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つみたてNISAの銘柄はいくつ買うべき?おすすめの投信の組み合わせも紹介【元機関投資家・CFP監修】PR

つみたてNISAの銘柄はいくつ買うべき?おすすめの投信の組み合わせも紹介【元機関投資家・CFP監修】

NISA
監修者:
柴沼 直美

つみたてNISAで運用する銘柄は基本的に1つで十分です。

ただし、複数の銘柄を購入することに意味がない訳ではありません。

リスク分散やより高いリターンを狙えるなど、銘柄の組み合わせによってはより効果的に運用することが可能です

しかし、やみくもに複数銘柄を購入しても、大きな効果が得られないどころか、無駄な手数料を支払うことになりかねないため、複数銘柄を購入するメリットや効果的な組み合わせを理解しておくことが重要です。

この記事では「つみたてNISA」で複数銘柄を購入するメリットや複数銘柄購入する際のおすすめの組み合わせなどを紹介します

つみたてNISAのおすすめ銘柄組み合わせ3選をすぐに確認したい方はこちら
つみたてNISAでの複数銘柄運用におすすめの証券会社2選をすぐに確認したい方はこちら

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この記事を読んでわかること
  • つみたてNISAで複数銘柄購入するメリット
  • つみたてNISAの銘柄の選び方とおすすめ銘柄6選
  • つみたてNISAのおすすめ銘柄組み合わせ3選
  • つみたてNISAでの複数銘柄運用におすすめの証券会社2選
柴沼 直美監修者

柴沼 直美CFP®/1級FP技能士

CFP、1級ファイナンシャル・プランニング技能士。大学卒業後、日本の生命保険会社で保険営業と保全業務に就いたのち渡米、米国で国際経営学修士(ファイナンス)を修得。外資系証券会社・投資顧問会社にてセクターアナリスト・ファンドマネジャーに従事したのち出産・育児・親の介護から独立し、フリーでファイナンシャル・プランナー・講師として活動。

1つみたてNISAで複数銘柄購入するメリット

ここでは、つみたてNISAで複数の商品を運用することのメリットとして、以下の2つのポイントを紹介します。

この章の目次

  1. リスクの分散性をより高めることができる

  2. 資金を「攻め」と「守り」に分けて運用できる

1-11. リスクの分散性をより高めることができる

つみたてNISAの対象銘柄は長期・積立・分散投資に適した投資信託です。

投資信託とは、投資のプロが投資家の代わりに資金の運用を代行する金融商品であり、その多くは様々な資産や地域に分散投資を行っているため、投資初心者であってもリスクを抑えた資産運用が可能となっています

img_1d4dcdcb829825b8fe5cff2b7a278143152246-2出所:MeChoice編集部作成

このように投資信託は1本の商品でも十分にリスク分散できますが、その一方で複数銘柄を購入することによって、よりリスク分散の効果を高めることも可能です

例えば、全世界株式*1の商品をベースに、先進国債券に投資する商品も運用するなど、さまざまな組み合わせが考えられます。

【解説】株式と債券の値動きの関係
  • 株式と債券は一般的に同じ状況に対して、逆の値動きを示す傾向があります。株価が上昇すれば債券価格が下落し、債券価格が上昇すれば株価は下落します。

*1…全世界の株式に投資する投資信託商品

1-22. 資金を「攻め」と「守り」に分けて運用できる

資金を「攻め」と「守り」に分けて運用できる点もつみたてNISAで複数銘柄を運用するメリットです(コア・サテライト運用)。

1-2-1コア・サテライト運用とは

例えば、「守りの資金(コア)」で値動きの安定したインデックス型の投資信託(インデックス投信)を運用し、「攻めの資金(サテライト)」でハイリスク・ハイリターンなアクティブ型の投資信託(アクティブ投信)を運用すれば、資産の防衛と高リターンの両方を実現することが可能となります

img_3f8c1538863e610a43906c908cc3dafb160773出所:MeChoice編集部作成

1-2-2インデックス型投資信託(インデックス投信、インデックスファンド)とは

ちなみに、インデックス投信とは日経平均株価などの指数に値動きが連動することを目指す投資信託です。投資対象銘柄が多くなることからより効果的にリスクを抑えながら一定のリターンを獲得する運用を期待できます。

