しかし、カードローンには申込条件があるので、仕事をしていない人や主婦は審査に通るのか疑問に思っている人もいるでしょう。
そこで今回は、SMBCモビットは無職でも利用できるのかを解説します。「無職でも審査の通るの?」「年金は収入として認められるの?」といった疑問を解決。
あわせて審査に通った場合の在籍確認についてやほかのお金を借りる方法もご紹介します。借入を検討している無職の人はぜひ参考にしてみてください。
1無職だと借入するのが難しい?
結論から言うと、無職の人が金融機関からお金を借りるのは簡単ではありません。金融機関は国が定める法律に則って貸付を行っており、それに違反しないように利用条件を設けているためです。
たとえば貸金業法の総量規制では、返済能力を超えた過剰な貸付を防ぐために年収の3分の1を超える貸付を原則禁止しています。そのため収入がまったくないと、返済能力が認められず、借入は難しいでしょう。
そもそも金融機関は申込条件として「本人に安定した収入があること」と定めていることが多く、申込すら難しい可能性が高いといえます。難しい場合は公的な制度を使ったり、質屋を利用したりして借入する方法も検討するとよいでしょう。
2SMBCモビットの申込条件をチェック
SMBCモビットの利用を考えているなら、まず申込条件を確認しましょう。公式サイトによると、申し込めるのは以下のような人とされています。
- 年齢満20歳以上74歳以下の安定した定期収入のある方
- アルバイト、派遣社員、パート、自営業の方も利用可能(当社基準を満たす方)
年齢が条件を満たしていなければ利用できませんが、正社員でなくとも借りられる可能性は大いにあるといえます。
3無職でも何らかの収入があれば、SMBCモビットを利用できる可能性あり!
無職といっても生計の立て方は人それぞれ。完全に収入がない人もいれば、無職でも定期収入を得ている人や国からの支給額で生活している人もいるでしょう。
上記でご紹介した申込条件をふまえると、無職の人でも何らかの収入があればSMBCモビットを利用できる可能性があります。
金融機関での借入の可否は、安定した収入があるかがキーポイントです。無職だからといってすべての人が借入できないわけではありません。
たとえば、不動産収入がある人は定職がなくても返済能力が認められて審査に通ることも。個人で所有しているマンションの家賃収入や駐車場の使用料収入があるなら、検討の余地があるでしょう。株の運用によって得た収入も認められます。
4安定した収入がない場合は利用不可
完全に無収入だと申し込めない
定職がなく、不動産収入や株の運用による収入もないなら、申込条件を満たせずSMBCモビットは利用できません。
どうしてもお金を借りたい場合は、ほかの借入方法を検討するか、アルバイト・パート・正社員などどんな形であれ収入を得る必要があるでしょう。
なお、失業中で無職の人も利用ができません。再就職して安定した収入が得られるようになれば、SMBCモビットから借入できるようになります。
生活保護や年金のみの収入でも申込不可
生活保護・年金を受け取っている人は収入があると思われがちですが、お金を得られる手段がそれしかない場合はSMBCモビットの利用ができません。
生活保護や年金は、人間が最低限の生活をするために必要なお金が国から支給される制度。生活を送るために使われる金額であり、返済にあてる余裕はないと考えられることから、生活保護や年金は安定した収入としては認められていないのです。
収入があれば、主婦(夫)や学生もSMBCモビットに申し込める
主婦(夫)や学生も同様に、安定した収入があるかどうかで申込の可否が変わります。
SMBCモビットの申込条件によれば、パート・アルバイトで安定した収入を得ている兼業主婦(夫)や学生なら、審査に通過する可能性があるでしょう。配偶者や親と生計をともにしている場合も、本人が収入を得ているなら申込の対象になります。
一方で、配偶者のみの収入で生計を立てている専業主婦(夫)は安定した収入がないといえるので、SMBCモビットに申し込むことができません。
なお、SMBCモビットは、申込者と配偶者の合算年収の3分の1まで借入できる配偶者貸付を行っていないため、借入したい専業主婦(夫)はほかの方法を検討する必要があります。アルバイトをしていない学生も同様に利用不可です。
5収入があれば、主婦(夫)や学生もSMBCモビットに申し込める
主婦(夫)や学生も同様に、安定した収入があるかどうかで申込の可否が変わります。
SMBCモビットの申込条件によれば、パート・アルバイトで安定した収入を得ている兼業主婦(夫)や学生なら、審査に通過する可能性があるでしょう。配偶者や親と生計をともにしている場合も、本人が収入を得ているなら申込の対象になります。
