
ダイナースクラブカードの審査難易度は高い?審査基準や年収の目安も解説
ハイステータスなクレジットカードとして知られる、ダイナースクラブカード。利用金額に一律の制限がなかったり、特典や保険が充実していたりするのがメリットです。世界ではじめて誕生したクレジットカードということもあり、信用性も高いでしょう。
しかし、ステータス性が高い分、「審査は厳しい?」「審査に通る年収の目安は?」などと疑問に感じている人もいるはずです。
そこで今回は、ダイナースクラブカードの審査難易度についてご紹介します。あわせて審査に通過するコツや審査の流れも解説しますので、ぜひ最後までチェックして参考にしてください。
ダイナースクラブカード

商材の説明文をここに入力してください。
詳細を見る- ご利用可能枠一律の制限なし:ご利用可能枠は、会員お一人様ごとのご利用状況やお支払い実績などによって個別に設定しています。
- 多彩な優待サービス:グルメ、トラベル、エンタテイメント、ゴルフなど多彩なシーンで活用いただける優待サービスをご用意
- 会員限定イベントへのご招待:ダイナースクラブでは、会員様限定のイベントを多数開催
1ダイナースクラブカードとは?
まずは、ダイナースクラブカードの基本情報や特徴をチェックしましょう。
1-1基本情報をチェック
三井住友トラストクラブ株式会社が発行する、ダイナースクラブカード。1950年に世界ではじめて登場したクレジットカードで、日本でも最初のクレジットカードとして発行されました。発行当時も現在も高いステータス性を誇っており、それに見合った特典やサービスが付帯しています。
ステータス性が高い分、通常年会費は24,200円(税込)と一般的なカードに比べると高めです。家族会員は5,500円(税込)かかります。
基本のポイント還元率は1.0%。100円使うごとに1ポイントが貯まります。対象のコンビニや飲食店で条件をクリアすれば、還元率が5倍になるポイントボーナスもあり、日常的にポイントが貯まりやすいでしょう。
貯まったポイントは有効期限がないうえに、利用金額に一律の制限がない点もダイナースクラブカードならでは。利用可能枠は、会員それぞれの利用状況や支払い実績などを元に個別に設定されるため、自分のペースで利用できます。
1-2メリットが満載!豪華な内容に注目しよう
ステータス性が高いというだけあって、ダイナースクラブカードの優待・サービスは実に多彩です。グルメ・トラベル・エンタメ・ゴルフと多様なジャンルでサービスを受けられるため、生活スタイルや好みを問わず活用できるでしょう。
たとえば、1名分のコース料金が無料になるエグゼクティブ ダイニングや1500か所以上の空港ラウンジの利用が可能。このほか、ゴルフレッスンが割引になったり、スポーツクラブの優待サービスを受けられたりもします。
また、旅行やショッピングに関する補償が充実しているのも特徴です。利用条件はあるものの、国内・海外ともに最高1億円補償の旅行傷害保険が付帯します。ショッピングに関しては、ダイナースクラブカードで購入した商品の破損・盗難があった場合に年間500万円まで補償される仕組みです。
ダイナースクラブカード

