お金が不足した時には、アコムやレイクの消費者金融カードローンが選択肢に挙がります。最短即日融資※が可能なため、急いでお金を借りたいシーンで役立つでしょう。しかし、アコムもレイクも有名で似たようなサービスを提供しており、自分にとってどっちがいいのか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、アコムとレイクはどっちがいいのか、金利や審査などの違いをふまえて解説します。家族や職場にバレたくない人、無利息期間のメリットを受けたい人、クレジットカードを発行したい人も要チェック。選び方のポイントを押さえて、便利なカードローンを上手に活用しましょう。
※:お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。
1アコムとレイクに違いはある?選び方のポイントは?
どちらも大手消費者金融であるアコムとレイクには似ている部分が多いものの、さまざまな点で違いがあります。自分に合うほうを選ぶには、カードローンの利用で何を重視するかを考えることが大切です。
アコムとレイクに共通するメリットは、最短即日※で融資が受けられ、原則電話での在籍確認を行わないこと。上限金利も18.0%と同じで、どちらもスマホでセブン銀行ATMを利用できます。一方で大きな違いは、無利息期間の長さや審査通過率、手数料無料のATMの有無、クレジットカードを発行できるかなどです。以下で詳しく解説するので、共通点と違いを押さえてくださいね。
※:お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。
2最短即日!アコムもレイクも審査スピードに大差なし
アコムとレイクはどちらも最短即日融資※1に対応しているので、急いでお金を準備したい場合でもどちらも選択肢になります。アコムは最短20分、レイクは最短25分を謳っており、審査スピードに大差はないと考えていいでしょう※1。
アコムもレイクもWebから24時間申し込みが可能です。ただし、アコムの審査対応時間は明記されておらず、夜間に申し込むと審査回答が翌日以降になることも。融資を急いでいる場合はできるだけ早めに手続きしてください。レイクでは21時(日曜日は18時)までに契約が完了すれば、当日中に振込をしてもらえます※2。
※1:お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。
※2:一部金融機関、メンテナンス時間などを除きます。
3原則電話なし!アコムもレイクもバレ対策が充実
家族や勤務先にカードローンの利用がバレたくない人も、アコムとレイクのどちらを選んでもいいでしょう。電話での在籍確認は原則行われず、在籍確認は電話の代わりに書類や申告内容で済ませられるケースがほとんどです。
カードレスのWeb完結なら郵送物もありません。家族に知られずにカードを受け取りたい場合は、自動契約機を利用しましょう。
ただし、状況によっては電話確認が必要になることもあります。あらかじめ自分が出やすい時間帯にかけてもらえるようお願いしたり、同僚が出た時の対策を考えたりしておきましょう。変に怪しまれないよう、クレジットカードに申し込んでいるなどの言い訳を準備しておくのがおすすめです。
4アコムもレイクも上限金利は18.0%で同じ
気になる金利も、アコムとレイクで大きな違いはありません。アコムは3.0%〜18.0%、レイクは4.5%〜18.0%と下限金利が異なるものの、初めての少額契約では上限金利か上限に近い金利に決まることがほとんど。どちらも上限金利は18.0%と、消費者金融カードローンの標準的な金利です。
5アコムもレイクもセブン銀行でスマホATMが使える
すぐに現金を準備したい時に役立つスマホATMは、アコムもレイクも同様にセブン銀行で利用できます。ローンカードなしで借入や返済が可能なので、セブンイレブンが近くにある人は注目しましょう。ただし、スマホATMでの取引には手数料がかかります。少しでも負担を抑えるなら、急いでいない時は銀行口座への振込を活用するなど賢く使ってくださいね。
6アコムとレイクの違いや特徴を比較
ここからは、アコムとレイクの違いを分かりやすく比較しましょう。どんな人にどちらがおすすめかもご紹介するので、自分にとって重要なポイントを押さえてくださいね。
アコムがおすすめな人
- 審査通過率が高いほうがいい人
- 手数料無料でATMを使いたい人
- クレジットカードも発行したい人
- 71~72歳の人
レイクがおすすめな人
- 利息をできるだけ抑えたい人
- 収入が年金だけの70歳までの人
アコム | レイク | |
実質年率 | 3.0%~18.0% | 4.5%〜18.0% |
