急な出費でカードローンを利用するなら、低金利の商品で利息を抑えたいものです。トータルでの支払い額が少なくなれば、早く完済できるのも嬉しいポイント。しかし、いざ低金利のカードローンを選ぼうとしても、たくさんのカードローンがあり、どれがおすすめか分からない人も多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、低金利でおすすめのカードローンをご紹介します。基準金利が低いものはもちろん、利息を抑えられるサービスにも要注目です。カードローンの支払い額や金利を下げるコツも解説するので、返済負担を少なくしたい人はぜひ参考にしてくださいね。
この記事を読んでわかること
- 低金利でお金を借りる方法
- 低金利・利息を抑えられるおすすめのカードローン
- カードローンの金利や支払い金額を下げるコツ
1低金利でお金を借りる方法は?カードローンがおすすめ?
低金利でお金を借りたいなら、まずはカードローン以外の商品にも目を向けてみましょう。車やバイクの購入費用、学費や結婚式費用と目的が明確な人には、目的別ローンがおすすめです。例えばマイカーローンは年1.0〜8.0%程度、教育ローンは年1.0〜5.0%ほどの低金利で融資を受けられます。
しかし、目的別ローンは使い道が決まっているのがデメリット。複数の用途でお金を準備したいケースには利用できません。明確な目的がなく、一括でまとまった額を借りたい人は、一括型のフリーローンを選ぶと低金利で借入しやすいでしょう。旅行や生活費といった任意の用途にお金を使えます。
ただし、一括型のフリーローンは一度しか借入できません。使い道を限定されず、必要なお金をその都度借りたいならカードローンがおすすめです。カードローンは、契約した借入限度額までなら何度でも融資を受けられる点が魅力。いつどれだけお金が必要になるかがはっきり分からない場合も、カードローンなら少額から活用できますよ。
2低金利・利息を抑えられるおすすめのカードローン5選
低金利でカードローンを契約したいなら、説明で表示されている基準金利以外に、利息を抑えられるサービスにも注目しましょう。金利や利息の負担を低くできるおすすめのカードローンについて、基本スペックをご紹介します。
レイク | ベルーナノーティス | 楽天銀行スーパーローン | みずほ銀行カードローン | 住信SBIネット銀行カードローン | |
実質年率 | 4.5%~18.0% | 4.5%~18.0% | 1.9%~14.5% ※限度額100万円未満:14.5% ※限度額100万円以上200万円未満:6.6%~14.5% |
2.0%~14.0% ※限度額100万円未満:14.0% ※限度額100万円以上200万円未満:12.0% |
2.49%~14.79% ※限度額100万円以下:14.79% ※限度額110万円以上200万円以下:11.99% |
無利息期間 | 初めてならWeb申し込みで60日間無利息(5万円まで180日間無利息も選べる)※1 | 初めての借入と完済後の再度の借入が何度でも14日間無利息※2 | なし | なし | なし |
年齢制限 | 20~70歳 | 20~80歳 | 20~62歳 | 20~65歳 | 20~65歳 |
融資スピード | 最短25分※3 | 最短24時間以内※3 | 審査に数日かかる場合もある | 利用開始まで、口座を持っている場合は最短当日〜1週間程度。口座を持っていない場合は2~3週間程度 | 仮審査通過後、本審査には数日かかる |
手数料無料のATM | なし | (借入のみ) ・セブン銀行 ・ローソン銀行 ・イーネット ・三菱UFJ銀行 |
・セブン銀行 ・ローソン銀行 ・イーネット ・イオン銀行 ・みずほ銀行 ・三井住友銀行 ・Patsat など |
条件を満たせば、みずほ銀行とイーネットが所定の回数まで無料 | ・セブン銀行 ・ローソン銀行 ・イーネット ・イオン銀行 |
※1:無利息開始日は契約日の翌日からです。契約額が200万円超の場合は30日間無利息のみ利用できます。
※2:14日間無利息サービス適用は借入の翌日からです。完済後の再度の借入が、前回の無利息適用の借入日から3か月経過している場合、無利息サービスが適用されます。
※3:お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
最短25分融資!初めてなら60日間利息0円〈レイク〉
レイク
はじめてならWeb申込みで60日間利息0円
- おすすめのポイント
-
- 原則、勤務先に電話確認なし!
