IPOは当選すれば、短期的な売買で利益を上げやすいため、初心者の方にもおすすめできる投資です。
しかし、抽選に当たるまでが大変な上に、申し込むには証券口座へ事前に入金しておかなければならない場合も多いです。そのため、なかなか応募に手が出せないという方も多いのではないでしょうか。
多くの証券会社とは異なり、岡三オンラインのIPOは事前入金不要です。当選した時だけ入金すれば良いため、気軽にIPOに応募することができます。
本記事では、岡三オンライン(岡三証券)のIPOがおすすめな理由や、申込方法などについて分かりやすく解説します。
1IPO(新規公開株式)とは?儲かると言われる理由を解説
IPOとは何なのか、なぜ儲かると言われているのかについて解説します。
- IPO(新規公開株式)とは?
- IPOが儲かると言われている理由
IPO(新規公開株式)とは?
IPOとは「Initial Public Offering」の略称です。未上場の企業が上場し、証券取引所で株式を自由に売買できるように、新たに株式を公開することを言います。
企業がIPOを行う際には、上場前の「公開価格」でIPO株が発行されます。発行された株式は証券会社へ預けられるため、投資家がIPO株を購入するには、その銘柄を取り扱う証券会社と取引することになるのです。
IPO株は非常に人気が高く、買い手が多いため、多くの場合は抽選販売となります。
IPOが儲かると言われている理由
2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | |
初値>公開価格の企業数 | 69社 | 103社 | 72社 | 67社 |
国内IPO企業数 | 93社 | 125社 | 91社 | 96社 |
初値>公開価格の割合 | 74.1% | 82.4% | 79.1% | 69.7% |
IPOが儲かると言われている理由は、IPO株は上場後に値上がりする可能性が高いからです。
企業がIPOを行い、株式を公開した際に初めてつく株価を「初値」と言います。
初値は公開価格よりも高くなりやすいため、IPO投資では、上場前に購入したIPOを上場後に初値で売却するだけで、短期間で利益を得られることがあるのです。
実際に、国内の全IPO企業数に対して、初値が公開価格を上回った企業数の割合は、例年7、8割もあります。
評判の高い企業では、より初値が上がりやすいため、投資先を選んで購入することで、より勝率を高めることも可能です。
もちろん、必ずしも初値が公開価格を上回るという訳ではなく、人気の低い銘柄では、公募割れとなる可能性があることにも注意を払う必要があります。
しかし、株価の動向を気にする必要がないのに、短期的な売買で利益が見込める点は、他の投資方法にはないメリットだと言えます。
岡三オンライン
初心者も経験者も使いやすい、岡三証券のネット取引サービス
- おすすめのポイント
-
- 1日200万円まで株式手数料0円
- 口座開設から3か月間の国内株手数料全額キャッシュバック
- 投資信託の購入時手数料0円
- PC・スマホ・タブレットに対応した使いやすい取引ツール
- 充実した投資情報を無料で提供
2岡三オンラインのIPOがおすすめな3つの理由
岡三オンラインのIPOがおすすめな理由を3つ紹介します。
- 事前入金が不要
- 1人1単元ずつの配分で当選チャンスが多い
- IPOの取扱実績が豊富
事前入金が不要
岡三オンラインのIPOには、事前入金が不要という大きな特徴があります。
他の多くの証券会社では、「前受制」と言って、IPOの抽選に申し込む段階で事前の入金が必要となります。
抽選に外れた場合は資金が戻ってくるものの、応募してから結果が発表されるまでの期間、その分のお金を他の投資に活用することができなくなってしまうため、投資の機会を損失することに繋がります。
一方、事前入金が不要な岡三オンラインなら、このような資金の拘束を受けることがありません。IPOの抽選に応募し、当選した時だけ証券口座に入金するという使い方も可能です。
IPO株は人気が高くて競争が激しいため、より多くの抽選に応募して、当選チャンスを増やすことが重要です。
そのため、口座に資金がなくても抽選に申し込める点は、非常に大きなメリットとなります。
