楽天証券のIPO（新規公開株式）は平等抽選！個人投資家におすすめな理由や買い方を解説

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執筆者: MeChoice編集部

2024.08.25更新

楽天証券は、IPOに申し込んだ人全てを公平に抽選する「平等抽選」を採用しています。

IPO投資は、始めるのが簡単であり、初心者でも利益を上げやすいことから、近年人気が高まっています。

しかし、証券会社によっては、過去の取引実績や預かり資産の多さによってIPOの当選確率を優遇する場合があるため、個人投資家の方には、なかなか購入できるチャンスが巡ってこないこともあるのです。

「少額の資金からIPO投資を始めてみたい」という方は、ぜひ本記事の内容を参考にして、楽天証券を検討してみてください。

１IPO（新規公開株式）とは？競争率が高いのはなぜ？

IPOとは何なのか、競争率が高いのはなぜなのかについて解説します。

• IPO（新規公開株式）とは？
• IPOの競争率が高いのはなぜ？

IPO（新規公開株式）とは？

IPOとは「Initial Public Offering」の略称で、日本語では「新規公開株式」などと訳されます。

株式市場に未上場の会社は、IPOを行うことで、初めて一般の投資家に株式を自由に売買してもらえるようになるのです。

各証券会社は、「ブックビルディング」を行い、公開予定のIPOの需要を把握するとともに、IPOを購入する権利の抽選を行います。

IPO投資を行いたい投資家の方は、まずはこの抽選に参加して、当選を目指すことになります。

IPOの競争率が高いのはなぜ？

IPOの競争率が高いのは、IPO投資を行うことで、短期的に利益を上げられる可能性が高いからです。

IPOの抽選に当たった場合、投資家はIPOを上場前の「公開価格」で購入することができます。

IPO投資は、基本的に、公開価格で購入したIPOを、会社の上場日に初めてつく「初値」で売却するだけで良いのです。

多くのIPOでは、初値は公開価格よりも高くなりやすい傾向があります。将来性が見込まれる企業では、より初値が高騰する確率はアップします。

もちろん、必ずしも初値が公開価格を上回る訳ではありません。人気の低い銘柄では、公募割れとなることもあります。

しかし、株価の動向を気にする必要がなく、上場後すぐ売却するだけで利益を得られる可能性が高い点は、非常にお手軽でメリットが大きいと言えます。

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2楽天証券でIPOを買うのがおすすめな理由3選

楽天証券でIPOを買うのがおすすめな理由を3つ紹介します。

• IPOの抽選に「平等抽選」を採用している
• 運用資金が少なくても当選するチャンスがある
• IPOの取扱銘柄が豊富

IPOの抽選に「平等抽選」を採用している

楽天証券のIPOは、過去の取引実績や預かり資産などにかかわらず、公平に抽選を行う「平等抽選」を採用しています。

楽天証券以外の証券会社では、IPOの抽選枠の一部あるいは大半を、証券会社に預けている資産の多い投資家や、取引を活発に行っている投資家へ優先的に配分していることがあります。

こういった抽選方式では、大量の資金を使って投資を行うプロの投資家が当選しやすくなる一方で、多額の資金を用意できない個人投資家は、むしろ当選しにくくなってしまいます。

楽天証券では、全ての参加者をコンピュータで平等に抽選しているため、投資を始めたばかりの方や、少額の資金をこつこつ運用している方の当選確率が、相対的に減らされることはありません。

運用資金が少なくても当選するチャンスがある

楽天証券のIPOは、運用資金が少なくても当選するチャンスがあります。

多くの場合、IPOの抽選では、一口の応募につき1つの抽選権が与えられるため、抽選に申し込む株数が多ければ多いほど、その分当選しやすくなります。

このような「口数比例」の抽選方式は、1人で何口も応募できる人にとっては有利に働くものの、何口も応募する資金がない人にとっては、IPOを手に入れるのが困難になってしまいます。

一方で、楽天証券のIPOの抽選は、1人が申し込める株数が最小単位の100株に限定されていることがほとんどです。そのため、多額の資金を運用できるプロの投資家に、IPOを買い占められるようなことはありません。

少額からIPO投資を始めたい方にとって、大きな利点だと言えます。

IPOの取扱銘柄が豊富

楽天証券では、毎年豊富なIPO銘柄を取り扱っています。

楽天証券は、近年IPOの取扱いを強化しており、国内全体のIPOに対する楽天証券の取扱数の割合は、年々増加傾向にあります。

IPOは当選確率が低いため、IPO投資を行うためには、よりたくさんの抽選に応募できることは重要です。

楽天証券のように取扱銘柄が豊富な証券会社では、IPOの抽選に参加できる機会が多くなり、その分当選のチャンスも増加します。

3楽天証券のIPO｜買い方を4ステップで解説

楽天証券のIPOの買い方について、4ステップで解説します。

楽天証券では、IPOの抽選に参加するために、「ブックビルディングへの申込」と「購入申込」の計2回申込手続きを行う必要があるため、事前に本記事でしっかりと確認しておきましょう。

• ステップ1｜ブックビルディングに参加する
• ステップ2｜購入申込をする
• ステップ3｜抽選結果の確認
• ステップ4｜当選の場合、売却する

ステップ1｜ブックビルディングに参加する

楽天証券でIPOを買うためには、まずは楽天証券公式サイトへログインし、購入したい銘柄のブックビルディングに参加する必要があります。

ブックビルディングに参加するには、TOPページ上部のメニューから「国内株式＞新規公開株式（IPO）」と進み、「現在取扱中銘柄」の一覧から、参加したいIPOを選んで「参加」ボタンをクリックしましょう。

