
「オルカン一択は危険」は本当?オルカンの特徴や利回り、運用実績をチャートでまとめて解説

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新年度にむけて資産運用をはじめようと考える方も多いでしょう。初心者の方は新NISAの積立投資枠にて、積立投資を検討される方もいると思います。その積立投資の金融商品の中から、いわゆるオルカンと呼ばれる「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」が気になる方もいるのではないでしょうか。
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)は 「個人投資家が選ぶ!Fund of the Year 2025」の 「インデックス部門」、「総合部門(参考)」、 「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year部門(参考)」で 1位を受賞している投資信託です。「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」が気になるものの、投資にはリスクがありますし、「オルカン一択は危険」という意見も気になるでしょう。
大切なお金を投資するとなると不安になるものですが、今回は「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」の特徴や利回り、運用実績のチャートとともに危険といわれる理由をみていきましょう。
オルカン(eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー))の特徴まとめ
オルカンは「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」という投資信託であり、日本を含む先進国や新興国など世界各国の約3000銘柄以上の株式に分散投資を行っています。MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果を目指した運用をしています。
組み入れ上位の国を確認しましょう。
組入上位10カ国・地域(2026年1月時点)
アメリカ 61.9%
日本 %
イギリス 3.3%
カナダ 3.0%
台湾 2.4%
フランス 2.2%
スイス 2.1%
ドイツ 2.0%
ケイマン諸島 1.8%
インド 1.8%
組み入れ上位の約6割をアメリカが占めています。
オルカンの手数料。気になる信託報酬は?
次にオルカンの手数料などについて確認しましょう。
購入時手数料:なし
信託報酬年率:0.05775%(税抜 年率0.0525%)
信託財産留保額:なし
信託報酬は0.05775%となっています。新NISAの積立投資枠の投資先を内外・海外とする指定インデックス投信の平均が0.33%ですから、ローコストな点も人気の要因の一つでしょう。

オルカン(eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー))の利回りは?
では、eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー))の騰落率(税引前分配金再投資)を確認しましょう。
設定日:2018年10月31日
基準価格:33,732円
過去1年間:21.8%
過去3年間:102.0%
設定来:237.3%
※2026年2月時点の情報です。
※騰落率は税引前の分配金を再投資したものとして算出されているため、実際の投資家利回りとは異なります。
上記を年率にすると以下になります。
1年: 18.6%
3年: 約26.41%
またオルカンの基準価額と純資産総額の推移をチャートで確認しましょう。

出所:三菱UFJアセットマネジメント「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」をもとに筆者作成
「オルカン一択は危険」は本当?
投資対象や運用成績をみると、「オルカン一択は危険」といわれるのは本当か気になるでしょう。危険だと言われる理由は複数挙げられます。
先ほど見たようにオルカンはアメリカの比率が約6割となっています。全世界とはいえアメリカによる影響が大きいため、投資する国への偏りはあるでしょう。また、オルカンのアメリカの比率を把握していないと、他でさらにアメリカの株式へ投資する投資信託を購入した場合、アメリカの比率がより大きくなります。
また、投資信託は株式や債券などさまざまな金融商品を対象としますが、オルカンは株式になるので他の金融商品と比べるとリスクが高くなります。投資信託の中でもハイリスク・ハイリターンでしょう。
上記のような理由のほか、オルカンはしばしばメディアやSNSで取り上げられるため、「投資をするならとりあえずオルカンで」と考える人もなかにはいると思います。
とりあえずで投資をしてしまうと、きちんと商品の内容やリスクを把握していなかったり、急な株価下落に影響を受けすぎてしまったり、売り時を考えていなかったりといった場合もあり、そのような状況に対して危険を唱える場合もあります。
投資は自己判断であり、大切な自己資金でするものですから、商品の内容やメリット・デメリットを把握した上で検討しましょう。
オルカンまとめ
投資信託の中でもオルカンは運用ですが、自己資金の中から投資金額や投資期間を決めるのは自分です。リスクや手数料、投資対象などをきちんと把握した上で、納得のいく運用を行いましょう。
参考資料

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