契約限度額 | 初めてなら契約翌日から30日間無利息 | 初めてならWeb申し込みで契約翌日から60日間無利息 (契約額が200万円超の場合は30日間無利息のみ利用できます。「60日間無利息(Web申し込み限定)」、「5万円まで180日間無利息」、「30日間無利息」の併用は不可。) |
年齢制限 | 20歳~72歳 | 20歳~72歳 |
融資スピード※ | 最短20分 | 最短25分 |
審査通過率 | 39.7%(2024年4月~9月)、42.0%(2023年4月~2024年3月) 参照:2025年3月期 上期 マンスリーレポート |
26.6%(2023年4月~6月) 参照:2024年3月期 第1四半期 データブック |
スマホATM | セブン銀行 | セブン銀行 |
手数料無料のATM | アコム | なし |
クレジットカード | ACマスターカード | なし |
※:お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。
無利息期間重視なら60日間のレイクをチェック
利息をできるだけ抑えたい人には、レイクがおすすめです。レイクは初めての利用で条件を満たせば適用される無利息期間が長く、利息の発生を少なくできます。契約額200万円以内でWebから申し込んだ場合、契約翌日から「60日間無利息」です。アコムの無利息期間は30日間なので、2倍もの期間、利息ゼロで借りられます。
レイクでは無利息サービスを選べる点も魅力です。5万円ほどの少額しか借りない場合は、「5万円まで180日間無利息」を選ぶといいでしょう。借入額のうち5万円までにかかる利息が180日間発生しません。レイク公式サイトの無利息診断では、どちらの無利息サービスがお得になるかを借入額と返済回数から判定できますよ。
審査通過率はアコムのほうが高い傾向
審査通過率を重視する人は、アコムに注目してください。アコムが公表している2023年4月~2024年3月の審査通過率は42.0%、2024年4月〜9月では39.7%であり、4割前後が審査に通過しています。一方のレイクは2023年4月〜6月の審査通過率が26.6%と低めの傾向です。なお、審査通過率が高いからといって自分が審査に通りやすいとはならない点は留意しておきましょう。あくまでも参考数値のひとつと捉えてくださいね。
カード発行派は自社ATMが無料のアコムに注目
カードレスの契約ではなくローンカードを発行したい人は、自社ATMの手数料が無料なアコムを要チェックです。現金をすぐに手にしたい時はATMでの借入が便利ですが、アコムもレイクもコンビニなどの提携ATMを利用すると手数料がかかります。アコムのローンカードがあれば、全国に500以上あるアコムATMを無料で使えるのがメリットです。
レイクには自社ATMがなく、すべてのATMで手数料が必要なので注意しましょう。レイクの取引と、自社ATM以外のアコムの取引で手数料を節約するなら、銀行振込を活用してくださいね。
アコムはクレジットカードも最短即日発行できる
カードローンでの融資とあわせてクレジットカードも発行したい人は、アコムを選びましょう。国際ブランドMastercardがついた「ACマスターカード」を最短即日で発行可能です。スーパーやコンビニでの買い物はもちろん、ネットショッピングにも利用できます。
アコムのカードローンの上限金利は年18.0%ですが、ACマスターカードのショッピング機能の手数料率(実質年率)は10.0~14.6%。融資を受ける目的がクレジットカードで支払えるものの場合、状況によってはカードローンで借入するよりも低金利になる可能性があります。すぐにクレジットカードを使いたいなら、郵送ではなく自動契約機での受け取りを選択してください。
アコムは72歳、レイクは70歳まで申し込み対象
71歳・72歳の人はアコムに申し込みをしましょう。レイクの対象年齢は70歳までのため、70歳を超えると契約できません。
また、アコムは年金受給者も融資の対象ですが、年金以外に安定した収入が求められる点に注意してください。一方、レイクは収入が年金だけでも利用の対象です。
年金証書や年金振込通知書など、年金の受給額が分かる書類を準備しておきましょう。
7無利息期間や利便性を考慮してカードローンを選ぼう
融資を受けるにあたって、アコムとレイクのどっちがいいかで迷ったら、優先するポイントを考えてみましょう。
手数料無料でATMを使いたい人やクレジットカードも作りたい人にはアコム、利息をできるだけ抑えたい人には無利息期間が60日間や180日間と長いレイクがおすすめです。
アコムとレイクのどちらを選んでも、最短即日融資が可能なスピード感と、原則電話での在籍確認を実施しないバレにくさが魅力。求める条件に合うカードローンを活用して、お金のピンチを乗り切ってくださいね。
MeChoice編集部