三井住友カード(NL)
- 対象のコンビニや飲食店でのポイント還元率が高い
- 家族を登録すれば、家族ポイントが付与され、還元率が最大5%加算F
- ナンバーレスでセキュリティ面で安心
- 海外旅行傷害保険が付帯し
三井住友カード(NL)は、年会費永年無料にて持てるクレジットカードです。
対象のコンビニと飲食店で利用の際には、最大7%のポイント還元が適用されます。
7%の還元を適用するためには、スマホのタッチ決済をする必要があります。
海外ではもはや主流となっているタッチ決済 。
日本クレジットカード協会によると、タッチ決済機能付きのカードはすでに日本国内で多く発行されており、国内のコンビニやスーパーを中心にタッチ決済への対応が進んでいます。
ここでは、タッチ決済に対応した三井住友カード(NL)の評判や特徴、メリットやデメリットについてご紹介します。
当コンテンツは、クレジットカード専門家としても有名なジャーナリストの岩田昭男氏の監修を受けた記事です。
- 三井住友カード(NL)の基本スペック
- 三井住友カード(NL)の特徴
- 三井住友カード(NL)のメリット
- 三井住友カード(NL)のデメリット
- 三井住友カード(NL)の口コミや評判
- 監修者のコメント
- 3-1.
- メリット1:対象のコンビニや飲食店でのポイント還元率が高い
- 3-2.
- メリット2:家族を登録すれば、家族ポイントが付与され、還元率が最大5%加算
- 3-3.
- メリット3:利用してもしなくても年会費が無料
- 3-4.
- )メリット4:ナンバーレスでセキュリティ面で安心
- 3-5.
- メリット5:年会費が無料で海外旅行傷害保険が付帯している
- 4-1.
- デメリット1:基本の還元率が0.5%とやや平均的
- 4-2.
- デメリット2:カード番号の確認が面倒
- 4-3.
- デメリット3:ショッピング保険がない
1三井住友カード(NL)の基本スペック
三井住友カード(NL)
- 対象のコンビニや飲食店でのポイント還元率が高い
- 家族を登録すれば、家族ポイントが付与され、還元率が最大5%加算F
- ナンバーレスでセキュリティ面で安心
- 海外旅行傷害保険が付帯し
内容 | |
---|---|
年会費 | 永年無料 |
追加カード | ETCカード・家族カード |
国際ブランド | VIsa・Mastercard |
Vポイント | 基本の還元率:0.5% 対象のコンビニ・飲食店:最大7% |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険:最高2000万円 |
モバイル決済 | Apple Pay Google Pay(TM) |
2三井住友カード(NL)は対象のコンビニや飲食店でのポイント還元率が高いクレジットカード
三井住友カード(NL)は以下の店舗で利用すると、最大7%のポイント還元が得られるのが特徴です。
7%のポイント還元を実現するためには、三井住友カード(NL)のスマホのVisaのタッチ決済、もしくはMastercard®タッチ決済にて、購入代金を支払う必要があります。
これだけでも7%還元になるので、単身者の方にもおすすめです。
- セイコーマート(※1)
- セブン-イレブン
- ポプラ(※2)
- ミニストップ
- ローソン(※3)
- マクドナルド
- モスバーガー(※4)
- サイゼリヤ
- ガスト
- バーミヤン
- しゃぶ葉
- ジョナサン
- 夢庵
- その他すかいらーくグループ飲食店(※5)
- ドトールコーヒーショップ
- エクセルシオール カフェ
- かっぱ寿司
※1 タイエー、ハマナスクラブ、ハセガワストアも対象です。
※2 生活彩家も対象です。
※3 ナチュラルローソン、ローソンストア100、ローソンスリーエフも対象です。
※4 モスバーガー&カフェも対象です。
※5 ステーキガスト、から好し、むさしの森珈琲、藍屋、グラッチェガーデンズ、魚屋路、chawan、La Ohana、とんから亭、ゆめあん食堂、桃菜、八郎そば、三〇三も対象です。その他のすかいらーくグループ飲食店は、当サービスの対象となりません。
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
※商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※通常のポイントを含みます。
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
3三井住友カード(NL)の5つのメリット
三井住友カード(NL)を持つことのメリットとして、次の5つがあげられます。
- メリット1:対象のコンビニや飲食店でのポイント還元率が高い
- メリット2:家族を登録すれば、家族ポイントが付与され、還元率が最大5%加算
- メリット3:利用してもしなくても年会費が無料
- メリット4:ナンバーレスでセキュリティ面で安心
- メリット5:年会費無料で海外旅行傷害保険が付帯
順番に紹介していきます。
メリット1:対象のコンビニや飲食店でのポイント還元率が高い
前述したように、三井住友カード(NL)は対象のコンビニやマクドナルドなどの飲食店で最大7%のポイント還元率が適用されます。
対象のコンビニはセブン-イレブンやローソンなどです。
レジにてスマホでVisaのタッチ決済、またはMastercard®タッチ決済を使用する旨を告げてから、スマホを専用の機器にかざします。
