
JALカードSuicaを徹底比較!他のビューカードやゴールドとの違い、魅力をチェック
JALマイルもJRE POINTも貯められる、JALカードSuica。普段Suicaをよく使う人にとって、オートチャージを設定できる利便性も魅力です。
しかし、いざ入会を検討していると、JALカードだけでも種類が豊富でビューカードも他に多数あるため、どれを選べばいいか迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、JALカードSuicaを徹底比較してどんな人におすすめかを解説します。普通・CLUB-A・CLUB-Aゴールドの3種類のJALカードSuicaを比べるだけでなく、他の提携カードやビューカードの特徴もご紹介。
いつもの買い物でマイルが貯まり、毎年初回搭乗ボーナスも獲得できるJALカードSuicaをぜひチェックしていきましょう。
1JALカードSuicaはどんな人におすすめ?
JALカードSuicaは、JALマイルを貯めたい人のなかで、SuicaへのチャージやモバイルSuica定期券の購入などSuicaをよく使う人におすすめです。
モバイルSuicaへのチャージではいつでも1.5%のJRE POINTが付き、モバイルSuica定期券やモバイルSuicaグリーン券では5%還元が受けられます。貯まったJRE POINTはマイルへの交換が可能です。
JALのフライト利用時には、入会搭乗ボーナスや毎年の初回搭乗ボーナスといったボーナスマイルがもらえる点も魅力。JALカードSuicaの普通カードなら年会費が2200円と安いので、飛行機に乗らない時にもSuicaで上手にマイルを貯めたい人は注目してください。
23つのJALカードSuica(普通・CLUB-A・ゴールド)を比較
まずは、3種類のJALカードSuicaの特徴を比較しましょう。
普通カード | CLUB-Aカード | CLUB-Aゴールドカード | |
---|---|---|---|
年会費 | 本会員:2200円 ※初年度無料 家族会員:1100円 ※初年度無料 | 本会員:11000円 家族会員:3850円 | 本会員:20900円 家族会員:8800円 |
国際ブランド | JCB | ||
JRE POINT | オートチャージ・モバイルSuicaへのチャージ:1.5% モバイルSuica定期券・モバイルSuicaグリーン券購入・えきねっと新幹線eチケット:5.0% JRE MALLでの買い物:3.0% 加盟店でのカード提示:1.0% | 入会特典:5000ポイント 利用特典:年間100万円以上利用で5000ポイント(2年目以降) オートチャージ・モバイルSuicaへのチャージ:1.5% モバイルSuica定期券:6.0%還元 モバイルSuicaグリーン券購入・えきねっと新幹線eチケット:10.0% JRE MALLでの買い物:3.0% 加盟店でのカード提示:1.0% | |
ショッピングマイル | 200円につき1マイル ※ショッピングマイル・プレミアム入会で100円につき1マイル | 100円につき1マイル | |
ボーナスマイル | 入会搭乗ボーナス:1000マイル 毎年初回搭乗ボーナス:1000マイル 搭乗ごとのボーナス:フライトマイルの10%プラス | 入会搭乗ボーナス:最大5000マイル 毎年初回搭乗ボーナス:2000マイル 搭乗ごとのボーナス:フライトマイルの25%プラス | |
付帯保険 | 海外・国内旅行傷害保険:最高1000万円 | 海外・国内旅行傷害保険:最高5000万円 | 海外・国内旅行傷害保険:最高5000万円 ショッピング保険:年間300万円限度 |
JALビジネスクラス・チェックインカウンター | - | 利用対象 | |
ビューゴールドラウンジ | - | 利用対象 ※当日東京駅発の新幹線のグリーン車きっぷ、当日東京駅発の特急列車のグリーン車きっぷ、ビューゴールドラウンジご利用券のいずれかが必要 | |
空港ラウンジ | - | 国内の主要空港ラウンジ、ハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港ラウンジが無料 | |
空港免税店での割引 | 5% | 10% | |
追加カード | 家族カード・ETCカード |
2-1陸マイラーのSuicaユーザーには普通カードがぴったり
飛行機に乗らずにマイルを貯めたい陸マイラーなら、JALカードSuicaの普通カードを選びましょう。
初年度の年会費は無料で、2年目以降も元を取りやすい2200円の安さが魅力です。CLUB-Aカードやゴールドカードと同様にモバイルSuicaへのチャージで1.5%の還元が受けられるなど、SuicaユーザーならJRE POINTをお得に貯められます。
貯めたJRE POINTは1500ポイントを500マイルに交換可能ですが、より効率よくマイルを貯めるならショッピングマイル・プレミアムへの入会がおすすめ。
年会費4950円をプラスしてショッピングマイル・プレミアムに入ると、JRE POINT1500ポイントを1000マイルに交換できます。ショッピングマイル・プレミアム会員なら日々の買い物でも100円につき1マイルがもらえるので、使い方に応じて入会を考えましょう。
2-2年1回以上海外旅行に行くならCLUB-Aをチェックしよう
年1回以上は海外旅行に行くなら、JALカードSuica CLUB-Aカードが向いています。入会搭乗ボーナスが最大5000マイルもらえ、2年目以降は毎年の初回搭乗ボーナスとして2000マイルをゲット。
海外・国内旅行傷害保険は最高5000万円と、普通カードに比べてワンランク上の補償が受けられます。
普通カードとは異なり、国際線搭乗時にJALビジネスクラス・チェックインカウンターを利用できるのもメリットです。空港免税店での割引も10%と、普通カードの2倍。年会費は11000円が必要なものの、特に国際線の利用機会が多い人は重宝するでしょう。
2-3新幹線やグリーン車をよく使うならCLUB-Aゴールドに注目
