顔の印象にメリハリを与えたり、透明感を出したりするのに役立つハイライト。ドラッグストアで手に入るようなプチプラ品も展開されていて、気軽にお試しできます。
しかし、ハイライトは商品によってタイプやカラーが異なり、価格帯もさまざまなので「できるだけ安いものがほしい」「濡れツヤが出せるのはどれ?」と商品選びに迷う人もいるでしょう。
そこで本記事では、ネットで人気のプチプラハイライトを厳選してご紹介します。選び方や使い方も解説しますよ。
イエベ・ブルベそれぞれに合うものや、くすみカバーができるものもピックアップ。ぜひ最後までチェックして、メイクの仕上がりがワンランクアップするような商品を見つけてみてください。
1そもそもハイライトの役割とは?プチプラ品でお試し!
ハイライトの役割は、主に肌に明るさ・ツヤ・立体感を与えること。光を集めたい部分に部分的に使用するのが基本で、それによって顔にメリハリが生まれ、レフ板を当てたような華やかな印象に見せられます。
光によって、くすみなどの肌のアラを飛ばす効果も期待できます。つるんとした印象に見え、透明感のある健康的な印象が目指せるでしょう。
プチプラ品なら気軽に試しやすく、ハイライト初心者にもぴったり。また、ハイライトにはさまざまなタイプや色があるので、プチプラ品を複数そろえて使い分けるといった楽しみ方もできます。
2プチプラハイライトの目安はいくら?
プチプラハイライトの価格の目安は、500~2,000円ほど。1,000円ほど予算を出せるなら選択肢がかなり広がるでしょう。
近年では100円均一ショップなどでも取り扱いがあり、なかにはワンコインで手に入る商品もあります。タイプの選び方や使い方次第で、プチプラ品でも十分に活用できますよ。
3重視するポイントに合わせてタイプを選ぼう
ハイライトにはいくつかタイプがあり、使い勝手や仕上がりが異なります。カバーしたい部分や使用感をイメージしながら、いつものメイクに取り入れやすいものを選んでみてください。
ハイライト初心者にはパウダータイプがおすすめ
ハイライト初心者は、パウダータイプを検討しましょう。その名の通り細かな粒子を肌に乗せるタイプで、ほかに比べてツヤ感が控えめな傾向があります。重ね塗りする回数や塗布する量で仕上がりを調整しやすく、初心者も使いやすいでしょう。
クリームやリキッドに比べて油分が少ないため、崩れやベタつきを抑えやすいのも使いやすいポイントです。光を与えたい部分に軽く乗せるだけで、自然な明るい肌に見せられます。
ピンポイントに濡れツヤ感を出したい人にはクリームタイプ
濡れツヤ感にこだわる人は、クリームタイプを探しましょう。パウダータイプに比べて油分や水分量が多く、しっとりとみずみずしい印象に見せられます。
肌にしっかり密着しつつうるおい感を与えるため、乾燥肌の人にもおすすめ。使いすぎはベタつきやテカリの原因になるためおすすめできませんが、パウダータイプではカサついてしまうという人にぴったりです。
顔全体のくすみが気になるなら、リキッドタイプもあり
その名の通り液体のように柔らかくて伸びがよいリキッドタイプは、顔全体に使いたい人に向いています。サッと広げられて使いやすく、広範囲のくすみも光で飛ばしてきれいな印象に。
下地やファンデーションと混ぜて使う方法もあります。ただし、塗りすぎると全体的にテカった印象に見えたりムラが出たりするので、少量ずつ試してみてください。
4目指す仕上がりに合ったカラーをチョイス
メリハリのある仕上がりにできるのはどれも同じですが、ハイライトはカラーによって期待できる効果が異なります。下記のポイントを参考に、目指す仕上がりや肌色に合ったものを選んでみてください。
ホワイト系:高さを出してメリハリのある印象に
鼻先や頬骨に高さを出したように見せてメリハリのある印象を目指すなら、ホワイト系のハイライトがおすすめです。光がより集まって見えやすく、パーツがはっきりした印象の顔に見せられます。
なお、イエベならアイボリー系・ブルベならオフホワイト系がおすすめ。肌色に馴染みやすく、浮いた印象に見えにくいカラーです。塗りすぎは白浮きの原因になるので注意してくださいね。
ベージュ系:ナチュラルに仕上げたい人・イエベ向き
とにかく自然に仕上げたいという人は、ベージュ系を選びましょう。日本人の肌色に馴染みやすいカラーで、ナチュラルな印象に。自然にワントーンアップさせるようなイメージです。
ベージュ系はどちらかというとイエベ向き。イエローベースの肌だとベージュの黄みが自然に馴染みます。ブルベの人は、黄みが強くない肌色に近いものを選ぶのがベターです。
ピンク系:血色感をプラスしたい人・ブルべ向き
血色感がほしい人は、ピンク系のハイライトを選びましょう。顔色をパッと明るく見せて、かわいらしく元気な雰囲気を演出できます。
ピンク系はブルべによく合うカラーで、色が浮かずに自然なトーンアップが叶います。イエベの人が使う場合は、オレンジ系が強いコーラルピンクを選ぶのが無難です。
ブルー・ラベンダー系:透明感を演出して明るい仕上がりに
透明感がほしい人は、ブルー・ラベンダー系のハイライトをチェックしましょう。くまやくすみをカバーしつつ、抜け感のあるきれいな肌に見せてくれます。
なお、肌の赤みが気になるときはブルー系がおすすめ。赤と反対色の青を重ねることで、ほどよくカバーして均一な仕上がりに見せてくれますよ。
5プチプラのハイライトおすすめ5選
セザンヌ パールグロウハイライト ¥660(税込)
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セザンヌの「パールグロウハイライト」は、濡れツヤ感が売りのパウダータイプ。高輝度なパールがたっぷり使用されており、肌の内側から発光しているようなツヤ感を作り出します。
