auじぶん銀行カードローンの在籍確認は必ずある？実施のタイミングや方法も解説

契約までスマホで完結するネット銀行、auじぶん銀行カードローン。au IDを持っていると金利優遇が受けられたり、コンビニATMにて手数料無料で利用できたりとメリットがたくさんあります。

しかし、「電話での在籍確認なしで借りられる？」「職場に電話がかかってきたらカードローンの利用がバレない？」などと在籍確認に不安を感じている人もいるでしょう。

そこで今回は、auじぶん銀行カードローンの在籍確認について詳しく解説します。実施のタイミングや方法はもちろん、契約までスムーズに進めるコツもご紹介しますので、ぜひ最後までチェックしてください。

1auじぶん銀行カードローンとは？

auじぶん銀行カードローンは、auじぶん銀行が提供する銀行系カードローンサービスです。銀行金利ならではの安心金利を謳っており、通常金利は年1.48～17.5％。利用限度額は10～800万円で、利用限度額によって適用金利が変動します。

au IDを持っていると、最大年0.5％の金利優遇を受けられるのも大きな特徴。誰でもコースで年0.1％優遇、他の金融機関のカードローン残高を一本化できる借り換えコースで年0.5％の優遇が受けられます。au IDはauユーザー以外でも利用できるので、幅広い層におすすめです。

返済額は月1000円～と少額に設定されており、自分のペースで利用可能。スマホ・パソコンで24時間申し込みができたり、コンビニの提携ATMにて利用時間・利用回数を問わず手数料無料で利用できたりと、利便性にも優れています。

公式サイトによると、auじぶん銀行カードローンの申し込み条件は以下の3つです。1つでも該当しないと対象外になるので、まずは事前によく確認しましょう。

• ご契約時の年齢が満20歳以上70歳未満のお客さま

• 安定継続した収入のあるお客さま（自営、パート、アルバイトを含みます）

• 保証会社であるアコム（株）の保証を受けられるお客さま

※外国籍のお客さまは永住許可を受けている場合に対象となります。

2そもそもカードローンの在籍確認とは？

そもそもカードローンの在籍確認とは、申込者が申告した勤務先に本当に在籍しているかを確認する審査プロセスのこと。申込者に返済能力があるか判断するために、カードローン会社が実施します。

方法は、電話や書類提出が一般的。多くのカードローン会社は、勤務先への電話連絡によって実施していますが、書類提出のみで完了するところもあります。

2-1①auじぶん銀行カードローンは原則電話での在籍確認を実施

第一に気になる在籍確認の方法ですが、公式サイトによるとauじぶん銀行カードローンは、原則として電話での在籍確認を実施しています。公式サイトに「ご登録いただいた勤務先へご連絡させていただきます」と明記されているため、勤務先に電話が来ると覚えておきましょう。

なお、電話連絡は正社員・派遣社員・アルバイト・個人事業主といった雇用形態を問わずに実施されます。原則として電話連絡は避けられないので、絶対に誰にも知られずに借りたいという人は慎重に判断しましょう。

2-2②auじぶん銀行カードローンは在籍確認があっても周りにバレにくい！

電話での在籍確認を行っているauじぶん銀行カードローンですが、周囲にバレないような配慮をしっかり行っています。周囲にバレるのが心配な人も利用しやすいでしょう。

2-2-1②-1　「銀行名」で連絡あり。事前問い合わせで「個人名」での連絡に変更可能

auじぶん銀行カードローンは基本的に「銀行名（auじぶん銀行）」で電話連絡を行っていますが、事前に問い合わせをすれば「個人名」での連絡に変更できます。第三者が出た際にバレるのが心配な人は、auじぶん銀行ローンセンター（0120-926-603）に問い合わせましょう。

ただし、申し込みから在籍確認までかなりスピーディに進む可能性も。時間を空けると問い合わせをする前に勤務先に電話がかかってきてしまう可能性があるので、申し込み後すぐに行ってください。

2-2-2②-2　プライバシーにしっかり配慮。電話の内容は第三者に明かされない

銀行名で電話がかかってきても、プライバシーにはしっかり配慮されているため、周囲にカードローンの利用がバレる可能性は低いでしょう。たとえば公式サイトでは、申込者以外の第三者が電話に出た際に、じぶんローンに関する内容について話すことは一切ないと明記しています。

そのほか心配な点があれば、申込後にauじぶん銀行ローンセンターに問い合わせて相談することも可能です。電話が来る前に不安な点について相談できるので、安心感を持って利用しやすいでしょう。

