そこで本記事では、プロミスとSMBCモビットの9つの違いを解説します。気になる金利や無利息サービス、借入方法やローンカードの受け取り方法などを徹底比較。それぞれの特徴を見比べて、自分の使い方にぴったり合うカードローンを選んでくださいね。
※:お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。
1プロミスとSMBCモビットは同じ会社じゃないの?
プロミスとSMBCモビットはどちらもSMBC(三井住友フィナンシャル)グループに属していますが、同じ会社ではありません。プロミスはSMBCコンシューマーファイナンス株式会社が展開するカードローンのブランドで、SMBCモビットは三井住友カード株式会社のローンブランドです。
同じグループに属しているため、似ている部分ももちろんあります。しかし、それぞれ異なる特徴があるので違いに注目して選びましょう。以下の解説で、金利や無利息サービス、キャッシュレスでの借入や自宅以外でのカード受け取りなど、重視する項目をチェックしてください。
2プロミスとSMBCモビットの基本スペックを比較
プロミス | SMBCモビット | |
実質年率 | 4.5%~17.8% | 3.0%~18.0% |
契約限度額 | 500万円 | 800万円 |
無利息期間 | 初めてならメールアドレス登録とWeb明細利用登録で借入翌日から30日間無利息 | なし |
年齢制限 | 18~74歳 | 20~74歳 |
融資スピード※ | 最短3分 | 最短15分 |
手数料無料のATM | プロミス、三井住友銀行 | 三井住友銀行 |
借入方法 | インターネット振込、提携ATM、スマホATM、電話 | インターネット振込、提携ATM、スマホATM、PayPayマネーチャージ、電話 |
カード受け取り方法 | カードレス、来店、郵送 | カードレス、来店、郵送、コンビニなど(ゆうパック) |
女性向け | レディースキャッシング | なし |
金利の違い:プロミスの上限金利は年17.8%、モビットは18.0%
プロミス | SMBCモビット | |
実質年率 | 4.5%~17.8% | 3.0%~18.0% |
上限金利が少しでも低いほうがいい人は、年17.8%のプロミスに注目しましょう。SMBCモビットをはじめ、ほとんどの消費者金融カードローンの上限金利は年18.0%のため、0.2%だけ低いのが特徴です。
ただし、100万円以上を借りたい人はどちらを選んでも設定金利に差はありません。利息制限法によって、100万円以上の借入では年15.0%が上限と決まっています。
なお、初めての利用で少額を借りる人には、上限金利かそれに近い金利が適用されることが多いもの。下限金利はSMBCモビットが3.0%とプロミスの4.5%より低い設定ですが、数%の金利が適用されるケースはあまりないでしょう。金利を比較する際は、基本的に上限を見ておくのが無難です。
無利息の違い:プロミスは借入翌日から30日間の無利息サービス
プロミス | SMBCモビット | |
無利息期間 | 初めてならメールアドレス登録とWeb明細利用登録で借入翌日から30日間無利息 | なし |
無利息サービスに魅力を感じる人は、プロミスを選びましょう。プロミスを初めて利用する人がメールアドレスを登録の上、Web明細の利用を設定すると、借入翌日から30日間の利息がゼロになります。無利息期間内に完済できれば利息を支払わなくていいため、短期間で返せる人には特におすすめです。
30日間程度の無利息期間が設定された消費者金融カードローンは他にも多くあるものの、プロミスは借入翌日からカウントが始まる点が大きなメリット。他社のカードローンでは契約翌日から30日間がスタートするものが一般的です。プロミスなら契約から実際借りるまでに日数が空いてしまっても、無利息期間を無駄なく活用できます。
なお、SMBCモビットには無利息期間が設けられていません。借りた時から利息が発生するので、初回借入の手軽さを重視する人はプロミスをチェックしましょう。
借入方法の違い:モビットはPayPayマネーに直接チャージできる
プロミス | SMBCモビット | |
借入方法 | インターネット振込、提携ATM、スマホATM、電話 | インターネット振込、提携ATM、スマホATM、PayPayマネーチャージ、電話 |
キャッシュレスで借入したい人には、SMBCモビットのPayPayマネーチャージがうってつけです。モビットアプリからPayPayマネーの利用登録を行えば、手数料無料でチャージによる借入が可能。PayPayマネーは銀行口座へ送金でき、街中でのショッピングにも請求書の支払いにも対応しています。
普段からキャッシュレスで生活している人は、使い勝手のいいPayPayマネーチャージが便利でしょう。PayPayマネーへ直接チャージできるカードローンは、2025年2月現在SMBCモビットだけです。一方のプロミスには、インターネットや電話を介して銀行口座への振込で借入を行うか、提携ATMやスマホATMで現金を借りるかの選択肢があり、もちろんSMBCモビットでも同じように借りられます。
