SBI証券
- 1日100万円までの取引なら手数料無料(国内株)
- 投資信託の保有でTポイントやdポイントがたまる
- 三井住友カードの投信クレカ積立で最大5.0%のVポイントがたまる
- IPO引受社数NO.1(2022年3月通期)
- 充実の米国株&投資信託ラインナップ
SBI証券は、取扱商品のラインナップが豊富で、また手数料も低いので、多くの投資家に利用されているネット証券です。
SBIグループは(SBI証券、SBIネオモバイル証券、SBIネオトレード証券、FOLIO)合わせて910万口座を超えています。
今回はSBI証券のメリットやデメリットなどを紹介し、どのような人にSBI証券が向いているのかを解説します。
当コンテンツは、世界が認めるプロフェッショナルFP(ファイナンシャル・プランナー)であるCFPの監修を受けた記事となります。
- SBI証券のメリット
- SBI証券のデメリット
- どのような人にSBI証券が向いているのか
- SBI証券で運用できるおすすめの投資信託
- 監修者のコメント
- 1.
- SBI証券の基本情報
- 2-1.
- メリット1. 手数料が業界屈指の安さ
- 2-2.
- メリット2. IPO取扱銘柄数 No.1
- 2-3.
- メリット3. 米国株取扱数が主要ネット証券最多水準
- 2-4.
- メリット4. TポイントやPontaポイントなどが貯まる・使える
- 2-5.
- メリット5. 住信SBIネット銀行口座との連携でSBIハイブリッド預金が使える
- 3-1.
- デメリット1. デモ口座がない
- 3-2.
- デメリット2. 担当者に相談できない
- 3-3.
- デメリット3. 国内株と海外株の取引アプリが異なる
- 5-1.
- スペックは基本的に同じ
- 5-2.
- 普段利用しているポイントで決めるのもおすすめ
- 6-1.
- 1. 口座を開設する
- 6-2.
- 2. 積立設定を行う
- 6-3.
- 3. 毎月自動で積立が行われる
1SBI証券の基本情報
まずはSBI証券の基本情報を見ていきましょう。
SBI証券の基本的なステータスは以下の通りとなっています。
総合情報
項目 | 内容 |
---|---|
特徴&おすすめポイント | 取扱商品ラインナップが豊富で手数料が低い |
IPO実績(2022年) | 117社 |
外国株(対応国数) | 9カ国(米国・中国・シンガポール・タイ・マレーシア・インドネシア・ロシア・韓国・ベトナム) |
最短口座開設日数 | 最短翌営業日 |
投資信託の本数 | 2648本 |
つみたてNISA対応本数 | 195本 |
投資信託用基本情報
項目 | 内容 |
---|---|
買付手数料 | 0%~ |
投資信託の本数 | 2631本 |
つみたてNISA対応投資信託本数 | 188本 |
iDeCo対応投資信託本数 | 88本 |
保有やクレカ積立で貯まるポイント | Tポイント Ponta ポイント Vポイント dポイント JALマイル |
買付に使えるポイント | Tポイント、Pontaポイント、Vポイント、タカシマヤポイント |
積立頻度 | 「毎日」「毎週」「毎月」「複数日」「隔月」 |
最低積立額 | 100円 |
※2023年3月30日時点
SBI証券
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- 投資信託の保有でTポイントやdポイントがたまる
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- 充実の米国株&投資信託ラインナップ
2SBI証券の5つのメリット
SBI証券のメリットはたくさんありますが主なものを5つ紹介します。
- 手数料が業界屈指の安さ
- IPOの取り扱い銘柄数はNo1
- 米国株取扱数が主要ネット証券最多水準
- TポイントやPontaポイントなどがたまる・使える
- 住信SBIネット銀行口座との連携で高金利のSBIハイブリッド預金が使える
それぞれのメリットをわかりやすく説明しますので参考にしてください。
メリット1. 手数料が業界屈指の安さ
SBI証券の手数料は業界屈指の安さで、国内株式の手数料は以下の通りとなっています。
スタンダードプラン(1注文ごとに手数料がかかるプラン)
1注文の約定代金 | 手数料 |
---|---|
5万円まで | 50円(税込55円) |
10万円まで | 90円(税込99円) |
20万円まで | 105円(税込115円) |
50万円まで | 250円(税込275円) |
