
JCBプラチナの損益分岐点は?豪華特典で元が取れる!還元率やメリットを徹底解説
JCBプラチナは年会費がかかるため、損益分岐点が気になっている人も多いのではないでしょうか?JCBプラチナがあれば高級コース料理が1名分無料になったり、プライオリティ・パスで空港ラウンジを無料で使えたりと、豪華な優待特典が魅力的。どれくらい利用すれば年会費をペイできるのか、お得さを判断したいものです。
そこで本記事では、JCBプラチナの損益分岐点を分かりやすく解説します。JCBゴールドとどちらにするか悩んでいる人や、ステータス性の高いプラチナカードをどこで発行するか迷っている人は必見です。JCBプラチナがどんな人におすすめかや、損益分岐点で表せないメリットもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
目次
1JCBプラチナは損益分岐点を考えるとどんな人におすすめ?
JCBプラチナの損益分岐点を考えるなら、年間の利用額よりも豪華特典を活用したいかどうかを押さえましょう。ずばりJCBプラチナがおすすめなのは、JCBゴールドにはない優待メリットを利用したい人です。高級レストランや料亭のコース料理をお得に楽しみたい人、プライオリティ・パスで空港ラウンジを使いたい人には、JCBプラチナが向いています。
税込27500円とプラチナカードの中では高すぎない年会費とはいえ、優待特典を活用しない人がJCBプラチナの損益分岐点を超えてお得に使うのは難しいのが現実です。グルメ・ベネフィットやプライオリティ・パス、プラチナ・コンシェルジュデスクなどの豪華なサービスを利用しない人はJCBゴールドで十分でしょう。
JCBプラチナ

