

東京スター銀行おまとめローンのデメリットを解説!審査や金利などに注目
複数のローンを一本化できる、東京スター銀行のおまとめローン。正社員だけでなく契約社員や派遣社員でも申し込め、消費者金融カードローンからクレジットカードのショッピングリボまでまとめられるのが魅力です。
しかし、いざ乗り換えを検討していると、デメリットはないのかが気になりますよね。
そこで本記事では、東京スター銀行おまとめローンのデメリットや注意点を5つ解説します。
そもそも、東京スター銀行のおまとめローンはどんな人におすすめなのかもご紹介。申し込み条件や審査時の在籍確認、金利などをチェックして、自分に合っているかを判断してくださいね。
1東京スター銀行おまとめローンはどんな人におすすめ?
東京スター銀行のおまとめローン(スターワン乗り換えローン)は、多額の借入を一本化して返済の負担を抑えたい人におすすめです。
借入額が最大1000万円と大きいため、他社のローンではまとめきれなかった人も要チェック。複数の借入があると管理も負担になりますが、おまとめローンを使えば返済日を月1回にまとめられます。
おまとめ対象のローンが、消費者金融や銀行、カード会社などと幅広いのも東京スター銀行のメリットです。消費者金融での借入に加えて、クレジットカードのキャッシングやショッピングリボの返済が重なり困っている人も注目するといいでしょう。
なお、東京スター銀行おまとめローンの利用には、東京スター銀行口座の開設が必要です。運転免許証があればWebから手軽に申し込めるので、手間をかけたくない人にもぴったり。おまとめローンの手続きも申し込みから契約までWebで完結できますよ。
2東京スター銀行おまとめローンは5つのデメリットに注意
東京スター銀行のおまとめローンを利用したいなら、5つのデメリットを押さえておきましょう。注意点を正しく認識して、自分に向いているローンかどうかを判断してくださいね。
- 正社員・契約社員・派遣社員しか申し込めない
- 急ぐ人には不向き。即日融資に対応していない
- 基本的に電話での在籍確認を避けられない
- お金が必要になっても追加の借入はできない
- 状況によっては返済総額が増えることもある
2-1正社員・契約社員・派遣社員しか申し込めない
東京スター銀行のおまとめローンに申し込めるのは、正社員・契約社員・派遣社員である給与所得者に限られます。
年収の基準は200万円以上。たとえ収入が多くても、自営業やアルバイト勤務の人はおまとめローンを利用できないので注意しましょう。
東京スター銀行で自営業・パート・アルバイトの人が申し込める商品は、通常のカードローンであるスターカードローンです。
現時点で社員として給与所得を得ていない人は、残念ながら申し込み自体を諦めるしかありません。他にも、年齢が満20歳以上65歳未満であること、過去に債務整理や自己破産をしていないこと、現在利用中のローンを延滞していないことなどが利用の条件です。
過去6か月以内に東京スター銀行のローン審査で否決されている人も対象外のため、以下の利用条件に当てはまらない場合は他社のローンを検討してください。
2-1-1東京スター銀行おまとめローンの利用条件
満20歳以上65歳未満の人
給与所得者(正社員・契約社員・派遣社員)
年収200万円以上の人
日本国籍の人または外国籍で永住許可を受けている人で国内居住の個人
保証会社(株式会社東京スター・ビジネス・ファイナンスまたはアイフル株式会社)の保証が受けられる人
※アイフル株式会社の保証の場合、商品名称はスターフリーローンとなる
現在の勤務先の収入が確認できる書類(源泉徴収票・給与明細等)を提出できる人
過去に債務整理や自己破産をしていない人
現在利用中のローンを延滞していない人
過去6か月以内に当行ローンの審査で否決されていない人
2-2急ぐ人には不向き。即日融資に対応していない
とにかく急いでおまとめローンを利用したい人に、東京スター銀行は向いていません。
東京スター銀行のおまとめローンは即日融資に対応していないため、融資まで数日や数週間がかかります。仮審査の結果は最短2日※で確認できますが、本審査や口座開設のステップにも時間が必要です。
とはいえ、今すでに借りているお金を乗り換えるためのおまとめローンの利用を、そこまで急ぐ理由はないでしょう。
確実な完済を目指して返済に向き合っていきたいなら、金利やおまとめ対象となるローンの種類などの条件をふまえて、問題を解決できる商品を選ぶことが大切です。
※電子メールの場合は3日ほど、郵送の場合は郵送事情などで1週間ほどかかる場合あり
2-3基本的に電話での在籍確認を避けられない
東京スター銀行のおまとめローンでは、審査にあたって電話での在籍確認が実施されることがあります。在籍確認を電話以外で依頼する方法は公表されていないため、何が何でも電話を避けたい人には不向きでしょう。
