イオン（8267）ユーザーなら知っておきたい株主優待！還元率や優待利回りは？【8月の権利確定】

イオン（8267）は、皆さんご存じイオン、マックスバリュなどの総合スーパー事業を中核とし、ディベロッパー事業、金融事業を展開する企業です。

この記事では、イオンの株主優待情報をチェックしていきます。

1イオンの株主優待の概要をチェック

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イオンの株主優待は「オーナーズカード」の進呈です。

※株価、最低投資金額は2025年8月20日終値ベース

2株主優待の内容

同社の株を購入すると、日本国内の「イオン」や「マックスバリュ」、「ダイエー」などで使える「イオンオーナーズカード」がもらえます。

100株保有していれば、たとえば半年間で最大100万円分の買い物をした際に3万円分のキャッシュバックが受けられます。

このほか「イオンシネマ」では、特別なケースを除いて大人・大学生が1000円となるなど、鑑賞料金の優待が受けられます。

また、イオンオーナーズカードは、8月の権利確定分は10月末ごろ、2月の権利確定分は4月末ごろに発行されます。

2-1株主優待の保有株数別の内容

イオンの株主優待は、保有株数によって「オーナーズカード」のキャッシュバック率が異なります。

※株価、最低投資金額は2025年8月20日終値ベース

※優待利回りは優待の年間合計を各ゾーンの最低投資金額で割って算出し、小数点以下第2位を四捨五入

※半年間で100万円利用した場合の還元額で計算

※半年間で100万円（家族カード利用分含む）までの買い物が還元対象

※対象支払い方法：現金、WAON、イオンマークのカード、イオン商品券、イオンギフトカード、イオンペイなど

さらに、イオンでは長期保有株主優待制度も設けています。

3年以上継続してイオン株を保有し、かつ毎年２月末日時点の株主名簿に基づいた1000株以上保有の株主を対象に、下記の基準で保有株式数に応じたイオンギフトカードが進呈されます。

3イオンの株主優待が使える主な店舗

• 総合スーパー・スーパーマーケット：イオン、イオンスタイル、マックスバリュ、ザ・ビッグ、ダイエー、まいばすけっと、ピーコックストア

• 専門店：未来屋書店、イオンバイク、イオンリカー、コックス、ジーフット、イオンボディ

上記のほか、レストラン（四六時中）会計時に10％割引などが受けられます。

4PER、PBR、年間配当予想、配当利回りもチェック

参考記事：【図解】PER（株価収益率）とは？証券アナリストが計算式、株価の割高・割安の目安とPBRとの違いもわかりやすく説明

イオンは、千葉県千葉市美浜区に本社を構え、「イオン」「マックスバリュ」を中核とした総合スーパー事業を展開している純粋持株会社です。

小売事業のほか、イオンモールなどのディベロッパー事業、イオン銀行・イオンカードなどの金融事業を展開し、国内外約300社のグループ企業で構成される日本最大の流通グループを統括しています。

企業グループは同社のほか、イオンリテールやイオンモール、イオンフィナンシャルサービスなどで構成されています。

※PER、PBR、配当利回りは2025年8月20日終値ベース

5イオンの株をあなたにあった証券会社で選ぶ

参考記事：【株初心者向け】株の買い方の全手順と注意点！証券アナリストがわかりやすく解説

証券会社には、対面型の証券会社だけでなく、発注から約定までオンラインですべてが完結するネット証券（インターネット証券）もあります。

ネット証券は、対面型の証券会社に比べて売買手数料が安く、インターネットを通じた情報提供が非常に充実しています。

スマホを活用する世代にはむしろ最適といえるかもしれません。 また、最近では「楽天ポイント」や「Vポイント」などの、ポイントを活用できるネット証券も増えてきています。

ポイントに関しては、日頃みなさんが積極的に貯めているポイントは人それぞれ違うでしょうから、みなさんのライフスタイルに合ったポイントを使える証券会社選びをしたいものです。

株式を購入し株主優待を受けるためには、まずは無料で開設できる証券口座をひとつ開設してみて、足りない部分があれば他の証券会社で補っていくのがおすすめです。

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ポイントの解説

• 投資信託保有額の最大1％を還元（2023年11月1日～）
• 2023年 オリコン顧客満足度®ランキング～ネット証券 初心者部門第1位～
• 「HDI格付けベンチマーク」（証券業界・2023年）において「問い合わせ窓口」、「Webサポート」の両部門で13年連続最高評価を獲得

6株主優待をもらうために気を付けたい2つのポイント

参考記事：【2025年版】株主優待を手にするために何をどうすればよいか？権利確定日と権利付き最終売買日を月ごとの一覧で解説

株主優待を確実に手にするために、以下の2点には気を付けましょう。

• 「株主権利確定日」をあらかじめ確認

• 株主権利確定日前後の株価の動きに注意する

6-1「株主権利確定日」をあらかじめ確認

株主優待をもらうためには、「株主権利確定日」をあらかじめチェックしておくのが大切です。

株主権利確定日は、権利確定月の月末あるいは20日時点というケースがほとんどですが、実際のところ、株主権利確定日の当日に株を購入しても株主優待はもらえません。

株主権利確定日の株主名簿に記載されるためには、株主権利確定日を含め3営業日前（株主権利確定日の2日前）の「権利付き最終売買日」までに株式を取得する必要があります。

「よくわからない！」という方は、イオンの権利確定日と権利付き最終売買日を参考にしてください。

6-2株主権利確定日前後の株価の動きに注意する

株主権利確定日の前後は、株価が変動しやすいため注意が必要です。

具体的には、株主権利確定月は権利付き最終売買日に向けて株価が上昇し、権利付き最終売買日の翌営業日である「権利落ち日」に下落することが多いという傾向があります。

株式の購入を検討する際には、こうした株価の動きについてもあらかじめ頭に入れておきましょう。

7イオンの権利確定日と権利付き最終売買日

直近1年のイオンの権利確定日と権利付き最終売買日、権利落ち日はそれぞれ以下の通りです。

8次回、2026年2月の権利確定分からは変更点アリ

なお、イオンは2025年8月31日を基準日とした「株式分割」を予定しています。

次回、2026年2月の権利確定分では株式分割後の条件が適用されます。

長期保有株主優待制度は以下の通りとなります。

イオンは、株式分割後に300株未満の株主に対する株主優待制度について、「決定次第お知らせいたします」としていますので、同社の情報を引き続きチェックしていく必要があります。

9まとめ

イオンの株主優待は、グループ企業が運営するさまざまな小売店で使えるオーナーズカードのキャッシュバック制度が魅力的ですね。気になる方はこの記事をぜひ参考にしてみてください。

10参考資料

• イオン「株主優待情報」 https://www.aeon.info/ir/stock/benefit/

• イオン「IR情報」 https://www.aeon.info/ir/