関連記事:

1-2-3アクティブ型投資信託(アクティブ投信、アクティブファンド)とは

一方、アクティブ投信は、投資のプロであるファンドマネージャーが銘柄を厳選して投資するため、ハイリスクハイリターンな運用を期待できます。

2【つみたてNISA】金融商品のメリット&リスク(リターン)比較表

つみたてNISAの投資信託は、投資対象によって以下のようなジャンル分けが可能です。

 

概要

メリット

国内株

日本企業の株式に投資する銘柄

・日本経済に興味関心が持てる

先進国株

先進国(アメリカ、イギリスなど)の企業の株式に投資する銘柄

・日本株よりも高いリターンが期待できる
・新興国に比べて経済が安定しており、株式市場の安全性が高い

全世界株

全世界の株式市場の動きを捉えることを目指して運用される銘柄

・先進国と成長が期待される新興国の両方に投資できる
・世界経済の成長に応じて資産を増やせる
・国や地域を分散することでカントリーリスク*2を抑えられる

新興国株

経済が発展途上にある国の企業の株式に投資できる銘柄

・今後の経済発展が見込めることから、市場の大きな成長(ハイリターン)が期待できる

複合資産
(バランス型)

国内株や外国株だけでなく、債券や不動産などに分散投資できる銘柄

・資産及び地域を分散した投資でリスクを抑えられる

*2…投資先の国における政治・経済等の状況変化に起因する、資産価格の変動可能性(クーデーター・急激なインフレ・災害など)。

また各投資信託のリスクとリターンのイメージは下図のようになります。

img_d36b4bad7e1f39b90bb2d9689e6e55a5141251出所:MeChoice編集部作成

このイメージから分かるように、投資商品のリスクとリターンは比例関係にあるため、安易にハイリターンな商品に手を出すべきではありません

まずは金融庁の資産運用シミュレーションなどを活用して必要なリターンを計算しましょう。毎月の積立額や目標金額、投資期間などの想定を入力することで、必要な想定利回り(リターン)をはじき出すことができます。

