
楽天証券のメリット・デメリットを解説!向いているのはどんな人?
- 執筆者:
- MeChoice編集部
楽天証券は、国内最多クラスのユーザー数を誇る、オンライン完結型のネット証券です。
今回は、そんな楽天証券のメリットとデメリットについて調査しました。
さらに、楽天証券が向いている人の特徴についても解説するため、楽天証券を利用しようかどうか迷っている方はぜひ参考にしてください。
目次
1基本スペックを解説|楽天証券の手数料や取扱い商品は?
楽天証券 | |
---|---|
証券総合口座数 | 1200万口座以上 |
投資信託取扱い銘柄数 | 2571銘柄 |
新NISA「つみたて投資枠」取扱い銘柄数 | 267銘柄 |
新NISA「成長投資枠」取扱い銘柄数 | 1349銘柄 ※投資信託のみの銘柄数 |
iDeCo取扱い銘柄数 | 36銘柄 |
外国株式取扱い国数 | 6か国 |
国内株式の取引手数料 | 無料 |
単元未満株の売買手数料 | 無料 |
国内IPO取扱い実績 (2024年度) | 54社 |
貯まるポイント | 楽天ポイント |
クレカ積立が可能なカード | 楽天カード |
クレカ積立ポイント付与率 | 最大2% |
ポイント投資対象 | 投資信託・国内株式・米国株式・バイナリーオプション |
サポート体制 | オペレーターチャット・おすすめマネー本の配信・おまかせ資産運用『楽ラップ』など |
※2025年5月時点
楽天証券は、手数料コースを「ゼロコース」に設定することで、国内株式の信用取引や現物取引、かぶミニ(単元未満株取引)を、約定代金にかかわらず手数料0円で行える点が大きな特徴です。
また、楽天証券では、国内株式や投資信託にとどまらず、米国や中国など6か国の外国株式やCFD、バイナリーオプションなどの金融商品も取扱っています。
楽天証券

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2楽天証券のメリット・デメリットは何がある?
楽天証券のメリット・デメリットについて、以下でそれぞれ解説します。
楽天証券の5つのメリット
デメリットはある?楽天証券の3つの注意点
2-1楽天証券の5つのメリット
- 「ゼロコース」を設定すれば、国内株式の取引手数料が0円
- 取引に応じて楽天ポイントが貯まる
- クレカ積立とポイント投資を併用可能
- 投資信託・国内株式・米国株式・バイナリーオプションの4種類から選んでポイント投資ができる
- 例年IPOの取扱い数が多い
楽天証券の最も注目すべきポイントは、手数料コースを「ゼロコース」に設定するだけで、国内株式の取引手数料が現物・信用ともに0円になることです。
1日の取引回数や約定代金の制限なしで手数料無料となるため、ネット証券を利用する上で、国内株式の取引を重視したいと考えている方にはこの上ない大きなメリットとなります。
さらに、楽天ポイントを様々な投資で活用しやすい点も見逃せません。
楽天証券では、日々のショッピングや楽天サービスの利用で貯まる楽天ポイントを、投資信託・国内株式・米国株式・バイナリーオプションの4種類の金融商品へ投資する際に利用できます。
また、楽天ポイントは、楽天証券内でも「クレカ積立」などで貯められます。積立代金の一部を楽天ポイントで支払うことも可能なため、ポイントの使い道に困りにくいのも嬉しい点です。
2-2デメリットはある?楽天証券の3つの注意点
- 取引で付与されるポイントが楽天ポイントに限定される
- クレカ積立で利用できるクレジットカードは楽天カードのみ
- 投信保有ポイントが「楽天・プラス」シリーズの6銘柄でしか貯まらない
楽天証券の注意点は、取引で貯まるポイントや、利用できるクレジットカードが楽天のものに限られることです。
普段「三井住友カード」や「JCBカード」などを使っていて、クレカ積立にもそれらを活用したいと考えている方は、「SBI証券」や「松井証券」など、他の証券会社を検討してみるのも良いでしょう。
また、楽天証券では、投資信託を保有している期間に付与される「投信保有ポイント」が、「楽天・S&P500インデックス・ファンド」をはじめとした楽天・プラスシリーズの6銘柄でしか貯まらない点にも気を付けましょう。
とはいえ、楽天・プラスシリーズの6銘柄は、信託報酬が安めで長期的な投資に向いている投資信託のため、そもそもこれらの銘柄を積み立てしたい方にとっては、デメリットになりにくいでしょう。
3楽天証券が向いている人の特徴とは?
