
三井住友カードプラチナプリファードとプラチナの違いを徹底比較!特典や還元率に注目
同じ「プラチナ」ランクでも違いがある、三井住友カードプラチナプリファードと三井住友カードプラチナ。年会費やポイント還元率、充実した優待特典などを比較して、どちらが自分に向いているのか知りたい人も多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、三井住友カードプラチナプリファードと三井住友カードプラチナの違いを分かりやすく解説します。ポイントをお得に貯めたい人も、ハイクラスな優待を受けたい人も、ぜひプラチナカード選びの参考にしてください。
目次
1三井住友カードプラチナプリファードとプラチナの大きな違いとは?
三井住友カードプラチナプリファードとプラチナの大きな違いは、ポイントの貯まりやすさと優待特典の充実度です。プラチナプリファードは三井住友カード自身も「ポイント特化型プラチナカード」と謳うほどで、最大40000ポイントの継続特典や外貨ショッピングの還元率+2%などが特徴。ポイントを貯めたくて迷っている人にはプラチナプリファードが向いています。
一方、プラチナランクらしいハイステータスな優待特典が目的なら、プリファードがつかないプラチナを選びましょう。有名レストランのコース料理が1名分無料になったり、三井住友カードのコンシェルジュサービスを利用できたりと、上質なサービスを受けられます。結論として、ポイント重視ならプラチナプリファード、優待重視ならプラチナがおすすめです。
2三井住友カードプラチナプリファードとプラチナの基本スペック
三井住友カードプラチナプリファード | 三井住友カードプラチナ | |
年会費 | 3万3000円(税込) | 5万5000円(税込) |
年齢制限 | 20歳以上 | 30歳以上 |
国際ブランド | Visa | Visa、Mastercard |
Vポイント | 基本還元率1.0% | 基本還元率1.0%(2025年4月から) |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険:最高5000万円(利用付帯) | 海外旅行傷害保険:最高1億円(自動付帯) |
モバイル決済 | Google Pay・Apple Pay・iDなど | Google Pay・Apple Pay・iDなど |
追加カード | ETCカード・家族カード | ETCカード・家族カード |
3ポイント還元重視なら三井住友プラチナプリファードがおすすめ
プラチナカードでお得にポイントを貯めたい人には、三井住友カードプラチナプリファードがぴったりです。三井住友カードプラチナとの違いをふまえながら、ポイントアップの魅力を確認していきましょう。
ポイント還元重視なら三井住友プラチナプリファードがおすすめ
年間100万円利用ごとの継続特典が最大40000ポイント
海外での外貨ショッピングでポイント還元率+2%
年間500万円以上利用でクレカ積立が最大3%還元
3-1年間100万円利用ごとの継続特典が最大40000ポイント
前年利用額 | 三井住友カードプラチナプリファード | 三井住友カードプラチナ |
100万円以上 | 10000ポイント | - |
200万円以上 | 20000ポイント | - |
300万円以上 | 30000ポイント | - |
400万円以上 | 40000ポイント | - |
三井住友カードプラチナプリファードには継続特典があり、毎年100万円の利用ごとに10000ポイントがもらえます。最大40000ポイントまで付与されるので、たくさん使う人はこれだけでも年会費の元が取れるでしょう。
プラチナプリファードには初年度にも40000ポイントを得られるチャンスがあります。新規入会時には、入会後3か月後末までに40万円以上利用すると40000ポイントの利用特典を付与。入会したら早めに40万円以上の決済を行うのがおすすめです。なお、三井住友カードプラチナには継続特典や利用特典といったポイント進呈サービスはありません。
3-2海外での外貨ショッピングでポイント還元率+2%
三井住友カードプラチナプリファード | 三井住友カードプラチナ | |
外貨ショッピング | 還元率3%:利用金額100円(税込)ごとに+2ポイント | 還元率1%のまま(2025年4月から) |
三井住友カードプラチナプリファードは、海外で外貨ショッピングを行うとポイント還元率が3%にアップ。元の還元率が1%なので、三井住友カードプラチナと比べると2%の差がつきます(2025年4月から。2025年3月までは2.5%の差)。出張や旅行で海外によく出かける人はプラチナプリファードでお得にポイントを貯められるでしょう。ただし、海外店舗でも日本円での決済を選ぶとポイントアップ対象外となるため注意してください。
3-3年間500万円以上利用でクレカ積立が最大3%還元
年間利用額 | 三井住友カードプラチナプリファード | 三井住友カードプラチナ |
100万円以上 | 1.00% | 1.00% |
300万円以上 | 1.0%+1.0%=2.0% | 1.0%+1.0%=2.0% |
SBI証券の投信積立を三井住友カードで支払うと、積立額やカード年間利用額に応じたポイントがもらえます。年間利用額が300万円以上なら、プラチナプリファードもプラチナも還元率は2%。プラチナの場合は500万円以上利用した時も2%ですが、プラチナプリファードなら3%にアップします。クレカ積立で貯まるポイントを最大化したいなら、プラチナプリファードを選ぶといいでしょう。
