

楽天カードとPayPayカードを徹底比較!還元率・年会費・使いやすさの違いとは?
「楽天カードとPayPayカード、結局どっちがお得なの?」
「自分の使い方に合ったカードが知りたい」
そんなお悩みはありませんか?
この記事を読めば、年会費無料の人気カードである楽天カードとPayPayカードの全てがわかり、あなたに最適な一枚を見つけることができます。
- 基本スペックと年会費の比較
- ポイント還元率と特典の違い
- 最適な使い分けと2枚持ちのメリット
それぞれのカードの強みを理解し、ご自身のライフスタイルに合ったカードを選んで、賢くポイントを貯め始めましょう。
1楽天カードとPayPayカードの基本スペック比較
楽天カードとPayPayカードは、どちらも年会費がずっと無料で、基本的なポイント還元率も高い人気のクレジットカードです。しかし、貯まるポイントの種類や、特典がお得になる使い方が違うため、それぞれの特徴を知ることが大切です。
1-1楽天カードの基本情報
楽天カードは、年会費がずっと無料で使えるクレジットカードです。基本的なポイント還元率は1%で、100円使うごとに1楽天ポイントが貯まります。
一番の特長は、楽天市場や楽天トラベルといった楽天グループのサービスで使うと、ポイント還元率が大幅にアップする点です。楽天のサービスをよく使う方にとっては、とても効率よくポイントを貯めることができる仕組みになっています。国際ブランドもVISA、Mastercard、JCB、American Expressの4種類から選べます。
1-2PayPayカードの基本情報
PayPayカードも、楽天カードと同じように年会費はずっと無料です。基本のポイント還元率は1%で、200円(税込)使うごとに2PayPayポイントがもらえます。
このカードの強みは、特定の条件を満たす「PayPayステップ」を達成すると、翌月のポイント還元率が最大1.5%に上がる点です。さらに、Yahoo!ショッピングやLOHACOでの買い物では、いつでも高い還元率が適用されるため、これらのサービスをよく使う人にとってとても魅力的です。国際ブランドはVISA、Mastercard、JCBから選べます。
1-3年会費の違い
楽天カードとPayPayカードの年会費は、どちらも ずっと無料 です。クレジットカードを持つためのお金がかからないため、初めてクレジットカードを作る方や、特定のサービスで使うためのサブカードを探している方にとっても、気軽に申し込みやすいのが大きなメリットです。
維持費を気にすることなく、それぞれのカードが持つポイントプログラムや特典の恩恵を受けることができます。
2還元率とポイント制度の比較
ポイント還元率はクレジットカード選びの重要な要素です。楽天カードは楽天のサービス、PayPayカードはPayPay・Yahoo!のサービスで特に高い還元率を誇ります。自分のライフスタイルに合ったカードを選ぶことで、効率的にポイントを貯めることができます。
2-1楽天カードの還元率とポイント制度
楽天カードの基本還元率は1%ですが、その真価は楽天グループのサービス利用時に発揮されます。特に 「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」 は、楽天カード会員が楽天市場で買い物をするとポイントが+2倍になるなど、使うサービスに応じてポイント倍率がどんどん上がっていく仕組みです。
また、貯まった楽天ポイントは、1ポイント=1円として楽天市場での支払いはもちろん、楽天ペイを通じてコンビニやドラッグストアなど街の様々なお店で使えます。さらに、楽天カードの月々の支払いに充当することも可能で、ポイントの使い道がとても広いのが魅力です。
2-2PayPayカードの還元率とポイント制度
PayPayカードの基本還元率は1%ですが、「PayPayステップ」 というプログラムが特徴的です。これは、1ヶ月の利用状況に応じて翌月のポイント付与率が最大1.5%までアップする仕組みで、メインカードとして使うほどお得になります。
さらに、Yahoo!ショッピングやLOHACOでの利用時には、いつでも+4%のポイントがもらえ、合計で5%という高い還元率を誇ります。貯まったPayPayポイントは、PayPayアプリを通じて全国の加盟店での支払いに使え、日常の買い物で無駄なく活用できます。ただし、楽天カードと違い、カードの月々の支払いにポイントを充当することはできません。