投資信託の成績(過去のリターン)は証券会社のHPなどで確認可能なので、必要なリターンに近い成績を出している投資信託に注目して商品を検討するようにしましょう

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3つみたてNISAの銘柄選びの3つのポイント

つみたてNISAの銘柄を選ぶ際には、3つのポイントを確認しましょう。人気や評判だけで銘柄を選ぶと、運用を始めてから後悔することになりかねません。

運用開始前に次の3つのポイントを確認しておけば、銘柄選びに失敗して後悔するのを防ぐことができるでしょう。

1-2-4この章の目次

  1. 信託報酬が0.2%以下の銘柄を選ぶ

  2. 純資産額が1000億円以上の銘柄を選ぶ

  3. 1本目はインデックス型の投資信託を選ぶ

3-11. 信託報酬が0.2%以下の銘柄を選ぶ

つみたてNISAの銘柄を選ぶ際には、信託報酬に注目しましょう。

信託報酬とは運用会社が投資信託を運用・管理するためにかかる費用です。

信託報酬は銘柄を保有している間毎日発生するため、信託報酬が低い銘柄を選ぶことでコストを抑え、投資リターンを高めることが可能です。

目安としては、信託報酬が年率0.2%以下の銘柄をおすすめします

3-22. 純資産額が1000億円以上の銘柄を選ぶ

つみたてNISAの銘柄選びでは、純資産額もチェックすべき要素の1つです。

純資産額とは基準価額(投資信託の値段)×受益権口数(全投資家の保有口数の合計)で求められる金額で、株式で言うところの時価総額にあたります。

純資産額が1000億円以上の銘柄は、多くの投資家から支持されており、信頼性が高い銘柄といえます

また、純資産額が多いということは運用資金に余裕があることを意味するので、以下のメリットも期待できるでしょう。

  • (資金に余裕があるためファンドが)十分な分散投資を行える

  • (純資産総額に占める)経費率の割合が少なく済むなど、繰り上げが償還*3されにくい条件が整っている

  • (信託報酬の絶対額が多くなるため)運用会社が十分な運用体制を敷くことができる

投資信託の純資産額は各証券会社のHP等で確認できます。

*3…予定よりも早くファンドが運用を終了すること

3-33. 1本目はインデックス型の投資信託を選ぶ

つみたてNISAで運用する1本目の投資商品には、インデックス型の投資信託をおすすめします。

インデックス型とは、日経平均株価やNYダウなどの指数に連動した値動きを目指す運用スタイルのことです。

市場の動きに連動した値動きを目指す関係上、数多くの銘柄に投資することから分散効果が高く、リスクを抑えた運用が可能となっています

また、運用会社が独自の投資戦略に基づいて運用を行うアクティブ型と比べると手数料が低く設定されていることも魅力です。

4つみたてNISAにオススメの投資信託6選!

「つみたてNISAでどの商品を運用すれば良いのかわからない…」

つみたてNISAを始めようと思っているものの、このような悩みから利用に踏み切れていない方も多いでしょう。

ここではつみたてNISAで運用できるオススメの投資信託6選を紹介していきます。ぜひ商品選びの参考にしてください。

4-11. eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)

項目

内容

騰落率(期間収益率)

+37.9%(過去3年)

ベンチマーク

MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本、配当込み、円換算ベース)

信託報酬率

0.114%

投信会社名

三菱UFJ国際投信

価格(1万口当たり)

1万6151円

純資産総額

1884.44億円

非課税制度

NISA・iDeCo

主な取扱金融機関(NISA)

・SBI証券
・楽天証券
・松井証券
・マネックス証券
・auカブコム証券

主な取扱金融機関(iDeCo)

・SBI証券(セレクトプラン)
・松井証券

eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)は主に、海外の株式へ投資を行っている投資信託です。

MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本、配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果を目指す商品となっています。

MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスは、先進国23カ国と新興国24カ国の大型株・中型株で構成されている指数です。

そのため世界の幅広い地域に投資し、その成長の利益を受けたい人が検討すべき投資信託となっています。

※本商品に関する信託報酬の記述は、eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)の「交付運用報告書(作成対象期間:2021年4月27日~2022年4月25日)」をもとに、それ以外の数値データについては「月次レポート( 2022年12月30日現在)」をもとに作成しています。

関連記事:

4-22. 楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全世界株式))

項目

内容

騰落率(期間収益率)

+35.4%(過去3年)

ベンチマーク

FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)

信託報酬率

0.132%

投信会社名

楽天投信投資顧問

価格(1万口当たり)

1万5638円

純資産総額

2226.23億円

非課税制度

NISA・iDeCo

取扱金融機関(NISA)

・SBI証券
・楽天証券
・松井証券
・マネックス証券
・auカブコム証券

取扱金融機関(iDeCo)

・楽天証券
・松井証券

FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)をベンチマークとし、全世界の株式市場に連動した値動きを目指す投資信託です。

世界最大級の運用会社であるバンガードが運用する、下記の上場投資信託証券(ETF)を主要投資対象としています。

ファンド名

実質的な主要投資対象

運用の基本方針

バンガード®・トータル・ワールド・ストックETF

全世界株式

FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスに連動する投資成果を目指す

バンガード®・トータル・ストック・マーケットETF

米国株式

CRSP USトータル・マーケット・インデックスに連動する投資成果を目指す

バンガード®・トータル・インターナショナル・ストックETF

全世界株式(除く米国)