新幹線やグリーン車をよく利用する人がJALカードSuicaを選ぶなら、CLUB-Aゴールドカードに注目してください。
普通カードやCLUB-Aカードとは異なり、モバイルSuicaグリーン券の購入とえきねっとの新幹線eチケットの利用で10.0%もの高還元を受けられます。CLUB-Aゴールドなら、東京駅構内のビューゴールドラウンジが利用対象なのも大きな魅力です。
入会特典や利用特典で5000ポイントを獲得できるのもメリット。ショッピングマイル・プレミアムには自動入会となり、100円につき1マイルが貯まります。
国内の主要空港ラウンジも利用可能で、年間300万円限度のショッピング保険も付帯しているのが特徴です。充実したサービスを求めるならCLUB-Aゴールドカードを選びましょう。
3JALカードSuicaと他の提携カードを比較
ここからは、JALカードSuica普通カードを、他の提携JALカードと比較していきましょう。
JALカードの普通カードには、JALカードSuicaの他に、JAL・Mastercard、JAL・Visaカード、JAL・JCBカード、JAL・JCBカード(ディズニー・デザイン)、JALカード TOKYU POINT ClubQ Visa、JALカード TOKYU POINT ClubQ Mastercard、JALカード OPクレジット、JAL アメリカン・エキスプレス・カードがあります。
JALカード(普通カード)

フライトやショッピングでJALマイルが貯まる
公式サイトで申し込む- 入会後初めての搭乗時にプレゼント
- 毎年初回搭乗ボーナス(入会搭乗ボーナス獲得年の翌年以降、毎年最初の搭乗時にプレゼント)
- 搭乗ごとのボーナスあり
- 機内販売割引(JAL/JTA機内販売商品が10%割引)
- ホテルニッコー & JALシティの割引・特典
- 国内空港店舗・ 空港免税店割引
3-1国際ブランドはMastercard・Visa・JCB・AMEXの4種類
JALカードの普通カードでは、国際ブランドをMastercard・Visa・JCB・AMEXの4種類から選べます。
なお、JALカードSuicaはJCB一択です。JCBブランドでJALカードを発行したいなら、JAL・JCBカード、JAL・JCBカード(ディズニー・デザイン)、JALカード OPクレジットも選択できます。
MastercardがいいならJAL・MastercardかJALカード TOKYU POINT ClubQ Mastercard、VisaがいいならJAL・VisaカードかJALカード TOKYU POINT ClubQ Visa、AMEXがいいならJAL アメリカン・エキスプレス・カードを選んでください。
3-2東急や小田急の利用が多いならそれぞれのカードを選択
JALカード TOKYU POINT ClubQ VisaとJALカード TOKYU POINT ClubQ Mastercardは、東急グループでマイルもポイントもお得に貯められるJALカードです。
SuicaやJR東日本の駅ビルよりも東急線や東急百貨店などの利用が多いなら、JALカードSuicaではなくJALカード TOKYU POINT ClubQが向いています。
また、小田急線や小田急百貨店などをよく使う人なら、JALカード OPクレジットがおすすめです。
JALカードSuicaがお得なのか、JALカード TOKYU POINT ClubQやJALカード OPクレジットがいいのかは、どこでポイントを効率よく貯められるかで判断しましょう。
3-3JALカードSuica以外はタッチ決済に対応
JALカードの普通カードのうち、JALカードSuica以外はタッチ決済に対応しています。
JALカードSuicaはSuica電子マネー機能を利用できますが、タッチ決済はできないため注意してください。
どうしてもタッチ決済対応が外せない条件の人は、JALカードSuica以外のJALカードを検討してみましょう。
4JALカードSuicaと他のビューカードとを比較
最後に、ビューカードであるJALカードSuicaが、同じビューカードのJREカードやビックカメラSuicaとどう違うのかも比較してみましょう。
4-1駅ビルやエキナカでポイントを貯めたいならJREカード
JALカードSuicaと同様に、JREカードもJRE POINTを貯められます。駅ビルやエキナカのJREカード優待店や、ルミネ・ニュウマン・JRE MALLで最大3.5%の還元を受けられる点が魅力です。
しかし、JREカードで貯めたJRE POINTをJALマイルに交換することはできません。いつもの買い物やSuicaの利用で貯めたポイントを特典航空券に交換したいと考えているなら、JALカードSuicaを選んでください。
4-2年会費無料で持ちたいならビックカメラSuicaが狙い目
年会費無料でSuicaにオートチャージできるビューカードを持ちたいなら、ビックカメラSuicaが狙い目です。2年目以降の年会費は524円ですが1円以上の利用で無料になるため、コストを抑えて活用できます。
ビックカメラSuicaカードならビックポイントを経由してマイルに交換が可能ですが、レートが低い点に注意しましょう。JRE POINT1000ポイントはビックポイント1000ポイントに交換でき、ビックポイントは4000ポイントをJALの1000マイルに交換可能です。
一方、JALカードSuicaならショッピングマイル・プレミアムに入会していなくてもJRE POINT1500ポイントを500マイルに、入会していればJRE POINT1500ポイントを1000マイルに交換できます。
マイルを貯めたいSuicaユーザーはぜひJALカードSuicaに注目してくださいね。
5JALカードSuicaで空でも陸でもマイルを貯めよう
Suicaの利用やいつもの買い物がマイル獲得につながる、JALカードSuica。まずは、年会費2200円で気軽に持ちやすい普通カードを要チェックです。
年1回以上海外旅行に行く人はCLUB-Aカード、新幹線やグリーン車をよく使う人ならCLUB-Aゴールドカードも比較してみましょう。空でも陸でも上手にマイルを貯めてくださいね。