- Webなら最短25分融資
- はじめてなら、Web申込み限定で60日間0円
短期間での借入を考えているなら、無利息期間が長いレイクがおすすめです。消費者金融であるレイクの上限金利は18.0%と高めであるものの、初めてレイクを利用する人はWebからの申し込みで60日間の利息が0円になる点が大きなメリット。1〜2か月程度で返済できる目処が立っていれば、金利の低い銀行カードローンよりも利息の支払いを抑えられます。
少額の借入の場合は、5万円まで180日間無利息になるサービスを選ぶのもあり。借入額や借入期間に応じて、お得になる無利息サービスを選択できる点も魅力です※1。
利息がかからないうちにできるだけ繰り上げ返済を行うことで、トータルで支払う金額を抑えられます。レイクは、最短即日で融資を受けられるスピード感もメリットのひとつです※2。
※1:無利息開始日は契約日の翌日からです。「60日間無利息(Web申し込み限定)」、「5万円まで180日間無利息」、「30日間無利息」の併用は不可。契約額が200万円超の場合は30日間無利息のみ利用できます。
※2:お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
完済後も何度でも14日間利息0円〈ベルーナノーティス〉
定期的に借入を行う予定なら、完済後にも無利息サービスを受けられるベルーナノーティスが狙い目です。他の消費者金融カードローンの無利息サービスは初めて利用する人に限られるものが多い中、ベルーナノーティスは何度でも14日間の利息が0円になります※。
上限金利は18.0%と高めですが、複数回の無利息サービスを上手に利用することで、低金利のカードローンよりも実質金利を抑えられるでしょう。
給料日やボーナス支給日前の金欠をカバーし、お金に余裕ができたら早めに返済するといった利用方法がおすすめです。ベルーナノーティスは、身近なコンビニATMから手数料無料で借入できる点もメリットといえます。
※14日間無利息サービス適用は借入の翌日からです。完済後の再度の借入が、前回の無利息適用の借入日から3か月経過している場合、無利息サービスが適用されます。
入会や利用でポイントがもらえる〈楽天銀行スーパーローン〉
楽天銀行 スーパーローン
スマホで24時間いつでも申し込み可能
- おすすめのポイント
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- 楽天会員ランクに応じて審査優遇
- 自由な返済プラン
- 24時間365日いつでも利用可能
- 利用限度額10万円~800万円
- 金利年1.9%~14.5%
楽天経済圏を使っている人には、楽天銀行スーパーローンがおすすめです。入会するだけで楽天ポイントが1,000ポイント付与され、入会月の翌月末時点のカードローン利用残高に応じてさらに最大30,000ポイントがもらえます。楽天銀行の口座をカードローン返済口座に指定すれば、楽天銀行の手数料優遇などが受けられるハッピープログラムのステージが1つアップするのもメリットです。
楽天銀行スーパーローンは銀行カードローンなので、上限金利は年14.5%と低め。無利息期間はないものの、長期的に借入するなら消費者金融カードローンよりも利息を抑えられるでしょう。セブン銀行・ローソン銀行・イーネットのコンビニATMの他、イオン銀行・みずほ銀行・三井住友銀行・PatsatのATMも無料で使えるため、余分な手数料の負担がいらない点も魅力です。
年14.0%!口座があれば最短即日融資〈みずほ銀行カードローン〉
みずほ銀行 カードローン
PC・スマホで24時間、来店・郵送不要で申し込み可能
- おすすめのポイント
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- 24時間WEB完結
- ATM時間外手数料0円
- 審査結果は最短当日
- 借入金利:金利年2.0%~14.0%
- 借入金利:金利年1.5%~13.5% ※住宅ローンを契約中の場合
そもそもの金利自体を抑えてカードローンを利用したいなら、みずほ銀行カードローンがおすすめです。限度額100万円未満でも年14.0%の低い金利が魅力。限度額100万円以上200万円未満なら年12.0%と、さらに低金利になります。
みずほ銀行の口座を持っている人は、最短当日から1週間程度で融資を受けられるので、急いでいる場合にもうってつけです※。一方、口座を持っていない人は2〜3週間程度かかるため、時間に余裕を持って申し込んでください。みずほマイレージクラブへ入会した上で月末にカードローンの借入残高がある場合などに、みずほ銀行とイーネットATMを所定の回数まで無料で使えます。
※:お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
