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IPO投資はどの証券会社がおすすめ?主幹事数の比較や穴場のネット証券も紹介PR

IPO投資はどの証券会社がおすすめ?主幹事数の比較や穴場のネット証券も紹介

IPO

IPOは「勝率8割」と言われるほど利益を上げやすい反面、当選確率は非常に低いため、適切な証券会社を選び、こつこつ応募を続けることが重要です。

本記事では、IPOの主幹事の実績が多いネット証券や、穴場と評されるネット証券を紹介します。どの証券会社でIPO投資をするべきか迷っている方はぜひ参考にしてください。

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1IPO(新規公開株式)とは?利益を上げやすいと言われる理由を解説

IPO(新規公開株式)とは?利益を上げやすいと言われる理由を解説

はじめに、IPOとは何なのか、なぜ利益を上げやすいと言われるのかについて解説します。

  • IPO(新規公開株式)とは?

  • IPOが利益を上げやすいと言われる理由

1-1IPO(新規公開株式)とは?

IPOとは「Initial Public Offering」の略称です。未上場の企業が新たに株式を公開し、証券取引所で株式を自由に売買できるようにすることを言います。

企業がIPOを行う際には、上場前の「公開価格」で株式が発行されます。発行された株式は証券会社へ預けられるため、投資家がIPOを購入するには、その銘柄を取り扱う証券会社と取引することになるという訳です。

IPOは非常に人気が高く、買い手が多いため、多くの場合は抽選販売となります。

1-2IPOが利益を上げやすいと言われる理由

2021年

2022年

2023年

2024年

初値>公開価格のIPO銘柄数

103社

72社

67社

63社

国内IPO銘柄数

125社

91社

96社

86社

初値>公開価格の割合

82.4%

79.1%

69.7%

73.3%

IPOは、上場後に公開価格より値上がりする可能性が高いため、利益を上げやすいと言われています。

企業が株式を初めて公開した際につく株価は「初値」と呼ばれます。

銘柄の注目度にもよりますが、初値は公開価格を上回ることが多いので、IPOを購入して上場後すぐに初値で売却するだけで、利益を得られる可能性があるという訳です。

実際に、国内の全IPO企業数に対して、初値が公開価格を上回った企業数の割合は例年7、8割程度あります。

もちろん、必ずしも初値が公開価格を上回る訳ではなく、注目度の低い銘柄は公募割れとなる可能性があることにも注意が必要です。

とはいえ、株価の動向を気にする必要がないのに、短期的な売買で利益が見込める点は、他の投資にはないメリットだと言えます。

2IPO投資におすすめ!主幹事数の多いネット証券3選

IPO投資する証券会社を選ぶなら、まずは「主幹事数の多さ」に注目しましょう。

IPOにおける「主幹事証券会社」とは、新たに上場を目指す企業に対して、各種事務手続きやスケジュール管理などを全面的にサポートする役割を担う証券会社のことを言います。

主幹事会社には、担当する企業の株式が他の証券会社よりも多く割り当てられます。そのため、主幹事数の多い証券会社でIPOの抽選に応募することで、当選確率を上げられるという訳です。

ここでは、IPO投資をするならぜひ口座を開設しておきたい、主幹事数の多いネット証券を3つ紹介します。

  • SBI証券|例年国内IPOの8割以上をカバー

  • SMBC日興証券|ネット証券の中で主幹事数がトップクラス

  • 大和コネクト証券|大和証券からの割当が期待できる

2-1SBI証券|例年国内IPOの8割以上をカバー

2021年

2022年

2023年

2024年

SBI証券の国内IPO取扱数

122社

89社

91社

76社

うち主幹事数

21社

13社

21社

11社

SBI証券は主幹事数が多いため、IPO投資をするならぜひとも口座開設しておきたいネット証券です。

例年、国内IPOの8割以上を取り扱っており、2024年は全体の88.4%の銘柄をSBI証券で購入することができました。SBI証券に口座開設しておけば、国内のほとんどのIPOに応募できるという訳です。

IPOの当選確率は低いため、たくさん応募して当選チャンスを増やせる点は非常にメリットが大きいと言えます。

さらに、「IPOチャレンジポイント」というSBI証券独自のポイントシステムもあります。

SBI証券では、IPO抽選の落選時にIPOチャレンジポイントが1ポイントずつ加算されます。ポイントは次回以降の抽選に利用でき、使ったポイント数によって、優先的に当選できるという仕組みです。

SBI証券でIPOの抽選にコツコツ応募し、IPOチャレンジポイントを貯めていけば、将来的には狙った銘柄での当選が果たせます。

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2-2SMBC日興証券|ネット証券の中で主幹事数がトップクラス

2021年

2022年

2023年

2024年

SMBC日興証券の国内IPO取扱数

80社

47社

52社

52社

うち主幹事数

26社

24社

19社

23社

SMBC日興証券は、ネットでの取引ができる証券会社の中で、例年トップクラスの主幹事数を誇ります。

2024年は、国内IPOの4分の1以上となる23社もの主幹事を担当していました。

一般的に、主幹事証券会社には公開株全体の7~9割程度が割り当てられるため、お目当ての銘柄の当選確率を少しでもアップさせるためには、主幹事証券会社からの応募を逃さないことが大切です。