そもそも在籍確認は、申し込み者の申告内容が正しいかや、返済能力があるかをチェックするために行われるものです。
複数のローンを1つにまとめるおまとめローンでは、その性質から融資額が大きくなりがち。電話で確実に在籍確認を実施し、きちんと返済する力があるかを判断する必要があると考えられます。
なお、東京スター銀行の在籍確認では、銀行名ではなく個人名で電話をかけてくれます。電話に出た人にローンの説明をすることはないため、バレるのではと心配しすぎなくてもいいでしょう。
在籍確認について詳しく知りたい人は、以下の記事もチェックしてみてください。
2-4お金が必要になっても追加の借入はできない
東京スター銀行のおまとめローンでは、追加でお金が必要になっても借入ができません。
おまとめローンはあくまでも返済専用のローンです。一般のカードローンとは異なり、必要なタイミングで都度融資を受けられるわけではない点に注意しましょう。
もし、東京スター銀行のおまとめローンを利用中に資金が不足した場合は、別で融資を申し込む必要があります。新たに審査を受けるため、すぐに借りられるとは限らないでしょう。
おまとめローンを利用するなら、返済にしっかり注力する覚悟を持つことをおすすめします。
2-5状況によっては返済総額が増えることもある
現在利用しているローンの状況によっては、おまとめローンを使うと返済総額が増えるケースがあるので注意してください。
複数社での借入を1つにまとめることで月々の負担額が減っても、返済期間が延びると支払う利息は増えてしまいます。
とはいえ、今の支払い額の多さに圧迫されている場合は、毎月の負担を少なくして着実な返済を優先するのも1つの方法です。金利が減ったと安心するだけでなく、毎月の支払い額とトータルでの返済額もシミュレーションしておきましょう。
3確実な返済を!東京スター銀行おまとめローンの魅力
ここからは、東京スター銀行おまとめローンの3つの大きな魅力をご紹介します。デメリットを正しく把握したうえで、メリットを上手に活かしてください。
- 消費者金融もクレジットのリボもおまとめの対象
- 上限金利は年14.6%。毎月の返済負担を抑えられる
- 開設する銀行口座は手数料実質無料などとお得
3-1消費者金融もクレジットのリボもおまとめの対象
東京スター銀行のおまとめローンは、まとめられるローンの幅が広いところがメリット。銀行・信用金庫・信用組合・労働金庫・農業協同組合・信販会社・カード会社・消費者金融会社などの金融機関のローンを一本化できます。
具体的には、銀行系カードローン・消費者金融ローン・クレジットカードのキャッシング・クレジットカードのショッピングリボなどが対象です。特に、ショッピングリボは対象外となっている他社おまとめローンが多いなか、東京スター銀行では問題なく利用できます。
最大1000万円までと借入限度額が大きいところも魅力です。様々な借入先からたくさん借りている人も、東京スター銀行なら1つにまとめられるでしょう。
融資期間は10年で、インターネットバンキングからいつでも手数料無料で繰り上げ返済も可能です。
3-2上限金利は年14.6%。毎月の返済負担を抑えられる
東京スター銀行おまとめローンの上限金利は年14.6%と低めなのがメリットです。
多くの消費者金融カードローンの上限金利は年18.0%であり、利用している人もいるでしょう。各種キャッシングやリボなどの金利が異なる商品もまとめて、金利が低めの東京スター銀行への返済だけにまとめられるのが嬉しいポイントです。
なお、利息制限法にて100万円以上の借入では上限金利が年15.0%と定められています。おまとめローンの金利を比較する時は1つの目安にしてください。
3-3開設する銀行口座は手数料実質無料などとお得
東京スター銀行のスターワン口座は、手数料が実質無料になるなど使い勝手のよさが魅力です。
東京スター銀行でおまとめローンを利用するにあたって、スターワン口座の開設は必須。おまとめローンの返済は、毎月10日にスターワン口座から引き落としで行うことになります。
例えば、セブンイレブン・ローソン・ファミリーマートなどの提携ATMの利用手数料は最大月8回まで実質無料に※。インターネットバンキングでの他行宛て振込手数料も最大月5回まで実質無料です※。
おまとめローンの活用とともに、東京スター銀行の口座も上手に使ってくださいね。
※:利用時には手数料がかかり、条件を満たせば翌月の第一銀行営業日にキャッシュバック
4おまとめローンなら東京スター銀行をチェックしよう
いくつかのローンをまとめたいなら、東京スター銀行のおまとめローンを要チェックです。
ただし、自営業やアルバイトが利用対象外だったり、電話で在籍確認があったりと、人によってはデメリットもあります。追加の借入ができないことにも気をつけましょう。
注意点をしっかり押さえたうえで、おまとめローンのメリットを賢く活用して完済を目指してくださいね。
