

銀行系カードローン比較ガイド【2025年最新版】
「低金利で安心して借りたい」「消費者金融よりも計画的に返済したい」そんなふうに考えている方が多いのではないでしょうか?
そんな方に人気なのが銀行系カードローンです。
本記事では、2025年最新の主要銀行カードローンの金利・限度額・審査スピードを徹底比較し、用途やニーズに合わせたおすすめランキングをご紹介します。
さらに、銀行系と消費者金融の違い、審査がスムーズに通るポイント、無利息期間の活用法、金利差による返済総額のシミュレーションまで詳しく解説いたします。
初めて利用する方も、既に利用中で乗り換えを検討している方も、この記事を読めば「どの銀行カードローンが自分に最適か」がわかるはずです。
1銀行系カードローンとは?基本知識を解説
chaponta/shutterstock.com
銀行系カードローンとは、銀行や銀行グループ傘下の金融機関が提供する個人向け融資商品の一種です。
用途は原則自由で、生活費の補填、医療費、旅行、教育資金など、幅広く活用できます。
1-1銀行系と消費者金融の違い
金利の違いとして、銀行系カードローンは消費者金融と比較して上限金利が低く設定されており、長期的な借入において利息負担を軽減できます。
銀行系カードローン: 年1.5%~15.0%程度
消費者金融: 年3.0%~18.0%程度
審査時間にも違いがあり、銀行系は警察庁データベースへの照会が必要なため、審査に時間がかかる傾向があります。
銀行系カードローン: 数日~1週間程度
消費者金融: 最短即日~翌日
1-2銀行カードローンの仕組みと利用用途
銀行カードローンは、あらかじめ設定された利用限度額の範囲内であれば、何度でも借入・返済が可能な「証書貸付型の無担保ローン」です。以下のような用途に利用されます。
- 給与日前の生活費補填
- 教育・習い事関連の支出
- 家電や家具の購入費用
- 一時的な医療費・出産費用
- クレジットカードのリボ払い回避など
2金利・限度額・審査など主要銀行カードローン比較
主要銀行のカードローンの比較は以下のようになっています。
銀行名 | 金利(年率) | 限度額 | 審査時間 | 無利息期間 | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|
みずほ銀行 | 2.0%~14.0% | 10万円~800万円 | 最短即日※1 | なし | 住宅ローン利用で0.5%金利優遇 |
三井住友銀行 | 1.5%~14.5% | 10万円~800万円 | 最短当日 | なし | 1,000円から返済可能 |
住信SBIネット銀行 | 2.49%~14.79% | 10万円~1,200万円 | 最短60分※2 | なし | 最大0.6%金利優遇あり |
PayPay銀行 | 1.59%~18.0% | 10万円~1,000万円 | 最短当日 | なし | 初回借入日から30日間無利息 |
楽天銀行 | 1.9%~14.5% | 10万円~800万円 | 最短翌日 | なし | 楽天会員ランクで金利優遇 |
イオン銀行 | 3.8%~13.8% | 10万円~800万円 | 最短5日 | なし | 上限金利が低い |
オリックス銀行 | 1.7%~14.8% | 10万円~800万円 | 最短翌営業日 | なし | がん保障特約付きプラン有 |
※1 みずほ銀行の口座保有者のみ ※2 仮審査の場合
2-1低金利で選ぶおすすめ銀行カードローン
イオン銀行カードローンは上限金利が13.8%と、銀行カードローンの中でも特に低い水準となっています。
イオン銀行カードローン(13.8%)
みずほ銀行カードローン(14.0%)
三井住友銀行カードローン(14.5%)
楽天銀行スーパーローン(14.5%)
2-2審査が比較的スムーズな銀行カードローンの特徴
住信SBIネット銀行では最短60分で仮審査が可能です。銀行口座と連携している場合、審査がスムーズになる場合が多くなります。
住信SBIネット銀行:仮審査最短60分
PayPay銀行:最短当日
三井住友銀行:最短当日
住信SBIネット銀行 カードローン

