
カードローンの年齢制限を解説!60代以上のおすすめや借入の注意点も紹介
金欠のピンチに役立つカードローンには年齢制限があります。銀行カードローンはもちろん、消費者金融でも年齢制限に注意が必要です。カードローンは出費がかさんだ時に頼りになりますが、60代以上や20歳未満でも借りられるのか、気になっている人もいるのではないでしょうか?
そこで本記事では、カードローンの年齢制限を解説します。そもそも年齢制限がある理由や、74歳や80歳など上限年齢が高いカードローンもご紹介。年齢制限ギリギリの人が注意したいポイントも説明するので、自分に合ったカードローンを見つけてください。
目次
1年齢制限なしで借りられるカードローンはないの?
年齢制限なしで借りられるカードローンは原則存在しません。60代や70代、または18歳前後の人は気になるカードローンが見つかったら、年齢条件に当てはまっているか確認してください。
「年齢制限なし」や「誰でも借りられる」と謳うカードローンは闇金の可能性が高いため、手を出さないようにしましょう。年齢制限の下限として、18歳未満の未成年が借りられるカードローンは基本的にありません。多くのカードローンは20歳以上が対象なので、18歳と19歳ならプロミスがおすすめです。
年齢制限の上限は、60歳や70歳前後のカードローンがほとんどです。なかには65歳や70歳、80歳まで借入できるものもあります。以下の記事では70歳以上でも借りられるカードローンを詳しく紹介しているので、気になる人はあわせてチェックしてくださいね。
2そもそもカードローンに年齢制限がある理由は?
そもそもカードローンに年齢制限がある理由は、借りたお金を必ず返せる人に融資を行うためです。年齢制限は法律で定められているわけではなく、カードローン会社がそれぞれ決めるもの。理論上は何歳であってもお金を貸すことは可能ですが、年齢制限を設けることで返済能力のない人に貸してしまうことを防いでいます。
例えば、高齢者には健康面のリスクがあり、今後も安定して収入を得られる可能性が低いと考えられるでしょう。未成年の場合は、保護者の同意なく行った契約を取り消せる権利が民法で認められているため、契約取り消しとなるリスクを抱えることになります。カードローンの年齢制限は、各ローン会社が返済能力を判断するひとつの目安です。
3今後に備えるなら上限年齢が高い消費者金融がおすすめ
カードローンの年齢制限が気になる人は、上限年齢が高い消費者金融に注目しましょう。例えば69歳の人が69歳までのカードローンを契約しても、70歳の誕生日を迎えた後は新たな借入ができなくなります。60代以上なら、74歳や80歳など上限年齢が高いカードローンのほうが長く活用できますよ。
今後に備えるなら上限年齢が高い消費者金融がおすすめ
〈ベルーナノーティス〉80歳まで。何度でも14日間無利息
〈プロミス〉74歳まで。初めてなら借入翌日から30日間無利息
〈SMBCモビット〉74歳まで。コンビニでもカードを受け取れる
〈アコム〉72歳まで。クレジットカードも同時に発行できる
3-1〈ベルーナノーティス〉80歳まで。何度でも14日間無利息
実質年率 | 4.5%~18.0% |
年齢制限 | 20~80歳 |
融資スピード | 最短24時間以内※1 |
無利息期間 | 初めての借入と完済後の再度の借入が何度でも借入翌日から14日間無利息※2 |
収入が年金だけになっても借入できるカードローンがいいなら、ベルーナノーティスを選びましょう。2024年4月末時点の利用者のうち半数以上が70歳以上と、高齢者への融資実績が豊富で80歳まで利用できます。
初回だけ無利息サービスを受けられるカードローンが多いなか、ベルーナノーティスは何度でも14日間無利息になるのがメリットです※2。急な出費でお金が不足した時に借入して、収入が入れば早めに返済する使い方をすれば、利息の負担を抑えられるでしょう。
※1:お申込み時間や審査によりご希望にそえない場合があります。
※2:完済後の再度の借入が、前回の無利息適用の借入日から3か月経過している場合、無利息サービスが適用されます。
3-2〈プロミス〉74歳まで。初めてなら借入翌日から30日間無利息
実質年率 | 4.5%~17.8% |
年齢制限 | 18~74歳 |
融資スピード | 最短3分※ |
無利息期間 | 初めてならメールアドレス登録とWeb明細利用登録で借入翌日から30日間無利息 |
初めて借りる時の無利息期間の長さを優先するなら、プロミスに注目してください。メールアドレスを登録してWeb明細の利用を設定すれば、借入翌日から30日間の利息は0円です。下は18歳から上は74歳までと年齢制限の幅が広いので、多くの人が申し込み対象となるでしょう。
プロミスの無利息期間のスタートは借入翌日のため、契約から借入まで日数が空いても無駄にならない点がメリット。融資を受ける必要があるかはっきりしないけれど、念のためカードローンを契約しておきたい人にもぴったりです。