カード発行の違い:モビットはコンビニや郵便局でも受け取れる
プロミス | SMBCモビット | |
カード受け取り方法 | カードレス、来店、郵送 | カードレス、来店、郵送、コンビニなど(ゆうパック) |
ローンカードを自宅以外で受け取りたい人は、SMBCモビットに注目しましょう。プロミスを含めて一般的なカードローンでカードを受け取るには、自宅への郵送か店舗への来店が必要です。しかし、SMBCモビットなら、ローソン・ミニストップ・郵便局・はこぽすでの受け取りを設定できます※。
なお、プロミスもSMBCモビットもカードレスでの契約が可能なので、ローンカードが不要な人は発行しなくても問題ありません。ローンカードを使ってATMで取引を行いたい場合はカードを発行しましょう。
※:審査結果により対応できない場合もございます。
ATMの違い:プロミスは三井住友銀行に加えて自社ATMも手数料無料
プロミス | SMBCモビット | |
手数料無料のATM | プロミス、三井住友銀行 | 三井住友銀行 |
ローンカードでATMを利用したい人は、手数料がかからないATMをチェックしておきましょう。カードローンの中にはどのATMでも手数料がかかるものもありますが、プロミスとSMBCモビットはどちらも三井住友銀行ATMを無料で使えるのが特徴です。加えて、プロミスならプロミスATMも手数料無料で利用できます。
女性向けの違い:プロミスはレディースキャッシングが選べる
プロミス | SMBCモビット | |
女性向け | レディースキャッシング | なし |
聞きたいことがあるけれど男性にお金の相談をするのは気が引ける人は、プロミスのレディースキャッシングを活用しましょう。レディースキャッシングは女性用カードローンで、女性オペレーターと話せる専用ダイヤルが利用できます。金利や無利息サービス、借入・返済方法などは一般のキャッシングと同じです。一方のSMBCモビットには女性向けの商品はありません。
年齢の違い:プロミスは18歳・19歳もOK、モビットは20歳以上
プロミス | SMBCモビット | |
年齢制限 | 18~74歳 | 20~74歳 |
18歳と19歳の若者がお金を借りたいならプロミスがおすすめです。SMBCモビットをはじめとする大手消費者金融カードローンの対象年齢は20歳以上。プロミスは成人になる18歳から自分の責任で利用できるので、安定収入があるなら申し込んでみましょう。10代や学生でも親の許可は不要です。
審査の違い:プロミスは最短3分、モビットは最短15分で融資可能
プロミス | SMBCモビット | |
融資スピード※ | 最短3分 | 最短15分 |
プロミスとSMBCモビットはどちらも最短即日※の融資に対応しており、スピード感が魅力です。プロミスは最短3分、SMBCモビットは最短15分を謳っているので、より早く借りられる可能性を求めるならプロミスを選ぶのもあり。とはいえ、審査状況や混雑によって個々の融資スピードは異なるのが現実です。どちらを選んでも審査時間に大きな違いはないでしょう。
※:お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。
契約限度額の違い:プロミスは500万円、モビットは800万円
プロミス | SMBCモビット | |
契約限度額 | 500万円 | 800万円 |
いくらまで契約できるかに注目すると、プロミスは500万円、SMBCモビットは800万円と違いがあります。500万円を超える多くのお金を借りたい高年収の人はSMBCモビットを選ぶといいでしょう。
ただし、年収の3分の1を超える融資は貸金業法で制限されています。500万円を借りるなら年収1,500万円、800万円を借りるなら年収2,400万円は少なくとも必要です。数十万円から数百万円までの借入を予定している人は、プロミスとSMBCモビットのどちらを選んでも違いはありません。
3プロミスとSMBCモビットは結局どっちがおすすめ?
プロミスとSMBCモビットは似ているようで違いがあるため、カードローンに求めるポイントによっておすすめが異なります。100万円以下の借入で上限金利が少しでも低いほうがいい人、無利息サービスを受けたい人にはプロミスがおすすめ。女性オペレーターに相談したい人や19歳以下の人もプロミスを選びましょう。
一方で、PayPayマネーへのチャージでお金を借りたいキャッシュレス派の人や、ローンカードをコンビニや郵便局で受け取りたい人にはSMBCモビットがぴったりです。自分の使い方をふまえて、魅力を感じるほうをチョイスしてください。
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MeChoice編集部