・復路各2個まで無料で宅配します。
- ダイニング by 招待日和:全国約250店の有名レストランで2名様以上のご利用で1名様が無料になります。
2-2ダイナースクラブカードはDiners Clubのみ
ダイナースクラブカードの国際ブランドは、その名のとおりDiners Club(ダイナースクラブ)のみです。
ただし、ダイナースクラブカードではコンパニオンカードとしてTRUST CLUBプラチナマスターカードを年会費無料で持つことが可能。Diners ClubとMastercardを使い分けながら活用できます。
「ダイナースクラブカード」だけでなく、招待制の「ダイナースクラブ プレミアムカード」やビジネスカード、航空会社提携カードや他社提携カードもありますが、本記事では一般カードであるダイナースクラブカードとトラストクラブカードの違いを見ていきましょう。
ダイナースクラブカード

商材の説明文をここに入力してください。
詳細を見る- ご利用可能枠一律の制限なし:ご利用可能枠は、会員お一人様ごとのご利用状況やお支払い実績などによって個別に設定しています。
- 多彩な優待サービス:グルメ、トラベル、エンタテイメント、ゴルフなど多彩なシーンで活用いただける優待サービスをご用意
- 会員限定イベントへのご招待:ダイナースクラブでは、会員様限定のイベントを多数開催
3特典の違いと年会費のバランスをチェック
具体的なトラストクラブカードとダイナースクラブカードの違いを解説します。特典の充実度と年会費のバランスをチェックして、自分のニーズに合うカードを見つけましょう。
- グルメ:コース料理が1名分無料も。利用できる店舗に違いあり
- 空港ラウンジ:プライオリティ・パスで1600か所以上が無料のものも
- 付帯保険:最高3000万円から1億円。ショッピング保険にも違いあり
- ポイント:還元率に違いあり。ボーナスポイントやマイル移行も
- コンシェルジュ:最上位カードのみ対象。専用デスクを活用できる
- 家族会員:トラストクラブは年会費無料で家族カードを発行可能
3-1グルメ:コース料理が1名分無料も。利用できる店舗に違いあり
トラストクラブ(Mastercard) | トラストクラブ(Visa) | ダイナースクラブ | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
ワールドエリート | ワールド | プラチナマスター | プラチナVisa | ゴールド | エリート | ダイナースクラブ | |
年会費 | 143000円 | 13200円 | 3300円 | 38500円 | 13200円 | 3300円 | 24200円 |
ダイニングセレクション | - | - | - | ○ | - | - | - |
ダイニングby招待日和 | ○ | ○ | ○ | - | - | - | - |
エグゼクティブダイニング | - | - | - | - | - | - | ○ |
2名以上で利用した時に1名分のコース料理が無料になる優待を受けたいなら、トラストクラブのMastercard3種類か、Visaの最上位ランクであるプラチナVisa、ダイナースクラブを選びましょう。
トラストクラブのうち、Visaのゴールドカードとエリートカードにはグルメ特典がありません。
なかでも、対象店舗の選択肢を重視したい人にはダイナースクラブカードがおすすめです。
ダイナースクラブカードのエグゼクティブダイニングには、2025年6月現在全国427件の店舗がラインナップしているので、首都圏以外のユーザーでも有名店のおいしさを楽しめるでしょう。
トラストクラブのダイニングセレクションも豊富な店舗を対象としているため、次におすすめなのはTRUST CLUBプラチナVisaカードです。
ダイナースクラブカードとTRUST CLUBプラチナVisaカードでは、6名以上で2名分が無料になるグループ特別プランの取り扱いもあります。会食の機会が多い人はぜひこの2枚に注目しましょう。
また、トラストクラブのMastercard3種類が利用できるダイニングby招待日和では、国内外約250店舗の有名レストランが対象です。年会費が安いTRUST CLUBプラチナマスターカードでも使える特典のため、上手に活用してください。
3-2空港ラウンジ:プライオリティ・パスで1600か所以上が無料のものも
トラストクラブ(Mastercard) | トラストクラブ(Visa) | ダイナースクラブ | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
ワールドエリート | ワールド | プラチナマスター | プラチナVisa | ゴールド | エリート | ダイナースクラブ | |
年会費 | 143000円 | 13200円 | 3300円 | 38500円 | 13200円 | 3300円 | 24200円 |