2-3③在籍確認をスムーズに終わらせる方法をチェックしよう

できるだけスムーズに契約できるように、在籍確認をする際の注意点やコツを押さえておきましょう。

2-3-1③-1　代表番号ではなく、直通番号を申告しよう

カードローンに申し込む際は、勤務先の代表番号ではなく直通番号を申告するのがおすすめ。代表番号でも基本的には問題はないものの、プライバシー保護の観点から在籍確認ができないときや、規模が大きすぎて把握しきれていない可能性があります。

支社や部署直通なら自分で電話に出られる可能性も高まるので、バレ対策としても効果的です。複数番号があるなら、自分が出やすいものを選んで申告するとよいでしょう。

2-3-2③-2　派遣社員は派遣会社の担当者が所属する部署の番号を申告するのがおすすめ

派遣社員の場合、雇用主である派遣元に在籍確認が行われるのが一般的です。ただし、派遣会社の代表番号で申告すると、派遣社員の数が多く在籍確認に時間がかかる可能性があります。

そのため、派遣会社の担当者が所属する部署の番号を申告するとよいでしょう。できるだけ小規模なところに電話が来るようにしておけば、スピーディに在籍確認が進められる可能性が高まります。

とはいえ、派遣会社によっては個人情報保護の観点などから在籍確認に対応していない場合も。不安があるときは、あらかじめauじぶん銀行ローンセンターに問い合わせてみてください。

2-3-3③-3　早く借りたいなら平日の午前中に申し込もう

auじぶん銀行ローンセンターでできるだけ早く借りたい人は、平日の午前中に申し込むのがよいでしょう。申し込むタイミングが夜や休日だと、勤務先への電話がつながらず、在籍確認できるのが翌日や翌週になってしまいます。

auじぶん銀行ローンセンターにこだわらないなら、書類のみで在籍確認を実施しているところを探すのも手。最短数分で融資を行っているところもありますよ。急な出費にも対応しやすいでしょう。

2-4④在籍確認は本審査のタイミングで実施。流れを見ておこう

在籍確認のタイミングを把握して、心構えや準備をしておくことも重要です。申し込みから審査、利用開始までの流れを確認してみましょう。

まずはネットで申し込みをします。auじぶん銀行ローンセンターは来店不要で24時間いつでも申し込みが可能です。氏名や生年月日、勤務先などの個人情報を入力し、指定された書類をアップロードします。

申し込みが完了したら、審査が実施されます。勤務先に電話での在籍確認が行われるのもこのタイミングです。審査では、属性情報のスコアリングと信用情報の調査も行われ、一定の基準をクリアしていて返済能力があるかを確認されます。

その後は、Eメールまたは電話で審査結果の連絡を受け、見事通過していれば契約内容を確認して手続きは完了です。ATMから借り入れたいならローンカードが手元に届くまで1週間ほどかかりますが、振込なら最短で契約した当日に借り入れができます。

なお、公式サイトによると申し込みに必要な書類は以下の通りです。

●auじぶん銀行口座を持っている人

本人確認書類　1点

●auじぶん銀行口座を持っていない人

【A】か【B】いずれかを選択

【A】運転免許証によるカンタン本人確認

【B】本人確認書類　2点

本人確認書類

• 運転免許証（おもて面・うら面）運転経歴証明書も可

• 健康保険証（おもて面・うら面）、資格確認書（おもて面・うら面）

• （2025年12月2日より健康保険証は本人確認書類としてご利用できなくなります）

• 個人番号カード（マイナンバーカード）（おもて面）

• （通知カードは不可）

• パスポート

• 住民基本台帳カード（おもて面・うら面）（顔写真付きで共通ロゴマーク、QRコード付）

借り入れ上限額が60万円以上の場合は下記の収入証明書類1点も必要です。

• 源泉徴収票（直近分）

• 住民税決定通知書（直近分）

• 地方公共団体が発行する所得（課税）証明書（直近分）

• 給与明細書（直近分）

• 確定申告書の控え＜個人事業主のとき＞（直近分）

3電話での在籍確認なしで借りられるところはある？

どうしても勤務先に電話がかかってくることを避けたいなら、消費者金融カードローンの利用を検討しましょう。プロミス・アイフル・アコムといった大手消費者金融では、原則として電話での在籍確認を実施しておらず、電話連絡が必要な場合も事前に同意を求められます。

基本的には本人確認書類や収入証明書などの書類提出で在籍確認が完了するので、バレにくさは銀行系やクレジット・信販系のカードローンより優れているでしょう。

しかし、消費者金融は金利が高い傾向がある点に注意が必要。手軽に借りられるからといって気軽な気持ちで借りてしまうと、返済総額が思った以上に膨らんでしまうということも珍しくありません。

たとえば、金利18.0％で50万円借り入れ、毎月15000円返済すると、利息総額は約20万円にもおよびます。返済期間が長引くほど払っても完済できないという状況に陥りやすいので、慎重な検討が必要です。