FTSEグローバル・オールキャップ・(除く米国)インデックスに連動する投資成果を目指す

※2022年7月末現在
※「楽天・全世界株式インデックス・ファンド 愛称:楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)」投資信託説明書(交付目論見書)の情報を元に作成

全世界の株式へ投資し、世界経済が成長する際の利益を受け取りたい方にオススメです。

※本商品に関する信託報酬・ベンチマークの記述は、楽天・全世界株式インデックス・ファンド<愛称:楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)> の「交付運用報告書(作成対象期間:2021年7月16日~2022年7月15日)」をもとに、それ以外の数値データについては「月次レポート(作成基準日:2022年12月30日)」をもとに作成しています。

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4-33. eMAXIS Slim先進国株式インデックス

項目

内容

騰落率(期間収益率)(過去3年)

+42.6%

ベンチマーク

MSCIコクサイ ・インデックス(配当込み、円換算ベース)

信託報酬率(税込)

0.10%

投信会社名

三菱UFJ国際投信

基準価額(1万口あたり)

1万9021円

純資産総額

3692.18億円

非課税制度

NISA・iDeCo

取扱金融機関(NISA)

・SBI証券
・楽天証券
・松井証券
・マネックス証券
・auカブコム証券

取扱金融機関(iDeCo)

・SBI証券(セレクトプラン)
・松井証券
・マネックス証券

eMAXIS Slim先進国株式インデックスは、MSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース)をベンチマークとし、日本を除く先進国の株式市場に連動する値動きを目指す投資信託です。

アメリカ、イギリス、オランダ、フランスなどの、世界主要国の株式を主な投資対象しており、ハイリスク・ハイリターンな新興国株式が含まれていない点が特徴となっています。

株式投資を先進国株式中心で運用したい方に向いているといえるでしょう。

※本商品に関する信託報酬の記述は、eMAXIS Slim 先進国株式インデックスの「交付運用報告書(作成対象期間:2021年4月27日~2022年4月25日)」をもとに、それ以外の情報については「月次レポート( 2022年12月30日現在)」をもとに作成しています。

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4-44. ニッセイ 外国株式インデックスファンド

項目

内容

リターン(過去5年の平均利回り)

+42.5%(3年)

ベンチマーク

MSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース)

信託報酬率(税込)

0.103%

投信会社名

ニッセイアセットマネジメント

基準価額(価格)

2万5137円

純資産総額

4134億円

非課税制度

NISA・iDeCo対応

取扱金融機関(NISA)

・SBI証券
・楽天証券
・松井証券
・マネックス証券
・auカブコム証券

取扱金融機関(iDeCo)

SBI証券(セレクトプラン)

ニッセイ 外国株式インデックスファンドは、MSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース)をベンチマークとし、日本を除く先進国の株式市場に連動する値動きを目指す投資信託です。

アメリカを中心に、先進国各国へも投資したい方が検討すべき投資信託といえるでしょう。

※本商品に関する信託報酬の記述は、<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドの「交付運用報告書(作成対象期間:2020年11月21日~2021年11月22日)」をもとに、それ以外の数値データについては「月次レポート(作成基準日 : 2022年12月30日)」をもとに作成しています。

関連記事:

4-55. SBI・V・S&P500インデックス・ファンド(SBI・V・S&P500)

項目

内容

騰落率(過去3年)

+43%

ベンチマーク

S&P500指数(円換算ベース)

信託報酬率(税込)

0.0938%程度

投信会社名

SBIアセットマネジメント

基準価額(価格)

1万6344円

純資産総額

7217.57億円

非課税制度

NISA

取扱金融機関(NISA)

・SBI証券
・松井証券
・マネックス証券
・auカブコム証券

「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド(SBI・V・S&P500)」は、S&P500指数(円換算ベース)に連動した投資成果を目指す投資信託です。