100万円まで | 487円(税込535円) |
150万円まで | 582円(税込640円) |
3000万円まで | 921円(税込1013円) |
3000万円超 | 973円(税込1070円) |
アクティブプラン(1日の合計約定代金で手数料が決まるプラン)
1日の約定代金合計額 | 手数料 |
---|---|
100万円まで | 0円 |
200万円まで | 1126円(税込1238円) |
300万円まで | 1538円(税込1691円) |
以降100万円増加毎 | 269円(税込295円)ずつ増加 |
国内株取引に関して、1日の約定代金が100万円を超えない限りは手数料が0円となっています。投資初心者や少額取引を中心としたい方であれば当面は手数料に困る心配はないと言えるでしょう。
さらに2023年の9月に上記の国内株式の手数料は無料化される予定です。
国内株式の取引を中心に資産運用を行うのであれば、SBI証券をオススメします。
メリット2. IPO取扱銘柄数 No.1
2022年通期のSBI証券のIPOの取扱件数は117社です。
IPOとは未上場会社の株を株式市場で取引できるようにすることで、以下のような流れで実施されます。
- IPOにあたり(企業より委託された複数の)証券会社は株式の公募価格を決定
- 一般投資家は抽選で公募価格により株式を購入
- 一般投資家は、公募価格により取得した株が上場される(株式市場で取引できるようになる)と同時に売却
上記のプロセスを経て、上場時に株式についた値段(初値)が公募価格よりも高ければ利益を得られる仕組みです。一般的にはリターンが高い傾向にあります。
主要証券会社のIPOの取扱銘柄数をまとめてみました。
社名 | 引受社数 | 関与率 |
---|---|---|
SBI | 117 | 97.5% |
日興 | 76 | 63.3% |
みずほ | 75 | 62.5% |
楽天 | 70 | 58.3% |
野村 | 62 | 51.7% |
マネックス | 51 | 42.5% |
松井 | 50 | 41.7% |
岡三 | 47 | 39.2% |
※2022年3月通期
いかがでしょうか?圧倒的な取扱件数であるのがご理解いただけるはずです。
一般的にIPOは利益が出やすいといわれているのでIPOの取扱銘柄数が多いのは大きなメリットになるでしょう。
SBI証券
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- IPO引受社数NO.1(2022年3月通期)
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メリット3. 米国株取扱数が主要ネット証券最多水準
SBI証券の米国株取扱数は2023年1月時点で5600銘柄超です。主要ネット証券の米国株取扱件数をまとめてみました。
証券会社 | 米国株銘柄数 |
---|---|
SBI証券 | 5600銘柄超 |
楽天証券 | 4937銘柄 |
マネックス証券 | 4525銘柄 |
松井証券 | 2215銘柄 |
auカブコム証券 | 1803銘柄超 |
※2023年3月31日時点の公式サイトの調査データによる
いかがでしょうか?日本株に比べて値動きが良く利益が出しやすいといわれている米国株の取扱件数が多いのはSBI証券の大きなメリットになるでしょう。
メリット4. TポイントやPontaポイントなどが貯まる・使える
SBI証券では取引や残高に応じてTポイントやPontaポイントなどが貯まります。
ポイントを貯める方法の例
- 国内株式の購入
- 国内株式の入庫
- 投資信託の購入(クレカ積立)
- 投資信託の保有(投信マイレージ)
- SBIラップのおまかせ運用(SBIラップマイレージ)
- 金銀プラチナ購入(金銀プラチナマイレージ)
- 新規口座開設
- 友達紹介 (ポイント投資紹介プログラム)
ポイントの使い道
- 投資信託の購入
このように投資商品の購入や保有でさまざまなポイントを貯められるのは大きなメリットでしょう。
メリット5. 住信SBIネット銀行口座との連携でSBIハイブリッド預金が使える
SBIハイブリッド預金とは、SBI証券と連携させて利用できる「住信SBIネット銀行の円預金」です。
SBIハイブリッド預金の残高から必要に応じて証券口座(SBI証券)へ入金される自動スィープサービスが利用できるほか、通常の預金よりも金利が高く設定されています(0.01%※2023年3月31日現在)。
また、利息の支払いが1ヶ月ごとにあるため、高い複利効果*1が期待できる点も見逃せません。
