

【2026年最新】イオンの株主優待が拡充!100株保有vsイオンカードセレクト、どっちが正解?最強の還元率を徹底比較
相次ぐ食品の値上げや光熱費の高騰など、インフレの波が家計を直撃するなか、投資家から絶大な支持を集めているのがイオン(8267)の株主優待です。
特に、買い物額に応じて現金が戻ってくる「オーナーズカード」は、最強の家計防衛ツールとして知られています。
イオンユーザー投資家の必携カード「オーナーズカード」に新基準!家計防衛の最適解は?

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イオンの優待制度が、2026年2月期から大きく変わります。
2025年9月に実施された「1株→3株」の株式分割に伴い、これまでよりも少ない資金(分割後100株)から優待を受けられるようになるのです 。
ただ、ここで一つの疑問が浮かびます。
「株を買って1%還元を受けるのと、高還元で知られる『イオンカードセレクト』を使うのはどちらが得なのか?」ということです。
現在の株価水準やリスクを天秤にかけ、イオン生活圏での「正解」を探ります。
優待内容:2026年2月からの新基準(早見表)
2026年2月28日を基準日とする優待から、以下の新しいキャッシュバック率が適用されます。
保有株式数(分割後) | キャッシュバック率 | 備考 |
|---|---|---|
100株 ~ 199株 | 1% | 【新設】少額から優待対象に |
200株 ~ 299株 | 2% | 【新設】 |
300株 ~ 1,499株 | 3% | 従来の100株基準 |
1,500株 ~ 2,999株 | 4% | 従来の500株基準 |
3,000株 ~ 8,999株 | 5% | 従来の1,000株基準 |
9,000株 以上 | 7% | 従来の3,000株基準 |
※半年間で100万円までのお買い物が対象です 。
前回からの変更点:株式分割で「優待の門戸」が拡大
最大の変更点は、株式分割によって「100株保有」での優待枠が新設されたことです。
従来は分割前の100株(現在の300株相当)を持たなければキャッシュバックを受けられませんでしたが、新制度では分割後の100株から1%の還元が受けられます。
これにより、より少額の資金で「イオンの株主」としての特典を享受できるようになりました 。
優待の使い方・届く時期
使い方:会計時にレジで「オーナーズカード」を提示し、現金・WAON・イオンカード等で支払います
届く時期:2月末権利確定では2カ月後の4月ごろに案内が届き、新規株主にはその後約1カ月でカードが発送されます
オーナーズカードの枚数:本人カード1枚と家族カード(FAMILYと記載のあるカード)1枚の合計2枚
還元時期:半年分をまとめて、2月末までの対象分が「4月」、8月末までの対象分が「10月」にそれぞれキャッシュバックされます
キャッシュバック方法:総合スーパーのイオン店舗など優待返金取扱店舗で現金で返金、またはWAON POINTで還元されます
オーナーズカードが使える場所(一例)
以下の店舗でキャッシュバックや割引が受けられます。
スーパー:イオン、イオンスタイル、マックスバリュ、ダイエー、まいばすけっと、ザ・ビッグ
専門店:未来屋書店、アスビー(ジーフット)、イッカなど
映画:イオンシネマ(大人1,000円+ポップコーンまたはドリンク特典)
飲食:おひつごはん四六時中、天ぷら和食処四六時中、ごはん処四六時中(10%割引)
権利確定日・権利付き最終売買日(2026年)
優待を得るには、以下の「最終売買日」までに株を購入しておく必要があります。
基準月 | 権利付き最終売買日(この日までに購入) | 権利確定日 |
|---|---|---|
2026年2月 | 2026年2月25日(水) | 2026年2月27日(金) |
2026年8月 | 2026年8月27日(木) | 2026年8月31日(月) |
※2月は最終日が土日のため、27日(金)が確定日となります 。
企業の強みと業績:10兆円企業の圧倒的シェア
イオンは国内トップクラスの小売グループとして、カード会員数3,000万超の顧客IDを活用したデジタル戦略を推進しています。2026年2月期通期は営業収益が10兆円を突破すると見込んでいます。
プライベートブランド「トップバリュ」の拡販や、ツルハHDの子会社化によるドラッグストア事業の強化により、インフレ下でも過去最高益を更新する勢いを見せています 。
最新の株価情報(2026年2月4日終値)
指標 | 数値 |
株価 | 2,199.5円 |
PER(会社予想) | 98.41倍 |
PBR(実績) | 5.27倍 |
配当利回り(会社予想) | 0.62% |
時価総額 | 約6兆1,223億円 |
イオンの年間チャート

出所:各種資料より筆者作成
※株式分割の影響は全て遡及修正して株価を調整しています
過去1年の株価は、昨年初めの1,200円台の安値圏から分割期待や好決算を背景に、秋ごろまで上昇基調で推移しました。一時は2,920円(2025年11月25日)の高値をつけましたが、足元では2,200円前後で落ち着いています。足元のPER98倍台という水準は将来への期待が高い反面、割高感も指摘されており、慎重な見極めが必要です 。
次のページではいよいよ株主優待とイオンカードセレクト、どっちがお得なのか見ていきます。

高原祥子記者
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』のLIMO編集部に所属し、LIMOでも記事を執筆している。





