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【5016】JX金属、IPOから1年で4倍の躍進!東邦チタ統合で狙う「次世代半導体」の覇権(2026年3月19日・株式取引概況)

【5016】JX金属、IPOから1年で4倍の躍進!東邦チタ統合で狙う「次世代半導体」の覇権(2026年3月19日・株式取引概況)

2026年3月19日で上場から1年が経過したJX金属(5016)の株価推移について解説します。

1年間の株価の推移や最高値など、今後の投資判断や株価分析に役立つ情報をお届けします。

2026年3月19日時点、JX金属の株価(調整後終値)は3,788円となっています。

ちょうど1年前の上場日(2025年3月19日)の株価終値は874円でした。

仮に、上場初日の終値でJX金属の株を取得し、そのまま1年間保有し続けていた場合、その資産価値は投資元本の約4.33倍に拡大したことになります。

また、JX金属の公開価格は820円で、新規上場の初値は公開価格を2.8%上回る843円でした。

それぞれの価格で取得していた場合の投資倍率を算出すると、以下の通りです。

上場1年間のパフォーマンス(投資倍率)比較

取得タイミング

取得価格(調整後)

1年後の投資倍率(対 3,788円)

公開価格

820円

約4.62倍 

初値

843円

約4.49倍 

上場日終値

874円

約4.33倍 

なお半年前(2025年9月18日)の時点では、仮に2025年3月19日の終値でJX金属の株を取得していた場合、リターンは+87.53%、公開価格で取得していた場合のリターンは+99.88%、初値では+94.42%でした。

そこからさらに加速し、この1年間で驚異的な右肩上がりのチャートを描いたことになります。

JX金属の1年間の株価推移

JX金属の年間チャート

出所:各種資料より筆者作成

JX金属の株価の1年間の値動きを見ていきましょう。

大型IPOとして注目を集めた同社は、公開価格を2.8%上回る843円で堅調なスタートを切りました。ただし、初値形成後は、短期的な利益確定売りに押される展開となりました。米国の関税措置による混乱もあり、4月7日には上場来安値となる650円まで下落しました。

安値圏で底を打つと、AIの普及を背景とした先端半導体材料の需要拡大期待などから株価は上昇トレンドに転換。8月には1,000円の大台を回復しました。以降、11月から年末にかけて調整の局面もありましたが、年明け後に騰勢を強めていきます。

2月25日の大引け後には同社が上場子会社の東邦チタニウムを株式交換によって完全子会社化し、経営統合することを発表。日本市場で問題視されている「親子上場」を解消し、意思決定を迅速化させることが狙いです 。JX金属が持つ半導体用スパッタリングターゲット(世界トップシェア)と、東邦チタニウムの高純度チタン技術を完全に融合させることで、次世代半導体分野での競争力が一段と高まることとなります 。

こうした期待感に加え、スパッタリングターゲットの増産投資を発表したことなどで、3月3日には4,768円を記録し、上場来高値を更新しました。ただ、足元はイラン情勢の緊迫化を受けて、地政学リスクの高まりや資源価格高騰が懸念され、調整局面となっています。

JX金属の株式取引概況(株価・時価総額など)

JX金属の株式取引概況を見ていきましょう。株価の一日の推移や出来高などをチェックします。

  • 株価(終値):3,788円

  • 前日比:▲4.82%

  • 始値:3,840円

  • 高値:3,863円

  • 安値:3,753円

JX金属は2026年3月18日、3,840円で取引をスタートし、3,863円の高値、3,753円の安値を付け、結局3,788円で取引を終了しました。

  • 出来高:25,331,200株

  • 時価総額:3,517,018百万円

  • 売買代金:96,185百万円

  • PER(会社予想):37.75倍

  • PBR(実績ベース):5.29倍

  • 配当利回り:0.71%

JX金属の株価は2026年3月18日、前日比▲4.82%の下落。出来高は25,331,200株で、発行済株式における割合は2.73%となりました。

2026年3月18日終値時点での配当利回りは、0.71%です。

最後に、JX金属の企業概要の会社概要をみていきます。

JX金属の企業概要

JX金属の企業概要をおさらいします。

  • 業種:非鉄金属

  • 設立年月日:2002年9月27日

  • 発行済株式数:928,463,102株

  • 上場市場:東証プライム

  • 上場年月日:2025年3月19日

  • 決算時期:3月

  • EPS(会社予想):100.35円

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用語解説Q&A 株式投資関連の用語を分かりやすく解説
高原祥子
執筆者

高原祥子記者

立教大学卒業後、海外専門の旅行会社に就職し、その後旅行業界専門誌の記者に転身。
企業決算の記事などを手掛けるうちに金融マーケットに興味を持つようになり、株式や債券の発行市場をカバーする金融専門誌の記者に転職。債券市場の動向や市況について、10年以上にわたって数多くの記事を機関投資家に向けて日経QUICKやブルームバーグ等へ執筆した。その後、株式会社フィスコでアナリストが執筆する企業調査レポートの編集を手掛けるとともに、決算などIR情報の発信業務に携わる。

現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』のLIMO編集部に所属し、LIMOでも記事を執筆している。
宮野 茉莉子
監修者

宮野 茉莉子2級FP技能士/一種外務員資格

1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)一種外務員資格(証券外務員一種)を保有し、支店にて国内外株式、投資信託、債券、保険商品などの販売を通じてリテール向けの資産運用コンサルティング業務に従事し、個人のお金の悩みを解決してきた。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』の編集長であり、LIMOでも記事を執筆している。楽天カード株式会社が運営する「みんなのマネ活」にて記事の執筆経験あり。

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