*1…利益や利息を再投資(元本組入)し続けることで、同じ利回り(年率3%など)の運用でも利益の出方が雪だるま式に大きくなる効果。
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- IPO引受社数NO.1(2022年3月通期)
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3SBI証券の3つのデメリット
SBI証券には様々なメリットがありますが、デメリットもあります。主なデメリットは3つです。
- デモ口座がない
- 担当者に相談ができない
- 国内株と海外株の取引きアプリが異なる
それぞれのデメリットについてわかりやすく説明します。
デメリット1. デモ口座がない
SBI証券にはデモ口座はありません。デモ口座とは架空のお金を使ってリアル口座同様の取引を試せる口座になります。
デモ口座があると注文方法などの取引システムに慣れてからリアル口座での取引に移れますが、デモ口座がないといきなりリアル口座で取引することになります。
もちろん取引方法などは SBI証券のホームページに詳しく載っているので大きな問題にはなりませんが、慎重に進めていきたい初心者の方にとってデモ口座がないのはデメリットといえるでしょう。
デメリット2. 担当者に相談できない
これはSBI証券に限らずネット証券全般のデメリットになります。
対面型の証券会社の場合(大和証券など)、担当者が付くのが一般的なので投資に関する様々な相談ができます。
しかし、SBI証券をはじめとするネット証券の場合、基本的に担当者はつきません。担当者に相談したい場合はデメリットになるでしょう。
ただし、対面型の証券会社の場合は確かに担当者に相談できますが、顧客にとって有意義な情報を提供してくれるとは限りません。なぜなら担当者には販売ノルマや販売しなければならない商品があるからです。
また、対面型の証券会社はネット証券よりも手数料が高い傾向にある点も注意が必要となります。
どうしても担当者をつけたい場合はIFA(Independent Financial Advisor:独立系ファイナンシャルアドバイザー)を利用するのが良いでしょう。
IFAとは特定の証券会社に所属しない投資アドバイザーのことで中立・公平なアドバイスが期待できます。
ただし、IFAを通してSBI証券で投資商品を購入すると通常かかる手数料よりも高くなるのが一般的なので注意してください。
デメリット3. 国内株と海外株の取引アプリが異なる
SBI証券は国内株と海外株のアプリが別です。どちらの取引もしたい方にとっては不便かもしれません。
しかし間違って取引する可能性も低くなるはずなので、一概にデメリットとはいえないでしょう。
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4つみたてNISAをするならSBI証券はおすすめ
「つみたてNISA」は毎年40万円までのつみたて投資*2から得られる利益が、最大20年間非課税となる税制優遇制度です(通常、投資の利益には20.315%の税金がかかります)。
金融庁が認めた216本の投資信託が運用対象商品となっており、SBI証券ではその内の189本がラインナップされています(2023年3月31日時点)。
他の証券会社と比較すると、その豊富さは大きなメリットと言えるでしょう。
証券会社名 | つみたてNISAの取扱銘柄数 |
---|---|
SBI証券 | 188本 |
楽天証券 | 187本 |
松井証券 | 183本 |
マネックス証券 | 163本 |
SMBC日興証券 | 158本 |
大和証券 | 22本 |
野村證券 | 7本 |
※3月24日時点の各社公式サイトデータに基づく
また、SBI証券ではクレジットカード決済にも対応しており、つみたて投資における日々の購入処理を自動化できます。
また、三井住友カードを利用すれば最大5%のポイント還元を受けられ、たまったポイントはネットショッピングや店舗決済などに利用可能です。
「つみたてNISA」を利用するには専用の口座を開設する必要がありますが、SBI証券ならオンライン完結で簡単に口座を開設できます。
*2…一定金額・一定間隔で投資商品を購入していく投資スタイル。コツコツと取り組めるだけでなく、時間を分散した低リスクな資産運用を可能にする。
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5【コラム】投資信託を始めるならSBI証券と楽天証券どちらが良い?