納得の「金利」と「使いやすさ」
公式サイトで申し込む- ネットバンクならではの金利水準
- 申込~返済までスマホで完結
- 提携コンビニATMで借入・返済ができる
- 毎月の返済は2,000円から
- 年会費、借入・返済手数料が無料
- 明細・ローンカードの送付なし
3銀行カードローンおすすめランキング【2025年版】
求めるメリットに応じて最適な銀行カードローンは異なります。以下、重視するポイントに応じたおすすめの銀行カードローンをランキング形式でお伝えします。
3-1金利の低さで選ぶなら
金利の低さを重視して銀行カードローンを選ぶ場合、以下の3つのサービスが特におすすめです。
1位:みずほ銀行カードローン
金利: 年2.0%~14.0%
限度額: 10万円~800万円
特徴: 住宅ローン利用で0.5%金利優遇、メガバンクの安心感
2位:住信SBIネット銀行カードローン
金利: 年2.49%~14.79%
限度額: 10万円~1,200万円
特徴: 最大0.6%の金利優遇、限度額が高い
3位:オリックス銀行カードローン
金利: 年1.7%~14.8%
限度額: 10万円~800万円
特徴: がん保障特約付きプラン、提携ATM手数料無料
みずほ銀行 カードローン
- 24時間WEB完結
- ATM時間外手数料0円
- 審査結果は最短当日
- 借入金利:金利年2.0%~14.0%
- 借入金利:金利年1.5%~13.5% ※住宅ローンを契約中の場合
住信SBIネット銀行 カードローン

納得の「金利」と「使いやすさ」
公式サイトで申し込む- ネットバンクならではの金利水準
- 申込~返済までスマホで完結
- 提携コンビニATMで借入・返済ができる
- 毎月の返済は2,000円から
- 年会費、借入・返済手数料が無料
- 明細・ローンカードの送付なし
オリックス銀行カードローン

ガン保障特約付きプラン「Bright」への加入の申し込みも可能
詳細はこちら- 金利:年1.7~14.8%
- 利用限度額:最高800万円
- 提携ATMご利用手数料:0円
- 利用可能ATM数:全国100,000台以上(※2020年3月末現在)
- 返済額:月々3,000円から(※借入残高10万円以下の場合・返済パターンがBパターンの場合)
3-2審査スピード・利便性で選ぶなら
審査スピード・利便性の観点では、以下の3つのサービスがおすすめです。
1位:PayPay銀行カードローン
審査時間: 最短当日
金利: 年1.59%~18.0%
特徴: 初回借入日から30日間無利息、24時間365日借入可能
2位:イオン銀行カードローン
審査時間: 最短5日
金利: 年3.8%~13.8%
特徴: 専用アプリで管理可能、イオン店舗での相談可
3位:楽天銀行スーパーローン
審査時間: 最短翌日
金利: 年1.9%~14.5%
特徴: 楽天会員ランクで金利優遇、ネット完結申込
PayPay銀行カードローン
- 申し込みは最短3分
- 主婦やアルバイトの方も 申込OK
- アプリやATMで いつでも借入可能
- 初回借入日から30日間利息0円
- 最低金利は業界最低水準
- ご返済は 毎月1,000円から
3-3返済のしやすさで選ぶなら
返済のしやすさで選ぶなら、以下の3つのサービスがおすすめです。
1位:三井住友銀行カードローン
最低返済額: 1,000円から
返済方法: ATM、口座振替、インターネット
特徴: 全国の提携ATM手数料無料
2位:イオン銀行カードローン
管理方法: 専用アプリで残高・返済予定確認可能
返済方法: イオン銀行ATM、提携ATM、口座振替
特徴: イオン店舗での相談サポート
3位:住信SBIネット銀行カードローン
返済方法: 約定返済、随時返済
特徴: インターネットバンキングで簡単返済、手数料優遇
三井住友銀行 カードローン

