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ANAホールディングス(9202)が3,000円割れ……株価調整中の今、根強い人気の優待を解説【3月権利確定銘柄】

ANAホールディングス(9202)が3,000円割れ……株価調整中の今、根強い人気の優待を解説【3月権利確定銘柄】

企業の強みと業績

1月30日に発表した、2026年3月期第3四半期の連結決算は、国際線旅客が好調で売上高1兆8,773億円、営業利益1,807億円と過去最高を更新。5スターのブランド力、Peachによるレジャー需要、NCA連結化による貨物事業強化が成長の柱です。訪日需要や欧州路線の拡充を背景に費用増を吸収し増益を確保しています。

最新の株価情報をチェック!3月17日の終値は?

原油価格高騰の直撃を受け、ボラティリティ(値動きの激しさ)が高まっています。

主要株価指標(2026年3月17日時点)

指標名

終値ベース

株価(終値)

2,954円

時価総額

1兆4,306億円

PER(会社予想)

9.54倍

PBR(実績)

1.11倍

配当利回り(会社予想)

2.03%

出来高

2,350,000株

株価チャート・推移要約(過去1年間)

ANAホールディングスのチャート

出所:各種資料より筆者作成

直近1年は訪日需要増を背景に2,500円台から右肩上がりで推移し、2月27日に年初来高値3,419円を記録。しかし、イラン軍事衝突が伝わった3月2日(▲5.35%)以降は6日続落し、足元は節目の3,000円を下回って推移しています。指標面ではPER10倍割れと割安感が意識される水準です。

まとめ

ANAホールディングスは、勢いの止まらないインバウンド需要と盤石なブランド力を原動力に、収益創出力を一段と強化しています。

足元は地政学リスクに端を発した調整局面となっており、投資する場合は慎重に検討する必要があります。

一方で、優待獲得を目的とする長期投資家にとっては、十分に検討に値する水準に達していると言えるでしょう。

どんな人に向いている?

  • ビジネスやレジャーでANAを日常的に利用し、株主優待割引のメリットを最大限に享受できる方

  • 割安さが際立つ指標面に注目し、現在の市場の過剰反応を絶好の好機と捉える長期投資家

もしも投資を検討しているあなたが、上記に当てはまっているなら、まずは情報収集から始めてみることをおすすめします。

免責事項:本レポートは一般的な情報の提供を目的としており、投資勧誘を意図するものではありません。投資の最終判断はご自身の責任で行ってください。数値やスケジュールは執筆時点(2026年3月4日)のものであり、中東情勢や燃料価格の変動により大きく変化する可能性があります。


高原祥子
執筆者

高原祥子記者

立教大学卒業後、海外専門の旅行会社に就職し、その後旅行業界専門誌の記者に転身。
企業決算の記事などを手掛けるうちに金融マーケットに興味を持つようになり、株式や債券の発行市場をカバーする金融専門誌の記者に転職。債券市場の動向や市況について、10年以上にわたって数多くの記事を機関投資家に向けて日経QUICKやブルームバーグ等へ執筆した。その後、株式会社フィスコでアナリストが執筆する企業調査レポートの編集を手掛けるとともに、決算などIR情報の発信業務に携わる。

現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』のLIMO編集部に所属し、LIMOでも記事を執筆している。

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