2-3公共料金支払い時の還元率比較
毎月の固定費である公共料金の支払いでは、PayPayカードの方が有利 と言えます。
PayPayカードは、電気、ガス、水道などの公共料金の支払いでも、通常通り1%のポイント還元率が適用されます。一方、楽天カードは一部の大手電力会社やガス会社、水道料金の支払いにおいて、ポイント還元率が0.2%(500円につき1ポイント)に下がってしまいます。
したがって、毎月の固定費で着実にポイントを貯めたいと考えている方には、還元率が下がらないPayPayカードがおすすめです。
3審査基準の違い
楽天カードとPayPayカードは、どちらも「流通系」と呼ばれるクレジットカードに分類され、比較的申し込みやすいとされています。ただし、具体的な審査基準は公表されていないため、個人の信用情報や属性によって結果は異なります。
3-1楽天カードの審査基準
楽天カードは、申し込み資格を「高校生を除く18歳以上の方」としており、とても間口が広いのが特徴です。学生や主婦、パート・アルバイトの方でも申し込みが可能で、初めてクレジットカードを作る方にも人気があります。
流通系カードであるため、過去の金融取引履歴(クレジットヒストリー)だけでなく、楽天グループのサービス利用状況なども考慮される可能性があります。審査は比較的スピーディーに行われることが多いです。
3-2PayPayカードの審査基準
PayPayカードも楽天カードと同じように流通系カードに分類され、審査は比較的柔軟とされています。申し込み資格は「日本国内在住の満18歳以上の方(高校生は除く)」「ご本人様または配偶者に安定した継続収入のある方」などと定められています。
こちらも学生や主婦の方の申し込みが可能ですが、「安定した継続収入」という点がポイントになります。PayPayやYahoo! JAPANの利用履歴が審査に影響する可能性も考えられます。
3-3審査通過のポイント
審査通過の可能性を高めるためには、いくつかの基本的なポイントがあります。まず、申し込みフォームには 正確な情報 を入力することが大前提です。特に年収や勤務先情報に間違いがあると、審査に不利に働く可能性があります。
また、短期間に複数のクレジットカードを申し込む、いわゆる「申し込みブラック」の状態は避けましょう。信用情報機関に申込履歴が記録されるため、お金に困っていると判断されかねません。過去に支払いの延滞などがない、良好なクレジットヒストリーを築いておくことも重要です。
4使い分けと2枚持ちのメリット
楽天カードとPayPayカードは、それぞれ得意な分野が違います。そのため、どちらか一方を選ぶだけでなく、両方のカードを持ち、利用シーンに応じて使い分ける「2枚持ち」もとても賢い選択です。年会費が無料なので、コストをかけずにメリットを最大化できます。
4-1楽天カードが有利な場面
楽天カードが最もその真価を発揮するのは、楽天のサービス での利用です。
楽天市場での買い物: SPU(スーパーポイントアッププログラム)により、いつでも高い還元率を享受できます。「お買い物マラソン」や「5と0のつく日」などのキャンペーンを併用すれば、さらにポイントが貯まります。
楽天トラベルや楽天ペイの利用: 旅行予約や街でのスマホ決済でも、楽天ポイントが効率的に貯まります。
海外旅行: 年会費無料でありながら海外旅行傷害保険が付いているため、旅行時の安心材料になります。
このように、楽天のサービスをよく使う方にとっては、楽天カードは手放せない一枚となるでしょう。
4-2PayPayカードが有利な場面
PayPayカードは、PayPay・Yahoo!のサービス での利用に強みがあります。
Yahoo!ショッピング、LOHACOでの買い物: キャンペーン時でなくとも、いつでも高いポイント還元率が適用されるため、とてもお得です。
PayPay決済: PayPayアプリに登録できる唯一のクレジットカードであり、チャージ不要でスムーズに決済できます。PayPayステップ達成で還元率もアップします。
公共料金の支払い: ポイント還元率が下がることなく、毎月の固定費で着実にポイントを貯めることができます。
日常的にPayPayを使う方や、Yahoo!のネット通販をよく使う方にとって、PayPayカードは最適な選択肢です。
4-32枚持ちで最大限お得にする方法
