SBI証券と楽天証券はどちらを選ぶべき?それぞれのおすすめポイントや向いている人の特徴について紹介

SBI証券と楽天証券はどちらを選ぶべき?それぞれのおすすめポイントや向いている人の特徴について紹介
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「SBI証券」と「楽天証券」は、どちらも口コミ評価の高い2大ネット証券会社です。

投資を始めるにあたって、SBI証券と楽天証券の2択までは絞れたものの、どちらで口座開設すべきか迷っているという方は多いのではないでしょうか。

これから新NISAやiDeCoを始めたいという方も、まずは証券口座の開設が必要です。

本記事では、SBI証券と楽天証券のそれぞれのおすすめポイントや、向いている人の特徴などについて詳しく解説します。

SBI証券vs楽天証券|基本スペックを徹底比較

  SBI証券 楽天証券
新NISA「つみたて投資枠」取扱い銘柄数 234銘柄 237銘柄
新NISA「成長投資枠」取扱い銘柄数 1243銘柄
※投資信託のみの銘柄数
1223銘柄
※投資信託のみの銘柄数
iDeCo取扱い銘柄数 37銘柄 36銘柄
外国株式取扱い国数 9か国 6か国
貯まるポイント Vポイント・Pontaポイント・dポイント・JALのマイル・PayPayポイント 楽天ポイント
投信保有ポイント還元率 最大0.25% 最大0.176%
クレカ積立が可能なカード 三井住友カードが発行するクレジットカード
※銀聯カード・ビジネスカードなど一部クレジットカードは対象外
楽天カード
クレカ積立ポイント付与率 最大5.0%
※2024年11月買付分以降は最大3.0%
最大1%

※2024年8月時点

2SBI証券|おすすめなポイントと気を付けたいポイント

SBI証券

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おすすめポイント
  • 1日100万円までの取引なら手数料無料(国内株)
  • 投資信託の保有でTポイントやdポイントがたまる
  • 三井住友カードの投信クレカ積立で最大5.0%のVポイントがたまる
  • IPO引受社数NO.1(2022年3月通期)
  • 充実の米国株&投資信託ラインナップ

SBI証券のおすすめなポイントと気を付けたいポイントについてそれぞれ解説します。

  • SBI証券|おすすめなポイント
  • SBI証券|気を付けたいポイント

SBI証券|おすすめなポイント

  • 取引に応じて付与されるポイントが5種類から選べる
  • 三井住友カードのクレカ積立でVポイントが貯まる
  • 新規公開株式(IPO)の取扱い数が多い
  • ほとんど全ての投資信託で投信保有ポイントを貯められる
  • 9か国の外国株式を取引できる

 

SBI証券は、取引に応じて付与されるポイントを、Vポイント・Pontaポイント・dポイント・JALのマイル・PayPayポイントの5種類から選べます。

この中から自分の生活で良く利用するポイントを設定することで、投資をしながら日々の買い物で使えるポイントも貯めていけます。

三井住友カードの発行するクレジットカードではクレカ積立も可能です。

さらに、SBI証券は、楽天証券と比べて「新規公開株式(IPO)」の取扱い数が多いという特徴もあります。

IPOは、上場前の段階で行われる抽選に当選することで「公開価格」で購入できます。

上場後につく「初値」は公開価格よりも高くなりやすいため、短期的に利益を狙える可能性があるのです。

IPOの取扱い数が多いSBI証券では、その分IPO投資を行えるチャンスが増えるという訳です。

 

SBI証券|気を付けたいポイント

  • 投信積立でクレカ積立とポイント投資の併用ができない
  • 米国株やバイナリーオプションへのポイント投資はできない
  • 米国株のオプション取引はできない

 

SBI証券は、投信積立でクレカ積立とポイント投資を併用することができないため、気を付けておきましょう。

楽天証券なら、クレカ積立とポイント投資の併用が可能なため、例えば、クレカ積立で「毎月の積立金額のうち、500円分はポイントから払う」という使い方が可能です。

さらに、米国株やバイナリーオプションへのポイント投資もできないため、ポイントを投資に活用したい方にとっては、楽天証券の方が使いやすく感じる場面もあるでしょう。

とはいえ、SBI証券では付与できるポイントの種類が多く、投資以外にも様々な使い道を見つけやすいため、他の項目とも比較して検討しましょう。

 

3楽天証券|おすすめなポイントと気を付けたいポイント

楽天証券

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楽天証券のメリット
  • 国内株取引手数料が無料
  • 投資信託のラインナップが豊富
  • 楽天カードで投資信託を買うと楽天ポイント還元!

