楽天証券で投資信託や国内外の株式を購入するためには、まずは証券口座の開設が必要です。
本記事では、楽天証券での口座開設の流れについて分かりやすく解説します。さらに、口座開設前にあらかじめ準備しておきたいことや、口座開設後のおすすめの設定などについても紹介していきます。
1楽天証券で口座開設するために準備しておくべきこと・必要書類はある?
楽天証券で口座開設するにあたって、準備しておくべきことや、必要書類などについて解説します。
- マイナンバーカードを事前に発行しておく
- 本人確認書類としてマイナンバーカードや運転免許証などを用意する
マイナンバーカードを事前に発行しておく
マイナンバーカードを事前に発行しておくことで、楽天証券での口座開設をスムーズに進めることができます。
2016年1月以降、すべての金融機関において、証券口座を開設する際にマイナンバーを提示することが義務付けられました。
そのため、楽天証券においても、口座の初期設定を行うときにはマイナンバーを登録する必要があります。
マイナンバー登録を行うだけなら、マイナンバーカードだけでなく、各自治体から発行されるマイナンバーの通知カードも利用できます。
したがって、必ずしも、事前にマイナンバーカードを発行しておかなければならない訳ではありませんが、楽天証券では、本人確認書類としてマイナンバーカードを提出すれば、その後の手順で、改めてマイナンバーを登録する手間を省くことが可能です。
マイナンバーカードの発行には、自治体にもよりますが、およそ1か月~1か月半かかることも多いため、口座開設を始める前に発行しておくと、スムーズに手続きできます。
本人確認書類としてマイナンバーカードや運転免許証などを用意する
楽天証券で口座開設する際に、本人確認書類として利用できるのは、主に以下の4つの書類です。
- マイナンバーカード(おすすめ!)
- 運転免許証
- パスポート
- 住民票の写し など
このうち、「スマホで本人確認」で利用できるのは、マイナンバーカードと運転免許証の2種類のみです。
パスポートや住民票の写しなどは、スマホで本人確認の書類としては利用できず、書類のアップロードによって本人確認を行います。
この場合、楽天証券での審査完了後にログインIDとパスワードが郵送にて通知されるため、ログインIDをメールで受け取れるスマホで本人確認と比較すると、口座開設までに日数がかかります。
そのため、本人確認書類として、マイナンバーカードか運転免許証のどちらかを用意しておくのがおすすめです。
特に、マイナンバーカードをスマホで本人確認の書類として使えば、最初の取引を開始する前に、マイナンバー登録を行う手間を省けるため、所持している場合には、優先的に使用すると良いでしょう。
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2楽天証券での口座開設の流れを4ステップで解説
楽天証券で口座開設するなら、本人確認をスマホで行う「スマホで本人確認」の方法が手軽でおすすめです。
ここでは、スマホで本人確認を利用した、楽天証券での口座開設の流れを4ステップで解説します。
- ステップ1|口座の開設を申し込む
- ステップ2|本人確認書類を提出する
- ステップ3|メールでログインIDを受け取る
- ステップ4|初期設定を完了させる
ステップ1|口座の開設を申し込む
まずは、楽天証券公式サイトへアクセスし、「口座開設はこちらから(無料)」ボタンを押下して、総合口座の申込みへと移ります。
次の画面で「楽天会員ではない方」のボタンを押し、画面の指示に従ってメールアドレスを登録しましょう。
すでに、他の楽天グループのサービスなどで、楽天会員になっている方は、「楽天会員の方」ボタンを押して次へ進むことで、登録済みの個人情報の入力をスキップすることが可能です。
また、楽天証券で新NISAを利用したい場合にも、まずは総合口座の開設が必要となります。総合口座と同時に新NISA口座を開設するかどうかは、ステップ2の本人確認書類の提出時に、氏名や住所などの登録とともに選択することができます。
ステップ2|本人確認書類を提出する
メールアドレスの登録が完了したら、次は本人確認書類の提出へと移ります。
「【楽天証券】メール登録完了と申込手続きのお願い」というメールが届いたら、メール内のURLをクリックすることで、本人確認書類の提出画面へ遷移できます。
今回は「スマホで本人確認」を利用します。画面のQRコードをスマートフォンで読み取ったら、スマートフォン上での指示に従い、運転免許証またはマイナンバーカードの撮影を行いましょう。
その後、顔写真もスマホで撮影して登録を行えば、写真については完了です。
写真の登録が終わったら、そのまま氏名や住所、生年月日など個人情報の入力へ移ります。このとき、新NISA口座も開設したい方は、「NISA口座の選択」項目で「開設する」にチェックを入れましょう。
ただし、NISA口座は1人1口座しか開設できず、証券会社の変更にも手間がかかります。
ここで「開設しない」を選択しても、後から楽天証券で新NISA口座を開設することは可能なため、新NISAをどの証券会社で始めるか迷っている方は、後で決めるのも一つの手です。
個人情報の入力後には、ログインパスワードを設定することになります。このパスワードは今後、楽天証券にログインする際に必要となるため、忘れないように気を付けましょう。
ステップ3|メールでログインIDを受け取る
本人確認書類を出したら、楽天証券で提出書類の審査が行われます。
審査はおよそ翌営業日~1週間程度で完了し、最初に登録したメールアドレスへ、ログインIDが記載されたメールが届きます。
