

SBI・V・S&P500インデックス・ファンドはどのような投資信託か?商品概要とおすすめポイント
SBI・V・S&P500インデックス・ファンドはSBIアセットマネジメントのインデックスファンドです。米国の株式を主要投資対象としている銘柄です。2023年03月31日時点で純資産総額は8231.08億円を突破しています。
今回はSBI・V・S&P500インデックス・ファンドの商品概要やおすすめポイント、評判や運用できるおすすめ証券会社などを解説します。SBI・V・S&P500インデックス・ファンドに興味を持っている方はぜひ参考にしてください。
1SBI・V・S&P500インデックス・ファンドは低コストで長期投資をしたい人におすすめ
SBI・V・S&P500インデックス・ファンドは以下のような方にオススメです。
- 投資を始めたばかりの初心者の方 
- 米国株式に分散投資したい方 
- コストをなるべく抑えたい方 
SBI・V・S&P500インデックス・ファンドは米国の株式市場に連動するように設計されたインデックスファンドであることから分散性が高く、米国に分散投資したい投資初心者におすすめです。また、信託報酬がローコストであることから、じっくり資産を育てる長期投資向きの銘柄と言えるでしょう。
長期投資を実施する上で重要なポイントは信託報酬です。一般的なインデックスファンドの信託報酬は年率0.2%など日々かかるコストとなるため、長期で運用するほどその金額は馬鹿にできないものとなっていきます。SBI・V・S&P500インデックス・ファンドであれば信託報酬は十分に低い水準と言えるでしょう。
ここまででSBI・V・S&P500インデックス・ファンドに興味を持った方は、本記事で紹介した証券会社等でぜひ運用に乗り出してみてください。
2SBI・V・S&P500インデックス・ファンドの評判を紹介!
ここではSBI・V・S&P500インデックス・ファンドの評判を紹介します。
2-1SBI・V・S&P500インデックス・ファンドの口コミや評判
- 改めて『SBI・V・S&P500インデックスファンド』の運用コストが安いと思った。
- 世界最大級の運用会社バンガードのETFが投資対象となる『SBI・Vシリーズ』の一角。
SBI・V・S&P500インデックス・ファンドに関しては、その運用コストの安さに魅力を感じている口コミが見られました。年率0.0638%の信託報酬はSBI・V・S&P500インデックス・ファンドの魅力と言えるでしょう。
また、バンガード社のETFが投資対象であることにも言及した口コミも見られました。バンガードは1975年にアメリカのペンシルバニアで創業した世界最大級の運用会社です。18の拠点と1万7600人以上の従業員を抱え、運用総資産は約549兆円を誇ります(2018年12月末現在)。
3SBI・V・S&P500インデックス・ファンドの3つのおすすめポイント
SBI・V・S&P500インデックス・ファンドの主なメリットは以下の3ポイントです。
- 米国経済の成長による株式市場の価格上昇を期待した運用ができる 
- 低コストで運用できる 
- 米国のグローバルカンパニーに投資できる 
それぞれ詳しく紹介します。
3-1米国経済の成長による株式市場の価格上昇を期待した運用ができる
SBI・V・S&P500インデックス・ファンドは米国の株式に投資するインデックス型投資信託です。
米国株式市場における時価総額の約80%をカバーしているS&P500指数をベンチマークとしていることから、アメリカの株式市場に連動した投資成果が期待できます。
3-2低コストで運用できる
投資信託で最も気をつけるべきコストは保有額に対して年率でかかる信託報酬です。
金融庁のデータによれば、つみたてNISAの対象商品で投資先を内外・海外とするインデックス型投資信託の信託報酬平均は年率0.34%となっています。
同じ分類に所属するSBI・V・S&P500インデックス・ファンドの信託報酬は0.0638%と、同系統の投資信託の中では十分に低めです。
SBI・V・S&P500インデックス・ファンドはコストを抑えた投資信託運用にもおすすめできる商品となっています。
3-3米国のグローバルカンパニーに投資できる
SBI・V・S&P500インデックス・ファンドの組入銘柄にはアップルやアマゾン・ドット・コム、テスラ、マイクロソフト、アルファベットなどのグローバルカンパニーが名を連ねています。
SBI・V・S&P500インデックス・ファンドは米国の有名企業へ気軽に分散投資できる点でも魅力的です。
4SBI・V・S&P500インデックス・ファンドを運用できるおすすめの証券会社3選
| 楽天証券 | 松井証券 | マネックス証券 | |
|---|---|---|---|
| 総合評価 | 
 ★★★★★ | 
 | 
 | 
| 独自サービス | 楽天カードを使って投信積立を行うと最大還元率は1% | マネックスカードを使って投資信託の自動積み立てを行うと、ポイント還元率1.1%でマックスポイント | 25歳以下の日本株の取引手数料(現物・信用)が無料となっているのが大きな魅力 | 
| 新NISA対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 
| 公式サイト | 
楽天証券