楽天カードとPayPayカードを2枚持ちすることで、それぞれのメリットを最大限に享受できます。どちらも年会費は無料なので、コスト負担はありません。
具体的な使い分けは以下の通りです。
利用シーン | おすすめのカード | 理由 |
---|---|---|
楽天市場での買い物 | 楽天カード | SPUやキャンペーンで高還元 |
Yahoo!ショッピングでの買い物 | PayPayカード | いつでも高い還元率(最大5%) |
公共料金の支払い | PayPayカード | 還元率が1%で下がらない |
PayPayでの決済 | PayPayカード | チャージ不要で便利、ポイントも貯まる |
海外旅行 | 楽天カード | 海外旅行傷害保険が付いている |
このように、利用する場面に応じてカードを使い分けることで、ポイントの取りこぼしを防ぎ、効率的に資産形成へ繋げることが可能です。
5ゴールドカードの比較
より充実した特典を求める方には、楽天カード、PayPayカードそれぞれに用意されているゴールドカードも選択肢となります。年会費はかかりますが、それに見合うだけのサービスや高い還元率が魅力です。ライフスタイルに合わせて検討する価値があります。
5-1楽天ゴールドカードの特徴
楽天ゴールドカードは、年会費2,200円(税込)で持てる、比較的リーズナブルなゴールドカードです。通常の楽天カードの特典に加え、以下のようなメリットがあります。
空港ラウンジサービス: 国内の主要空港と一部の海外空港のラウンジを年2回まで無料で利用できます。
楽天市場でのポイントアップ: 誕生月に楽天市場や楽天ブックスで利用すると、ポイント還元率がさらにアップする特典があります。
ETCカード年会費無料: 通常550円のETCカード年会費が無料になります。
楽天市場での利用が多く、年に数回飛行機を利用する方にとっては、コストパフォーマンスの高い一枚と言えるでしょう。
5-2PayPayゴールドカードの特徴
PayPayカード ゴールドは、年会費11,000円(税込)で、PayPayのサービスでの特典を最大限に享受できるカードです。主な特徴は以下の通りです。
高いポイント還元率: 基本還元率が1.5%にアップし、PayPayクレジット利用で最大2%のポイントがもらえます。
ソフトバンク・ワイモバイル特典: 対象の通信料支払いで、ソフトバンクユーザーは最大10%、ワイモバイルユーザーは最大3%のポイントが貯まります。
充実した付帯保険: 最高1億円の海外旅行傷害保険や、年間300万円までのショッピングガード保険が付いています。
空港ラウンジ無料: 国内・ハワイの主要空港ラウンジが無料で利用可能です。
ソフトバンク・ワイモバイルユーザーや、PayPayをメイン決済にしている方にはとてもメリットの大きいカードです。
5-3ゴールドカード選択のポイント
どちらのゴールドカードを選ぶべきかは、ご自身のライフスタイルによって決まります。
- 年会費を抑えつつ、空港ラウンジを利用したい方
- 楽天市場での買い物をよくする方
- ソフトバンクまたはワイモバイルのユーザー
- PayPayクレジットをメインで利用し、高い還元率を求める方
- 手厚い旅行傷害保険やショッピング保険を重視する方
年会費と受けられる特典のバランスを考え、自分にとって最もメリットが大きいカードを選ぶことが重要です。
6ETCカードの比較
車を運転する方にとって、ETCカードの年会費や発行条件は重要な比較ポイントです。楽天カードとPayPayカードでは、年会費の無料条件や発行可能枚数に違いがあるため、ご自身の利用状況に合わせて選ぶ必要があります。
6-1楽天カードのETCカード
楽天カードのETCカードは、年会費が550円(税込)かかります。しかし、特定の条件を満たすことで年会費が無料になるという大きなメリットがあります。
年会費が無料になる条件は、楽天PointClubの会員ランクが 「ダイヤモンド会員」または「プラチナ会員」 であることです。楽天のサービスを日常的に利用し、ポイントを貯めている方であれば、比較的達成しやすい条件と言えるでしょう。
ただし、楽天カード1枚につき発行できるETCカードは1枚のみという制約があります。
6-2PayPayカードのETCカード
PayPayカードのETCカードは、1枚あたり年会費550円(税込)が必要です。楽天カードのように年会費が無料になる特典はありません。
