SBI・V・全世界株式インデックス・ファンドはSBIアセットマネジメントのインデックスファンドです。全世界の株式市場を投資対象としている銘柄です。2023年03月31日時点で純資産総額は211.1億円を突破しています。
今回はSBI・V・全世界株式インデックス・ファンドの商品概要やおすすめポイント、評判や運用できるおすすめ証券会社などを解説します。SBI・V・全世界株式インデックス・ファンドに興味を持っている方はぜひ参考にしてください。
- SBI・V・全世界株式インデックス・ファンドの特徴
- SBI・V・全世界株式インデックス・ファンドの投資先
- SBI・V・全世界株式インデックス・ファンドのパフォーマンス
- SBI・V・全世界株式インデックス・ファンドを購入できるおすすめ証券会社
- SBI・V・全世界株式インデックス・ファンドの口コミと評判
- 2-1.
- 1. 全世界経済成長による株式市場価格の上昇を期待した運用ができる
- 2-2.
- 2. 低コストで運用できる
- 2-3.
- 3. カントリーリスクに対応できる
- 4-1.
- 1. SBI証券
- 4-2.
- 2. 楽天証券
- 4-3.
- 3. マネックス証券
1SBI・V・全世界株式インデックス・ファンドとは?商品概要を紹介!
SBI・V・全世界株式インデックス・ファンドは全世界の株式に投資する銘柄です。
インデックス運用のため全世界の株式市場の値動きに連動するよう設計されています。
主な実績やステータスは下記の通りです。
項目 | 内容 |
---|---|
騰落率(期間収益率) | -1.51%(過去1年) |
ベンチマーク | FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース) |
購入時手数料 | 0円 |
信託財産留保額 | 0円 |
信託報酬率 | 0.0638% |
投信会社名 | SBIアセットマネジメント |
基準価額(1万口当たり) | 1万506円 |
分配金(設定来) | 0円 |
純資産総額 | 211.1億円 |
非課税制度 | ・NISA |
主な取扱金融機関(NISA) | ・SBI証券 |
手数料は購入時手数料が無料、信託財産留保額も無料となっています。また、主な手数料である信託報酬は保有額に対して年率でかかり、年率0.0638%と十分に低めの設定となっています。
設定来分配金は0円のため、「分配金なし」のファンドを求めている人におすすめです。
- 分配金なしの場合、利益は再投資されて再び元本として運用されます。
- 元本と利益が相互に大きくなる「複利効果」が期待できることから長期で資産形成を行う人におすすめです。
バンガード社の「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」を通じて世界各国に投資を行います。その内訳は以下の通りです(2023年3月31日時点)。
投資国・地域の内訳
国・地域 | 割合 |
---|---|
アメリカ | 57.85% |
日本 | 6.2% |
英国 | 3.88% |
中国 | 3.29% |
カナダ | 3.0% |
スイス | 2.69% |
フランス | 2.56% |
ドイツ | 2.11% |
オーストラリア | 2.08% |
台湾 | 1.85% |
その他 | 14.50% |
組入上位10業種
業種 | 比率 |
---|---|
情報技術 | 19.47% |
金融 | 15.61% |
ヘルスケア | 11.92% |
資本財・サービス | 11.50% |
一般消費財・サービス | 11.07% |
生活必需品 | 7.31% |
コミュニケーション・サービス | 6.80% |
素材 | 5.29% |
エネルギー | 4.95% |
不動産 | 3.11% |
組入上位銘柄10社
社名 | 割合 |
---|---|
アップル | 3.57% |
マイクロソフト | 3.11% |
アルファベット | 1.70% |
アマゾン・ドット・コム | 1.32% |
エヌビディア | 0.96% |
バークシャー・ハサウェイ | 0.8% |
テスラ | 0.77% |
メタ・プラットフォームズ | 0.69% |
エクソンモービル | 0.65% |
ユナイテッドヘルス・グループ | 0.64% |
投資の割合が最も高い上位3ヶ国は、アメリカ(57.85%)、日本(6.2%)、英国(3.88%)です。
2SBI・V・全世界株式インデックス・ファンドの3つのおすすめポイント