早速、楽天証券公式サイトへアクセスし、左上のバナーからTOPページへと移動した後に、右上にある「ログイン」ボタンを押して、メールで受け取ったログインIDとステップ2で設定したパスワードを入力し、楽天証券にログインできるかどうかを確認しましょう。
ステップ4|初期設定を完了させる
楽天証券にログイン後、取引に必要となる暗証番号や勤務先、国籍などの情報を入力し、初期設定を完了させましょう。
さらに、ステップ2の本人確認書類として運転免許証などを使った場合には、ここでマイナンバーの登録も行います。ステップ2でマイナンバーカードを使って本人確認している場合には、改めてマイナンバー登録を行う必要はありません。
初期設定とマイナンバー登録の両方を済ませることで、総合口座での取引までに必要な準備は完了です。
ステップ2で新NISA口座の開設を選んだ場合には、この後、楽天証券から税務署に新NISA口座の開設が申請され、通常1~2週間程度で、新NISA口座の開設が完了します。
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3楽天証券で口座開設後にやることは?おすすめの設定を紹介
楽天証券で口座開設が完了した後、取引を始めるまでにやっておくのがおすすめなことを3つ紹介します。
- 楽天ポイントコースを設定する
- 楽天銀行口座と「マネーブリッジ」を行う
- クレカ積立(楽天カードクレジット決済)の準備をする
楽天ポイントコースを設定する
楽天ポイントコースを設定すると、楽天証券での様々な取引によって、楽天ポイントを効率よく貯めることが可能になります。
楽天ポイントコースとは、楽天証券での取引に応じて付与される、楽天証券独自のポイント「楽天証券ポイント」を、楽天グループで幅広く利用できる楽天ポイントへ自動変換するコースです。
このコースを適用することで、楽天証券で貯めたポイントを、そのまま楽天市場でのネットショッピングや、提携店舗でのサービスの利用に用いることができるようになります。
楽天ポイントコースは無料で設定することができますが、楽天会員ページとの連携が必要です。
楽天ポイントコースを設定するためには、楽天証券公式サイトへログインした後、右上の「マイメニュー」から「ポイント設定・SPU」をクリックし、「楽天ポイントコース設定へ」のボタンを押下します。
同意書面が表示されるので、内容を確認して次へ進むと、楽天会員のログイン画面が表示されるため、楽天会員のIDとパスワードを入力してログインします。
再び同意画面が表示されるので、内容を確認して同意し、以降は画面の指示に従って手続きを進めれば、楽天ポイントコースの設定は完了です。
楽天銀行口座と「マネーブリッジ」を行う
普段楽天銀行を利用している方は、楽天銀行口座との「マネーブリッジ」を設定するのがおすすめです。
マネーブリッジとは、楽天銀行と楽天証券の口座を連携し、資産の移動をスムーズに行えるようにするサービスです。
マネーブリッジを設定すれば、証券口座で資金が必要となる度に、銀行口座へ振込をしたり、ATMで入金したりする手間を省ける上に、楽天銀行口座に優遇金利も受けることができます。
マネーブリッジは、楽天銀行と楽天証券の口座があれば、楽天銀行の公式サイトから簡単に申し込むことが可能です。
まずは楽天銀行公式サイトへログインし、トップページ上部から「商品・サービス一覧>マネーブリッジ(証券連携)」と進みます。
「マネーブリッジのお申込みはこちら」のボタンを押下して、申込フローを確認し、自分の状況に合った申込方法を選択しましょう。
すでに楽天銀行と楽天証券の口座をどちらも開設済なら、画面の指示に従って進めていくことで、最短1分でマネーブリッジの利用手続きが完了します。
クレカ積立(楽天カードクレジット決済)の準備をする
楽天証券で投信積立をするなら、クレカ積立(楽天カードクレジット決済)が便利な上に、ポイントも貯めやすいためおすすめです。
クレカ積立とは、投資信託の積立代金をクレジットカードで決済できるサービスのことです。
楽天証券では、全てのランクの楽天カードがクレカ積立に対応しています。毎月10万円まで楽天カードで積み立てでき、カードランクに応じて楽天ポイントが0.5%~最大1%還元されます。
無料で作れる楽天カードでもポイントが受け取れるため、まだ楽天カードを持っていない方は、この機会に、楽天証券での決済用として楽天カードを作ってみるのも良いでしょう。
クレカ積立は、投信積立を購入する際に、引落方法として「楽天カードクレジット決済」を選択することで利用できます。
新NISAにも対応しており、ポイント投資との併用も可能なため、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。
楽天カード
- ポイントの解説
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- 基本のポイント還元率1.0%
- 楽天市場では3.0%のポイント還元率
- 提携店が多くポイントが貯めやすい
- 通常ポイントは有効期限が更新される
- 2枚目のカード発行可能
まとめ|楽天証券での口座開設の流れ
- 楽天証券での口座開設をスムーズに進めたいなら、事前にマイナンバーカードを用意しておくのがおすすめ
- 「スマホで本人確認」を利用して口座開設の手続きを行えば、開設までにかかる日数を短縮できる
- 口座開設後、楽天ポイントコースやマネーブリッジ、クレカ積立を設定することで、楽天証券での取引をお得に始められる
MeChoice編集部
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