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富士通、直近1年で最大の急落幅▲8.73%!“アンソロピック・ショック”が直撃、過熱感からの調整も(2026年2月24日・株式取引概況)

富士通、直近1年で最大の急落幅▲8.73%!“アンソロピック・ショック”が直撃、過熱感からの調整も(2026年2月24日・株式取引概況)

2026年2月24日、日経平均株価は0.87%の上昇、TOPIXは0.20%の上昇となりました。

2025年7月31日以来、約7カ月ぶりの安値(終値ベース)をつけた富士通(6702)の株価や出来高など振り返っていきます。

富士通の株式取引概況(株価・時価総額など)

Summit Art Creations_Shutterstock.com

富士通の株式取引概況を見ていきましょう。

株価の一日の推移や出来高などをチェックします。

  • 株価(終値):3,313円

  • 前日比:▲8.73%

  • 始値:3,449円

  • 高値:3,460円

  • 安値:3,284円

2026年2月24日の取引詳細

富士通は2026年2月24日、3,449円で取引をスタートし、3,460円の高値、3,284円の安値を付け、結局3,313円で取引を終了しました。

  • 出来高:25,178,100株

  • 時価総額:6,861,582百万円

  • 売買代金:84,236百万円

  • PER(会社予想):13.81倍

  • PBR(実績ベース):2.91倍

  • 配当利回り:1.51%

富士通の株価は2026年2月24日、前日比▲8.73%の下落となりました。

出来高は25,178,100株で、発行済株式における割合は1.22%となりました。

2026年2月24日終値時点での配当利回りは、1.51%となりました。

富士通の年間チャート

年間チャートは以下の通りです。

富士通の年間チャート

出所:各種資料より筆者作成

高原祥子
高原祥子

富士通が8%超の急落となり、昨年の7月31日以来、約7カ月ぶりの安値を記録しました。▲8.73%は直近一年では最も大きな下げ幅となりました。

米アンソロピックによる革新的なAIモデルの発表を受けた「AI脅威論」の台頭が引き続き嫌気されています。AIエージェントが既存のエンタープライズ向けSaaSやITサービスを代替するとの懸念が広がり、「同社を含む国内大手ITベンダーへの売り圧力が依然として強い」(市場関係者)と指摘されています。

同社株も年初から経済安保やDX(デジタルトランスフォーメーション)加速といった「国策テーマ」への期待から買いが先行し、株価水準を切り上げていた背景があります。

政策期待を背景とした上昇で足元の過熱感が意識されていたところで、利確を急ぐ自律調整の動きに拍車がかかった格好とみられます。

最後に、富士通の会社概要をみていきます。

富士通の企業概要

富士通の企業概要をおさらいします。

  • 業種:電気機器

  • 設立年月日:1935年6月20日

  • 発行済株式数:2,071,108,450株

  • 上場市場:東証プライム,名証プレミア

  • 上場年月日:1949年5月

  • 決算時期:3月

  • EPS(会社予想):239.93円

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用語解説Q&A 株式投資関連の用語を分かりやすく解説
高原祥子
執筆者

高原祥子記者

立教大学卒業後、海外専門の旅行会社に就職し、その後旅行業界専門誌の記者に転身。
企業決算の記事などを手掛けるうちに金融マーケットに興味を持つようになり、株式や債券の発行市場をカバーする金融専門誌の記者に転職。債券市場の動向や市況について、10年以上にわたって数多くの記事を機関投資家に向けて日経QUICKやブルームバーグ等へ執筆した。その後、株式会社フィスコでアナリストが執筆する企業調査レポートの編集を手掛けるとともに、決算などIR情報の発信業務に携わる。

現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』のLIMO編集部に所属し、LIMOでも記事を執筆している。

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