楽天証券のおすすめなポイントと気を付けたいポイントについてそれぞれ解説します。

  • 楽天証券|おすすめなポイント
  • 楽天証券|気を付けたいポイント

楽天証券|おすすめなポイント

  • 楽天銀行と『マネーブリッジ』することで使い勝手が非常に良くなる
  • 投信積立でクレカ積立とポイント投資の併用が可能
  • 米国株やバイナリーオプションにも楽天ポイントが利用できる
  • 新規公開株式(IPO)に「完全平等抽選」を採用している
  • 口座を持っているだけで「おすすめマネー本」が電子書籍で無料で読める

 

楽天証券は、普段から楽天グループを利用する機会が多い方にとって、非常にお得で使い勝手の良いネット証券会社です。

例えば、メインバンクが楽天銀行の方は、楽天証券の口座と楽天銀行の口座を『マネーブリッジ』することで、通常の最大5倍の優遇金利を受けられたり、株購入時の不足金額を楽天銀行から自動チャージして、スムーズに取引を行ったりすることができます。

さらに、楽天証券には、楽天ポイントを活用した「ポイント投資」がしやすいというメリットもあります。

国内株だけでなく、米国株やバイナリーオプションも楽天ポイントで投資できる上に、投信積立でクレカ積立とポイント投資を併用することも可能です。

楽天のサービスを最大限に活用したり、楽天ポイントを利用して効率良く投資を行ったりしたい方は、楽天証券を選ぶと良いでしょう。

 

楽天証券|気を付けたいポイント

  • 取引に応じて付与されるポイントは楽天ポイントのみ
  • 投信保有ポイントが貯まるのは楽天・プラスシリーズの6銘柄のみ
  • 単元未満株のリアルタイム取引にスプレッドというコストがかかる

 

楽天証券との取引で付与できるポイントは、楽天ポイントの1種類のみです。

そのため、日々の生活で楽天ポイント以外のポイントを活用している方にとっては、SBI証券との取引で貯まる5種類のポイントの方が、魅力的に感じる場合もあるでしょう。

また、投資信託を保有している期間に付与される「投信保有ポイント」が、『楽天・S&P500インデックス・ファンド』などの楽天・プラスシリーズの6銘柄でしか貯まらない点にも注意しておく必要があります。

ただし、楽天・プラスシリーズの6銘柄は、信託報酬が安めに設定されており、長期的な投資に向いている投資信託です。

そのため、そもそもこれらの銘柄を選んで投資したい方にとっては、単純なデメリットにはなりにくいでしょう。

4SBI証券vs楽天証券|それぞれの証券会社で口座開設するのがおすすめな人の特徴

4SBI証券vs楽天証券|それぞれの証券会社で口座開設するのがおすすめな人の特徴

SBI証券と楽天証券のそれぞれについて、口座開設をするのがおすすめな人の特徴を紹介します。

  • SBI証券がおすすめな人
  • 楽天証券がおすすめな人

SBI証券がおすすめな人

  • 普段からVポイントやPontaポイントなどを活用している人
  • 三井住友カードが発行するクレジットカードを使っている人
  • 投信積立で、人気の高いeMAXIS Slimシリーズへ投資したい人

 

SBI証券は、Vポイント・Pontaポイント・dポイント・JALのマイル・PayPayポイントのどれかを活用する機会が多い方には特におすすめです。

加えて、『三井住友カード プラチナプリファード』や『Oliveフレキシブルペイ』など、三井住友カードが発行するクレジットカードを使っている方は、便利なクレカ積立が利用でき、ポイントもますます増やしやすくなります。