S&P500は株価指数の1つで、米国を代表する500社の時価総額をもとに算出されています。

構成銘柄は、アップルやマイクロソフト、テスラ、アマゾン、バークシャー・ハサウェイなど。

アメリカの市場の動きを反映した指数となっており、500社で米国株式市場における時価総額の約80%がカバーされています。

本投資信託は、アメリカへの投資を行いたい人が検討すべき商品といえるでしょう。

※本商品の数値データはSBI証券HPのデータに基づきます(2023年1月20日時点)

4-66. SBI・V・全米株式インデックス・ファンド(SBI・V・全米株式)

項目

内容

騰落率(設定来)

+4.34%

ベンチマーク

CRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース)

信託報酬率(税込)

0.0938%程度

投信会社名

SBIアセットマネジメント

基準価額(価格)

1万434円

純資産総額

1216.25億円

非課税制度

NISA

取扱金融機関(NISA)

SBI証券

SBI・V・全米株式インデックス・ファンド(SBI・V・全米株式)は、CRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース)に連動した投資成果を目指す投資信託です。

CRSP USトータル・マーケット・インデックスは、米国株式市場の動きを捉えることを目指した、時価総額加重平均型の株価指数で、約4000銘柄から構成されています。

アメリカで投資可能な銘柄のほぼ100%をカバーしており、米国全体の経済に投資したい方に向いています

※本商品の数値データはSBI証券HPのデータに基づきます(2023年1月20日時点)

関連記事:

5おすすめ銘柄の組み合わせ方3選(ポートフォリオ)

つみたてNISAの銘柄を組み合わせるなら、ここで紹介する3つのパターンを参考にしてください。

いずれも資金を「守りの資金(コア)」と「攻めの資金(サテライト)」に分けて運用する「コア・サテライト運用」を前提としていますので、まずは資金を分けてみることから始めてみましょう。

4-6-1この章の目次

  1. 先進国株式(守り)×アクティブ投信(攻め)

  2. 全世界株式(守り)×アクティブ投信(攻め)

  3. 【ハイリターン狙い向け】インデックス型投信(新興国)×アクティブ型投信

※「つみたてNISAの複数銘柄運用におすすめの証券会社2選」で紹介している証券会社なら、本章で紹介しているすべての投資信託を取り扱っています。

5-11. 先進国株式(守り)×アクティブ投信(攻め)

「先進国株式×アクティブ投信」の組み合わせは、カントリーリスクの低い先進国株式の安定成長をベースに、アクティブ投信で厳選された銘柄によってポートフォリオの収益性を上乗せできるのが魅力です。

例えば、「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」×「キャピタル世界株式ファンド(DC年金つみたて専用)」の組み合わせが良い例でしょう。

 

eMAXIS Slim先進国株式インデックス

キャピタル世界株式ファンド(DC年金つみたて専用)

騰落率(期間収益率)(過去3年)

+42.6%

+64.59(非年率)
※税引前分配金を再投資した場合の理論上の数値

ベンチマーク

MSCIコクサイ ・インデックス(配当込み、円換算ベース)

なし

信託報酬率(税込)

0.10%

1.078%

基準価額(1万口あたり)

1万9021円

2万3413円

純資産総額

3692.18億円

373.8億円

取扱金融機関(NISA)

・SBI証券
・楽天証券
・松井証券
・マネックス証券
・auカブコム証券
など

・楽天証券
・松井証券
など

※キャピタル世界株式ファンド(DC年金つみたて専用)の信託報酬はキャピタル・グループ「投資信託説明書(交付目論見書) 2022年11月18日」より引用。また、その他のデータはキャピタル・インターナショナル株式会社「キャピタル世界株式ファンド(DC年金つみたて専用)確定拠出年金向け説明資料」より引用しています。

「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」は、MSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース)をベンチマークとしたインデックス型投資信託です。対象となるベンチマークは日本を除く先進国22カ国(アメリカ、フランスなど)の大・中型株1300銘柄より構成されています。