光によって、くまやくすみを飛ばせるのも強みです。顔全体がパッと華やかに、かつ立体的に見えるので、メリハリのあるきれいな印象が目指せるでしょう。
ヒアルロン酸Na・ラベンダー花エキスをはじめ、美容保湿成分が種類豊富に含まれているのも特徴。パウダータイプながら、保湿成分が配合されていることで乾燥肌にも使いやすい印象です。
カラーは、01シャンパンベージュ・02ロゼベージュ・03オーロラミント・04シェルの全4色。ブラシつきで税込660円というお得さなので、数カラーそろえるのもおすすめです。
キャンメイク むにゅっとハイライター ¥638(税込)
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キャンメイクの「むにゅっとハイライター」は、名前のとおりむにゅっとレアな質感が特徴。パウダータイプより水分を感じるテクスチャで、肌にぴったり密着します。そのうえ塗布後はサラっとしてヨレにくいので、長時間メイク直しができない人にもぴったりです。
細かなパールがたっぷり配合されており、うるおい感のあるツヤ肌に仕上げられるのも特徴。透明感も演出でき、ほどよい光沢肌に仕上がります。
スクワラン・ホホバ種子油をはじめ、7種類の美容保湿成分を配合しているのも売りです。ツヤと同時にうるおい感も与えてくれるので、乾燥肌にも使いやすいでしょう。
カラーは、[01]ムーンライトジェム・[02]ローズクォーツ・[03]ウォームルチル・[04]ブルートパーズの4種類。ベージュ系・ピンク系・ブルー系のラインナップで、多くの肌色に合わせやすい印象です。
ちふれ ハイライトパウダー ¥550(税込)
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ちふれの「ハイライトパウダー」は、ほんのりピンクベースが特徴のハイライト。ホワイトベースに赤パールを合わせていることでピンクの色味が強くないため、幅広い肌色に使いやすく、白浮きする心配も少ないといえます。
パールが繊細なので、ツヤも自然な仕上がり。ナチュラルに仕上げたい人にぴったりです。細かな粒子が肌にふわっと馴染んで密着するので、メイクもちのよさも期待できます。
斜めのカットブラシを採用しており、使用する部位に沿わせやすいのもポイント。狙ったところに乗せやすく、思いどおりの仕上がりにできます。無香料タイプなので、香りつきのコスメが苦手な人にもぴったりです。
ブラシつきかつコンパクトサイズなので、持ち運びにも便利ですよ。カラーは1色のみですが、税込550円と気軽にお試しできるので、ぜひ試してみてください。
ヴィセ ザ コントゥア カラー(ハイライト) ¥990(税込)
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ヴィセの「ザ コントゥア カラー(ハイライト)」は、パウダー・クリームの2タイプを展開しているハイライト。パウダータイプはパール感や陰影感にこだわった設計で、乗せ方やカラー選びによって印象を自在に操ります。オイルが配合されているので、パウダーながらしっとり密着するのもポイントです。
クリームタイプは、内側からにじみ出るようなツヤ感が期待できる仕様。密着性のあるオイルと軽さのある球状粉体の配合バランスにこだわっており、ムラのない自然なツヤ肌が目指せます。
2タイプ共通で保湿成分としてヒアルロン酸・スクワランが含まれており、肌がカサつきやすい人も使いやすい印象です。どちらも無香料なので、香りに敏感な人も取り入れやすいでしょう。
カラーが非常に豊富なのもこの商品の魅力です。パウダータイプだけでもツヤのイメージが異なる3タイプあり、現行カラーは8色。クリームタイプは4色あります。公式サイトではパーソナルカラーから選ぶ方法も解説されているので、あわせてチェックしてみてください。
ミルフィー チート顔コントゥアパレット ¥2,090(税込)
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ミルフィーの「チート顔コントゥアパレット」は、マットハイライト・グロウハイライト・グラデーションシェーディングがセットになったパレット。マットで自然な立体感、グロウで透明感を出し、シェーディングでフェイスラインや鼻筋の骨格メイクをする設計です。
マット系はほうれい線や目元などのくすみを飛ばしたい場所、グロウ系は頬や鼻筋など立体感がほしいところというように使用する場所が解説されているので、ハイライト初心者も使いやすいでしょう。
イエベ・ブルベ用にそれぞれのカラーが展開されているのも魅力です。イエベ向きの01 いつわりウォームは、黄ぐすみを抑えつつナチュラルな大人顔に。ブルべ向きの02 したたかクールは、血色感を与えて透明感・立体感を演出します。
3つの質感がセットになっていながら税込2,090円とリーズナブルで、コスパ重視で探している人にもぴったり。1つあればこだわりの小顔メイクが叶います。
6ハイライトの使い方は?
ハイライトは基本的に、ファンデーション後のメイクの仕上げとして使用するのがおすすめ。ベースメイク・ポイントメイクを完成させてから、全体のバランスを見て濃さや入れる場所を調整しましょう。
入れる場所は顔の形や目指す印象によって若干異なるものの、顔の高い部分を中心に乗せていくのがコツです。基本はTゾーン・頬骨・目の下の3か所。塗りながら範囲を調整してみてください。
丸顔の人は縦のラインを長めに、面長の人は横のラインを長めに入れるのもポイント。ハイライトを強調させることで、顔の形が目立たなくなります。
塗るときはブラシや指で少量ずつつけることも大切です。慣れないうちは一度手の甲にとって量を調整するとよいでしょう。指で塗布するときは力が入りすぎないように薬指を使うのがおすすめですよ。
MeChoice編集部