しかし、PayPayカードの大きな特徴として、本会員カード1枚に対して 最大5枚まで ETCカードを発行できる点が挙げられます。家族で複数の車を所有している場合や、社用車などでETCカードが複数枚必要な方にとっては、とても便利なサービスです。年会費はかかりますが、その利便性は大きなメリットと言えるでしょう。
6-3ETC利用時のお得度比較
ETCカードのお得度は、利用者の状況によって異なります。
比較項目 | 楽天カード | PayPayカード |
---|---|---|
年会費 | 550円(税込) | 550円(税込)/枚 |
年会費無料条件 | ◎ ダイヤモンド・プラチナ会員 | × なし |
発行可能枚数 | △ 1枚のみ | ◎ 最大5枚 |
結論として、以下のようになります。
コストを重視する方、楽天のヘビーユーザー: 年会費無料の条件をクリアできる 楽天カード がお得です。
複数の車でETCカードを使いたい方: 発行枚数が多い PayPayカード が便利です。
ご自身のカーライフに合わせて、最適なETCカードを選びましょう。
7分割手数料とキャッシング機能
高額な買い物をした際の分割払いや、急な出費に対応するためのキャッシング機能は、クレジットカードの便利な側面です。楽天カードとPayPayカードでは、これらのサービスの提供内容に違いがあるため、利用前に確認しておくことが大切です。
7-1キャッシング機能の違い
楽天カードとPayPayカードは、どちらもキャッシング機能を提供しており、急に現金が必要になった際にATMから借入れが可能です。
ただし、利用できる金額(キャッシング枠)や金利は、個人の申し込み時の審査によって決定されるため、一概にどちらが有利とは言えません。一般的に、キャッシングの金利はショッピング利用時の手数料よりも高く設定されています。
また、楽天カードには一括払いの利用分を後から分割払いに変更できる 「あとから分割払い」 サービスがありますが、PayPayカードにはこのサービスがありません(リボ払いへの変更は可能)。支払い計画の柔軟性という点では、楽天カードにメリットがあります。
8まとめ
楽天カードとPayPayカードは、どちらも年会費無料で魅力的なクレジットカードですが、強みとする領域がはっきりと違います。
楽天カード: 楽天市場をはじめとする楽天のサービスでの利用で圧倒的なポイント還元率を誇ります。海外旅行保険が付いている点も魅力です。
PayPayカード: Yahoo!ショッピングやPayPay決済、公共料金の支払いで強みを発揮します。条件達成で還元率がアップするPayPayステップも特徴です。
どちらか一方を選ぶなら、ご自身の消費行動がどちらのサービスに近いかで判断するのが合理的です。しかし、最も賢い選択は 「2枚持ち」 し、利用シーンに応じて使い分けることです。これにより、両方のメリットを享受し、ポイントの取りこぼしをなくすことができます。
9よくある質問
9-1楽天カードとPayPayカードはどっちがお得?
どちらがお得かは、あなたのライフスタイルによります。楽天市場をよく使うなら 楽天カード、Yahoo!ショッピングやPayPayをよく使うなら PayPayカード がお得です。両方のサービスを使うなら、2枚持ちして使い分けるのが最も賢い選択です。
9-2楽天カードとPayPayカードの併用は可能?
はい、併用は可能 です。どちらも年会費が無料なので、2枚持っていてもコストはかかりません。楽天市場では楽天カード、Yahoo!ショッピングではPayPayカードといったように、利用シーンに応じて使い分けることで、それぞれの特典を最大限に活用できます。
9-3楽天カードとPayPayカードの使い分け方法は?
最も効率的な使い分けは、それぞれのカードが得意な場所で利用することです。具体的には、楽天市場や楽天トラベルでは楽天カードを、Yahoo!ショッピングやLOHACO、公共料金の支払いではPayPayカードを使用するのがおすすめです。これにより、ポイント還元を最大化できます。
9-4楽天カードとPayPayカードの両方持つメリットは?
最大のメリットは、「楽天のサービス」と「PayPay・Yahoo!のサービス」の両方で、お得なポイント還元や特典を受けられることです。年会費無料で2枚持てるため、コストをかけずに幅広いシーンでポイントを取りこぼすことなく、効率的に貯めることが可能になります。

MeChoice編集部