以降は画面の指示に従い、申込内容を入力すれば、ブックビルディングへの参加申し込みが完了します。

次の購入申込のステップへ進むには、事前にブックビルディングへ参加していることが必須となるため、購入を考えている銘柄のブックビルディングには、参加を忘れないようにしましょう。

また、購入申込できる株数は、ブックビルディングで申告した株数と同じ数量となります。

楽天証券では、多くの銘柄は申込株数が100株に指定されていますが、100株以上申し込める銘柄の場合には、購入資金を用意できる範囲の株数を申告するようにしましょう。

ステップ2｜購入申込をする

ブックビルディング期間の終了後に、IPOの公開価格が決定し、購入申込ができるようになります。

購入申込を行うには、TOPページ上部のメニューから「国内株式＞新規公開株式（IPO）」と遷移し、購入したいIPOの「申込」ボタンをクリックします。

以降は画面の指示に従い、目論見書などの電子書類に目を通した上で、購入申込の手続きを完了させましょう。

楽天証券では、購入申込のタイミングで「公開価格×ブックビルディングで申告した株数」以上の資金が証券口座に入金されている必要があります。

そのため、口座に資金が足りない場合は入金を行いましょう。楽天銀行口座との「自動スイープ」を設定している方は、こちらも利用可能です。

また、購入申込を行うと、当選したIPOは自動的に購入処理がされます。 当選後に辞退することはできないため注意しましょう。

ステップ3｜抽選結果の確認

IPOの抽選が行われたら、抽選結果を確認しましょう。

抽選結果は、公式サイトの「お知らせ」か、購入申込時に手続きを行った「新規公開株式（IPO）」のページから確認ができます。

抽選結果が「当選」になっていた場合は、IPOを購入できます。当選の場合、購入処理は自動的に行われるため、再度手続きを行う必要はありません。

「落選」の場合は、残念ながら今回はIPOを購入することはできません。

IPOの競争率は高いため、1度の落選で諦めてしまわずに、こつこつ当選を目指しましょう。

ステップ4｜当選の場合、売却する

IPOに当選したら、株式の公開日（売買開始日）の前営業日の17時過ぎより、通常の株と同様に売却ができるようになります。

IPOを売却するには、楽天証券公式サイトにログインして、TOPページ上部から「注文＞国内株式（現物）」と遷移します。

当選したIPOの「売り」ボタンをクリックすることで、売りの注文へと進むことができます。

投資初心者の方は、株式の公開日後すぐに初値で売却できるように注文しておくのがおすすめです。

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4楽天証券でIPOを買おうか迷っている方によくある質問

楽天証券でIPOを買おうか迷っている方によくある質問へ回答します。

• 楽天証券のIPOはいくらあれば始められる？
• IPOの当選確率はどのくらい？
• 楽天証券のIPOは「iSPEED」からも購入できる？
• 楽天証券のIPOで落選した場合の資金はどうなる？

楽天証券のIPOはいくらあれば始められる？

楽天証券のIPOは、20万円程度の投資資金があれば始めることができます。

楽天証券では、ほとんどのIPO銘柄で申込株数が100株に定められています。

加えて、抽選方式は、資金の多い人を優遇したりしない「平等抽選」のため、100株購入できるだけの資金さえあれば、誰でも公平に当選できるチャンスがあります。

評判の高い銘柄では、1株あたりの公開価格が5000円前後となることもあるため、50万円程度の資金が用意できるなら、さらに購入できるIPOの選択肢を増やせます。

IPOの当選確率はどのくらい？

楽天証券に限らず、一般的にIPOの当選確率は1%～2%と言われています。

多くの証券会社では、IPOの当選確率を公表していませんが、楽天証券では、IPOの抽選結果とともに、自分が応募したIPOの抽選倍率も知ることができます。

さらに、楽天証券では、『新規公開株式（IPO）／公募増資・売出（PO）抽選方法』のページで具体的な抽選方法も公開しており、抽選の透明性が非常に高いと言えます。

楽天証券のIPOは「iSPEED」からも購入できる？

楽天証券のIPOは、現時点では、スマホアプリ「iSPEED」からは購入することができません。

スマホでIPOを購入したい場合には、スマホから楽天証券公式サイトへアクセスしましょう。

楽天証券のIPOで落選した場合の資金はどうなる？

楽天証券でIPOの抽選に落選しても、その分の資金がなくなる訳ではありません。抽選日の16時30分頃には資金の拘束が解除され、別の取引にも利用できるようになります。

証券会社によっては、このような資金の拘束期間がなく、事前入金不要でIPOの抽選に参加できる場合もあります。

しかし、事前入金が不要な証券会社では、「とりあえず応募だけしておこう」という人も殺到するため、より競争率が高くなってしまう可能性もあるのです。

そのため、抽選前に入金が必要なことは、一概にデメリットという訳ではありません。

楽天証券のIPOは、運用資金が少ない方や、口座を開設したばかりの方にも当選のチャンスがあるため、投資を始めたての方にもおすすめです。

IPO投資が気になる方は、まずは楽天証券に口座を開設してみてはいかがでしょうか。

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執筆者

MeChoice編集部

MeChoice編集部はくらしとお金の課題解決サービス「MeChoice（ミーチョイス）」のコンテンツ制作を行っており、くらしとお金に関する課題を分かりやすく解説し、問題解決のサポートをいたします。