主幹事数の多いSMBC日興証券は、IPO投資を積極的に行いたい方にとって、口座を開設しておくべき証券会社だと言えるでしょう。

また、SMBC日興証券では、全体の85%が窓口取引の「総合コース」へ配分され、残りの15%がネット取引の「ダイレクトコース」へと配分されます。

一見、ダイレクトコースへの配分率は低く見えますが、SMBC日興証券が主幹事を担当する銘柄であれば、その分多くの公開株が割り当てられます。

2-3大和コネクト証券|大和証券からの割当が多い

2021年

2022年

2023年

2024年

大和コネクト証券の国内IPO取扱数

49社

42社

44社

37社

うち主幹事数※

16社

17社

22社

17社

※大和コネクト証券の取扱銘柄のうち、大和証券が主幹事を務めた数。

大和証券グループの一員である「大和コネクト証券」は、大和証券が主幹事を担当する公開株が多く割り当てられるという特徴があります。

現時点では、大和コネクト証券自体が主幹事を務めたケースはありません。しかし、大和証券は例年20社近くの主幹事証券会社を担当し、大和コネクト証券へ「委託幹事」として割当の一部を委託しています。

大和コネクト証券のように、委託幹事を担当する証券会社は目論見書へ記載されず、抽選の参加者が少なくなりやすいため、穴場的な存在であるとも言えます。

さらに、大和コネクト証券のIPOは、販売数量のうち70%分が完全抽選です。

完全抽選では、資金の大小によらず運だけで当選者が決まるため、投資に使える資金が少ない方でも平等に当選を目指せるのが嬉しい点です。

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3IPO投資で穴場のネット証券はある?

IPO投資で穴場のネット証券はある?

IPO投資するネット証券を選ぶ上では、主幹事数の多さだけでなく、投資資金が少額でも当選を目指しやすい抽選方式を採用していたり、ライバルが比較的少なかったりする「穴場」のネット証券にも注目すべきです。

以下で、IPO投資の穴場として評判が高いネット証券を2つ紹介します。

  • 楽天証券

  • 岡三オンライン

3-1楽天証券

楽天証券のIPOのポイント
  • 過去の取引実績や預かり資産によらず、公平に抽選を行う「完全平等抽選」を採用
  • 取扱い銘柄が豊富
  • ほぼ全ての銘柄で、申込株数が最小単位の1人100株

楽天証券のIPOには、販売分を全て「完全平等抽選」するという個人投資家に嬉しいメリットがあります。

楽天証券以外の多くのネット証券では、IPOの抽選枠の一部あるいは大半を、証券会社に預けている資産が多い投資家や、取引回数の多い投資家へ優先的に配分しています。

しかし、楽天証券では全ての抽選参加者を平等に抽選するため、投資を始めたばかりの方や、少額の資金をこつこつ運用している方にも等しく当選のチャンスがあるという訳です。

また、楽天証券はこれまで主幹事証券会社を担当したことはないものの、近年IPOの取扱いを強化しており、毎年多数の銘柄へ応募することができます。

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3-2岡三オンライン

岡三オンラインのIPOのポイント
  • IPOの抽選(ブックビルディング)へ応募する際の事前入金が不要
  • 1人1単元ずつの配分で当選チャンスが多い
  • 運営会社の岡三証券は主幹事証券会社を務めることがある

岡三オンラインのIPOは、抽選へ応募する際、事前入金する必要がない点が大きな魅力です。

他の多くの証券会社では、IPOの抽選へ申し込む段階で前受金が必要となるため、抽選へ応募してから結果が発表されるまで、その分のお金を他の投資へ活用することができなくなります。

岡三オンラインなら、このような資金の拘束を受けることがありません。IPOの抽選に応募して、当選した時だけ口座に入金するという使い方ができます。

さらに、岡三オンラインを運営する岡三証券は、IPOの主幹事証券を務めることがあるのもポイントです。

お目当ての銘柄で岡三証券が主幹事を担当する場合、岡三オンラインの公開株の割当数も多くなるため当選確率が高まります。

岡三オンライン

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初心者も経験者も使いやすい、岡三証券のネット取引サービス

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ポイントの解説
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  • 口座開設から3か月間の国内株手数料全額キャッシュバック
  • 投資信託の購入時手数料0円
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4まとめ

  • IPO投資をするなら、IPOの主幹事数や抽選方式、競争率の高さなどの観点でネット証券を選ぶと良い

  • SBI証券、SMBC日興証券、大和コネクト証券(大和証券)は、IPOの主幹事を務めることが多いため、口座開設しておくのがおすすめ

  • 楽天証券や岡三オンラインは、抽選方式が少額投資家に優しく、例年応募できる銘柄数も多いため穴場との評判が高い

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