先進国の株式市場は新興国と比べるとカントリーリスクが低く、安定成長が見込める点に魅力があります

一方、「キャピタル世界株式ファンド(DC年金つみたて専用)」は「キャピタル世界株式マザーファンド」を通じて世界各国の株式に投資するアクティブファンドです。

投資対象の99.7%*4を占める「ニューパースペクティブ・ファンド」は高い分散性を図ることで中長期的な安定運用を目指す投資信託で、5年間の期間収益率*4*5*6は87.21%を誇ります。組入銘柄の上位にはマイクロソフトやテスラ、アストラゼネカ、ネスレなどが名を連ねています*4。

*4…各データはキャピタル・インターナショナル株式会社「キャピタル世界株式ファンド(DC年金つみたて専用)確定拠出年金向け説明資料」を参考にしています。
*5…非年率
*6…税引前分配金を再投資した場合の理論上の数値

関連記事:

5-22. 全世界株式(守り)×アクティブ投信(攻め)

「全世界株式×アクティブ投信」は、インデックス投信で世界各国の株式に分散投資することでカントリーリスクへ対応しつつ、アクティブ投信で高いリターンを目指すポートフォリオになります。

良い例として「楽天・全世界株式インデックス・ファンド×キャピタル世界株式ファンド(DC年金つみたて専用)」が挙げられるでしょう。

「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」は、世界70カ国の株式市場をカバーした値動きを示す「MSCIオールカントリー・ワールド・インデックス」に値動きを連動させることを目指す投資信託です。実質的に世界中の銘柄に分散投資できることから安定運用が期待できます

一方、「キャピタル世界株式ファンド(DC年金つみたて専用)」はグローバルな調査力などを武器に優良銘柄を厳選して運用するアクティブファンドです。ハイリスクではありますが、その分高いリターンを期待することができます

 

楽天・全世界株式インデックス・ファンド

キャピタル世界株式ファンド(DC年金つみたて専用)

騰落率(期間収益率)(過去3年)

+35.4%

+64.59%(非年率)
※税引前分配金を再投資した場合の理論上の数値

ベンチマーク

FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)

なし

信託報酬率(税込)

年率0.132%

年率1.078%

基準価額(1万口あたり)

1万5638円

2万3413円

純資産総額

2226.23億円

373.8億円

取扱金融機関(NISA)

・SBI証券
・楽天証券
・松井証券
・マネックス証券
・auカブコム証券
など

・楽天証券
・松井証券
など

関連記事:

5-33. 【ハイリターン狙い向け】インデックス型投信(新興国)×アクティブ型投信

「インデックス型投信(新興国)×アクティブ型投信」の組み合わせはインデックス・アクティブの両方でハイリターンを目指すためのものです

新興国は比較的リスクの低いインデックス投信の中でもハイリターンが狙える投資商品です。新興国(インドや中国など)はカントリーリスクが先進国に比べて高いため、分散投資を実行できるインデックス投信で購入することでリスクの低減を期待できる点も「インデックス型投信(新興国)」の魅力といえるでしょう。

おすすめの組み合わせ例は「eMAXIS Slim新興国株式インデックス×キャピタル世界株式ファンド(DC年金つみたて専用)」です。

 

eMAXIS Slim先進国株式インデックス

キャピタル世界株式ファンド(DC年金つみたて専用)

騰落率(期間収益率)(過去3年)

+24.3%

+64.59%(非年率)
※税引前分配金を再投資した場合の理論上の数値

ベンチマーク

MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み、円換算ベース)

なし

信託報酬率(税込)

年率0.187%

年率1.078%

基準価額(1万口あたり)

1万2372円

2万3413円

純資産総額

1008.2億円

373.8億円

取扱金融機関(NISA)

