iDeCoは節税メリットを受けながら60歳以降の老後資金を形成できる私的年金です。
iDeCoを始めるには金融機関で口座を開設する必要があります。
今回はiDeCoの運用におすすめの証券会社4選を紹介します。
- iDeCoにおすすめの証券会社
- iDeCoのメリット・デメリット
- iDeCoの主な手数料
1iDeCoにおすすめの証券会社4選
iDeCoを始めるにあたっては金融機関への申込みが必要です。
ここではiDeCoの利用におすすめの証券会社を4社紹介します。
金融機関選びに迷っている方はぜひ参考にしてください。
1. 楽天証券
項目 | 内容 |
---|---|
口座管理手数料 | 171円 |
投資信託数(インデックス) | 15 |
投資信託数(アクティブ) | 14 |
預金・保険数 | 1 |
※2023年7月時点
楽天証券は新規加入者数3年連続NO1に輝いた人気証券会社です。
商品ラインナップは「楽天証券経済研究所」が厳選した32本。
世界の約8800銘柄に投資できる人気ファンド「楽天全世界株式インデックスファンド」をはじめ、以下のような商品が運用できます。
毎月かかる口座管理手数料も業界最安水準となる171円です。
楽天証券(iDeCo)
- 新規加入者数3年連続NO1
- 楽天全世界株式インデックスファンドをラインナップ
- 業界最安水準の口座管理手数料(171円)
2. マネックス証券
項目 | 内容 |
---|---|
口座管理手数料 | 171円 |
投資信託数(インデックス) | 17 |
投資信託数(アクティブ) | 9 |
預金・保険数 | 1 |
※2023年7月時点
マネックス証券は「2023年 オリコン顧客満足度®ランキング」の「iDeCo 証券会社」で4年連続1位を獲得している実力派です。
iDeCoを利用する場合は適切な運用商品選びが大切になりますが、マネックス証券ではiDeCo人気商品ランキングを発表することで利用者の商品選びをサポートしています。
また、iDeCo専用のロボアドバイザーも用意しており、利用者は5つの質問に答えるだけで最適な運用プランを提案してもらえます。
iDeCo専門のオペレーターが対応してくれる問い合わせダイヤルも魅力です。
マネックス証券(iDeCo)
- 2023年 オリコン顧客満足度®ランキングの「iDeCo 証券会社」で4年連続1位
- iDeCo専用のロボアドバイザーを用意
- 問い合わせダイヤルはiDeCo専門のオペレーターが対応
3. 松井証券
項目 | 内容 |
---|---|
口座管理手数料 | 171円 |
投資信託数(インデックス) | 28 |
投資信託数(アクティブ) | 2 |
預金・保険数 | 1 |
※2023年7月時点
松井証券はサポート体制が高く評価されている証券会社です。
HDI-Japan(ヘルプデスク協会)が主催する「2022年度問合せ窓口格付け(証券業界)」では、「問合せ窓口」と「webサポート」の両部門で12年連続の「三つ星」(最高評価)を獲得しています。
iDeCo専用の問い合わせ窓口として「iDeCoサポート」も設置しており、専門のオペレーターが対応にあたってくれます。
松井証券(iDeCo)
- 1918年(大正7年)創業の老舗ネット証券
- 「2022年度問合せ窓口格付け(証券業界)」で12年連続の「三つ星」(最高評価)※問合せ窓口とwebサポートの両部門で受賞
- iDeCo専用の問い合わせ窓口「iDeCoサポート」を用意
4. SBI証券
項目 | 内容 |
---|---|
口座管理手数料 | 171円 |
投資信託数(インデックス) | 21 |
投資信託数(アクティブ) | 13 |
預金・保険数 | 1 |
※2023年7月時点
SBI証券は商品ラインナップが充実した証券会社です。
市場平均を示す指数に連動した投資成果を目指すインデックス投資信託は21本、市場平均を上回る投資成果を目指すアクティブ投資信託は13本が用意されています。
毎月かかる「口座管理手数料」が業界最安水準の171円である点も魅力的です。
SBI証券(iDeCo)
- 業界最高水準の商品ラインナップ
- 毎月の口座管理手数料は業界最安水準の171円
- 15年を超える運営実績!
2iDeCoとは?メリット・デメリットを紹介
iDeCoは節税メリットを受けながら老後資金を形成できる私的年金です。
利用者は毎月5000円から拠出する掛金で投資信託などを運用します。
掛金と運用によって得られた利益は60歳以降に受け取れます。
iDeCoを利用すれば以下の節税メリットを受けられます。
- 掛金が全額所得控除の対象になる(所得税・住民税が安くなる)
- 運用益が非課税(通常、投資の利益には約20%の税金がかかる)
- 受け取り方法に応じて各種控除が適用される
iDeCoの掛金の上限は職業等によって異なります。
概ね公務員は1.2万円、サラリーマンは1.2~2.3万円、専業主婦は2.3万円、自営業の方は6.8万円です。
iDeCoはメリットの多い制度ですが、一方で各種コストがかかる点にも留意しておきましょう。
<iDeCoの主な手数料(SBI証券の場合)>
手数料の種類 | 対象者 | 金額 |
---|---|---|
初回手数料 | 加入申込者 移換申込者 | 2829円 |
口座管理手数料(月額) | 加入者(掛金拠出者) | 171円 |
給付事務手数料等 (振込1回につき) |
給付を受けるもの | 440円 |
3参考資料
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- 掛金が全額所得控除の対象になる(所得税・住民税が安くなる)
- 運用益が非課税(通常、投資の利益には約20%の税金がかかる)
- 受け取り方法に応じて各種控除が適用される
- 手数料など各種コストがかかる
・iDeCoにおすすめの証券会社はマネックス、SBI、楽天、松井の4社
・iDeCoは60歳以降の老後資金を投資で形成する私的年金
・iDeCoには所得税や住民税を安くできるなど各種節税メリットが用意されている