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
※商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※通常のポイントを含みます。
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
メリット2:家族を登録すれば、家族ポイントが付与され、還元率が最大5%加算
三井住友カード(NL)に家族を登録することで、対象のコンビニや飲食店の利用時に、家族ひとりにつき1%のポイントが加算されます。
登録した家族の人数 | 加算されるポイント還元率 |
---|---|
1人 | 1% ※スマホのタッチ決済の場合:合計8% |
2人 | 2% ※スマホのタッチ決済の場合:合計9% |
3人 | 3% ※スマホのタッチ決済の場合:合計10% |
4人 | 4% ※スマホのタッチ決済の場合:合計11% |
5人~9人 | 5.0% ※スマホのタッチ決済の場合:合計12% |
三井住友カード(NL)の本会員が招待した二親等以内の家族の登録が条件です。
※二親等には父母、祖父母、兄弟姉妹、子および孫が該当します
1カードあたりの家族ポイント付与上限は、1カ月あたり5万ポイントです。(前述の5%還元とは別に付与)
メリット3:利用してもしなくても年会費が無料
三井住友カード(NL)は、年会費が永年無料であることもメリットのひとつです。「初年度のみ」や「条件付き」の年会費無料ではありません。
1枚目はもちろんのこと、2枚目や3枚目のカードとして持ちたい人にも向いています。
メリット4:ナンバーレスでセキュリティ面で安心
三井住友カード(NL)のNLとは、「numberless(ナンバーレス)」を意味します。
カード券面の表面にも裏面にもカード番号や有効期限、セキュリティコードが記載されていません。
三井住友カード(NL)のカード情報は、会員専用アプリ「Vpass」(無料)をお手持ちのスマホにインストール後に確認できます。
三井住友カード(NL)メリット5:年会費が無料で海外旅行傷害保険が付帯している
三井住友カード(NL)には、海外旅行傷害保険が付帯(利用付帯)されています。
三井住友カード(NL)にて、交通費や宿泊費、ツアーパッケージ代金を支払うことが条件です。
補償内容 | 保険金額 |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 最高2000万円 |
傷害治療費用 | 50万円 |
疾病治療費用 | 50万円 |
賠償責任 | 2000万円 |
携行品損害(免責3000円) | 15万円 |
救援者費用 | 100万円 |
年会費無料のクレジットカードには、付帯保険が存在しないカードも多いです。
海外への旅行や出張の機会がある方にも、三井住友カード(NL)は向いていると言えます。
三井住友カード(NL)
- 対象のコンビニや飲食店でのポイント還元率が高い
- 家族を登録すれば、家族ポイントが付与され、還元率が最大5%加算F
- ナンバーレスでセキュリティ面で安心
- 海外旅行傷害保険が付帯し
4三井住友カード(NL)の3つのデメリット
三井住友カード(NL)には、高いポイント還元率や海外旅行傷害保険の付帯といったメリットがある一方で、以下の3つのデメリットが生じる可能性があります。
- デメリット1:基本の還元率が0.5%と平均的
- デメリット2:カード番号の確認が面倒
- デメリット3:ショッピング保険がない
デメリット1:基本のポイント還元率が0.5%と平均的
三井住友カード(NL)は、200円(税込)につき1ポイントが付与されるクレジットカードです。
そのため、基本のポイント還元率は0.5%となります。
クレジットカードの中には、還元率1.0%以上の高還元率が基本のものも見受けられるため、効率よくポイントを貯めたい方にとっては物足りなさを感じるかもしれません。
デメリット2:カード番号の確認が面倒
三井住友カード(NL)のカード情報は、お手持ちのスマホにインストールしたVpassアプリ(無料)で確認します。
セキュリティ面を重視した仕様ではあるものの、ネットショッピングなどでカード情報を入力する際、若干の手間がかかると感じる方もいるかもしれません。
デメリット3:ショッピング保険がない
三井住友カード(NL)にはショッピング保険が付帯されていません。
ちなみに三井住友カード ゴールド(NL)には、ショッピング補償が付帯されています。
将来的に三井住友カード ゴールド(NL)へのランクアップを目指すのもひとつの方法でしょう。
5三井住友カード(NL)の評判
ここからは、三井住友カード(NL)の評判についてご紹介します。
良い評判とイマイチな評判をそれぞれ取り上げるため、これから三井住友カード(NL)を作りたい方の参考になれば幸いです。
三井住友カード(NL)のイイ評判
三井住友カード(NL)の良い評判として、次の3つが挙げられます。
- コンビニでポイントが貯まりやすい
- ナンバーレスのため、カード情報が外部に漏れにくい
- 審査が早い
コンビニでポイントが貯まりやすい
三井住友カード(NL)はセブンイレブンやファミリーマート、ローソンなどでは最大7%のポイント還元が適用されます。
※スマホのVisaのタッチ決済やMastercard®タッチ決済利用時
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