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詳細を見る- ご利用可能枠一律の制限なし:ご利用可能枠は、会員お一人様ごとのご利用状況やお支払い実績などによって個別に設定しています。
- 多彩な優待サービス:グルメ、トラベル、エンタテイメント、ゴルフなど多彩なシーンで活用いただける優待サービスをご用意
- 会員限定イベントへのご招待:ダイナースクラブでは、会員様限定のイベントを多数開催
2ダイナースクラブカードは審査難易度が高め
格式高いカードというだけあって、ダイナースクラブカードを作成するにあたって気になるのが審査難易度。見られるポイントや審査に通る目安を解説します。
2-1審査基準は不明瞭。審査項目を把握しよう
公式サイトによると、入会できる条件は「当社所定の基準を満たす方」とされています。明確な条件は提示されておらず、審査基準は不明瞭といえるでしょう。
しかし一般的に、ダイナースクラブカードは審査難易度が高めといわれています。利用可能枠に一律の制限がなかったり、ステータス性が高かったりするのが理由です。信頼性のある銀行系に分類されることからも、審査は甘くないでしょう。
主な審査項目は、収入の安定性や信用情報、社会的ステータスなどと考えられます。これらの項目で大きなマイナスポイントがないことが、審査クリアの条件になるはずです。
2-2年齢制限や年収の条件もなし。目安を見ておこう
ダイナースクラブカードの公式サイトでは、年齢や年収の制限も明記されていません。2023年9月までは27歳以上という年齢条件がありましたが、現在は撤廃されています。そのため、20代前半でも作成できる可能性はあるでしょう。
年収も明確な基準はありませんが、利用者の声から400万〜500万円程度以上が目安といえます。もちろん該当していなくても申し込みは可能なので、試す価値はあるでしょう。
3審査に落ちやすいパターンと通過するコツをチェック
ここからは、審査落ちにつながる要因と、通過するコツをご紹介します。簡単に実践できることもあるので、ぜひ参考にしてください。
3-1クレジットヒストリーの傷はNG。滞納や遅延に注意しよう
支払いの滞納や遅延を繰り返すと信用情報に傷がつき、支払い能力がないと判断されかねません。そのため、普段から期日までにしっかりと支払いを行い、信用情報に問題がない状態を維持しておくことが大切です。
また、反対に金融サービスの利用履歴が一切ないスーパーホワイトの状態も審査落ちのリスクが高い点に注意しましょう。返済能力を判断する材料が少ないため、信用されにくいのが原因です。ほかの一般カードで良好なクレジットヒストリーを構築してから申し込むのが無難でしょう。
なお、個人の信用情報は開示請求が可能です。インターネット申込もできるので、気になる人は事前にチェックしてみましょう。
3-2他社からの借入れがない状態で申し込むのがベター
ダイナースクラブカードに申し込むなら、他社からの借入れがない状態にしておくのが望ましいでしょう。特に審査のタイミングで消費者金融から借入れをしていると、お金に困っていると判断され、審査落ちの可能性が高まります。
また、借入件数を減らすことも重要です。1社ずつの借入額が少なくても、借入件数が多いとお金に困っている状態と判断されかねません。
3-3クレジットカードの多重申し込みは避けよう
クレジットカードを多重申し込みすることも、審査落ちにつながるため避けましょう。「資金繰りに困っているのか?」「複数作って支払いできなくなるのではないか?」といった懸念を抱かれる可能性があります。
なお、信用情報機関のCICは、カードの申し込み情報を6か月保有しています。ダイナースクラブカードを作りたいなら、前6か月間は別のクレジットカードに申し込まないようにしましょう。
3-4収入や稼働が安定した状態で申し込もう
支払い能力を示せるように、収入や稼働が安定してから申し込むこともコツです。月によって収入にバラつきがあったり、転職から間もなかったりすると、安定性に欠ける印象で審査に通りづらくなります。
勤続年数に規定はありませんが、3年以上が望ましいでしょう。長期だと収入が安定しやすく、支払い能力が高いと判断されやすいためです。なお、正社員以外でも安定した収入があれば、審査に通過する可能性はあります。
3-5申請書類は正確かつ丁寧に作成しよう
申請書類に虚偽の内容があると審査落ちする可能性が高いため、必ず正確な情報を記載しましょう。職業や年収は在籍確認によって確かめられ、他社からの借入れや滞納も信用情報で確認できるため、虚偽申告はすぐにバレるものです。
また、故意ではないミスであっても審査落ちにつながるため注意が必要。数字やチェックするところを間違えるだけでも、審査に落ちる可能性があります。丁寧に作成したうえで、申し込む前の確認もしっかり行いましょう。
ダイナースクラブカード

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- 多彩な優待サービス:グルメ、トラベル、エンタテイメント、ゴルフなど多彩なシーンで活用いただける優待サービスをご用意
- 会員限定イベントへのご招待:ダイナースクラブでは、会員様限定のイベントを多数開催
4ダイナースクラブカードの申請手順を確認しよう
審査をクリアするコツがわかったら、実際に申し込む際の手順もチェックしておきましょう。簡単な流れや必要な書類を解説します。
4-1申し込みから受け取りまでの流れを見ておこう
ダイナースクラブカードの申し込み方法は、オンラインが基本です。まずはオンライン入会申し込みページで必要事項を入力します。本人確認書類の写真をアップロードして画面の指示通りに進めれば、申し込みは完了です。
申し込みから数日後、審査結果がメールで届きます。審査に時間がかかったり、キャンペーン期間だったりすると1週間以上かかる可能性もあるため、利用したい日があるなら早めに申し込みましょう。
審査に通過したら、登録した住所にカードが届きます。状況にもよりますが、申し込みから受け取りまで数週間で完了する人が多いようです。
4-2必要書類の準備も忘れずに
カードの申し込みをスムーズにするために、必要な書類を事前に把握しておきましょう。ダイナースクラブカードでは、基本的に現在住んでいる住所が記載された以下の本人確認書類のうち、コピー(表裏2面)が2点必要です。
運転免許証または運転経歴証明書(運転免許証があれば必ず1点目に含める)
健康保険証
パスポート
写真付き住民基本台帳カード
マイナンバーカード(個人番号カード)
在留カード/特別永住者証明書
なお、本人確認書類が1点しかない場合や1点もない場合は、住民票の写しや納税証明書といった別の書類も必要です。必要書類の詳細や注意点は公式サイトで詳しく解説されているので、事前によく確認しましょう。
ダイナースクラブカード

商材の説明文をここに入力してください。
詳細を見る- ご利用可能枠一律の制限なし:ご利用可能枠は、会員お一人様ごとのご利用状況やお支払い実績などによって個別に設定しています。
- 多彩な優待サービス:グルメ、トラベル、エンタテイメント、ゴルフなど多彩なシーンで活用いただける優待サービスをご用意
- 会員限定イベントへのご招待:ダイナースクラブでは、会員様限定のイベントを多数開催
5ダイナースクラブカードの代替案は?
ダイナースクラブカードの審査が不安なら、提携カードもチェックしてみましょう。今回ご紹介した通常のダイナースクラブカードのほか、さまざまな提携カードがあります。
たとえば、ANA・JALといった航空会社やニューオータニ・BMWなどの企業と提携しているカードも。年会費のハードルは同程度かそれ以上ですが、ライフスタイル次第ではそちらのほうが審査に通りやすい可能性もあります。
年収や信用情報によって審査落ちが不安なら、審査が緩いといわれている別のカードを検討するのも手です。一般的には、銀行系よりは流通系や消費者金融系のカードが審査のハードルが低いとされています。