・SBI証券
・楽天証券
・松井証券
・マネックス証券
など

・楽天証券
・松井証券
など

※本商品(eMAXIS Slim新興国株式インデックス)に関する信託報酬の記述は、eMAXIS Slim新興国株式インデックスの「交付運用報告書(作成対象期間:2021年4月27日~2022年4月25日)」をもとに、それ以外の情報については「月次レポート(2023年2月28日現現在)」をもとに作成しています。

「eMAXIS Slim新興国株式インデックス」は、「MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み、円換算ベース)」と値動きが連動することを目指す投資信託です。

同インデックスは中国、台湾、インド、韓国といった新興国24カ国の株式銘柄により構成されており、カバー国の株式市場の値動きを反映しています。

投資先

割合

中国

31.3%

インド

15.3%

台湾

13.8%

韓国

10.7%

ブラジル

5.8%

サウジアラビア

4.8%

南アフリカ

3.5%

メキシコ

2.2%

インドネシア

2.2%

その他

10.4%

2022年9月末現在

幅広い新興国の銘柄に分散投資ができることから、カントリーリスクへの対応という観点からも十分な投資信託といえるでしょう

また、信託報酬*7が「つみたてNISA」で運用可能な「インデックス型投信(新興国)」としては最安となる0.66%であることも魅力的です。

*7…投資信託の保有額に対して毎日かかる手数料。つみたてNISAのインデックス投信(投資先を内外とするもの)は年率0.75%以下
※投資国及び割合のデータは「eMAXIS Slim 新興国株式インデックス(2023年1月25日使用開始)の投資信託説明書)」より

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6つみたてNISAの複数銘柄運用におすすめの証券会社2選

つみたてNISAで投資信託を運用するには証券口座が必要になります。しかし、開設できる金融機関の多さから「どの会社で証券口座を開設すれば良いのかわからない」と悩んでいる方も多いでしょう。

そこでここではつみたてNISAの複数銘柄運用におすすめの証券会社2選をお届けします。ぜひ証券口座選びの参考にしてください。

※本記事で紹介している証券会社は「おすすめ銘柄の組み合わせ方3選(ポートフォリオ)」の章で紹介しているすべての銘柄を取り扱っています。

6-11. 楽天証券

項目

内容

国内株手数料

0円から

米国株手数料

約定代金の0.45%(税込0.495%)

IPO取扱銘柄数(2022年)

65

米国株の銘柄数

4960銘柄

独自サービス

楽天カードを使って投信積立を行うと最大還元率は1%

口座開設実績

800万口座

楽天証券は、NISA口座開設数*8及びiDeCo新規加入者数*9で、3年連続ナンバーワンに輝いた人気証券会社です

楽天経済圏の強みを活かした証券口座であるため、楽天グループのサービス利用者の方にはとくにオススメです。

たとえば、投信積立で楽天カードを利用すれば、最大1%の還元率で楽天ポイントが貯まります。

また、楽天証券と楽天銀行の口座連携サービス「マネーブリッジ」に登録すれば、楽天銀行の普通預金金利が最大年0.1%に上昇します。

*8…主要ネット証券5社比較(SBI証券・楽天証券・松井証券・auカブコム証券・マネックス証券)
*9…主要運営管理機関で比較

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  • 投資信託のラインナップが豊富
  • 楽天カードで投資信託を買うと楽天ポイント還元!
  • 日経テレコン(楽天証券版)が利用できる

6-22. 松井証券

項目

内容

国内株手数料

0円から

米国株手数料

約定代金の0.45%(税込0.495%)

IPO取扱銘柄数(2022年)

54

米国株の銘柄数

1648

独自サービス

投資信託保有額の最大0.85%が還元される「投資信託 毎月ポイント・現金還元サービス」

口座開設実績

139万2794口座(2022年3月末時点)

松井証券は1500本超の投資信託を取り扱う老舗の証券会社です。

松井証券では「投資信託 毎月ポイント・現金還元サービス」を実施しており、信託報酬が0.3%を超える場合については、その一部を現金や松井証券ポイントとして還元しています。