※商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※通常のポイントを含みます。
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
日常的に上記のコンビニを利用する方であれば、効率よくポイントを貯められます。
ナンバーレスのため、セキュリティ面で安心
三井住友カード(NL)は、券面にカード情報の記載がないナンバーレスのため、セキュリティ面がよいのもイイ評判として見受けられます。
特に店舗での利用の際、カード情報が盗み見されるのを気にする必要がない点は嬉しいですね。
審査が早い
三井住友カード(NL)は、申し込みから最短10秒で可能です。
※即時発行ができない場合があります。
クレジットカードを急いでつくりたいという方に向いています。
三井住友カード(NL)
- 対象のコンビニや飲食店でのポイント還元率が高い
- 家族を登録すれば、家族ポイントが付与され、還元率が最大5%加算F
- ナンバーレスでセキュリティ面で安心
- 海外旅行傷害保険が付帯し
三井住友カード(NL)のイマイチな評判
三井住友カード(NL)には、ポイントの貯まりやすさなどの良い評判が存在する一方で、次のイマイチな評判も目に付きます。
- 基本のポイント還元率が0.5%のため、ポイントが貯まりにくい
- カード番号確認の手間がかかる
- タッチ決済が使えない店舗もある
基本のポイント還元率が0.5%のため、ポイントが貯まりにくい
三井住友カード(NL)の基本のポイント還元率は0.5%です。
200円(税込)につき1ポイント付与となるため、「100円(税込)で1ポイント付与」のカードなどと比べると貯まりにくいという意見もみられます。
ネットショッピングの「ポイントUPモール」やリアル店舗の「ココイコ!」を上手に活用することで、「ポイントが貯まりにくい問題」の解決につながるかもしれません。
カード番号確認の手間がかかる
三井住友カード(NL)は、券面にカード情報が記載されていません。カード番号の確認は、Vpassアプリからその都度行う必要があります。
ネットショッピング利用時、Vpass画面と通販サイトの画面を切り替える手間がかかる点に不満を抱く方も見受けられました。
タッチ決済が使えない店舗もある
三井住友カード(NL)は対象のコンビニや飲食店でのスマホのスマホのタッチ決済にて、最大7%のポイント還元が適用されるクレジットカードです。
タッチ決済には専用の機器を設置することが店舗に求められます。そのため、なかにはタッチ決済が使えない店舗もあるようです。今後、普及が進むことを期待しましょう。
6三井住友カード(NL)で平日コンビニで昼ごはんを買うと、いくらポイントが貯まるか
ここからは三井住友カード(NL)を使って、平日のコンビニで昼ごはんを購入した際に貯まるポイントをシミュレーションしてみます。(※)
※コンビニはセブン-イレブン、ローソンなどの対象店舗を利用の想定
※平日の日数を、月間で20日と仮定
※三井住友カード(NL)は200円(税込)ごとにポイントが貯まるため、わかりやく、利用金額を600円・800円・1000円の場合を想定
※スマホのタッチ決済利用時
ランチ利用金額(税込) | 月間で貯まるポイント | 年間で貯まるポイント |
---|---|---|
600円 | 840ポイント |
1万80ポイント |
800円 | 1120ポイント |
1万3440ポイント |
1000円 | 1400ポイント | 1万6400ポイント |
平日1日あたり600円(税込)の場合でも、月間840ポイントが貯まる計算です。
年間で貯まるポイントは1万80ポイントとなります。
あえて「対象のコンビニおよび飲食店専用カード」として、三井住友カード(NL)を保有するのもおすすめです。
三井住友カード(NL)
- 対象のコンビニや飲食店でのポイント還元率が高い
- 家族を登録すれば、家族ポイントが付与され、還元率が最大5%加算F
- ナンバーレスでセキュリティ面で安心
- 海外旅行傷害保険が付帯し
7まとめ
三井住友カード(NL)は、年会費永年無料で発行可能なクレジットカードです。
対象のコンビニや飲食店の利用が多い方ほど、お得にポイントが貯まります。
ネットショッピング時には「ポイントUPモール」、リアル店舗の利用前には「ココイコ!」への登録を組み合わせることで、より多くのポイントを容易に集めることが可能です。
コメント
「対象のコンビニやマクドナルドで高還元になるカードはこれまでもありましたが、最大7%で年会費無料というのは圧倒的。こういった好条件カードはサービス開始後数年で改悪されることが多いのですが、現状まだそういった話もなく、安心して利用できるのもうれしいです。
ただやはり、基本還元率0.5%は少し物足りません。楽天カードなど基本還元率1.0%のカードを持っておいて、コンビニやマクドナルド以外はそのカードで支払う方が手間もなくラクでしょう。
本カードが高還元になる店舗は基本的に多額の支払いを行わない場所が多いため、このカード一枚で全ての支払いを行っていると、意外と貯まっていなかった…、ということが多くなってしまいます。少し面倒ですが、還元率によってカードをニ、三枚使い分けないと、本カードの長所を生かしきることはできません。簡単に高還元になるから使いやすいカードと思いがちですが、意外と難しい一枚なんですね。」
8参考資料
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