一方で、配偶者のみの収入で生計を立てている専業主婦(夫)は安定した収入がないといえるので、SMBCモビットに申し込むことができません。
なお、SMBCモビットは、申込者と配偶者の合算年収の3分の1まで借入できる配偶者貸付を行っていないため、借入したい専業主婦(夫)はほかの方法を検討する必要があります。アルバイトをしていない学生も同様に利用不可です。
6申込後の流れもチェック
申込が可能だった場合の流れも事前に見ておきましょう。在籍確認や必要書類について解説します。
申込後の電話での在籍確認は原則なし。不安なら事前に確認を
条件を満たして申込が完了すると、その後は必要書類を提出し、在籍確認が行われます。そこで不安なのが、自宅や職場に在籍確認の電話がかかってきて周囲にカードローンの利用がバレないかという点でしょう。
結論からいうと、SMBCモビットはWEBから申し込むことで電話による在籍確認や郵送物を原則なしにできると謳っています。家族や同僚に借入がバレたくないという人も利用しやすいカードローンといえます。
ただし無職の場合、一般的にいわれる会社勤めとは異なるため、電話がかかってくる可能性がゼロとはいえません。どうしても電話がかかってくるのが不安な人は、フリーコールに問い合わせてみるとよいでしょう。
なお、SMBCモビットは万が一申込者に電話をする場合も事前に確認し、同意を得たうえで連絡をするとしています。さらに会社名ではなく個人名を名乗るといった配慮もされているので、周りの人にバレるリスクは低いといえそうです。
必要書類を不備なくそろえよう
電話による在籍確認は提出書類に不備があることで行われる可能性が高まるため、抜け・漏れのないように書類をそろえることも大切です。
まず必須なのは、運転免許証・健康保険証・マイナンバーカードといった本人確認書類。いずれも有効期限内のもののみ認められるので、期限が切れていないかもよく確認してください。
希望する借入額が50万円を超える場合や、契約額とほかの貸金業者から借りている分も合わせて100万円を超えるときは、収入証明書類の提出も求められます。源泉徴収票の写し・所得証明書の写し・税額通知書の写しなどが対象になるので、不備がないかを確認して送付しましょう。
なお、どんな書類が必要なのか、審査にどのぐらいの時間がかかるのかといった不安な点がある人はチャットサービスを利用してみてください。電話での問い合わせも可能ですが、チャットなら申込の疑問点をより気軽に相談できますよ。
7無職の人がお金を借りる方法とは?
SMBCモビットを検討していたけれど、申込条件を満たせなかったり審査に落ちてしまったりして利用できないという人もいるでしょう。下記のような方法もあるので、どうしても借入が必要な人はあわせて検討してみてください。
金融機関から借りる
金融機関を利用するには安定した収入が大前提となるため、可能ならパート・アルバイトを始めるのがスムーズでしょう。勤続年数にかかわらず申込できるので、パート・アルバイトを始めてすぐでも利用できる可能性がありますよ。
完全に無収入の人が金融機関から借入するのは難しいものの、配偶者貸付を行っているカードローン会社を選べば借りられる可能性もあります。配偶者の同意が得られれば、申込者と配偶者の合算年収の3分の1まで借入ができる制度です。誰にも知られず借りたい人には不向きですが、専業主婦(夫)も借入できるのはメリットでしょう。
就職先が決まっているなら、内定者ローンが利用できるところもあります。一部の銀行や労働金庫に限られますが、就職して安定した収入が得られると認められた場合に利用できる制度です。
金融機関以外から借りる
無職の人は金融機関を利用するのは難しいため、それ以外の方法でお金を借りることを検討するのもよいでしょう。
無職の人の選択肢になるのは、国が提供する生活福祉資金貸付制度。失業や減収などにより生活が困窮している人を対象に低利または無利子で貸付を行っているため、無職の人も利用できる可能性があります。
生活福祉資金貸付制度には返済を開始するまでの猶予期間である据置期間が設けられているのが特徴です。すぐには返済できる見込みがない場合も、借入を相談できます。
償還期間が据置期間経過後から最大10年以内と長いのもメリットです。すぐに返し切れる見込みがなくても利用できる可能性があるのは無職の人にとってうれしいポイントといえます。
公的機関から借りることに抵抗があるなら、質入れを行うのも手。質屋に不用品を預けて、担保として品物に見合ったお金を借り入れられるシステムです。原則として20歳以上の人に限定されますが、腕時計やアクセサリー、財布やバッグといったあらゆるものが対象で利用しやすいといえます。
MeChoice編集部