近年、オンラインショップでの買い物やキャッシュレス決済が普及しているため、クレジットカードが欠かせなくなっています。
しかし、「クレジットカードを持つ必要性がわからない」「クレジットカードってよくわからないから使わない方がいい」などクレジットカードに対してよい印象を持っていない方もいるかもしれません。
この記事では、クレジットカードの必要性や、クレジットカードを持つメリットやデメリットを詳しく解説します。
- 1-1.
- ポイントが貯まる
- 1-2.
- 付帯保険などのサービスを受けられる
- 1-3.
- クレジットヒストリーを積むことができる
- 1-4.
- ネットショッピングで便利
- 1-5.
- 海外旅行の際に役立つ
- 1-6.
- 現金がなくても買い物ができる
- 2-1.
- 年会費が発生するクレジットカードがある
- 2-2.
- 使いすぎに注意しなければならない
- 2-3.
- 不正利用される可能性がある
- 3.
- クレジットカードの必要性を感じた方へ
- 4.
- まとめ
- 5.
- 参考資料
1クレジットカードは必要?6つのメリット
クレジットカードをもったことがない方は、クレジットカードがどのような場面で必要になって、便利に使えるかわからないでしょう。
まず、クレジットカードを持つメリットを6つ紹介します。
- ポイントが貯まる
- 付帯保険などのサービスを受けられる
- クレジットヒストリーを積むことができる
- ネットショッピングで便利
- 海外旅行の際に役立つ
- 現金がなくても買い物ができる
それぞれ解説します。
ポイントが貯まる
クレジットカードの最大のメリットは、ポイントを貯められることです。
クレジットカード会社では、利用金額ごとのポイント還元率が決まっています。
還元率は通常0.5%のものが多く、1%を超えると高還元率のクレジットカードと言われています。
高額な買い物をするときにクレジットカードを使用すると還元されるポイントがあるので、現金で購入するよりもお得に購入できるでしょう。
例えば、ポイント還元率が1%で、10万円の買い物をすると、1000円分のポイントが還元され、9万9000円で購入したことになります。
還元率に合わせてポイントが貯まるため、還元率はなるべく高いものを選ぶとよいでしょう。
付帯保険などのサービスを受けられる
クレジットカードには旅行保険やショッピング保険が付帯している場合があります。
旅行保険は、旅行先で事故や病気にかかってしまった場合でも、かかった費用をクレジットカードの保険で補償できます。
旅行保険が付帯しているクレジットカードは、旅行前に申込などは必要なく、旅行先で何かあったときにクレジットカード会社への連絡をすれば利用できます。
ショッピング保険は、クレジットカードで購入した商品が、対象期間内に破損、盗難にあった場合に買い物代金を補償してくれるサービスです。
また、会員専用の割引や優待制度があるクレジットカードもあります。
例えば、特定のスーパーでの買い物が5%オフになったり、レンタカーの基本料金が15~50%オフになったりします。
クレジットヒストリーを積むことができる
クレジットヒストリーとは、クレジットカードの利用状況やローン利用状況に関する信用情報のことをいいます。
クレジットカード会社は信用情報機関に加盟しており、利用者のクレジットカードでの支払い情報が記録されています。
クレジットカードヒストリーは、加盟している他のクレジット会社や金融機関に共有され、新しくカードを発行する際や、住宅や自動車ローンを組む際の審査に利用されます。
クレジットヒストリーが全くないと返済能力がどのくらいあるか判断できず、住宅ローンの審査に通りにくくなる可能性があるでしょう。
もちろん、クレジットカードを使っていて返済の遅延や、お金を借りたまま返済していなかった場合はマイナスの評価となります。
クレジットカードを健全に使用していれば、高い評価をもらえ、「良いクレジットヒストリー」を積んでいくことができます。
今後、住宅ローンの申込を考えている方は、クレジットカードを利用し「良いクレジットヒストリー」を積んでいくことがおすすめです。
ネットショッピングで便利
ネットショッピングの買い物でクレジットカードを利用すると、手数料を支払うことなく買い物ができます。
クレジットカードを利用しない場合は、代引きかコンビニ振り込みで手数料を払うことになるでしょう。
代引きには手数料がかかり、商品や送料とは別に宅配業者にお金を支払うことになります。
代引き手数料はショップによって異なり、300~500円前後ですが、一般的には購入額が高いと手数料が高くなります。
また、コンビニ振り込みの場合は、手数料が110~550円程かかるため、商品代金や送料とは別にお金がかかってしまうでしょう。