総合口座1000万突破!楽天グループの人気ネット証券!
楽天証券を申し込む- 国内株取引手数料が無料
- 投資信託のラインナップが豊富
- 楽天カードで投資信託を買うと楽天ポイント還元!
- 日経テレコン(楽天証券版)が利用できる
楽天証券は1000万口座を超えている日本屈指の証券会社です。楽天カードを使って投信積立を行うと、ポイント還元率最大1%で楽天ポイントが貯まるほか、投資信託の購入に楽天ポイントを利用できます。
そのため「普段から楽天ポイントを貯めている方」におすすめのネット証券会社です。
また、楽天証券と楽天銀行を連携するマネーブリッジを利用すれば、楽天銀行の普通預金金利が最大0.1%になるのも魅力的。株の購入時には、証券口座の不足分が楽天銀行の普通預金残高から自動入金される自動入出金(スイープ)サービスも便利です。
松井証券

1918年(大正7年)創業の老舗ネット証券
公式サイトで申し込む- 投資信託保有額の最大1%を還元(2023年11月1日~)
- 2023年 オリコン顧客満足度®ランキング~ネット証券 初心者部門第1位~
- 「HDI格付けベンチマーク」(証券業界・2023年)において「問い合わせ窓口」、「Webサポート」の両部門で13年連続最高評価を獲得
松井証券は25歳以下の日本株の取引手数料(現物・信用)が無料となっているのが大きな魅力です。
また、サポート体制については「HDI-Japan 主催 2022年度 問い合わせ窓口格付け(証券業界)」で、12年連続最高評価となる三つ星を獲得しています。
松井証券では「投資信託 毎月ポイント・現金還元サービス」を実施しており、信託報酬が0.3%を超える場合については、その一部を現金や松井証券ポイントとして還元しています。還元率は最大0.85%。たまった松井証券ポイントはAmazonギフト券や3000種類以上の商品との交換等に利用できます。
マネックス証券は、米国株の取り扱い数が多く、多くの米国株ユーザに利用されている証券会社です。
投信サービスも魅力的であり、マネックスカードを使って投資信託の自動積み立てを行うと、ポイント還元率1.1%でマックスポイントが貯まります。
たまったポイントは投資信託の買付や他社ポイントへの移行などに利用可能です。
さらにマネックス証券は、IPO抽選が完全平等性なのも魅力の一つです。
証券会社によっては預かり資産の量などによって当選しやすさが決まるため、投資初心者がいきなり当選するのは簡単ではありません。
完全平等な条件で抽選されるマネックス証券なら、他の証券会社より当選しやすいでしょう。
5SBI・V・S&P500インデックス・ファンドとは?商品概要を紹介
SBI・V・S&P500インデックス・ファンドは、主として米国の株式に投資する銘柄です。
インデックス運用のため米国の株式市場の値動きに連動するよう設計されています。
主な実績やステータスは下記の通りです。
| 項目 | 内容 | 
|---|---|
| 騰落率(期間収益率) | -2.61%(過去1年) | 
| ベンチマーク | S&P500指数(円換算ベース) | 
| 購入時手数料 | 0円 | 
| 信託財産留保額 | 0円 | 
| 信託報酬率 | 0.0638% | 
| 投信会社名 | SBIアセットマネジメント | 
| 基準価額(1万口当たり) | 1万7566円 | 
| 分配金(設定来) | 0円 | 
| 純資産総額 | 8231.08億円 | 
| 非課税制度 | ・NISA | 
| 主な取扱金融機関(NISA) | ・SBI証券 | 
手数料は購入時手数料が無料、信託財産留保額も無料となっています。また、主な手数料である信託報酬は保有額に対して年率でかかり、年率0.0638%と十分に低めの設定となっています。
設定来分配金は0円のため、「分配金なし」のファンドを求めている人におすすめです。
投資先の内訳は以下の通りです(2023年3月31日時点)。
5-1組入上位10業種
| 業種 | 比率 | 
|---|---|
| 情報技術 | 26.10% | 
| ヘルスケア | 14.16% | 
| 金融 | 12.90% | 
| 一般消費財・サービス | 10.15% | 
| 資本財・サービス | 8.69% | 
| コミュニケーション・サービス | 8.18% | 
| 生活必需品 | 7.14% | 
| エネルギー | 4.62% | 
| 公益事業 | 2.86% | 
| 素材 | 2.65% | 
5-2組入上位銘柄10社
| 社名 | 割合 | 
|---|---|
| アップル | 7.18% | 
| マイクロソフト | 6.26% | 
| アルファベット | 3.40% | 
| アマゾン・ドット・コム | 2.67% | 
| エヌビディア | 2.01% | 
| テスラ | 1.62% | 
| バークシャー・ハサウェイ | 1.62% | 
| メタ・プラットフォームズ | 1.39% | 
| エクソンモービル | 1.31% | 
| ユナイテッドヘルス・グループ | 1.29% | 
投資先の業種で最も割合が高いのは情報技術(26.10%)で、企業としてはアップル(7.18%)の比率が最も高くなっています。
6SBI・V・S&P500インデックス・ファンドの特徴まとめ
- 米国経済の成長による株式市場の価格上昇を期待した運用ができる 
- 低コストで運用できる 
- 米国のグローバルカンパニーに投資できる 
関連記事
投資信託の新着記事
 執筆者
執筆者

 ★★★
 ★★★ ★★★★★
 ★★★★★





