SBI証券口座登録で年0.5%優遇〈住信SBIネット銀行カードローン〉
住信SBIネット銀行 カードローン
納得の「金利」と「使いやすさ」
- おすすめのポイント
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- ネットバンクならではの金利水準
- 申込~返済までスマホで完結
- コンビニATMで借入・返済ができる
- 毎月の返済は2,000円から
- 年会費、借入・返済手数料が無料
- 明細・ローンカードの送付なし
SBI証券口座を持っている人や、これから作る予定がある人には、住信SBIネット銀行カードローンがおすすめです。SBI証券口座を保有登録すれば、年0.5%の金利優遇を受けられる点が大きなメリット※。限度額100万円以下なら年14.79%が14.29%に、限度額110万円以上200万円以下なら年11.99%が11.49%になります。
セブン銀行・ローソン銀行・イーネット・イオン銀行ATMを手数料無料で利用できるので、追加の費用負担がいらない点も魅力です。なお、住信SBIネット銀行カードローンは仮審査通過後の本審査に数日かかる場合もあるため、余裕を持って早めに申し込みましょう。
※カードローンの申し込み後からカードローン口座開設時までに保有登録が登録済となる場合、カードローン口座開設が完了した月の翌々月1日より金利引下げが適用されます。カードローン口座の開設後に登録済となる場合、登録済となった月の翌々月1日より金利引下げが適用されます。
参考:https://www.netbk.co.jp/contents/lineup/card-loan/kinri/condition.html
3カードローンの金利や支払い金額を下げるコツ4つ
ここからは、カードローンの金利やトータルで支払う金額を下げるコツをご紹介します。低金利のカードローンを求めているなら、しっかりポイントを押さえておきましょう。
カードローンの金利や支払い金額を下げる4つのコツ
- お得なキャンペーンや金利優遇サービスに注目
- 余裕がある時には繰り上げ返済で借入残高を減らす
- 年収が増えたら借入限度額・金利を見直してもらう
- 遅延損害金は年20.0%。滞納せずに返済期日を守る
お得なキャンペーンや金利優遇サービスに注目
基準金利だけでなく、お得なキャンペーンやサービスにも注目しましょう。期間限定でポイントがもらえたり、入会でキャッシュバックが受けられたりするカードローンがあります。
また、中には住宅ローン利用者や条件を満たす人の金利が優遇されるものも。お得なサービスや優遇を利用すれば、基準金利が0.5〜数%程度低いカードローンよりトータルの負担が少なくなる可能性もあるので、条件に当てはまるかしっかり確認しましょう。
余裕がある時には繰り上げ返済で借入残高を減らす
利息の負担を減らすには、お金に余裕があるタイミングで繰り上げ返済(臨時返済・追加返済)することが大切です。
毎回決まった額を返済する約定返済では元金と利息に充てられますが、繰り上げ返済では元金を効率よく減らせる点がメリット。返済期間を短縮できるので、合計の支払い額を抑えることにつながります。カードローンは限度額までなら何度でも借入できるため、返せる時には早く返しておくのが上手な使い方といえるでしょう。
年収が増えたら借入限度額・金利を見直してもらう
昇進や転職で年収が増えたら、カードローン会社に金利の見直しをしてもらいましょう。カードローンでは、借入限度額が多いほど金利が低くなるのが一般的です。
例えば、みずほ銀行カードローンでは限度額100万円未満なら年14.0%、200万円未満は12.0%、300万円未満は9.0%と大きく変化します。金利を低くするために、新しい収入証明書を提出し、限度額の見直し審査を依頼してください。
遅延損害金は年20.0%。滞納せずに返済期日を守る
カードローンの利息負担を抑えるためには、滞納せずにしっかり返済することが重要です。滞納した時の遅延損害金は年20.0%が一般的。どれだけ低金利のカードローンを見つけても、滞納すると大きく利息を支払うことになります。
万が一返済期日に遅れそうな場合は、期日を延長してもらえるようカードローン会社に相談しましょう。
低金利のカードローンを選び、返済の負担を抑えよう
生活費の不足や急なイベントごとの出費を補うのに役立つ、便利なカードローン。低金利のカードローンを選べば、利息の負担を抑えられます。
基準金利が年15.0%を切る低金利のものはもちろん、無利息期間が長いカードローンもおすすめです。入会キャンペーンや金利優遇サービスにも注目しましょう。借入額や借入期間に応じて、お得なカードローンを活用してくださいね。
MeChoice編集部