ネットショッピングでの利用には、クレジットカードでの購入が便利です。
海外旅行の際に役立つ
クレジットカードは、海外旅行の支払いに役立つと言われています。
一般的に海外では現金で支払うより、クレジットカードで支払う方が為替レートがよいと言われているからです。
例えば、国内で外貨両替をした場合、1ドルあたり2円~3円の手数料(1ドル=110円の場合、1.8%~2.7%)がかかります。
クレジットカードの場合は会社によって違いはありますが、VisaやJCBといった国際ブランドのクレジットカード場合、1.63%程度の手数料です。
外貨両替の手数料とクレジットカードの手数料の差の分、クレジットカードでの利用がお得になります。
海外旅行保険も付帯しているクレジットカードも多いので、海外旅行の際に少しでもお得に買い物をしたい方はクレジットカードがあると便利でしょう。
現金がなくても買い物ができる
クレジットカードを持っていれば、現金を持ち歩く必要がありません。
現在は、多くの店舗でクレジットカードが利用できるため、クレジットカードのみで買い物が可能です。
現金で購入する場合は現金を引き出して持ち歩くことは、購入金額が高くなればなるほど大変です。
昔ながらの商店街や古いお店では現金のみの支払いの場合があるので、買い物の前にクレジットカード決済に対応しているか確認するようにしましょう。
2クレジットカードは不要?3つのデメリット
クレジットカードは多くのメリットもありますが、デメリットもあります。
ここでは、クレジットカードのデメリットを3つ紹介します。
- 年会費が発生するクレジットカードがある
- 使いすぎに注意しなければならない
- 不正利用される可能性がある
デメリットを確認して、自分にクレジットカードが本当に必要かどうか考えてみてくださいね。
年会費が発生するクレジットカードがある
クレジットカードの中には、カードの種類によって年会費が発生するものがあります。
年会費は、一般カードで数千円、付帯のサービスが充実しているゴールドカードなどの上位カードの場合は年間に数万円です。
クレジットカード自体の機能は変わりませんが、年会費の高いカードほど利用可能枠が大きくなり、さまざまな特典がついています。
例えば、年会費が高いクレジットカードでは、旅行保険の補償額が高額で、国内外の空港ラウンジが利用可能で、ホテルの予約や部屋のランクアップができるなどの特典がついてきます。
年会費が気になる方や初めてクレジットカードを選ぶ場合は、年会費が無料の一般カードで問題ないでしょう。
使いすぎに注意しなければならない
現金がなくても買い物ができるため、使いすぎに注意が必要です。
明細を都度確認して、自分が何にお金を使っているか、どれぐらい使っているかを把握して、使いすぎに注意しましょう。
また、クレジットカードにはお金を借りられるキャッシング機能もあるため、お金がないときにお金を借りてしまう方は要注意です。
使いすぎてしまうことや、お金を借りてしまうことが心配な方はクレジットカードのショッピング枠を下げたり、キャッシング利用枠を0円にできたりします。
クレジットカードは使いすぎに注意しましょう。
不正利用される可能性がある
クレジットカードは、不正利用される可能性があります。
一般社団法人日本クレジット協会によると、クレジットカードの不正利用額は2021年で330.1億円と言われています。
あなたのクレジットカードで、知らない間に買い物をされたり借金をされたりしてしまう可能性があるのです。
各カード会社は不正利用への対策にも乗り出しているためリスクは少なくなってきています。
例えば、クレジットカードの不正利用が認められた場合は、クレジットカード会社により不正利用分を補償してもらえます。
クレジットカードを利用する以上は、不正利用の可能性はゼロにできませんが、リスクを把握してクレジットカードを持つようにしましょう。
3クレジットカードの必要性を感じた方へ
ここまでクレジットカードのメリットとデメリットを紹介しました。
クレジットカードの必要性を感じた方は、クレジットカード「MeChoice編集部厳選!」人気の年会費無料クレジットカードおすすめ10選を読んでみてくださいね。
おすすめの年会費無料のクレジットカードのおすすめポイントを詳しく解説してありますので、クレジットカード初心者の方も選ぶポイントがわかりますよ。
4まとめ
この記事では、クレジットカードを持っていない方や、クレジットカードに対してよいイメージを持っていない方に向けて、クレジットカードのメリットとデメリットを紹介しました。
この記事の中のメリットとデメリットを読んで、自分の生活にクレジットカードが必要かどうかわかったのではないでしょうか。
この記事を読んであなたの生活がよりよいものになると幸いです。