【2025年版】株主優待を手にするために何をどうすればよいか?権利確定日と権利付き最終売買日を月ごとの一覧で解説<2024年12月更新>

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株主優待は、株式投資における儲け方のひとつであり、お楽しみの一つでもあります。
 
しかし、株主優待を確実に手にするためには注意しておかなければならないことがあります。
 
それが「権利確定日」と「権利付き最終売買日」です。うっかり株主としてのチャンスを逃してしまったということのないように、確実にチェックしておきましょう。

この記事を読んでわかること

  • 株主優待をもらうために必要なこと
  • 権利確定日とは
  • 権利付き最終売買日とは
  • 権利落ち日とは
  • 2025年の権利確定日と権利付き最終売買日
izumida_r 執筆者

泉田 良輔 CMA

慶應義塾大学卒業後、日本生命やフィデリティ投信にて証券アナリストやポートフォリオマネージャーとして従事。2013年に株式会社ナビゲータープラットフォーム(現・株式会社モニクルリサーチ)を設立。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)

権利確定日とは?株主名簿が確定する日

株主でなければ、株主優待はもらえません。

では、株主であることを証明するにはどうすればよいのでしょうか。

「株主である」ことを証明するには、株主名簿に登録(記載)されている必要があります

株主優待が年2回なら、中間、期末(例えば、3月期決算企業なら9月末と3月末)に株主名簿に登録されている必要があります。

株式を発行している会社(発行体という)が株主名簿を確定するのが権利確定日です。

ただし、権利確定日に株を買っても当日の株主名簿に記載はされません。権利確定日当日の名簿に載るには、それより前に株を購入してしまわなければならないのです。

2権利付き最終売買日とは?この日までに株式を購入しなければならない

では、いつまでに株を買えば権利確定日の株主名簿に記載されるのでしょうか。

実は、権利確定日を含めて3営業日前(権利確定日の2日前)までに株を保有していなければならないのです。

この権利確定日から数えて3営業日前の日を「権利付き最終売買日」と言います。権利付き最終売買日当日に株式を購入してもOKです。

3覚えておきたい!「権利落ち日」とは

権利付き最終売買日に株を買えば、権利確定日の株主名簿に記載されます。

また、権利付き最終売買日に買った株は、たとえその翌日に売って株主でなくなったとしても、権利確定日の名簿には掲載されます。

この権利付き最終売買日の翌営業日を「権利落ち日」と言います

逆に言えば、権利落ち日に株式を購入しても、その決算期の株主優待をもらうことはできませんのでご注意ください。

4権利確定日と権利付き最終売買日の一覧表

以下に2024年11月〜2025年12月までの権利確定日、権利付き最終売買日をまとめました(権利確定日が20日の場合と末日の場合を記載)。

2024年の権利確定日と権利付き最終売買日

  権利確定日が20日の場合の権利付き最終売買日 権利確定日が末日の場合の権利付き最終売買日
12月 12月18日(水) 12月26日(木)

 

2025年の権利確定日と権利付き最終売買日

  権利確定日が20日の場合の権利付き最終売買日 権利確定日が末日の場合の権利付き最終売買日
1月 1月16日(木) 1月29日(水)
2月 2月18日(火) 2月26日(水)
3月 3月17日(月) 3月27日(木)
4月 4月16日(水) 4月25日(金)
5月 5月18日(水) 5月28日(水)
6月 6月18日(水) 6月26日(木)
7月 7月16日(水) 7月29日(火)
8月 8月18日(月) 8月27日(水)
9月 9月17日(水) 9月26日(金)
10月 10月16日(木) 10月29日(水)
11月 11月18日(火) 11月26日(水)
12月 12月17日(水) 12月26日(金)

5まとめ

いかがでしたでしょうか?
 
権利確定日と権利付き最終売買日は株主優待もらう時には注意しておきたいポイントです。
 
しっかりチェックして確実に株主優待をゲットしてくださいね。