1人1単元ずつの配分で当選チャンスが多い
岡三オンラインでは、IPO株を1人1単元ずつ配分しているため、その分当選できるチャンスが多くなっています。
IPOの抽選において、一口の応募につき1つの抽選権を与える「口数比例」の方式を採用している証券会社は多く存在します。
この方式は、申し込む株数が多いほど当選しやすくなるため、1人で何口も応募できる人は有利になるものの、何口も応募する資金がない人は、むしろIPOを入手しづらく不利になってしまいます。
岡三オンラインのIPOは、1人が申し込める株数を原則、取引の最低単位である100株ずつに定めています。
そのため、資金の大小に関わらず、より多くの投資家にIPO株が行き渡りやすくなっているのです。
IPOの取扱実績が豊富
2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | |
岡三オンラインの国内IPO取扱数 | 39社 | 48社 | 39社 | 49社 |
国内IPO企業数 | 93社 | 125社 | 91社 | 96社 |
取扱割合 | 41.9% | 38.4% | 42.8% | 51.0% |
岡三オンラインでは、近年IPOに力を入れており、豊富なIPO銘柄を取り扱っています。
岡三オンラインの国内IPO取扱実績は、ここ数年で急増しており、2023年には、岡三オンラインに口座を開設するだけで、国内IPO企業の半数以上の抽選に応募することができました。
さらに、岡三オンラインの運営元である「岡三証券」は、IPOの主幹事証券を担当することもある証券会社です。
主幹事証券とは、IPOを行う企業のパートナー的存在として、企業を中心となってサポートする証券会社のことを言います。
一般的に、主幹事証券には、全体の売出株数のうち8割以上が配分されます。
岡三証券が主幹事証券を務める銘柄は、岡三オンラインにも多くの株数が割り当てられるため、応募が狙い目です。
3岡三オンラインのIPO|申し込みから購入まで4ステップ
岡三オンラインのIPOの手続きの流れを、申し込みから購入まで4ステップで解説します。
- ステップ1|抽選を申し込む
- ステップ2|抽選結果の確認
- ステップ3|買付資金の用意(入金)
- ステップ4|購入
ステップ1|抽選を申し込む
岡三オンライン公式サイトのトップページ右上からログインし、上部メニューの「取引」>左メニューの「IPO/PO注文」を順にクリックします。
すると、岡三オンラインで取り扱い中のIPOの一覧が表示されます。申し込み期間中のIPO銘柄には、オレンジ色の「抽選申込」ボタンが表示されているため、申し込みたい銘柄を選んで、抽選申込ボタンをクリックしましょう。
以降は画面の指示に従って申し込み条件を入力し、内容確認を行ったら抽選への申し込みは完了です。
申し込み条件を入力するにあたって、申込数量と申込価格を設定する欄が出てきます。
申込数量は、岡三オンラインではほとんどの場合、申し込みできる株数が100株に定められているため、基本的には「100」を入力します。
100株以上購入できる銘柄の場合には、購入したい株数を100株単位で入力しましょう。
また、申込価格については、「成行」を選択することで、公開価格がいくらで決定しても抽選対象外になることがないためおすすめです。
ステップ2|抽選結果の確認
抽選日後に、岡三オンライン公式サイトにログインすることで、抽選結果を確認できます。
IPOの抽選に当選または補欠当選した場合は、ログイン時にメッセージが表示されます。落選した場合には、メッセージは表示されないため注意しましょう。
抽選結果が当選の場合、晴れてIPO株を購入することができます。次のステップに進み、買付資金を用意しましょう。
落選の場合は、今回はIPO株を購入することはできませんが、岡三オンラインのIPOは事前入金がいらないため、別の銘柄の抽選にも気軽に応募してみましょう。
また、補欠当選は、当選者がIPO株の購入を辞退した場合に、繰り上げ当選となる場合があります。
補欠当選では、必ずIPO株を購入できるというという訳ではありませんが、繰り上げ当選するためには入金しておく必要があるので、購入意思のある銘柄の場合は、次のステップへ進みましょう。