プライオリティ・パス | 無料 | 1回US$35 | - | 無料 | 1回US$35 | - | 年10回まで:無料 11回目から:1回3500円 |
国内主要空港 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
世界各地の空港ラウンジサービスを無料で利用したい人は、トラストクラブの最上位カードであるTRUST CLUBワールドエリートカードかTRUST CLUBプラチナVisaカードを選びましょう。ダイナースクラブカードも、年10回まで無料で利用できます。
トラストクラブのMastercard・Visaともに、2ランク目であるTRUST CLUBワールドカードとTRUST CLUBゴールドカードは、利用料の支払いが必要です。
どのカードも国内主要空港ラウンジは無料で使えるので、国際線の利用頻度をふまえて選択してください。
TRUST CLUB ワールドエリートカード
- カードでお支払いいただくだけで、 100円につき4ポイント加算します。※一部対象外あり
- 年間のご利用金額に応じて 翌年ボーナスポイントを加算※ボーナスポイントは、次年度年会費のお支払い月の翌月に加算。
- トラベル・グルメ・エンタテイメント・保険・コンシェルジュサービスなど特典・サービス多数
TRUST CLUB プラチナ Visaカード
- ショッピング利用100円=4ポイント
- コンシェルジュサービスで、ご要望にお応え
- 有効期限のないポイントプログラム
- トラベル・グルメ・エンタテイメント・保険・コンシェルジュサービスなど特典・サービス多数
3-3付帯保険:最高3000万円から1億円。ショッピング保険にも違いあり
トラストクラブ(Mastercard) | トラストクラブ(Visa) | ダイナースクラブ | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
ワールドエリート | ワールド | プラチナマスター | プラチナVisa | ゴールド | エリート | ダイナースクラブ | |
年会費 | 143000円 | 13200円 | 3300円 | 38500円 | 13200円 | 3300円 | 24200円 |
海外・国内旅行傷害保険 | 最高1億円 | 最高7000万円 | 最高3000万円 | 最高1億円 | 最高7000万円 | 最高3000万円 | 最高1億円 |
海外航空便遅延費用保険 | ○ | - | - | - | - | - | - |
ショッピング保険 | 年500万円まで | 年500万円まで | 年50万円まで | 年500万円まで | 年500万円まで | 年200万円まで | 年500万円まで |
キャンセル保険 | 年20万円まで | 年10万円まで | - | 年20万円まで | - | - | - |
トラストクラブの各カードとダイナースクラブカードでは、それぞれ付帯保険の補償内容に違いがあります。年会費が高いものほど旅行傷害保険の補償額も高いため、必要に応じて選びましょう。
TRUST CLUBワールドエリートカードは、海外航空便遅延費用保険が付帯しているのが特徴です。
他にも、ショッピング保険の補償限度額に違いがあり、入院や通院で旅行などがキャンセルになった時に補償を受けられるキャンセル保険が付帯しているものもあります。
3-4ポイント:還元率に違いあり。ボーナスポイントやマイル移行も
トラストクラブ(Mastercard) | トラストクラブ(Visa) | ダイナースクラブ | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
ワールドエリート | ワールド | プラチナマスター | プラチナVisa | ゴールド | エリート | ダイナースクラブ | |
年会費 | 143000円 | 13200円 | 3300円 | 38500円 | 13200円 | 3300円 | 24200円 |
100円あたりの加算ポイント | 4ポイント | 3ポイント | 2ポイント ※リボ:3ポイント | 4ポイント | 3ポイント | 2ポイント ※リボ:3ポイント | 1ポイント |
ボーナスポイント | 年間50万円:2500ポイント 年間100万円:6000ポイント 年間150万円:10000ポイント | 年間50万円:2500ポイント 年間100万円:6000ポイント | - | 年間50万円:2500ポイント 年間100万円:6000ポイント 年間150万円:10000ポイント | 年間50万円:2500ポイント 年間100万円:6000ポイント | - | - |
マイル移行 | - | - | - | - | - | - | ○ ※年6600円必要 |