資金の運用をプロに任せられる投資信託は、初心者にうってつけの投資方法の1つです。
そんな投資信託を始めるにあたって、SBI証券と並んで人気のある楽天証券も検討している方は多いでしょう。
そこで、本章ではSBI証券と楽天証券のスペックを比較してみました。どちらを利用するか悩んでいる人はぜひ参考にしてください。
スペックは基本的に同じ
まずは、SBI証券と楽天証券の主なスペックをまとめてみました。
SBI証券 | 楽天証券 | |
---|---|---|
買付手数料 | 0%~ | 0% |
投資信託の本数 | 2631本 | 2625本 |
つみたてNISA対応投資信託本数 | 190本 | 188本 |
iDeCo対応投資信託本数 | 37本 | 31本 |
貯まるポイント | Tポイント Ponta ポイント Vポイント dポイント JALマイル |
楽天ポイント |
使えるポイント | Tポイント、Pontaポイント、Vポイント、タカシマヤポイント | 楽天ポイント |
積立頻度 | 「毎日」「毎週」「毎月」「複数日」「隔月」 | 毎月 ※つみたてNSIAは毎日も指定可 |
最低積立額 | 100円 | 100円 |
※2023年4月1日時点
いかがでしょうか?
つみたてNISAやiDeCo対応の投資信託数ではSBI証券に軍配が上がる一方、楽天証券は投資信託の総数や買付手数料全銘柄無料という点が魅力となっています。
普段利用しているポイントで決めるのもおすすめ
SBI証券と楽天証券の大きな違いはポイントサービスです。
楽天証券は楽天ポイントを利用でき、SBI証券は主に三井住友グループのVポイントが利用できます。
Vポイントは今後 Tポイントと合併することが決まっているのでより使いやすくなることが予測されます。
日頃よく利用するポイントで開設する証券口座を決めるのも良いでしょう。
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6SBI証券のつみたてNISAの始め方
SBI証券では以下の3つのステップで「つみたてNISA」を開始できます。
- 口座を開設する
- 積立設定を行う
- 毎月自動で積立が行われる
それぞれの項目についてわかりやすく説明しますので参考にしてください。
1. 口座を開設する
SBI証券における口座開設の手順は以下の通りです。
- 口座開設申込
- 本人確認書類の提出
- 口座開設完了通知の受取り
- 初期設定
それぞれ詳しく解説していきます。
1. 口座開設申込
まずはSBI証券のホームページから口座開設の申し込みをしましょう。メールアドレスを登録して氏名・住所などの個人情報を入力します。
また、この時「つみたてNISA」の口座と合わせて総合口座の開設も行うことになります。「一般口座」か「特定口座(源泉徴収あり)」「特定口座(源泉徴収なし)」の中から自分の目的に合ったものを選びましょう。
なお、それぞれの違いは以下の図の通りです。
※年間取引報告書とは年間の取引内容をまとめた書類のことです。
「一般口座」と「特定口座(源泉徴収なし)」は利益が出た際に確定申告が必要となる口座です。投資初心者であれば自動的に(証券会社が)納税してくれる「特定口座(源泉徴収あり)」を選択すると良いでしょう。
2. 本人確認書類の提出
次のステップは本人確認書類の提出です。
SBI証券では下記何れかの書類をオンラインで提出することで、最短翌営業日から取引が可能となります(スマートフォン必須)。
- マイナンバーカード
- マイナンバー通知カード&運転免許証
3. 口座開設完了通知の受取り
本人確認書類の提出が終わると、口座開設完了通知が登録したメールアドレスに届きます。メール内に記載されたURLから取引パスワードを設定しましょう。
また、本人確認書類の審査に通過した後は初期設定が可能となります(銀行口座や勤務先の登録など)。
4. 初期設定
初期設定が完了すれば、はれて取引可能です。
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2. 積立設定を行う
取引ができるようになったら、次は投資信託の購入に移りましょう。投資商品の購入と聞くと、「難しそう」「面倒臭そう」と感じてしまう方もいるかもしれませんが、SBI証券のHPなどで簡単に取引できるため、安心してください。
つみたてNISAの投資信託の購入のフローは以下の通りです。
- 積立設定
- 目論見書の確認
- 注文確認
積立設定では以下の項目を決める必要があります
- 投資する商品
- 積立金額の設定
- 積立タイミングの設定
SBI証券では100円からつみたてNISAの利用ができますし、積立のタイミングも「毎日」「毎週」「毎月」などから選べます。
積立設定ができたら投資信託の法定書面である目論見書を確認し注文をしましょう。
3. 毎月自動で積立が行われる
つみたてNISAは一度購入手続きをすると、後は基本的に何もしなくて良いです。なぜなら、設定した間隔、金額で自動的に買付をしてくれるからです。
ただし、証券口座の残高から購入を行う場合や、銀行の口座振替で購入を行う場合については、定期的な残高のチェックと入金が必要となります。
もし証券口座の残高チェックや入金が面倒だと感じるのであればクレジットカードを利用しましょう。
たとえば、三井住友カードなら日々の購入処理を自動化できるほか、最大5.0%のVポイントがたまるため、つみたてNISAの運用がより便利でお得になります。
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7【コラム】つみたてNISAはいつから始めるべき?