あるいは、新NISAや投信積立で「超鉄板ファンド」とも言われている、『eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)』などのeMAXIS Slimシリーズへ投資したい人もSBI証券がおすすめです。

eMAXIS Slimシリーズは楽天証券でも購入することができますが、「投信保有ポイント」が付与される点を考慮すると、SBI証券で購入した方がお得です。

SBI証券

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おすすめポイント
  • 1日100万円までの取引なら手数料無料(国内株)
  • 投資信託の保有でTポイントやdポイントがたまる
  • 三井住友カードの投信クレカ積立で最大5.0%のVポイントがたまる
  • IPO引受社数NO.1(2022年3月通期)
  • 充実の米国株&投資信託ラインナップ

楽天証券がおすすめな人

  • 楽天ポイントや楽天銀行など、普段から楽天のサービスをよく使う人
  • ポイント投資を積極的に行いたい人
  • 「おすすめマネー本」で株式や投資信託を無料で学びたい人

 

楽天証券は、楽天ポイントや楽天銀行など、楽天のサービスの利用機会が多い方ほど、より多くの恩恵を受けられるためおすすめです。

取引で付与できるのは楽天ポイント1種類ではあるものの、楽天証券はポイント投資の使い勝手が良く、幅広い投資にポイントが活用できます。

そのため、あまり楽天で買い物をしない方であっても、ポイントの利用先に困る心配はありません。

また、楽天証券には、口座を持っているだけで「おすすめマネー本」が電子書籍で無料で読めるサービスがあります。新NISAやiDeCoの口座を楽天証券で開設すれば、無料で読める本はさらに増加します。

これから投資を始めるにあたって、株式や投資信託についてもっと勉強したいと考える方も多いでしょう。そういう方にとって、コストをかけずに情報収集を行えるようになる点は嬉しいポイントです。

楽天証券

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楽天証券のメリット
  • 国内株取引手数料が無料
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5SBI証券と楽天証券のどちらを選べば良いか迷っている方によくある質問

SBI証券と楽天証券のどちらを選べば良いか迷っている方によくある質問を紹介します。

  • SBI証券と楽天証券の併用や使い分けは有効?
  • SBI証券と楽天証券は口座の乗り換えはできる?
  • 新NISAでつみたて投資をするならSBI証券と楽天証券のどちらが良い?

SBI証券と楽天証券の併用や使い分けは有効?

SBI証券と楽天証券の併用は、新規公開株式(IPO)の当選確率を上げる目的などで有効な場面があります。

SBI証券と楽天証券の両方に口座を作れば、より多くのIPOの抽選に参加できるからです。両方のネット証券会社で、同じIPOの抽選に申し込むことも可能です。

ただし、新NISAやiDeCoの口座に関しては、1人1つまでしか開設できず、金融機関を変更する際には様々な手続きも必要となるため、どちらで口座開設するかは慎重に選びましょう。

SBI証券と楽天証券は口座の乗り換えはできる?

SBI証券と楽天証券は、どちらからも口座の乗り換えができます。別の証券会社から、SBI証券や楽天証券に口座を乗り換えることも可能です。

口座の振替(移管)の手続きを行えば、すでに保有している株式や投資信託を一旦売却することなく、別の証券会社の口座へ移すことができます。

ただし、新NISAに関しては、口座を乗り換える際に新しい口座へ商品を移管することはできないため、気を付けておく必要があります。

さらに、新NISAの口座については、年1回しか金融機関を変更できないという制約もあるため注意しましょう。

 

新NISAでつみたて投資をするならSBI証券と楽天証券のどちらが良い?

SBI証券と楽天証券は、どちらも新NISAのつみたて投資枠で購入できる商品を幅広く取り扱っているため、どちらで口座開設をしても、銘柄選びで困ることは少ないでしょう。

そのため、普段使っているクレジットカードやよく貯めるポイント、開催中のキャンペーンなどを参考にして、自分に合ったネット証券会社を選びましょう。