それぞれのカードでポイントの付与率に違いがあります。トラストクラブカードのなかでは、年会費が高い上位のカードほど、100円利用につきもらえるポイント数が増加。
Mastercard・Visaともに、最上位カードと2ランク目のカードでは、年間の利用額に応じてボーナスポイントも獲得できます。
ダイナースクラブカードは100円につき1ポイント付与と少なめですが、1ポイントの価値に違いがあるため注意しましょう。
例えば、トラストクラブのポイントをVポイントに移行した場合、4000ポイント=1000ポイントとなります。一方、ダイナースクラブのポイントをVポイントに移行するなら、2500ポイント=1000ポイントです。
貯めたポイントをマイルに移行したい人は、ダイナースクラブカードがいいでしょう。
年6600円を支払ってダイナースグローバルマイレージに入会すれば、ANA・JAL・デルタ航空・ユナイテッド航空・大韓航空・キャセイパシフィック航空のマイルに交換できます。
3-5コンシェルジュ:最上位カードのみ対象。専用デスクを活用できる
トラストクラブ(Mastercard) | トラストクラブ(Visa) | ダイナースクラブ | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
ワールドエリート | ワールド | プラチナマスター | プラチナVisa | ゴールド | エリート | ダイナースクラブ | |
年会費 | 143000円 | 13200円 | 3300円 | 38500円 | 13200円 | 3300円 | 24200円 |
コンシェルジュサービス | ○ | - | - | ○ | - | - | - |
コンシェルジュサービスを使いたい人は、最上位カードを選びましょう。トラストクラブのMastercardならTRUST CLUBワールドエリートカード、VisaならTRUST CLUBプラチナVisaカードでコンシェルジュを利用できます。
なお、ダイナースクラブカードの場合は、招待制のダイナースクラブプレミアムカードならコンシェルジュサービスの利用対象です。
3-6家族会員:トラストクラブは年会費無料で家族カードを発行可能
トラストクラブ(Mastercard) | トラストクラブ(Visa) | ダイナースクラブ | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
ワールドエリート | ワールド | プラチナマスター | プラチナVisa | ゴールド | エリート | ダイナースクラブ | |
年会費 | 143000円 | 13200円 | 3300円 | 38500円 | 13200円 | 3300円 | 24200円 |
家族会員の年会費 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 5500円 |
家族にもカードを発行したい人は、家族会員の年会費も含めて検討してください。トラストクラブカードは家族会員の年会費が無料のため、追加でコストがかかりません。
一方、ダイナースクラブカードでは家族会員の年会費が5500円必要です。例えば夫婦で入会するなら24200円+5500円=29700円と考えて、トラストクラブカードの年会費や特典と比較してみましょう。
TRUST CLUB ワールドカード

プラチナを超える極上の体験を。
詳細をみる- ショッピング利用100円=3ポイント
- Mastercard®提供の「Taste of Premium®」も利用できる
- Mastercard® Taste of Premium®:高級旅館、国内レストラン、海外・国内ホテルでのご優待等、充実したサービスをご提供
- 国際線手荷物無料宅配(2個まで):ご出発・ご帰国時のお荷物をご自宅と空港間で往路・復路各2個まで無料で宅配します。
- ダイニング by 招待日和:全国約250店の有名レストランで2名様以上のご利用で1名様が無料になります。
ダイナースクラブカード

商材の説明文をここに入力してください。
詳細を見る- ご利用可能枠一律の制限なし:ご利用可能枠は、会員お一人様ごとのご利用状況やお支払い実績などによって個別に設定しています。
- 多彩な優待サービス:グルメ、トラベル、エンタテイメント、ゴルフなど多彩なシーンで活用いただける優待サービスをご用意
- 会員限定イベントへのご招待:ダイナースクラブでは、会員様限定のイベントを多数開催
4トラストクラブとダイナースは違いをふまえて選ぼう
お得なグルメ特典や空港ラウンジサービスに注目が集まる、トラストクラブカードとダイナースクラブカード。似ているところと違いを比較して、求めるサービスが得られるか確認しましょう。
どちらも、上手に使えば年会費以上にメリットが豊富なカードです。理想の使い方をイメージして選んでくださいね。