4上質なサービスを求めるなら三井住友プラチナがぴったり
ハイクラスな優待特典を受けるためにプラチナカードを持ちたい人には、三井住友カードプラチナがうってつけです。使い方によっては、単純にポイントが還元されるよりも大きなメリットが得られるでしょう。
3-3-1上質なサービスを求めるなら三井住友プラチナがぴったり
高級コース料理が1名分無料になるプラチナグルメクーポン
世界各地の空港ラウンジが無料のプライオリティ・パス
プラチナオファーやメンバーズセレクションなど特典が充実
三井住友カードのコンシェルジュサービスを利用できる
4-1高級コース料理が1名分無料になるプラチナグルメクーポン
三井住友カードプラチナプリファード | 三井住友カードプラチナ | |
プラチナグルメクーポン | - | 2名以上のコース料理注文で会員1名分が無料 |
三井住友カードプラチナでは、厳選された高級店をお得に利用できるのがメリットです。東京や大阪を中心とした約170店舗の高級レストランで2名以上のコース料理を注文すると、会員1名分が無料に。記念日や会食にもぴったりなハイグレードな料理店をグルメクーポンサイトから事前に予約できます。
4-2世界各地の空港ラウンジが無料のプライオリティ・パス
三井住友カードプラチナプリファード | 三井住友カードプラチナ | |
空港ラウンジ | 国内主要空港とホノルルの空港でラウンジを利用可能 | 国内主要空港とホノルルの空港でラウンジを利用可能 |
三井住友カードプラチナでは、世界1700か所以上の空港ラウンジを利用できるプライオリティ・パスを発行できます。2025年4月からはデジタル会員証となり、会員登録をすれば即日ラウンジの利用が可能。よく海外に出かける人には便利な特典でしょう。
また、旅行傷害保険も以下のとおりプラチナの方が充実しています。充実した付帯保険がほしい人はプラチナプリファードよりプラチナを選んでください。
三井住友カードプラチナプリファード | 三井住友カードプラチナ | |
海外旅行傷害保険 | 最高5000万円(利用付帯) | 最高1億円(自動付帯) |
国内旅行傷害保険 | 最高5000万円(利用付帯) | 最高1億円(自動付帯) |
海外・国内航空便遅延保険 | - | 乗継遅延費用2万円 |
※2025年3月まではメンバーズセレクションでプライオリティ・パスを選択する必要があります。
※2025年3月まではプラスチック製のプライオリティ・パスカードが会員証であり、お届けまでに約3週間かかります。
4-3プラチナオファーやメンバーズセレクションなど特典が充実
三井住友カードプラチナプリファード | 三井住友カードプラチナ | |
プラチナオファー | - | 会員限定のイベント・プロモーション |
宝塚歌劇優先販売 | - | 貸切公演でSS席を優先販売 |
メンバーズセレクション | - | グルメ、ライフアイテムなど1つ無料 |
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン 三井住友カード ラウンジサービス | - | ソフトドリンク無料サービス、ジョーズへの優先搭乗 |
三井住友カードプラチナを持っていれば、会員限定の豊富な優待サービスを利用できるのが嬉しいポイントです。例えばプラチナオファーでは、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのエクスプレスパスが抽選で当たる機会や、特別演奏会や有名料理店での特別イベントに参加できるチャンスがあります。
年に一度もらえるメンバーズセレクションには、ライフ・グルメ・ビジネス・トラベルなど様々な商品がラインナップ。ほかにも色々な特典が付帯しているので、プラチナランクとして充実したサービスを受けたい人には三井住友カードプラチナがぴったりです。
4-4三井住友カードのコンシェルジュサービスを利用できる
三井住友カードプラチナプリファード | 三井住友カードプラチナ | |
コンシェルジュサービス | Visaプラチナ・コンシェルジュ・センター(VPCC)のコンシェルジュサービス | 三井住友カードのコンシェルジュサービス |
三井住友カードが提供するコンシェルジュサービスを利用できるのも、三井住友カードプラチナの魅力です。出張が多く忙しい人も、出発時間と行き先を伝えれば新幹線や航空券の手配をしてもらえます。レストランを特別な席で予約してもらうことや、コンサートやミュージカルの予約代行もお願いできますよ。
一方の三井住友カードプラチナプリファードで利用できるコンシェルジュサービスは、国際ブランドVisaが提供するものです。旅行に関するサポートやレストランの予約案内といったサービスを利用できます。
5三井住友カードプラチナプリファードやプラチナを活用しよう
三井住友カードプラチナプリファードと三井住友カードプラチナの違いは、ポイント還元優先かハイクラスな優待特典重視かです。どちらの方が元が取れるか迷っている人には、ポイントが貯まりやすいプラチナプリファードが向いているでしょう。
一方で、ポイントのお得さよりも利用できる優待サービスに魅力を感じるなら、プラチナがおすすめです。メリットがたくさんあるプラチナランクの三井住友カードを活用して、毎日の生活に役立ててくださいね。
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MeChoice編集部
MeChoice編集部は、くらしとお金に関するコンテンツ制作を各ジャンルの専門家とともに行い、情報発信を行っています。MeChoiceは株式会社モニクルリサーチが運営しています。