結論から言うと、つみたてNISAはすぐに始めるのが良いです。
投資には「複利効果」があります。
これは利益を再投資に回し続けることで、どんどん投資元本が膨れ上がり、利益もそれに合わせてより大きくなっていく効果のことです。
つまり、(たとえ同じ年率で運用したとしても)時間が経つほど利益の金額は累積的に大きくなっていくということです。
複利効果は長い時間をかけるほどその恩恵が大きくなります。つみたてNISAのスタートも早ければ早いほど良いと言えるでしょう。
- つみたてNISAの場合は投資から得られる利益が非課税となる分、手残りが多くなります。つまり、再投資に回せる金額も多くなることから、複利効果もよりいっそう大きくなるのです。
8【コラム】SBI証券よりもポイント還元率が高い証券会社は?
SBI証券以外でも様々なネット証券会社でポイントサービスを行っています。主要なネット証券のポイントサービスをまとめてみました。
貯まるポイント | ポイントの用途 | ポイントのたまり方 | |
---|---|---|---|
SBI証券 | Tポイント Ponta ポイント Vポイント dポイント JALポイント |
投資信託の購入 | 投資信託の購入で最大5% |
楽天証券 | 楽天ポイント | 投資信託の購入 | 投資信託の購入で最大1% |
マネックス証券 | マネックスポイント | 投資信託の購入 | 投資信託の購入で最大1.1% |
auカブコム証券 | Pontaポイント | 投資信託の購入 | 投資信託の購入で最大1% |
ポイント還元率の高さではSBI証券に軍配が上がると言えます。
9SBI証券で運用できるおすすめの投資信託6選
ここではSBI証券で運用できるオススメの投資信託6選を紹介していきます。
いずれもつみたてNISAで運用できる以下の基準を満たした銘柄となっています。
是非参考にしてください。
- 目安として信託報酬0.2%以下の商品であること(日々かかる手数料が安いこと)
- 信託報酬などが安いインデックス型*3の商品であること
- 目安として純資産額*4が1000億円以上
*3…インデックス型:日経平均株価などの指数をベンチマークとし、それに連動するような値動きを目指す投資信託
*4…純資産総額:基準価額(投資信託の値段)×受益権総口数(投資家により保有されている総口数)で求められる
1. eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)
項目 | 内容 |
---|---|
騰落率(期間収益率) | +37.9%(過去3年) |
ベンチマーク | MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本、配当込み、円換算ベース) |
信託報酬率 | 0.114% |
投信会社名 | 三菱UFJ国際投信 |
価格(1万口当たり) | 1万6151円 |
純資産総額 | 1884.44億円 |
非課税制度 | NISA・iDeCo |
主な取扱金融機関(NISA) | ・SBI証券 ・楽天証券 ・松井証券 ・マネックス証券 ・auカブコム証券 |
主な取扱金融機関(iDeCo) | ・SBI証券(セレクトプラン) ・松井証券 |
eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)は主に、海外の株式へ投資を行っている投資信託です。
MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本、配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果を目指す商品となっています。
MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスは、先進国23カ国と新興国24カ国の大型株・中型株で構成されている指数です。
そのため世界の幅広い地域に投資し、その成長の利益を受けたい人が検討すべき投資信託となっています。
※本商品に関する信託報酬の記述は、eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)の「交付運用報告書(作成対象期間:2021年4月27日~2022年4月25日)」をもとに、それ以外の数値データについては「月次レポート( 2022年12月30日現在)」をもとに作成しています。
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2. 楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全世界株式))
項目 | 内容 |
---|---|
騰落率(期間収益率) | +35.4%(過去3年) |
ベンチマーク | FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース) |
信託報酬率 | 0.132% |
投信会社名 | 楽天投信投資顧問 |
価格(1万口当たり) | 1万5638円 |
純資産総額 | 2226.23億円 |
非課税制度 | NISA・iDeCo |
取扱金融機関(NISA) | ・SBI証券 ・楽天証券 ・松井証券 ・マネックス証券 ・auカブコム証券 |
取扱金融機関(iDeCo) | ・楽天証券 ・松井証券 |
FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)をベンチマークとし、全世界の株式市場に連動した値動きを目指す投資信託です。
世界最大級の運用会社であるバンガードが運用する、下記の上場投資信託証券(ETF)を主要投資対象としています。
ファンド名 | 実質的な主要投資対象 | 運用の基本方針 |
---|---|---|
バンガード®・トータル・ワールド・ストックETF | 全世界株式 | FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスに連動する投資成果を目指す |
バンガード®・トータル・ストック・マーケットETF | 米国株式 | CRSP USトータル・マーケット・インデックスに連動する投資成果を目指す |
バンガード®・トータル・インターナショナル・ストックETF | 全世界株式(除く米国) | FTSEグローバル・オールキャップ・(除く米国)インデックスに連動する投資成果を目指す |
※2022年7月末現在
※「楽天・全世界株式インデックス・ファンド 愛称:楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)」投資信託説明書(交付目論見書)の情報を元に作成
全世界の株式へ投資し、世界経済が成長する際の利益を受け取りたい方におすすめです。
※本商品に関する信託報酬・ベンチマークの記述は、楽天・全世界株式インデックス・ファンド<愛称:楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)> の「交付運用報告書(作成対象期間:2021年7月16日~2022年7月15日)」をもとに、それ以外の数値データについては「月次レポート(作成基準日:2022年12月30日)」をもとに作成しています。
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3. eMAXIS Slim先進国株式インデックス
項目 | 内容 |
---|---|
騰落率(期間収益率)(過去3年) | +42.6% |
ベンチマーク | MSCIコクサイ ・インデックス(配当込み、円換算ベース) |
信託報酬率(税込) | 0.10% |
投信会社名 | 三菱UFJ国際投信 |
基準価額(1万口あたり) | 1万9021円 |
純資産総額 | 3692.18億円 |
非課税制度 | NISA・iDeCo |
取扱金融機関(NISA) | ・SBI証券 ・楽天証券 ・松井証券 ・マネックス証券 ・auカブコム証券 |
取扱金融機関(iDeCo) | ・SBI証券(セレクトプラン) ・松井証券 ・マネックス証券 |
eMAXIS Slim先進国株式インデックスは、MSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース)をベンチマークとし、日本を除く先進国の株式市場に連動する値動きを目指す投資信託です。
アメリカ、イギリス、オランダ、フランスなどの、世界主要国の株式を主な投資対象しており、ハイリスク・ハイリターンな新興国株式が含まれていない点が特徴となっています。
株式投資を先進国株式中心で運用したい方に向いているといえるでしょう。
※本商品に関する信託報酬の記述は、eMAXIS Slim 先進国株式インデックスの「交付運用報告書(作成対象期間:2021年4月27日~2022年4月25日)」をもとに、それ以外の情報については「月次レポート( 2022年12月30日現在)」をもとに作成しています。
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4. ニッセイ 外国株式インデックスファンド
項目 | 内容 |
---|---|
リターン(過去5年の平均利回り) | +42.5%(3年) |
ベンチマーク | MSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース) |
信託報酬率(税込) | 0.103% |
投信会社名 | ニッセイアセットマネジメント |
基準価額(価格) | 2万5137円 |
純資産総額 | 4134億円 |
非課税制度 | NISA・iDeCo対応 |
取扱金融機関(NISA) | ・SBI証券 ・楽天証券 ・松井証券 ・マネックス証券 ・auカブコム証券 |
取扱金融機関(iDeCo) | SBI証券(セレクトプラン) |
ニッセイ 外国株式インデックスファンドは、MSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース)をベンチマークとし、日本を除く先進国の株式市場に連動する値動きを目指す投資信託です。
アメリカを中心に、先進国各国へも投資したい方が検討すべき投資信託といえるでしょう。
※本商品に関する信託報酬の記述は、<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドの「交付運用報告書(作成対象期間:2020年11月21日~2021年11月22日)」をもとに、それ以外の数値データについては「月次レポート(作成基準日 : 2022年12月30日)」をもとに作成しています。