還元率は最大0.85%。たまった松井証券ポイントはAmazonギフト券や3000種類以上の商品との交換等に利用できます。

松井証券

松井証券

1918年(大正7年)創業の老舗ネット証券

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ポイントの解説
  • 投資信託保有額の最大1%を還元(2023年11月1日~)
  • 2023年 オリコン顧客満足度®ランキング~ネット証券 初心者部門第1位~
  • 「HDI格付けベンチマーク」(証券業界・2023年)において「問い合わせ窓口」、「Webサポート」の両部門で13年連続最高評価を獲得

7つみたてNISAの銘柄は1本でもOK!

つみたてNISAの銘柄は、最初は1種類で十分です

1つの商品で8000以上の銘柄に投資できる「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」のような商品を1本運用しておけば、リスク分散は十分に担保できるでしょう

また不動産や債券など複数の資産に分散投資したい場合はバランス・ファンド*10の検討をおすすめします。

その上でさらにリスクを抑えたい場合やリターンの上乗せを狙いたい場合には、複数銘柄の組み合わせを検討しましょう。

複数銘柄を組み合わせる場合には、本記事で紹介した「おすすめの組み合わせ」を参考にしてみてください。

*10…1本で複数の資産に投資できる投資信託

ネット証券ランキング

8参考資料

柴沼 直美
柴沼 直美

投資信託はたとえ1本と言っても、その商品の中にはすでに複数の銘柄がバランスを考慮して組み入れられており、私達一般投資家では実現できないリターンを狙いつつ大幅な値動き(リスク)を抑えた運用効果が期待できます。商品説明をよく読んで、リスク・リターンのイメージマッピングから自分に合っているかどうか確認しましょう。若干のリスクは承知の上で、より高いリターンを狙いたいのか、極力保守的なスタンスで地道にリターンを積み上げていく方がいいのか、という嗜好で最終的に商品を決定すると納得できるでしょう。インターネットや報道などで日々たくさんの情報が発信されますが、ニュースフローに過敏に反応しがちですが、一度決定したら日々の値動きに一喜一憂せず、最低でも2~3年ぐらいの時間軸で気長に収益の積み上げを見守ることが大切です。

9メリットとデメリット

つみたてNISAの銘柄を複数運用するメリット
  • リスクの分散性をより高めることができる
  • 資金を「攻め」と「守り」に分けて運用できる

つみたてNISAの銘柄はいくつ買うべきの口コミ・評判

ポジティブコメント①

まあ、正直、全世界株インデックス投信一択な気はするけど。それができるのが投信の良さじゃないかなwバランス型ファンドは現役世代には不要かと思う。長期でリターンとるのが目的だと思うから。

ポジティブコメント②

投信はそもそも分散投資してくれるのがありがたい。よって、買わなきゃいけない、つまり管理しなきゃいけない商品が少ないというのがメリット。ただ、数本組み合わせると相当分散できるので、投信ってやっぱりいいなと思う。

ネガティブコメント①

つみにー、金融庁が選んだ投信も多すぎ。もうちょい、整理しろやと思う。運用会社に気を使っている感も半端ない。日系の運用会社も多すぎ。

ネガティブコメント②

資産運用初心者には正直選びにくい。世間ではインデックスファンド買えばいいという風潮だけど、どのインデックスがいいのかわからない。世界株といっても何それって感じで。

10つみたてNISAの銘柄は結局はいくつかうべきか

  • 投資信託の銘柄は基本1つでも十分

  • 複数銘柄のメリット1:リスクの分散性をより高めることができる

  • 複数銘柄のメリット2:資金を「攻め」と「守り」に分けて運用できる

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MeChoice編集部

MeChoice編集部は、くらしとお金に関するコンテンツ制作を各ジャンルの専門家とともに行い、情報発信を行っています。MeChoiceは株式会社モニクルリサーチが運営しています。

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