金利年1.5~14.5%で、限度額10万円から800万円まで申し込み可能
公式サイトで申し込む- 普通預金口座不要、インターネットで申込完了
- 都合に合わせて選べる返済方法と返済日
- 毎月のご返済額は2,000円から
- 全国のコンビニATMで利用可能、手数料0円(カードによるお取引の場合)
- カードレスにて利用可能、ATMへの来店不要で借り入れ・返済ができる(※カードレスによるお取引の場合、他行ネットバンキングの登録が必要)
4銀行カードローン利用時の注意点と賢い活用法
つづいて、銀行系カードローンを利用する際に注意したい点と、賢い活用方法について解説していきます。
4-1審査に時間がかかる理由と対策
銀行カードローンの審査が遅くなる主な理由は次の3点です。
警察庁データベースへの照会:暴力団関係者でないかの確認
保証会社による二重審査:銀行と保証会社それぞれで審査
在籍確認:勤務先への電話で在籍の事実を確認
これらにより即日融資が難しいケースもありますが、以下の対策でスムーズになることがあります。
必要書類を事前に準備
申込内容は正確に記入
口座のある銀行を選ぶ
4-2無利息期間の有無とその活用方法
銀行カードローンの多くは無利息期間を設けていませんが、一部の銀行では初回借入に限り無利息期間を提供しているケースがあります。
例えば、PayPay銀行と東京スター銀行では、初回借入日から30日間は利息がかからない無利息サービスを実施しています。この期間中に完済すれば、利息ゼロで借入が可能となります。
また、無利息期間の活用には以下のようなメリットがあります。
- 短期間の借入に最適:数週間だけの利用なら利息負担ゼロに
- 給与日までのつなぎ資金として有効
- 無利息期間内の完済を目指せば返済総額を最小限に抑えられる
銀行系で無利息期間を設けているのは珍しいため、短期的な資金ニーズがある場合は、こうしたサービスを賢く活用するのがポイントです。
PayPay銀行カードローン
- 申し込みは最短3分
- 主婦やアルバイトの方も 申込OK
- アプリやATMで いつでも借入可能
- 初回借入日から30日間利息0円
- 最低金利は業界最低水準
- ご返済は 毎月1,000円から
東京スター銀行カードローン

契約日から30日間利息0円、カードローン初心者の方でも安心して利用可能
詳細はこちら- 利息:ご契約日から30日間利息0円(※ご契約日から30日間利息0円)
- 金利:年率1.5%~14.6%(2024年12月1日現在。保証料を含む。金利は当行審査により決定いたします。)
- ご融資金額:最大1,000万円(※10万円以上1,000万円以下(10万円単位)の範囲で当行審査により決定いたします。)
- 来店不要、インターネットで完結
- 月々2,000円~ご返済可能(※最低返済金額は月額2,000円(ローン残高10万円以下の場合)。月末時点のローン残高に応じて翌月の約定返済額が決定します。)
- 便利な自動融資サービス(※自動融資を希望されない場合は、お申し込み時に自動融資なしをご選択ください。なお、その場合の商品名称はスターカードローンβとなります。)
4-3金利差による返済総額の違いをシミュレーション
借入金額100万円、返済期間3年の場合、以下の様になります。
金利 | 月々返済額 | 返済総額 | 利息総額 |
---|---|---|---|
14.0% | 34,367円 | 1,237,212円 | 237,212円 |
15.0% | 34,665円 | 1,247,940円 | 247,940円 |
18.0% | 36,152円 | 1,301,472円 | 301,472円 |
14.0%と15.0%の差: 10,728円
14.0%と18.0%の差: 64,260円
わずか1%の金利差でも、借入金額や返済期間によって大きな差が生まれるため要注意です。
5まとめ
銀行カードローンは、「低金利」「安心感」「計画的返済」に優れた資金調達手段です。一方で、審査に時間がかかる点や無利息期間がない点には注意が必要でもあります。
借入前には、複数銀行の条件を比較し、自身のニーズに合ったカードローンを選ぶことが賢明です。
銀行系カードローンを賢く活用することで、低金利でのお金の調達が可能になります。自分の状況に最適な銀行を選び、計画的な利用を心がけましょう。
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