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5. SBI・V・S&P500インデックス・ファンド(SBI・V・S&P500)
項目 | 内容 |
---|---|
騰落率(過去3年) | +43% |
ベンチマーク | S&P500指数(円換算ベース) |
信託報酬率(税込) | 0.0938%程度 |
投信会社名 | SBIアセットマネジメント |
基準価額(価格) | 1万6344円 |
純資産総額 | 7217.57億円 |
非課税制度 | NISA |
取扱金融機関(NISA) | ・SBI証券 ・松井証券 ・マネックス証券 ・auカブコム証券 |
「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド(SBI・V・S&P500)」は、S&P500指数(円換算ベース)に連動した投資成果を目指す投資信託です。
S&P500は株価指数の1つで、米国を代表する500社の時価総額をもとに算出されています。
構成銘柄は、アップルやマイクロソフト、テスラ、アマゾン、バークシャー・ハサウェイなど。
アメリカの市場の動きを反映した指数となっており、500社で米国株式市場における時価総額の約80%がカバーされています。
本投資信託は、アメリカへの投資を行いたい人が検討すべき商品といえるでしょう。
※本商品の数値データはSBI証券HPのデータに基づきます(2023年1月20日時点)
SBI証券の申込みはこちらから(公式サイトへジャンプします)
6. SBI・V・全米株式インデックス・ファンド(SBI・V・全米株式)
項目 | 内容 |
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騰落率(設定来) | +4.34% |
ベンチマーク | CRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース) |
信託報酬率(税込) | 0.0938%程度 |
投信会社名 | SBIアセットマネジメント |
基準価額(価格) | 1万434円 |
純資産総額 | 1216.25億円 |
非課税制度 | NISA |
取扱金融機関(NISA) | SBI証券 |
SBI・V・全米株式インデックス・ファンド(SBI・V・全米株式)は、CRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース)に連動した投資成果を目指す投資信託です。
CRSP USトータル・マーケット・インデックスは、米国株式市場の動きを捉えることを目指した、時価総額加重平均型の株価指数で、約4000銘柄から構成されています。
アメリカで投資可能な銘柄のほぼ100%をカバーしており、米国全体の経済に投資したい方に向いています。
※本商品の数値データはSBI証券HPのデータに基づきます(2023年1月20日時点)
SBI証券の申込みはこちらから(公式サイトへジャンプします)
10SBI証券はどんな人に向いている?
今回は、SBI証券のメリットやデメリットについて説明をしました。SBI証券の口座が向いている主な人の特徴は以下の通りです。
- 手数料にこだわりがある人
- 商品ラインナップが豊富な証券会社を利用したい人
- ポイントサービスが良い証券会社を利用したい人
- 口座開設を簡単にできる証券会社を利用したい人
このように、SBI証券は、すべての人におすすめできる証券会社になります。ぜひ今回の記事を参考にしていただき、SBI証券に口座を開設してみてはいかがでしょうか。
- 手数料が業界屈指の安さ
- IPO取扱銘柄数No1
- 米国株取扱数が主要ネット証券最多水準
- TポイントやPontaポイントなどが貯まる・使える
- 住信SBIネット銀行口座との連携で好金利のSBIハイブリッド預金が使える
- デモ口座がない
- 担当者に相談できない
- 国内株と海外株の取引アプリが異なる
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ポジティブコメント①品ぞろえと手数料は業界のリーダー的な存在。とりあえず口座開設しておけば間違いないネット証券。口座開設だけなら無料だし。
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ポジティブコメント②楽天経済圏にいないので、とりあえず消去法でSBI。でも、使い勝手いいよ。
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ポジティブコメント③将来的に取引手数料無料の方向性とか、なかなか会社として面白い。投資家層のすそ野を広げてきたことは間違いない。
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ネガティブコメント①うーん、SBIグループの似たような名前の証券会社が多くて、正直迷う。何が差なのかわかりにくい。
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ネガティブコメント②UIがいまいち使いにくい。楽天の方がマシかな。個人差あると思うが。
・手数料にこだわりがある人
・商品ラインナップが豊富な証券会社を利用したい人
・ポイントサービスが良い証券会社を利用したい人
・口座開設を簡単にできる証券会社を利用したい人