以下にあてはまる方には、楽天証券が向いていると言えます。
普段から楽天カードや楽天ポイントを利用している「楽天経済圏」の人
クレカ積立やポイント投資をお得に活用したい人
低コストな「楽天・プラス」シリーズの銘柄を買いたい人
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3-1普段から楽天カードや楽天ポイントを利用している「楽天経済圏」の人
楽天カードや楽天ポイント、その他楽天が提供するサービスの利用機会が多い方には、楽天証券が特におすすめです。
楽天証券での株や投資信託の購入で貯まった楽天ポイントは、楽天市場や楽天ブックスでの買い物に利用したり、楽天モバイルの利用料金に充てたりなど、「楽天経済圏」で幅広く活用することができます。
そのため、日々の生活で楽天を使う機会が多いなら、ぜひとも楽天証券で投資を始めると良いでしょう。
3-2クレカ積立やポイント投資をお得に活用したい人
クレカ積立やポイント投資を活用し、お得に投資をしたい方にも楽天証券が向いています。
楽天証券では、クレカ積立とポイント投資の併用が可能であり、クレカ積立の際に積立代金の一部を楽天ポイントから支払うことができます。
例えば「毎月の積立代金5万円のうち、1000円分を楽天ポイントから支払う」ように設定することが可能です。
そのため、楽天ユーザーはもちろん、普段あまり楽天サービスを利用しない方であっても、投資で貯まっていくポイントを有効活用できます。
3-3低コストな「楽天・プラス」シリーズの銘柄を買いたい人
- 楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド
- 楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンド
- 楽天・プラス・先進国株式(除く日本)インデックス・ファンド
- 楽天・プラス・日経225インデックス・ファンド
- 楽天・プラス・NASDAQ-100インデックス・ファンド
- 楽天・プラス・SOXインデックス・ファンド
運用コストの低い「楽天・プラス」シリーズや「楽天・インデックス」シリーズの銘柄を購入して積み立てを行いたい方にも、楽天証券はおすすめです。
中でも「楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド」は、NISAでも人気の「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」(通称・オルカン)より、さらに運用コストの低い全世界株型のインデックス投資信託です。
楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンドの信託報酬率はわずか0.0561%であるため、100万円保有したとしても、手数料は年間で約617円しかかかりません。
楽天・プラスシリーズは、現時点では楽天証券でのみ購入可能です。楽天・プラスシリーズの銘柄なら、コストを徹底的に抑えて資産運用できるため、楽天証券を選ぶ理由として十分だと言えるでしょう。
楽天証券

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- 投資信託のラインナップが豊富
- 楽天カードで投資信託を買うと楽天ポイント還元!
- 日経テレコン(楽天証券版)が利用できる
4まとめ|楽天証券のメリット・デメリット
楽天証券は、「ゼロコース」を設定すれば、国内株式の取引手数料が0円になる点や、クレカ積立とポイント投資の併用が可能な点などがメリット
取引で付与されるポイントが楽天ポイントに限定される点や、投信保有ポイントが「楽天・プラス」シリーズの6銘柄でしか貯まらない点は、楽天証券の注意したいポイント
楽天証券は、普段から楽天カードや楽天ポイントを利用している「楽天経済圏」の人やクレカ積立やポイント投資をお得に活用したい人、低コストな「楽天・プラス」シリーズの銘柄を買いたい人などに特におすすめ
