S&P500配当貴族指数とは?構成銘柄や購入できるネット証券を紹介

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「S&P500配当貴族指数」に連動する日興アセットマネジメントの投資信託「Tracers S&P500配当貴族インデックス」。

2022年10月より購入できるようになったこちらの商品ですが、そもそもこの「配当貴族指数」とは何を指すのでしょうか。

そこで今回は、「S&P500配当貴族指数」について解説し、日興アセットマネジメントの「Tracers S&P500配当貴族インデックス」が購入できる金融機関3社を解説していきます。

本記事を参考にぜひ「S&P500配当貴族指数」の購入を検討してみてくださいね。

S&P500配当貴族指数とは?

S&P500配当貴族指数とは、何を指すのでしょうか。ここではS&P500配当貴族指数について解説したうえで、その構成銘柄について紹介していきます。

S&P500配当貴族指数を解説

そもそも配当貴族指数とは、25年以上連続して増配している銘柄を集めて算出したインデックス(指数)のことを指します。

その中でも「S&P500配当貴族指数」は、S&P500指数の構成銘柄のうち25年以上連続して増配している優良企業の株式で構成された指数のことを言います。

景気に左右されずに配当を増やし続けられるほど業績や財政基盤が安定した大企業であることの証となるため、投資家の買いが継続的に入りやすく、株価が上昇しやすい傾向にあります。

ちなみに、50年以上にわたって増配し続けていると「配当王」と呼ばれるようになります。

銘柄にはどんなものがある?

「S&P500配当貴族指数」の構成銘柄は、2024年6月時点で66銘柄あります。

S&P500指数ではアップルやアマゾン・ドット・コム、メタ・プラットフォームズ(旧フェイスブック)といった巨大IT企業が構成銘柄の上位を占めています。

一方、S&P500配当貴族指数では世界最大の清涼飲料水メーカーである「コカ・コーラ」や大手スーパーの「ウォルマート」や日用品でお馴染みの「ジョンソン・エンド・ジョンソン」など、生活に欠かせない身近な会社の銘柄が組み入れられています。

生活必需品の業種は「ディフェンシブセクター」とも言われ、「S&P500配当貴族指数」の構成銘柄の約20%強で最も高いウエイトを占めています。

ディフェンシブセクターは不景気になっても安定した需要と売り上げが見込めるため、株価が下がりにくいとされています。

S&P500配当貴族指数ではディフェンシブセクターのウエイトが高いため、安定した長期投資を望んでいる人にとっておすすめと言えます。

株価指数の時価総額上位10銘柄

  S&P500配当貴族指数 S&P500指数
1 ウォルマート
(生活必需品)
マイクロソフト
(情報技術)
2 エクソン・モービル
(エネルギー)
アップル
(情報技術)
3 プロクター・アンド・ギャンブル
(生活必需品)
エヌビディア
(情報技術)
4 ジョンソン・エンド・ジョンソン
(ヘルスケア)
アマゾン・ドット・コム
(一般消費財・サービス)
5 アッヴィ
(ヘルスケア)
メタ・プラットフォームズ
(コミュニケーション・サービス)
6 シェブロン
(エネルギー)
アルファベット(クラスA)
(コミュニケーション・サービス)
7 コカ・コーラ
(生活必需品)
アルファベット(クラスC)
(コミュニケーション・サービス)
8 ペプシコ
(生活必需品)
バークシャー・ハサウェイ
(金融)
9 リンデ
(素材)
イーライリリー
(ヘルスケア)
10 マクドナルド
(一般消費財・サービス)
ブロードコム
(情報技術)

出典:日興アセットマネジメント「Tracers S&P500配当貴族インデックス(米国株式)」

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まとめ

  1. 「S&P500配当貴族指数」とは、S&P500指数の構成銘柄のうち25年以上連続して増配している優良企業の株式で構成された指数のこと
  2. 構成銘柄は66銘柄(2024年6月時点)
  3. 生活必需品の業種「ディフェンシブセクター」が約20%強で最多!株価が下がりにくい