※:お申込み時間や審査によりご希望にそえない場合があります。
3-3〈SMBCモビット〉74歳まで。コンビニでもカードを受け取れる
実質年率 | 3.0%~18.0% |
年齢制限 | 20~74歳 |
融資スピード | 最短15分※1 |
無利息期間 | なし |
家族に知られずにローンカードを受け取りたい人は、SMBCモビットをチェックするといいでしょう。自宅への郵送や来店での受け取り以外に、ローソン・ミニストップ・郵便局・はこぽすでの受け取りを希望できます※2。プロミスと同じく上限は74歳までです。
モビットカードがあれば全国約12万台の提携ATMで手軽に取引できるのがメリット。三井住友銀行・三菱UFJ銀行・セブン銀行・イオン銀行など、身近なATMでお金を引き出せます。なかでも三井住友銀行ATMは手数料無料で利用できるので、近くにある人は活用してください。
※1:お申込み時間や審査によりご希望にそえない場合があります。
※2:審査結果により対応できない場合もあります。
3-4〈アコム〉72歳まで。クレジットカードも同時に発行できる
実質年率 | 3.0%~18.0% |
年齢制限 | 20~72歳 |
融資スピード | 最短20分※ |
無利息期間 | 初めてなら契約翌日から30日間無利息 |
まだ60代の人なら72歳まで対象のアコムも長く使えるでしょう。他の大手消費者金融カードローンと同様に最短即日融資※に対応しており、初めてアコムを契約する人は契約翌日から30日間の無利息サービスが適用される点が魅力です。
アコムはカードローンでお金を借りるだけでなく、便利なクレジットカードを同時に持ちたい人にもぴったり。国際ブランドMastercardがついた「ACマスターカード」の発行が選べます。カード1枚でキャッシングにもショッピングにも活用したいなら要チェックです。
※:お申込み時間や審査によりご希望にそえない場合があります。
4金利重視なら69歳までの<三井住友銀行カードローン>に注目
実質年率 | 1.5%~14.5%(限度額100万円以下:12.0%~14.5%、限度額100万円超200万円以下:10.0%~12.0% など) |
年齢制限 | 20~69歳 |
融資スピード | 審査結果は最短即日 |
無利息期間 | なし |
上限年齢の高さよりも金利の低さを重視する人には、三井住友銀行カードローンがおすすめです。上限は69歳までと銀行カードローンのなかでは高めなので、60代なら十分に役立てられるでしょう。参考として、みずほ銀行カードローンや住信SBIネット銀行カードローンの年齢制限は65歳までです。
消費者金融の上限金利が年18.0%程度なのに対し、三井住友銀行カードローンの上限金利は14.5%と低金利なのが大きなメリット。消費者金融のような無利息期間はないものの、長期間借りたい人にぴったりです。なお、地方銀行では70歳程度でも借りられるカードローンもあるので、70歳間近の人は近くの地方銀行をチェックしてみましょう。
5③年齢制限ギリギリの人が注意したいポイント3つ
年齢制限ギリギリでカードローンを利用する際は、注意しておきたい点が3つあります。うまく活用できるようポイントを押さえておきましょう。
年齢制限ギリギリの人が注意したいポイント3つ
上限年齢を超えると新たな借入ができなくなる
年金は収入として認められないことが多い
無理なく完済できる金額か考えることが大切
今の年齢で申し込み条件に当てはまっていても、契約後に上限年齢を超えると新たな借入ができなくなります。高齢になるほど契約できるカードローンの選択肢は少なくなるため、上限年齢に余裕があるカードローンを選んでおくと長く利用できるでしょう。
年金を収入として認めないカードローンが多いため、年金収入しかない人は条件をしっかり確認してください。また、契約後でも定年退職した時やアルバイト勤務を辞めた場合は、ローン会社に届け出なければなりません。上限年齢を超えていなくても、年金収入だけになると新たに借りられない可能性があります。
高齢になると若い時と比べて体力が落ちたり、健康面の不安が高まったりするでしょう。今の収入をどれだけ維持できるのかや支出とのバランスも考えて、無理のない返済計画を立ててくださいね。
6カードローンは年齢制限もチェックして選ぼう
困った時に頼れるカードローンには基本的に年齢制限があります。20歳未満の人なら18歳から申し込めるものを、60代の人なら69歳や74歳まで対象のものを選ぶといいでしょう。契約後でも上限年齢を超えると新たな融資は受けられなくなります。無理なく完済できるよう、しっかり計画を立ててカードローンを活用しましょう。
執筆者について

MeChoice編集部
MeChoice編集部はくらしとお金の課題解決サービス「MeChoice(ミーチョイス)」のコンテンツ制作を行っており、くらしとお金に関する課題を分かりやすく解説し、問題解決のサポートをいたします。