SBI・V・全世界株式インデックス・ファンドの主なメリットは以下の3ポイントです。
- 全世界経済成長による株式市場価格の上昇を期待した運用ができる
- 低コストで運用できる
- カントリーリスクに対応できる
それぞれ詳しく紹介します。
1. 全世界経済成長による株式市場価格の上昇を期待した運用ができる
SBI・V・全世界株式インデックス・ファンドは全世界の株式に投資するインデックス型投資信託です。
比較的安定した成長が期待できる先進国の割合を高めに、ハイリターンを狙える新興国にも一定割合投資しています。
全世界の株式に投資することからリスク分散が効いており、安定した成長が期待できる銘柄です。
2. 低コストで運用できる
投資信託で最も気をつけるべきコストは保有額に対して年率でかかる信託報酬です。
金融庁のデータによれば、つみたてNISAの対象商品で投資先を内外・海外とするインデックス型投資信託の信託報酬平均は年率0.34%となっています。
同じ分類に所属するSBI・V・全世界株式インデックス・ファンドの信託報酬は0.0638%と、同系統の投資信託の中では十分に低めです。
SBI・V・全世界株式インデックス・ファンドはコストを抑えた投資信託運用にもおすすめできる商品となっています。
3. カントリーリスクに対応できる
「カントリーリスク」は投資先の国・地域におけるクーデターや災害等によって相場や金融商品の価格が変動するリスクのことです。投資先が特定の国や地域に集中するほど、このリスクは高くなります。
全世界の株式に投資するSBI・V・全世界株式インデックス・ファンドであれば、特定の国や地域へ投資先が集中することを避けられるので、カントリーリスクを低減する効果が期待できます。
3SBI・V・全世界株式インデックス・ファンドの評判を紹介!
ここではSBI・V・全世界株式インデックス・ファンドの評判を紹介します。
- 楽天VTよりも手数料が安い!
- つみたてNISAで運用するなら「SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド」がおすすめ!
SBI・V・全世界株式インデックス・ファンドは同じ「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」に投資する楽天・全世界株式インデックス・ファンドより信託報酬が安く、その点を評価する口コミが見られました。
また、SBI・V・全世界株式インデックス・ファンドはつみたてNISAの対象銘柄でもあり、その点を踏まえて運用銘柄としてSBI・V・全世界株式インデックス・ファンドをおすすめする声もありました。
これからつみたてNISAの利用を検討している方であれば、SBI・V・全世界株式インデックス・ファンドは検討したい銘柄といえるでしょう。
4SBI・V・全世界株式インデックス・ファンドを運用できるおすすめの証券会社3選
ここではSBI・V・全世界株式インデックス・ファンドを運用する上でおすすめの証券会社3選を紹介します。
証券会社選びで迷っている方はぜひ参考にしてください。
<この章の目次>
- SBI証券
- 楽天証券
- マネックス証券
1. SBI証券
項目 | 内容 |
---|---|
国内株手数料 | 0円から |
米国株手数料 | 約定代金の0.45%(税込0.495%) |
IPO取扱銘柄数(2022年) | 89 |
米国株の銘柄数 | 6000超 |
独自サービス | 三井住友カードを使って投信積立を行うと最大還元率は5% |
口座開設実績 | 1000万口座突破(SBI証券、SBIネオモバイル証券、SBIネオトレード証券、FOLIOの合計口座数) |
※データはいずれも2023年2月1日確認のもの
SBI証券は、2023年中に国内株の手数料無料化を目指しており、コスト意識が高い人であれば注目必須の証券会社です。
国内の個別銘柄はもちろん、米国株をはじめ世界9カ国の銘柄に投資できます。米国株の取扱銘柄数は6000を超えており、主要ネット証券最高水準。
現在、国内株は0円から取引可能であり、IPO取り扱い銘柄数も、主要ネット証券(SBI・楽天・松井・マネックス・auカブコムの5社)の中ではダントツの実績を誇っています。
また、投資信託のサービスも充実しており、保有額の最大0.25%がPontaポイントやTポイントとして還元されるほか、投資信託の購入には「Tポイント」「Pontaポイント」を1ポイント1円として利用できるので、少額から投資したい方にも最適です。
