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新NISAはロールオーバーできる?新NISAの基本から徹底解説!PR

新NISAはロールオーバーできる?新NISAの基本から徹底解説!

NISA
監修者:
柴沼 直美

2024年からNISA制度は大きく変わります。

投資の利益に税金がかからないNISAは多くの方が利用していますが、現行のNISAで利用できるロールオーバーが新NISAでも利用できるか気になる方も多いはずです

そこで今回は、新NISAのロールオーバーについて詳しく説明します。

ここでは、初心者の方にも理解しやすいように、新NISAやロールオーバーの基本からしっかり解説します。

柴沼 直美監修者

柴沼 直美CFP®/1級FP技能士

CFP、1級ファイナンシャル・プランニング技能士。大学卒業後、日本の生命保険会社で保険営業と保全業務に就いたのち渡米、米国で国際経営学修士(ファイナンス)を修得。外資系証券会社・投資顧問会社にてセクターアナリスト・ファンドマネジャーに従事したのち出産・育児・親の介護から独立し、フリーでファイナンシャル・プランナー・講師として活動。

1新NISAとは?キホンを解説【2024年スタート】

新NISAは2024年から新たに始まる制度です。

「成長投資枠」と「つみたて投資枠」の2種類が用意されており、両方を併用することで年間最大360万円分の投資から得られる利益が非課税となります。

「成長投資枠」と「つみたて投資枠」の概要を表にまとめました。

 成長投資枠つみたて投資枠
1年間に投資できる金額240万円120万円
最大運用可能額(非課税保有限度額)つみたて投資枠との合算で1800万円まで(そのうち成長投資枠は1200万円まで)成長投資枠との合算で1800万円まで(そのうち成長投資枠は1200万円まで)
投資できる期間無期限無期限
投資できる商品上場株式や投資信託など金融庁が定めた基準を満たす一定の投資信託
投資方法積立も単発(スポット)も可能積立のみ
対象年齢18歳以上18歳以上

参考に現行の一般NISAとつみたてNISAもまとめました。

 一般NISAつみたてNISA
1年間に投資できる金額120万円40万円
最大運用可能額(非課税保有限度額)600万円
(つみたてNISAとの併用は不可)
800万円
(一般NISAとの併用は不可)
利益が非課税となる期間5年間20年間
投資できる商品上場株式や投資信託など金融庁が定めた基準を満たす一定の投資信託
投資方法積立も単発(スポット)も可能積立のみ
対象年齢18歳以上18歳以上

いかがでしょうか?このように現行のNISA制度に比べ、充実した内容になっている新NISAを利用しない手はないでしょう。

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2ロールオーバーとは?

ロールオーバーとは現行の一般NISAで利用できる仕組みです

一般NISAの非課税期間は5年間ですが、ロールオーバー(移管)を利用することで期間をさらに5年間延長することができます。ただし、延長した年に新規で投資できる金額はその分減ってしまうので注意が必要です。

img_a3819c545615abe68852e50df5017381155182出所:MeChoice編集部作成

3新NISAはロールオーバー不要でずっと非課税!

結論から言うと、新NISAにロールオーバーはありません。なぜなら、新NISAには投資の利益が非課税となる期間が限定されていないからです

「成長投資枠」「つみたて投資枠」ともに最大運用可能額(非課税保有限度額)の1800万円を超えない限りにおいては、期間の制限なく非課税での運用が可能です。

なお、最大運用可能額(非課税保有限度額)に達していても、その時点で運用(保有)している金融商品を売却すれば、その空いた枠を使って再投資できます

img_3741db7baaae23fe4b25cd7d9e21f141127427出所:MeChoice編集部作成

4現行NISAから新NISAへのロールオーバーは可能?

現行NISAから新NISAへのロールオーバーはできません

ただし、新NISAとは別枠で現行のNISAを運用することは可能です。

例えば、2023年に一般NISAを利用した場合、最長2027年まで非課税口座で保有が可能です。 同様に2023年につみたてNISAを利用した場合は、2042年まで非課税で保有できます。

このように現行NISAで保有した分は新NISAとは別枠で保有ができますので、今年(2023年)のNISA枠は利用したほうが良いでしょう。

ちなみに現行NISAの非課税期間が終了した場合、ロールオーバーはできませんので課税口座で保有するか売却するかを選択する必要があります。

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5【まとめ】新NISAはロールオーバー不要のより良い制度に進化!

2024年にNISA制度は大きく変わります。結論として、現行のNISAよりも新NISA のほうがより投資家のニーズに寄り添った制度になるといってよいでしょう。

現行のNISAは非課税期間に期限があり、投資できる金額も一般NISAが年間120万円(累計600万円)、 つみたてNISAは40万円(累計800万円)です。 また、一般NISAとつみたてNISAは併用できません。

一方、新NISAについては現行の一般NISA にあたる「成長投資枠」が年間240万円(上限1200万円)、現行のつみたてNISAにあたる「つみたて投資枠」が年間120万円(上限1800万円)と大きく拡充されます。(成長投資枠とつみたて投資枠の累計上限は1800万円)

終身雇用が崩れ、年功序列型の賃金体系が崩壊しつつある今、豊かな未来を過ごすために 新NISAを使ってご自身で資産形成をしてみてはいかがでしょうか。

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6参考資料

柴沼 直美
柴沼 直美
投資を始めたいけれど、なんとなく敷居が高い、と思って踏み出せない方も多いでしょう。でもまずは始めることが大切。新NISAは、国が私達一般投資家のためになるような制度を提供してくれています。しかも2024年から開始されるのですから、誰もがこの制度の利用については初心者です。そう考えると「これを機会に投資デビューしてもいいかな」と思いませんか?細かい金額をいきなり全部理解しようと思うと気が重くなってしまいますが、最初に概要だけ理解しましょう。1文でまとめれば「投資でもうかった収益にかかる税金が免除される」といういたってシンプルでわかりやすい制度です。複雑なカラクリがあるわけでもありません。このように国が制度を整えてくれるということは、すなわち、「老後の資金は自己責任で」というメッセージが込められているということです。自分のお金との付き合いについてもしっかり向き合っていきましょう。
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執筆者について

MeChoice編集部執筆者

MeChoice編集部

MeChoice編集部は、くらしとお金に関するコンテンツ制作を各ジャンルの専門家とともに行い、情報発信を行っています。MeChoiceは株式会社モニクルリサーチが運営しています。

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