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2JCBプラチナの損益分岐点を考える時の注意点3つ
JCBプラチナの損益分岐点をふまえてJCBプラチナかJCBゴールドへの入会を検討するなら、3つの注意点を確認しましょう。プラチナ特有の豪華特典を使わない人がプラチナを持つ必要はありません。
JCBプラチナの損益分岐点を考える時の注意点3つ
通常利用だけならいくら使ってもゴールドの方がお得
特約店のポイントアップはゴールドでも受けられる
初年度は入会キャンペーンで年会費ペイを目指す
2-1通常利用だけならいくら使ってもゴールドの方がお得
通常の買い物でしかJCBプラチナを使わない場合、いくら支払ってもJCBゴールドの方がお得になるため注意しましょう。JCBプラチナとJCBゴールドでは、前年の利用金額に応じて還元率がアップします。どちらも年間300万円以上利用するとメンバーランクがロイヤルαPLUSになり、還元率は2倍の1.0%です。
JCBスターメンバーズの還元率 | |||
前年利用金額 | メンバーランク | JCBプラチナ | JCBゴールド |
300万円以上 | ロイヤルαPLUS | 1.00% | 1.00% |
100万円以上 | スターαPLUS | 0.80% | 0.75% |
JCBプラチナの年会費をまかなえる損益分岐点は300万円と考えましょう。ロイヤルαPLUSランクの状態でJCBプラチナを275万円利用すると27500ポイントがもらえ、年会費27500円との差額がゼロになります。しかし、年間275万円の利用では翌年のランクがスターαPLUSとなり、還元率は0.8%に減少。還元率が0.8%の時に年間275万円しか利用しなければ年会費をペイできません。
JCBプラチナ | |||||
前年利用金額とメンバーランク | 年間利用金額 | 還元率 | ポイント付与 | 年会費 | 差額 |
300万円 | 275万円 | 1.00% | 27500ポイント | 27500円 | 0 |
300万円 | 300万円 | 1.00% | 30000ポイント | 27500円 | 2500 |
275万円 | 275万円 | 0.80% | 22000ポイント | 27500円 | -5500 |
一方で、JCBプラチナの損益分岐点を考えるなら、JCBゴールドとの年会費の違いも押さえるべきです。JCBゴールドで前年に300万円利用すると還元率は同じく1.0%となり、年間で300万円支払った時には30000ポイントがもらえます。JCBゴールドの年会費は税込11000円のため、もらえるポイントとの差額はプラス19000円分です。
JCBゴールド | |||||
前年利用金額とメンバーランク | 年間利用金額 | 還元率 | ポイント付与 | 年会費 | 差額 |
300万円 | 300万円 | 1.00% | 30000ポイント | 11000円 | 19000 |
年間利用金額が増えてもJCBプラチナとJCBゴールドの還元率は同じなので、いくら使っても年会費の差額分JCBゴールドの方がお得になります。通常利用でしかJCBカードを使わないなら、JCBプラチナではなくJCBゴールドを持つといいでしょう。
2-2特約店のポイントアップはゴールドでも受けられる
JCBプラチナ | JCBゴールド | |
JCB ORIGINAL SERIESパートナー店 | 最大20倍 | 最大20倍 |
JCB ORIGINAL SERIESパートナーのポイントアップだけが目当てでも、JCBプラチナを選ぶ必要はありません。JCBプラチナもJCBプラチナもプレミアムカードに含まれるため、ポイント還元率は同様にアップ。特約店のポイントアップ分を考慮して損益分岐点を計算しても、年会費が安い分だけJCBゴールドがお得になります。
JCBゴールドとJCBプラチナ、JCBゴールド ザ・プレミアの違いは以下の記事で詳しくご紹介しています。
2-3初年度は入会キャンペーンで年会費ペイを目指す
JCBプラチナは初年度から税込27500円の年会費が必要ですが、入会キャンペーンを活用すれば初年度分をまかなえるでしょう。2024年10月1日から2025年3月31日まで開催中のキャンペーンでは、最大64500円のキャッシュバックが受けられます。
2-3-1期間限定新規入会キャンペーン
所定期間内に30万円利用で27500円キャッシュバック
Amazon利用額の20%キャッシュバック(最大30000円)
スマホ決済で20%キャッシュバック(最大3000円)
家族カード入会で最大4000円キャッシュバック
例えば、1枚目は年会費無料の家族カードを1枚発行すると2000円のキャッシュバックが受けられ、Amazonとスマホ決済で127500円を利用すれば25500円のキャッシュバックとなります。家族カードを発行しない場合は、Amazonとスマホ決済を137500円利用すれば27500円のキャッシュバック。入会キャンペーンを利用したJCBプラチナ初年度の損益分岐点は127500〜137500円といえます。
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3JCBプラチナで損益分岐点を超えたいなら特典を活用
通常利用だけでは損益分岐点を超えるのが難しいJCBプラチナをお得に使うなら、豪華な優待特典を活用しましょう。
2-3-2JCBプラチナで損益分岐点を超えたいなら特典を活用
「グルメ・ベネフィット」を複数回使えば元が取れる
「プライオリティ・パス」だけで年会費以上の価値
3-1「グルメ・ベネフィット」を複数回使えば元が取れる
JCBプラチナのグルメ・ベネフィットでは、高級レストランのコース料理を無料で楽しめます。条件は、所定のコースメニューを2名以上で予約すること。本会員か家族会員を含むグループなら、利用期間中に合わせて各店舗1回まで利用できます(本会員が利用した場合、家族会員は同じ店舗では使えません)。
例えば1万円のコース料理なら、3回利用するだけで年会費27500円以上がお得に。2万円のコースでは2回の利用で年会費の元が取れます。グルメ好きの人は簡単に損益分岐点を超えられるため、ぜひ活用してくださいね。
3-2「プライオリティ・パス」だけで年会費以上の価値
JCBプラチナの会員は、世界1700か所以上の空港ラウンジを無料で利用できるプライオリティ・パスに申し込めます。3プランあるプライオリティ・パスの中でも、利用料金が毎回無料になるプレステージランクの通常年会費は469米ドルです。
なお、10回無料利用できるスタンダード・プラスランクでも通常年会費は329米ドル、毎回の利用で35米ドルが必要なスタンダードでも年会費は99米ドルなので、プライオリティ・パスを複数回活用するだけでJCBプラチナの年会費をペイできます。海外を旅する機会が多いなら、プライオリティ・パスのメリットでJCBプラチナの損益分岐点を超えられるでしょう。
4損益分岐点で表せないJCBプラチナのメリット
優秀な特典が豊富なJCBプラチナは、損益分岐点では表せないメリットもあります。グルメ・ベネフィットやプライオリティ・パスと合わせて以下のサービスに魅力を感じる人にも、JCBプラチナがおすすめです。
損益分岐点で表せないJCBプラチナのメリット
オンにもオフにも役立つ「プラチナ・コンシェルジュデスク」
厳選飲食店の予約や上質ホテルの宿泊プランを利用可能
USJのザ・フライング・ダイナソーに優先搭乗できる
記念日や旅行、重要な接待のアレンジには、プラチナ・コンシェルジュデスクが役立ちます。24時間・365日無料で相談や予約代行のお願いができるので、忙しい人にぴったり。ネットで済ませたい人にはアプリで依頼できるデジタルコンシェルジュも便利です。
コンシェルジュ以外でも、JCBスター・ダイニングを使えば厳選された最高峰の飲食店を予約できます※。旅行や出張での宿泊ならJCBプレミアムステイプランを活用するといいでしょう。日本各地の上質な宿泊施設をお得な価格で利用できたり、レイトチェックアウトなどの特典が受けられたりします。
また、JCBプラチナがあれば、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのザ・フライング・ダイナソーに併設されたJCBラウンジを年1回利用可能です。無料ドリンクサービスでゆっくりくつろげる他、ザ・フライング・ダイナソーの優先搭乗もできますよ。
※JCBスター・ダイニングは2025年4月からサービス開始。2025年3月31日までは会員限定サービスのグルメルジュで飲食店を予約できます。
JCBプラチナ

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- 専用のプラチナ・コンシェルジュデスクは24時間365日利用
5JCBプラチナの豪華特典は年会費を超える魅力あり
年会費が税込27500円のJCBプラチナの損益分岐点をふまえると、豪華な特典を活用するのがおすすめです。通常の支払いでしか利用しないならJCBゴールドの方がお得になるため注意しましょう。高級料理が1名分無料になるグルメ・ベネフィット、世界各地の空港ラウンジを無料で利用できるプライオリティ・パスを使えば損益分岐点を超えられます。プラチナならではの優待特典を十分に活かして、ハイクラスなメリットを堪能してくださいね。
執筆者について

MeChoice編集部
MeChoice編集部は、くらしとお金に関するコンテンツ制作を各ジャンルの専門家とともに行い、情報発信を行っています。MeChoiceは株式会社モニクルリサーチが運営しています。