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ANAホールディングス(9202)が3,000円割れ……株価調整中の今、根強い人気の優待を解説【3月権利確定銘柄】

ANAホールディングス(9202)が3,000円割れ……株価調整中の今、根強い人気の優待を解説【3月権利確定銘柄】

イランでの軍事衝突を発端としたホルムズ海峡の航行問題に解決のメドが立たず、航空燃料費への直接的な影響が避けられない空運セクターには依然として強い逆風が吹き荒れています 。

国内大手のANAホールディングス(9202)も例に漏れず、株価は節目の3,000円を割り込んで推移しています。

一方で、ANAは「国内線50%割引」という魅力的な優待がもらえる銘柄でもあります。株価が割安圏で推移する今、3月末の権利確定を前に、優待獲得を考えている個人投資家にとっては投資を検討する格好のチャンスとも言えます。

この記事では、直近のマーケット動向を冷静に分析しつつ、優待制度の最新情報など、個人投資家が今知っておくべきファクトを深掘りします。

優待は「国内線片道1区間50%割引」+「クーポン冊子」

ANAの優待は、航空券が割引になる「案内書」と、グループ施設で使える「クーポン冊子」の二本立てです 。

株主優待早見表(国内線搭乗優待)

3月末・9月末の株主に対し、保有数に応じて「株主優待番号ご案内書」が発行されます。

1枚で国内線片道1区間が50%割引となります 。

保有株式数

1回あたりの発行枚数(年2回)

年間合計枚数

100株 ~ 199株

1枚

2枚

200株 ~ 299株

2枚

4枚

300株 ~ 399株

3枚

6枚

400株 ~ 999株

4枚 + 400株超過200株ごとに1枚

8枚 ~

1,000株 ~ 99,999株

7枚 + 1,000株超過400株ごとに1枚

14枚 ~

100,000株以上

254枚 + 100,000株超過800株ごとに1枚

508枚 ~

ANAグループ優待券(100株以上一律)

宿泊や買い物に使えるクーポン冊子が1冊(年2回)進呈されます 。

特典の内容

提携ホテル

宿泊:20%割引 / 飲食:10%割引(IHG・ANA等)

パッケージツアー

国内・海外ツアーが2%~5%割引

空港売店

ANA FESTA等で10%割引(1,000円以上購入時)

ゴルフ

武蔵の杜CC、早来CCでの優待料金適用

通販

A-styleでの株主限定価格

従来からの変更点

2026年に向けて、利便性とルールの両面で大きなアップデートがありました。

  • 有効期間の延長(2025年5月発行分〜): システム刷新に伴い、有効期間が従来の1年から「1年半(18カ月)」に延び、旅行計画が立てやすくなります

  • 購入時の番号登録必須化 2026年5月19日搭乗分より、予約時ではなく「購入時」の番号登録が必須となります。手元に優待券がない状態での「とりあえず予約」が困難になるため注意が必要です 。

優待の使い方・届く時期

3月末に権利確定した分は5月中旬に発送され、6月1日から利用開始できるようになります。

夏のホリデーシーズン前に届くため、家族旅行などの計画も立てやすいのがうれしいですね。

届く時期

  • 3月末権利: 5月中旬発送(6月1日利用開始)

  • 9月末権利: 11月中旬発送(12月1日利用開始)

利用ステップ

  1. 予約: ANAサイトで「株主優待割引」運賃を選択

  2. 購入・登録: 航空券を購入し、案内書裏面の「株主優待番号」と「パスワード」を入力します

  3. 搭乗: 事前登録済みならオンラインチェックインで空港カウンターをスルーできます

使える場所は?

全国の主要都市やリゾート地で幅広く活用可能です 。

  • ホテル: ANAインターコンチネンタル(東京・石垣)、ANAクラウンプラザ(札幌・金沢・大阪・広島・福岡など)、帝国ホテル大阪(提携)

  • 空港: 全国のANA FESTA(お土産)、主要国際空港のANA免税店

  • レジャー: 武蔵の杜カントリークラブ、早来カントリー倶楽部

権利確定日・権利付き最終売買日をチェック

優待を得るには、以下の期限までに100株以上の保有が必要です。

2026年 権利日早見表

権利確定日

権利付き最終売買日(購入期限)

権利落ち日

2026年3月31日(火)

2026年3月27日(金)

2026年3月30日(月)

2026年9月30日(水)

2026年9月28日(月)

2026年9月29日(火)

※権利付き最終日の15:30までに約定する必要があります

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企業の強みと業績
高原祥子
執筆者

高原祥子記者

立教大学卒業後、海外専門の旅行会社に就職し、その後旅行業界専門誌の記者に転身。
企業決算の記事などを手掛けるうちに金融マーケットに興味を持つようになり、株式や債券の発行市場をカバーする金融専門誌の記者に転職。債券市場の動向や市況について、10年以上にわたって数多くの記事を機関投資家に向けて日経QUICKやブルームバーグ等へ執筆した。その後、株式会社フィスコでアナリストが執筆する企業調査レポートの編集を手掛けるとともに、決算などIR情報の発信業務に携わる。

現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』のLIMO編集部に所属し、LIMOでも記事を執筆している。

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