ステップ3|買付資金の用意(入金)
岡三オンラインのIPOの抽選に当選または補欠当選したら、購入申込に向けて、買付資金を口座に入金しましょう。
用意が必要な金額は、「発行価格×申込数量」です。岡三オンラインでは、IPOの申込手数料・購入手数料は無料のため、手数料を考慮する必要はありません。
入金締切日の15時までに、口座の「現物買付可能額」が指定の金額以上となるように準備しておきましょう。
また、口座に入金しただけでは、IPO株の購入手続きはまだ完了していません。次のステップへ進み、購入申込を忘れずに行いましょう。
ステップ4|購入
IPO株の買付資金を用意できたら、購入申込を行い、購入に必要な処理を完了させます。
岡三オンライン公式サイトへログインし、「IPO/PO購入申込・辞退」画面にて「購入」か「辞退」を選択し、意思表示を行います。
購入申込期間中に購入意思を表明した上で、入金締切日の15時までに買付資金を入金できていれば、これでIPO株の購入にかかる手続きは全て完了です。
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4岡三オンラインのIPOが気になる方によくある質問
岡三オンラインのIPOが気になる方によくある質問へ回答します。
- 岡三オンラインのIPOのステージ抽選とは?
- 岡三オンラインのIPOは購入辞退したらペナルティはある?
- 岡三オンラインのIPOはアプリからも購入できる?
- 岡三オンラインのIPOは口座残高が0円でも公平に抽選される?
岡三オンラインのIPOのステージ抽選とは?
岡三オンラインのIPOでは、過去の取引実績に応じて抽選回数が増える、ステージ抽選を実施しています。
具体的には、判定期間中に岡三オンラインへ払った手数料の金額に応じて、「ステージS」、「ステージA」、「ステージB」の三段階のステージが適用されます。
一番高いステージSになると、一つのIPO銘柄に対して計3回の抽選に参加できるため、普段から岡三オンラインを利用する機会が多い方にとって、嬉しい仕組みだと言えます。
とはいえ、ステージが高い人から順に、全ての当選枠が埋まってしまう訳ではなく、普段岡三オンラインを利用しないステージBの方も、必ず抽選に参加できるため、安心してください。
岡三オンラインのIPOは購入辞退したらペナルティはある?
証券会社によっては、当選したIPO株の購入を辞退した際に、ペナルティを設けている場合もありますが、岡三オンラインのIPOは、購入辞退してもペナルティがかかることはありません。
ただし、事前入金が不要だからといって、むやみに購入意思のないIPOに応募するのは、本当に購入したい方の迷惑となることもあるので、控えた方がいいでしょう。
岡三オンラインのIPOはアプリからも購入できる?
岡三オンラインのIPOは、現時点では、『岡三カブスマホ』などのアプリからの購入はできません。
スマホでIPOを取引したい場合は、スマホから岡三オンライン公式サイトへアクセスしましょう。
岡三オンラインのIPOは口座残高が0円でも公平に抽選される?
岡三オンラインのIPOは、口座残高が0円でも公平に抽選されます。
岡三オンラインのIPOではステージ抽選を設けており、過去の取引実績に応じて抽選回数が増えますが、ステージ内での当選確率は平等です。
さらに、応募時点での事前入金が不要なため、IPOだけ取引したい場合には、当選したときだけ口座に入金すれば良いのです。
まだIPOを始めていない方にとって、岡三オンラインのIPOは、参加までのハードルが低いという大きなメリットがあります。
まずは岡三オンラインに口座を開設し、IPO投資への第一歩を踏み出しましょう。
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- 口座開設から3か月間の国内株手数料全額キャッシュバック
- 投資信託の購入時手数料0円
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MeChoice編集部
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