投資信託の購入に三井住友カードを利用すれば、最大5%のポイント還元が受けられ、たまったVポイントは1ポイント1円で投資信託の買付に利用できるほか、景品との交換やキャッシュバックサービスにも使えます。
2. 楽天証券
項目 | 内容 |
---|---|
国内株手数料 | 0円から |
米国株手数料 | 約定代金の0.45%(税込0.495%) |
IPO取扱銘柄数(2022年) | 65 |
米国株の銘柄数 | 4960銘柄 |
独自サービス | 楽天カードを使って投信積立を行うと最大還元率は1% |
口座開設実績 | 800万口座 |
※データはいずれも2023年2月1日確認のもの
楽天証券は800万口座を超えている日本屈指の証券会社です。
楽天カードを使って投信積立を行うと、ポイント還元率最大1%で楽天ポイントが貯まるほか、投資信託の購入に楽天ポイントを利用できます。
そのため「普段から楽天ポイントを貯めている方」におすすめのネット証券会社です。
また、楽天証券と楽天銀行を連携するマネーブリッジを利用すれば、楽天銀行の普通預金金利が最大0.1%になるのも魅力的。株の購入時には、証券口座の不足分が楽天銀行の普通預金残高から自動入金される自動入出金(スイープ)サービスも便利です。
3. マネックス証券
項目 | 内容 |
---|---|
国内株手数料 | 50円から |
米国株手数料 | 約定代金の0.45%(税込0.495%) |
IPO取扱銘柄数(2022年) | 61 |
米国株の銘柄数 | 4491 |
独自サービス | マネックスカードを使って投信積立を行うと最大還元率は1.1% |
口座開設実績 | 219万4858口座(2022年12月時点) |
※データはいずれも2023年2月1日確認のもの
マネックス証券は、米国株の取り扱い数が多く、多くの米国株ユーザに利用されている証券会社です。
投信サービスも魅力的であり、マネックスカードを使って投資信託の自動積み立てを行うと、ポイント還元率1.1%でマックスポイントが貯まります。
たまったポイントは投資信託の買付や他社ポイントへの移行などに利用可能です。
さらにマネックス証券は、IPO抽選が完全平等性なのも魅力の一つです。
証券会社によっては預かり資産の量などによって当選しやすさが決まるため、投資初心者がいきなり当選するのは簡単ではありません。
完全平等な条件で抽選されるマネックス証券なら、他の証券会社より当選しやすいでしょう。
5SBI・V・全世界株式インデックス・ファンドは低コストで長期投資をしたい人におすすめ!
SBI・V・全世界株式インデックス・ファンドは以下のような方にオススメです。
- 投資を始めたばかりの初心者の方
- 全世界の株式市場に分散投資したい方
- コストをなるべく抑えたい方
SBI・V・全世界株式インデックス・ファンドは全世界の株式に投資することから分散性が高く、ローコストでありながら全世界の経済成長を期待した運用が可能です。そのためじっくり資産を育てる長期投資向きと言えるでしょう。
長期投資を実施する上で重要なポイントは信託報酬です。信託報酬は年率0.2%など日々かかるコストとなるため、長期で運用するほどその金額は馬鹿にできないものとなっていきます。SBI・V・全世界株式インデックス・ファンドであれば信託報酬は十分に低い水準と言えるでしょう。
ここまででSBI・V・全世界株式インデックス・ファンドに興味を持った方は、本記事で紹介した証券会社等でぜひ運用に乗り出してみてください。
6参考資料
- 全世界経済の成長による株式市場価格の上昇を期待した運用ができる
- 低コストで運用できる
- カントリーリスクに対応できる
- インデックスには信託報酬分は必ず負ける(当インデックス投信に限らない)
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ポジティブコメント①楽天VTよりも手数料が安い!
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ポジティブコメント②つみたてNISAで運用するなら「SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド」がおすすめ!
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ネガティブコメント①たとえSBI証券であってもiDeCoでは運用できない
・全世界経済の成長による株式市場価格の上昇を期待した運用ができる
・低コストで運用できる
・カントリーリスクに対応できる